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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

広島では日本シリーズ敗戦後一気に沈滞ムードになり 誰もカープや野球の事を話さなくなった

2016年11月03日 11時09分04秒 | スポーツ
 熱心なカープファンの一人は諦めるしかないですね・・と言う。それにしても、次第に盛り下った日本シリーズだった。戦前は、大谷が165キロの剛速球をバンバン投げ込んで、広島のバッターを三振させその山を築くという予想だった。

 ところが大谷が打ち込まれ広島が2連勝した。大谷はむしろスラッガーとしての活躍が目立った。札幌ドームに部隊が移行した際は、広島の4連勝も予想された。エルドレッドが2ランを打って逆転するまではまさしくその勢いだった。

 しかし、第3戦を広島が落とすと、広島は挽回するエネルギーが見られず、ずるずる負け続け、広島球場でも大敗し、日ハムが2016年の日本王者となった。王者とはなったが、日本全国での話題性は無かった。忘れ去れるような日本シリーズだった。

 いくつかの番狂わせやターニングポイントを僕はこう分析する。まず大谷の投球が威力を発揮できなかったのは、広島球場の雨だろう。大谷が雨天で投げる事は滅多に無い。足元は緩く、球は手の中で滑る。眼に雨が入る。ここで大谷キカイダーもずれた。

 広島の勢いが無くなったターニングポイントは何度も書いたように、第3戦、大谷を歩かせ中田と勝負した事だ。広島は王者の勢いで札幌に乗り込んだのに、露骨に歩かせてしまった。これでピッチャー陣は手が縮んだ。悪い事にこれで中田が奮起、寝ていたアバレンジャーが目を覚ました。

 ピッチャーの手が縮むと、野手も委縮してしまう。実は、この全体委縮のままで広島は日本シリーズを終えてしまう。この萎縮が最後まで続いたのは、緒方監督が、「今までどうりのリリーフ&クローズ」のメンバーに固守し使い続けたからだ。

 第3戦から7回以降の固定メンバーによる勝利の方程式が崩れ始めたのに、全く動じず第1戦から第6戦まで同じパターンを繰り返し、第5戦あたりから、勝利の方程式が敗北の方程式になっていた。クローザーの中崎翔太は多分恐怖心を持ったと思う。一度恐怖心を持つと数か月は記憶が残る。

 普通なら、第4戦から第5戦までの間に一度は広島が勝つ。これで日本シリーは盛り上がる。勝たなかったのは、広島の選手が采配に疑問を持ったからだ。緒方監督のセリーグ優勝は誰もが認める優れた采配に有った。しかし、その采配は日本シリーズのような短期決戦、相手が曲者栗山には通用しなかった。


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