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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ATP合成酵素は羽に水素を吹き付け回転させADPとリン酸をかき混ぜてATPを合成する NHK生物基礎6の呼吸では野地教授がその回転を見せてくれる

2021年07月02日 20時42分44秒 | 生命
 ミトコンドリアの中のATP合成酵素が高速で回転する様は一生に一度は見たほうがいいよ。ガラスプレートに眼では見えないATP合成酵素を固定し、それにサイズがATP合成酵素の数百倍ある目印をつける。

 見た感じでは、1秒間に数十回まわってる。ATP合成酵素は酵素の中でも異色の存在だね。ATP合成酵素の回転を撮影したのは野地博行教授(東京大学)で、世界で初めてATP合成酵素の回転を発見したのは吉田賢右名誉教授(東京工業大学) のようだ。

 タンパク質の半分は酵素で、この酵素の機能と能力は驚異の驚異で桁違い、実に生物を生んだ源泉と僕は見ている。神様がいたとしたら、神様が地球に与えたのが酵素だ。

 ミトコンドリアの中では一方でプロトン(水素)を盛んに汲み上げ、その水素を水車のような羽に吹き付けて回すという、複雑なプロセスとなっている。酵素と言いながらATP合成酵素は物理的な複数の動きを利用している。 

 今の人間も植物もミトコンドリアのおかげで現在の進化を実現している。ミトコンドリア様様だ。