Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

安芸津 柄酒造

2019-04-26 09:39:22 | エトセト等
お店の土間から見事な庭園が垣間見え,結局上がり込んで拝見することになった.豪雨災害の名残で,座敷の畳はあげられたまま,床もなく地面が見えている.三津大川の河口に位置していて,あのときは流れてきたソファや看板やタイヤで座敷が占領されたとか.黒光りしていたはずの一間幅の廊下が,粉をふいていた.おかみさん (おくさん?) は喋り出したら止まらない...というか,J 子たちが聴き出したら止まらない...というべきか.
真ん中の写真は数年前の夜桜鑑賞会のときのもの.

ここは映画「恋のしずく」のロケに使われた.映画の関係者が災害の後始末にボランティアしてくれたという.
写真左はロケ時のスナップだそうだ.頭上の額は池田勇人.このひとは「貧乏人は麦を食え (米は金持ちが食うものだ)」と言ったことが記憶にある程度.
座敷には南薫造の風景画がかかっていた.

酒造の商品は「関西一」「於多福(おたふく)」.調子に乗って三年貯蔵の高い酒を買ってしまった.

 於多福は歳を重ねて美味くなる

季語がない? 歳を重ねるは正月の季語.季節外れではあるが,正月並みの10連休にはふさわしいかも.でも本音は,「於多福は歳を重ねて高くなる」だな.
コメント
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