路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政界地獄耳】:その決意はアスリートのためなのか/11.17

2020-11-23 09:09:00 | 【政策・閣議決定・予算・地方創生・能動的サイバー防御・優生訴訟・公権力の暴力】

【政界地獄耳】:その決意はアスリートのためなのか/11.17

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:その決意はアスリートのためなのか/11.17 

 ★14、15両日に実施された共同通信社の全国電話世論調査で、新型コロナウイルス感染者数が過去最多を記録した現状への不安を尋ねたところ、「不安を感じている」は「ある程度」を含め84・0%。「Go To トラベル」を延長する政府方針には、反対が50・0%。新型コロナ対策では感染防止と経済活動のどちらを優先すべきかに「どちらかといえば」を含め、「感染防止」との回答が68・4%だった。

会談を前にIOCバッハ会長(左)とグータッチを交わす菅首相(共同)

会談を前にIOCバッハ会長(左)とグータッチを交わす菅首相(共同)

 ★国民は第3波の襲来といわれる状況に強い不安を感じている。16日、毎年1月2日に皇居で行われる「新年一般参賀」について、来年は新型コロナウイルスの影響で実施されない見通しとの報道もあった。欧州での厳しい感染対策、これから米国もバイデンの大統領就任でコロナ対策は強化されていくだろう。同日、国際オリンピック委員会(IOC)会長トーマス・バッハが、首相・菅義偉と会談した。首相は冒頭「来年の夏、人類がコロナウイルスに打ち勝った証しとして、また東日本大震災から復興した姿を世界に発信する復興五輪・パラリンピックとして、開催を実現する決意だ」とし、「観客の参加を想定した検討を進めている」と述べ、バッハも「スタジアムに観客が入り、安全に試合を観戦できると確信している」と述べた。

 ★2人の、何が何でも来年のオリンピック(五輪)は実施し、成功させるという不退転の決意は分かったが、その決意は本当にアスリートのためなのか、被災地のためなのか、国民のためなのか、コロナ禍との闘いなのか、世界中の人々のためなのか、はたまたスポンサーのためなのか。だんだん、2人の決意は、2人の政治的公約のために行うためだけではないのかと思えてくる。五輪に政治を持ち込まないどころか、これでは何カ国参加しようが、不参加国が増えようが、縮小したアジア大会程度になろうが、拡大国体程度になろうが、政治的成功が欲しいだけに見えてしまう。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2020年11月17日  08:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型コロナ】:韓国も「第3波」到来本格化、防疫措置強化へ

2020-11-23 09:08:30 | 【韓国・在韓米軍・従軍慰安婦問題・強制労働・島根県竹島(韓国名・独島)の領有権】

【新型コロナ】:韓国も「第3波」到来本格化、防疫措置強化へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ】:韓国も「第3波」到来本格化、防疫措置強化へ 

 韓国政府は22日、新型コロナウイルス流行の「第3波」到来が本格化しているとして、24日から首都圏の防疫措置を強化すると発表した。

 韓国では18日の政府発表で1日当たりの新規感染確認者が約2カ月半ぶりに300人を超え、22日まで5日連続で300人台が続く。政府は2~3月と8月の流行に続く「3次流行」と判断。12月初旬には1日600人以上となる可能性があるとしている。

 防疫措置強化で、飲食店では午後9時以降の店内飲食が禁止。カフェは持ち帰りや配達のみで、クラブなどは営業禁止となる。実施は2週間で、感染状況を見て延長の是非を判断する。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・アジア・朝鮮半島・韓国・医療・新型コロナウイルスの感染拡大に伴う不安】  2020年11月23日  09:08:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【菅政権】:GoTo見直しは「泥縄的」枝野代表が政府批判

2020-11-23 08:31:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【菅政権】:GoTo見直しは「泥縄的」枝野代表が政府批判

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【菅政権】:GoTo見直しは「泥縄的」枝野代表が政府批判 

