ベンツML350ディーゼルの2013年度分が完売した事を伝えたばかりだが、何と、急遽、今年11月に軍用タイプ四駆のGに右ハンドルのディーゼルタイプが登場する。ベンツにとって大きな変革。10月がS、11月がGの発表だ。Gは、ML350右ハンドル・ディーゼルの完売が影響したようだ。従来は左ハンドル・ガソリンモデルだった。
私はベンツに、Mの右ハンドル化を強く訴えた。ベンツは画期的なMのディーゼルモデルを投入し、希望どうり右ハンドルになった事から購入。そして遂に、あのGが右ハンドル・ディーゼルを出すことになった。 日本市場にぶっつけてくる。限定モデルで様子見だろう。好調なら、Gの右ハンドル・ディーゼルは通常モデルになる。
13.5百万円ぐらいだから、購入希望者は多いと思う(10月ディーゼルは980万円になることが分かった)。元々Gは人気が有る。何しろ、以前トヨタがメガクルーザーを発売した時、いびつな運転席・全く個人向きではない割に購入者が結構いた。私は残念ながら、価格もさることながら、ML350に3年は乗るつもりなので、今回は見送らざるを得ない。
ベンツユーザーには左ハンドル希望者が依然多いのは事実である。ML350が右ハンドルになったので良かったとヤナセに言うと、従来の左ハンドルユーザーが乗れなくなったとこぼしていた。そうかもしれないが、Gが左ハンドルというだけで私の選択肢からは外れ(左ハンドルはナンセンス)、全く対象外になっていた。(写真は左ハンドル)
ディーゼルの魅力はトルクの巨大さと燃料費の安さ。ML350のトルクは63.2kg-m。ランクル100ディーゼルが42kg-mぐらいで、2.6トンの巨体をもろともせず急坂を駆け上がる。ML350は2.2トンと軽く、トルクは1.5倍、どういうことになるのか。Gでは70kg-mぐらいにするのかな。燃料費は軽油なので概算で半分になる。
ディーゼルの振動と騒音が大きく、煙を吐き、ガタがくるというのは昔の話。ML350では車内でガソリンとの差を感じない。車外は多少音がしたほうが良い。トルクはガソリン車を圧倒し、加速でもフェアレディーに勝てると思う。クリーンディーゼルの煙は出ないし、ランクルは24万キロ乗ったがガタは来なかった。
《ドイツ人は馬力とかトルクとか何気筒かには無頓着で、セダン最高峰のSに1.4リットル4気筒のエンジンを乗せたタイプで平気らしい。走れば良いとの感覚。ドイツ人の全員じゃないと思うが》
ベンツの軍用四駆が右ハンドルでディーゼルになれば、わくわくするし触手は動きますよ。どんな車か知らないので、一度は試乗してみたいですね。東京に行けばよいのでしょうか?楽しみですね。
追記:前述したようにディーゼルが980万円で販売されるので、かなりお勧め。何故安いか?エンジンが小さいと言うのがヤナセの説明(然しパワーは十分)。トルクは55kgm程度に抑えられている。高さは十分、幅はやや狭いか。ミリタリーなので多少制限は有るが、ランクルディーゼルに乗っていた人なら、絶対外せない。
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