

相変わらず厳しい暑さが続いています。
それでも、今日は風があったのと、昼前から薄い雲が空を覆ってくれたので、少しは和らぎました。
そうは言っても、エアコンなしでは、過ごせない蒸し暑さではありますが。
朝の列車も、閑散としてきました。
学生はとうの昔に夏休みに入りましたし、大人も夏の休暇を取っている人が多いのだと思います。
この時期と、冬休みの時期だけは、新潟駅まで座ることができたりします。
朝、列車に乗って、ラジオを聞いています。
ラジオは、いわゆる「通勤ラジオ」と言うやつで、クレジットカードより一回り大きくて、胸のポケットに収まります。
このラジオ、2002年の9月に購入したので、今年の9月でまる10年を経過することになります。
10年の間に、イヤホンジャックのハンダ付けが壊れて、3回ほど自分で修理をしました。
物理的に、毎日抜き差しするので、壊れやすいようです。
ただし、これ以外の故障はありません、ラジオ本体は問題なく使えています。
しかし、10年も使ったので、何時故障が発生しても、おかしくない年数となりました。
なので、今の通勤ラジオはどんな感じなのか、調べてみました。
そうしたら、私が欲しいラジオは、ほぼ全滅状態でした。
私は、5局程度のプリセットボタンがあって、イヤホンは外付けのタイプが好みです。
今の通勤ラジオは、イヤホンが内蔵されているタイプが殆どなんですね。
しかも、昔よりも、機種がグーンと少なくなりました。
考えてみると、いま列車の中でラジオを聞いているのは少数派の上に、それなりに年配の男性と相場が決まっています。
イヤホンをしている人は、ほぼ携帯ミュージックプレイヤーを聞いているんですね。
通勤ラジオは、売れる数が望めないので、メーカも新しいモデルを販売しないようです。
通勤ラジオだけでなくて、普通のラジオも、昔と比較すると種類が少なかったですね。
特に、BCL用と言われる、短波帯の海外放送を受信するための高性能ラジオは、ソニーもパナソニックも、ほぼ全滅状態になっています。
来月からは、NHKのラジオも、インターネットで視聴できるそうなので、もしかするとラジオ送信所自体が、廃止される可能性もあります。
ラジオ大好き人間としては、本当に受難の時代になりそうです。