 立憲民主党の枝野幸男代表は22日、新型コロナウイルス対策の観光支援事業「Go To トラベル」の運用見直しを巡る政府対応を「泥縄的だ」と批判した。兵庫県明石市で記者会見し「GoToを始める段階で感染拡大時の対応を決めておくべきだった」と準備不足を指摘した。与党は政府判断に理解を示した。

記者の質問に答える西村経済再生相(共同)                記者の質問に答える西村経済再生相(共同)

 枝野氏は、感染抑制と経済再生を両立させる菅義偉首相の方針に「感染拡大を防いで初めて経済を回せる。明確にかじを切るよう求めたい」と注文を付けた。

 GoTo見直しで発生する旅行キャンセル料への対応を決めていないのは「残念だ」と政府を非難。福山哲郎幹事長もフジテレビ番組で「政府が何割か補てんすると話せば、飲食店やホテルも息がつけるし雇用を確保できる」と支援を要求した。

 一方、自民党の野田聖子幹事長代行は同じ番組で「経済を完全に止めるのは許されない。ブレーキをかけ、またアクセルを踏む、と繰り返さないといけない」と訴えた。

 公明党の山口那津男代表は広島市で記者団に「国の見直しは妥当で、感染がこれ以上拡大しない流れをつくるのが大切だ」と強調。来春の大型連休まで事業延長を求めた主張に関しては「観光地の実情、感染防止策の効果、医療体制をよく見極め、バランスを取って判断すべきだ」と要望した。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政策・型コロナウイルス対策の観光支援事業「Go To トラベル」の運用】  2020年11月23日  08:31:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【英国】:バンクシー新作の一部不明に、柱につながれた自転車

2020-11-23 08:22:30 | 【学術・哲学・文化・文芸・芸術・芸能・小説・暮らしに根差した民芸】

【英国】:バンクシー新作の一部不明に、柱につながれた自転車

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【英国】:バンクシー新作の一部不明に、柱につながれた自転車 

 正体不明の芸術家バンクシーが英中部ノッティンガムの街中に10月に制作した新作のうち、標識の柱につながれていた自転車が22日までになくなった。経緯は不明。何者かに盗まれた可能性がある。BBC放送が伝えた。

バンクシーが新作と公表した当時の作品(ロイター=共同)バンクシーが新作と公表した当時の作品(ロイター=共同)

 新作は、自転車のタイヤをフラフープ代わりにして遊ぶ少女の姿を街中の壁に描いた上で、後輪がなく壊れた自転車を壁の前の細い柱に錠でつないだもの。自転車から外した後輪で少女が遊んでいるという想定の作品とみられていた。

 バンクシーの作品と確認されてからは見学に訪れる人が相次ぎ、作品のうち壁画部分には地元自治体が透明なカバーを設置して保護していた。(共同)

元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・芸術・絵画・芸術家バンクシーの作品】  2020年11月23日  08:22:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型コロナ】:「GoTo」判断で後手、菅首相就任2カ月で失速感

2020-11-23 08:00:50 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型コロナ】:「GoTo」判断で後手、菅首相就任2カ月で失速感

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ】:「GoTo」判断で後手、菅首相就任2カ月で失速感 

 就任から2カ月が過ぎ、菅義偉首相の「失速感」が止まらない。

 新型コロナウイルス対策では、肝いり政策「Go Toトラベル」の一時停止を決めたが、追い込まれた判断で対応は後手後手。提案した「静かなマスク会食」にも共感は広がらず、日本学術会議任命拒否問題もこじらせたままだ。首相の専権事項のはずの衆院解散時期をめぐっても、好き勝手な臆測が飛び交う。Go(誤)算続きの2カ月を、どう打開していくのか。

菅首相                                菅首相

札幌市の狸小路商店街の店舗前に設置された「Go To トラベル」ののぼり(共同)  札幌市の狸小路商店街の店舗前に設置された「Go To トラベル」ののぼり(共同)

