Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

脇田和展 @ 呉市立美術館

2009-10-10 09:26:32 | お絵かき
脇田和 1908-1999 は知る人ぞ知る程度の知名度で,J 子も行く前は「だーれ それ」などと言っていたのに,帰って来たら「また行きたい」と言っている.
軽井沢に「脇田和美術館」があって,そこからの絵が多い.呉美術館ががらがらで,もったいない!

「色彩の詩人」というキャッチフレーズが適当かどうか分からないが,ある絵は赤ばかり使い,ある絵は青ばかり使う...という傾向があり,これが並ぶといい感じ.どう並べるかが学芸員さんの腕の見せどころなんだろう.

このチケットの絵は「鳥に話す」というタイトルで,左に縦に鳥が並んでいる,このように鳥が登場する絵が多い.画家ご本人は鳥を何羽も飼っていたそうだ.でもどの鳥もデフォルメされている.

90歳近くまで100号クラスの絵を描いていたのに驚く.


これは1942年.30代前半の「ふたり」で,後年のとは傾向が違って,とてもかわいい.戦争中にこんな絵を描いていたんだ!
コメント (3)
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