岡谷 公二,河出書房新社 (2019/3).
1992年、作品社より刊行.2001年,河出文庫入りしたものの再度の単行本化.図書館より借り出し.
Amazon の内容(「BOOK」データベースより)*****
なんと不思議な建物!ピカソも絶賛、世界を驚愕させたとてつもない石の宮殿。40歳を過ぎてから30年以上かけ独りでこつこつと石を積み上げその途方もない夢想を実現させた男、シュヴァル。唯一無二の建物とその創造主について日本で初めて紹介した貴重な1冊。*****
目次は
第1章 オートリーヴ---理想宮の所在地,ただし---以下はすべて16トン注..
第2章 単独歩行者の夢---理想宮建設のスタート.
第3章 村の気違い---気ちがい扱いされること.
第4章 「終わりなき静寂と休息の墓」---理想宮への埋葬を禁じられ墓を別に建てる.
第5章 理想宮案内---ガイドブック風.
第6章 死後の栄光---シュール派アンドレ・ブルトンが評価し,アンドレ・マルローが素朴派の遺跡として国の重要建築物に指定する.,
第7章 三人の大無意識家―シュヴァル~ルソー~ルーセル---著者説の開陳.我が本棚には同じ著者によるルソーの本がある.
第5章はせっかくだが,百読は一見にしかず.Youtube を見た方がいい.例えば...
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