  ◇  ◇  ◇

 8年ぶりの政権交代で誕生し、就任2カ月が過ぎた菅首相だが、政権運営はコロナ禍で厳しさを増している。首相の肝いりで、事業継続にこだわりをみせてきたトラベルやイートなど「Go Toキャンペーン」も21日、ついに見直し表明に追い込まれた。

 しかも首相のリーダーシップではなく、感染拡大への危機感を強める専門家からの要請が発端。首相は20日の参院本会議でGo Toの意義を訴えたばかりで、急転直下の事態だった。

 一連のコロナ対応で、菅首相が指導力を発揮してきたとは言いがたい。一斉休校やアベノマスクなど、良くも悪くも打つ手に「首相の顔」が見えた安倍晋三前首相とは、対照的だ。首相は感染拡大防止策の一環で19日、食事中のマスク着用を伴う「静かにマスク会食」の励行を提案したが、国民の共感を得たと言うにはほど遠い。女優石田ゆり子がインスタグラムに「そんなことするくらいなら黙って食べます」とつづり、話題になったほど。国民の心には響いていない。

 首相の誤算は、Go Toにとどまらない。日本学術会議の任命拒否問題でも、説明のまずさから収束できない状態が続く。野党の追及は収まらず「いらぬ体力を奪われている」(政界関係者)。口を開いても発信力への不安からか、ぶら下がり取材に応じるだけで記者会見も開かない。21日にGo To見直しのタイミングの遅れを問われた際は、答えずに立ち去り、「逃げ」の姿勢を印象づける結果にもなった。

 行き詰まり感が目立つ首相は25日、衆参両院の予算委員会で野党の追及を受ける。野党側はGo Toの後手後手対応などをただす構えだが、今月上旬の予算委の審議で首相は、答弁書棒読みや正面から答えない内容が多く、「支離滅裂で論理破綻」(立憲民主党の辻元清美衆院議員)と酷評され、自民党内でも「がっかり」と失望の声が出た。感染拡大は収束の見通しが立っておらず、首相にはいばらの道が続きそうだ。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政策・新型コロナウイルスの感染拡大に伴う施策】  2020年11月23日  08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【Go To トラベル】:小池氏VS政府の対立再燃か、責任押し付け合い様相

2020-11-23 08:00:40 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【Go To トラベル】:小池氏VS政府の対立再燃か、責任押し付け合い様相

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【Go To トラベル】:小池氏VS政府の対立再燃か、責任押し付け合い様相 

 菅政権が運用見直しを決めた観光支援事業「Go To トラベル」をめぐり、政府と東京都の小池百合子知事の対立構図が“再燃”してきた。

 西村康稔経済再生担当相は22日、新型コロナ感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約の一時停止について「何日もかける話ではない」として、数日中に対象地域や時期の方向性を示す方針を表明。その際、対象地域の選定は「誰よりも現場の状況をいちばんよく分かっている知事に、まずはしっかり判断してほしい」と都道府県知事の判断に委ねる考えを強調した。これに対し小池氏は取材に、国の判断で進めるべきとの認識をあらためて表明。「何度も言うが、これは国の施策だ。国が新たな判断を下したということだと思う。連携しながらやっていく必要がある」と指摘した。

 政府と都は7月にも、都の感染再拡大をめぐり「圧倒的に東京問題」とした菅氏(当時は安倍政権の官房長官)と、「国の問題」とした小池氏が対立。今回も双方による責任の押し付け合いの様相になってきた。

 一方、対象地域の選定に関連して全国知事会長の飯泉嘉門・徳島県知事はNHK番組で、札幌市や名古屋市を念頭に、都道府県単位ではなく感染が深刻な大都市を除外する案に言及した。知事会は23日の会合で対応を協議する。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治・東京都・新型コロナウイルスによる観光支援事業「Go To トラベル」】  2020年11月22日  23:26:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【菅政権】:菅首相が「GoTo見直し」を3連休まで引っ張ったのはキャンセル料を補填しないためか!

