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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

物理・数学で定義する時間が存在しないことを簡単な論理で説明する 

2018年09月11日 11時29分35秒 | 宇宙
 宇宙物理では天地創造の宗教観にあてはまる宇宙論を作るため、時間をいじくりまわし、あるいは時間にしわ寄せした数学理論を展開し、ビッグバンを発表してきた。時間が何故いじくりまわせるのか?それは存在しないからで、数式としては立派に表現できるうえに、否定することは難しい。

 それでいて、時間は特に宇宙物理学(宇宙の誕生)において極めて重要な役割を果たす。一般人に時間の存在を信じてもらうことは重要であり、死命線なのだ。だから、「時間とは」という類の書籍が数年のインターバルで出版される。難解であるほど効果は高い。

 積分や偏微分方程式など数学の計算能力の偉大さには驚きと称賛はあっても、ケチをつける要素は全くない。人間が発明し発展させてきた偉大なツールだ。ただし、数式に時間を使うに当たっては、よくよく時間が何なのか?実験なども試みて厳密に調べる必要があった。

 僕は松山で開催された電気学会でも物理数学で定義する時間は存在しないと発表してきた。時間が存在するとすれば、時間はマイナスにもあるいは、虚数(故ホーキング博士が発表したように)にもなり得る。しかし、時間がマイナスにならないのなら、その条件を入れない限り時間 t を数式には使えない。

 このブログでは、「覆水盆に返らず」や生物化学現象の不可逆性(同じプロセスで元に戻ることはない)などで説明してきた。今日は単純な論理で説明しよう。

 「3次元+時間=4次元」は子供でも知っているお馴染みのフレーズで、これで物理学者の地位も安泰であった。それでは動き」を除去した条件で、3次元に時間を加えたらどうなるか?あなたはどうこたえるか?ま、動きを除去して、3次元に時間を加えても、ただの3次元で何も変わらんだろうね。

 つまり、3次元+時間=4次元のフレーズの3次元とは静止した世界、そこに時間を加えると動きのある世界になるとしたかったのが真意であって、実は「時間とは動きの履歴」なのだ。あなたは時計の動きの履歴を見て時刻を知ることができる。動きがマイナスになる(逆転)のは、記録(DVDや映像テープ)を逆転させる場合だけだ。

 物理数学では、t = a × f+ b (tは時間 、fは例えば原子の振動数、 aとbは常数)という関係を巧みに利用してきただけだ。すなわち、時間は架空の変数で(すり替え)、動きという実態を対象にしなければ、結果も架空のものになる。 

 4次元世界が無いから、宇宙が生まれた空間も存在しない。宇宙物理学者は宇宙の誕生した場所を永久に発表しないし、できない。

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