既に、愛車は20万kmを超えて、更にメーター数字を増やしつつある。これまでの車(ランクル80、マークⅡ3リットルなど)では、せいぜい5万kmぐらいのものだったのに。タイミングベルトの表示が光っている。7月の車検で交換しよう。
知人から、「ディーゼルだからガタがきているでしょう」と言われた。信号でドライブに入れたまま、音楽を消すと、確かに新車の時より音も振動も大きくなっている。否定しようがない。しかし、ガタがきているというレベルでは全くない。多分パワーに余裕があるせいだと思う。新車の時の快適さは95%以上全く変化が無い。
カロッツェリアのナビの音質が良いので、常に音楽を流しており、快適さを増している。しばらくは買い換え長いと考え、2010年の春、DVDナビから最も高いのに買い換えた。表示が遅くて曲がり遅れることもなくなった。
ランクル100ディーゼルの良さは一言で言えば、抜群の燃費の良さと、特に高速に於ける信じ難いような安定感とスムーズさだ。車高の高さが影響していることは間違いない。しかし、車高だけなら最近増えている箱車では更に10cmぐらい高いのもある。やはりサスペンションの差は大きい。それに加えて、四つのタイヤ間の距離の大きさ、車重。
高速道路でのドライブは快適そのもの。まず速度を感じない。滑るように移動する快適空間を独占できる。普通のセダン車で走るとスピード感があり怖い。カローラクラスで200km走ると腰が痛くなる。総合的な走行の質の良さが、運転を楽にし、気持ちよさを提供してくれる。
燃費の良さは重要だ。東京で時計を降ろしている中国人社長がランクル100のガソリンを購入したがずっと駐車場に入れっぱなし。何故かと聞いたら、燃費が高すぎるという。高速で、時々、ランクルに遭遇するとみなさんゆっくり走っている。急がない人々なのかもしれない。しかし、ゆっくり走るだけがランクルの良さではない。ランクルは100から高速走行の性能が飛躍的に上がっている。燃費を気にしたら気分良くドライブできない。
ランクル100ディーゼルは申し分ないのだが、大きな弱点がある。それは、細かいS字カーブだ。舗装のない道を探して、四国の石鎚山近くへ行った時のこと。カローラバンが飛ばしているので、追いかけようとしたが、どうしようもない。追いつくどころか置いて行かれる。カーブの安定性は80より向上している。80では、大きなカーブで何となくずるずると外に持って行かれるような気がした。
低速で加速しかけ、急にアクセルを戻すとガクッとシフトが変わるのも新車の時からの癖で治らない。通常走行からゆっくりゆっくり、ブレーキをかけて停止する時も、信号の手前でシフトが、がくがくとなる場合がある。アクセルを思い切り踏み込むと黒い煙が出る。デザインはもう、トヨタ設計者のこだわりで、永久に牡丹餅から決別ができない。
車外で聞くディーゼルの音の大きさは長所だと思っている。住宅街を走行する時、誰もがこちらの存在に気が付く。何より安全が大切。遮音効果が高く運転している本人には聞こえていない。それでも以前の80よりはかなり改善されている。
スタート時の飛び出しは、多少もたつくが、シフトが高い位置での加速はなかなかのもので迫力がある。トルクがめっぽう強いせいだ。アクセルは低い位置でコントロールしていても、いつの間にか80km/hぐらいになってしまう。快適さは時に80km/hあたりからが特筆。最高どれぐらい出るか?200km/hはいくんじゃないですか。以前の80では166km/hぐらいかな?
今の100ディーゼルでも、例えば、4速シフト(愛車はガソリンと共通)を6速ぐらいにしてくれたら申し分ない。勿論、エンジンを8気筒コモンレールにしてくれるなら、今この瞬間に、注文を出せる。無理な願いか。
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