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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

NHKの超進化論(2)愛しき昆虫たち~最強の適応力~≪今月13日21時≫は大変刺激的だった

2022年11月15日 21時00分17秒 | 生命
 番組は堺 雅人の表情アップからスタートした。進化という固い話題を興味深く見てもらうため、明るく和やかな堺を主人公にし童話的・物語的な工夫がなされていた。僕は子供的な演出にやや抵抗が有るのだが、最新技術による特殊画像や分析結果には大変興味を持った。

 小さな羽の蜂の飛行では、複雑で力強い羽根の動きが有り興味深かった。僕も電気学会ではトンボの飛行を取り上げた事が有る。トンボはヤゴからの変態で誕生すると、全く学習なしにいきなり高速で飛び始め、高速飛行中にピタッと空中で止まってホバリングするのだ。従来の進化仮説では到底説明できない。

 蜂の羽使いでは物凄い筋肉の存在が推定できた。驚いたね。蜂のさなぎのX線写真では、発達初期から大きな塊が見える。驚異的な筋肉で特殊で速い動きを実現し、アクロバティックな飛行を可能にした。

 生物の種類200万種のうち、昆虫の種類は100万種と半分を占めるんだね。知らなかった。昆虫は4億年前に出現し、3億5千万年前に飛行能力を身に着け、地球を飛び回り空中を支配した。鳥が出現し飛び始める2億年前の事だった。

 この番組をヒントに、僕の進化仮説に新たな有力説が加わった。僕の脳プリズムが刺激を受け、別の画像を映し出しそれを追いかけ始めたのだ。来年3月の発表に加えたい。
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