2020-11-23 08:00:20 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【菅政権】:菅首相が「GoTo見直し」を3連休まで引っ張ったのはキャンセル料を補填しないためか! ■キャンセルで損する制度が感染を拡大させる

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【菅政権】:菅首相が「GoTo見直し」を3連休まで引っ張ったのはキャンセル料を補填しないためか!  ■キャンセルで損する制度が感染を拡大させる 

 あまりにも遅すぎるとしか言いようがない。本日夕方におこなわれた政府の新型コロナ対策本部で、菅義偉首相が感染拡大地域を目的地とする「GoToトラベル」の新規予約を一時停止、「GoToイート」の運用見直しを発表した件だ。

菅首相が「GoTo見直し」を3連休初日まで引っ張ったのは、国民に旅行を強行させキャンセル料補填を減らすため!の画像1

              政府インターネットTVより

 しかも、肝心の「感染拡大地域」がどこなのか、一時停止はいつからおこなうのかといった具体的な説明はまったくおこなわれずじまい。その上、今回の発表は感染拡大地域を「目的地」とするのを一時停止の対象としているが、これでは東京都といった感染拡大地域を「出発地」する「GoTo」はOKとなってしまうではないか。 

 さらに、政府は相変わらず「『GoToトラベル』が感染拡大の主要な要因であるとのエビデンスは現在のところ存在しない」などと言い張っているが、「GoTo」由来の感染者かどうか実態を把握できるような体制はまったく取られておらず、政府はハナから「エビデンス」を得ようとなどしていない。しかも、厚労省の新型コロナ対策アドバイザリーボードによる「一般的には人々の移動が感染拡大に影響すると考えられている」という評価は、尾身茂・分科会会長も昨日の会見で認めた「事実」だ。

 ようするに、菅首相は「エビデンスは存在しない」と言い訳できる設計にした上で、新規感染者数が過去最多を更新しつづけているなかでも平然と「人々の移動」を促してきたのだ。

 そして、もうすでに3連休がはじまってしまってからの「新規予約の一時停止」である。

 あらためて指摘するまでもなく「第1波」の感染拡大では、専門家は3月20〜22日の3連休が「都市部から地方への人の移動」を引き起こし「全国に感染を拡大させた」と指摘した。この「第3波」の到来で最大に警戒すべきなのが「11月の3連休」であることは当然の話だったのだ。

 にもかかわらず、「GoTo」の見直しを野党から要求されても菅首相はこれを無視。北海道の感染拡大を受けても「GoToトラベル」からの北海道除外をおこなわず、11月5日の時点ですでに道内の感染経路不明者は6割以上にものぼりクラスター対策が追いつかない状況に陥っていたにもかかわらず、菅首相は10日、「いままでよりも踏み込んだクラスター対応を実施する」などと言って北海道の「GoTo」継続を表明した。

 もし、この時点で感染拡大地域での「GoTo」停止を表明していれば、3連休の人の動きがもっと抑制的なものになっていたのは間違いない(それでも遅いことは遅いが)。しかし、菅首相のやったことは逆。11月の3連休が危険だとわかっていながらブレーキをかけることを怠り、「GoTo」継続の表明で国民が危機感を持てないような空気をつくり出してしまった。

 ◆キャンセルすると逆に損になるGoToの仕組み、いまさらキャンセルできない3連休の初日まで見直しを引っ張った菅首相

 実際、3連休の初日となったきょう、各地の高速道路や新幹線、羽田空港は行楽地へ向かう人々でごった返した。これこそ、菅政権の「GoTo」強行と見直しの遅れが国民から危機感を奪った結果だ。

 いや、それどころか、菅政権のやり方をみていると、むしろ意図的にこういう状態をつくり出そうとしたのかもしれない。

 多くの国民が「GoTo」を使おうとしていたのはこの3連休であり、もし3連休前に「GoTo」見直しを打ち出せば、東京除外のときのようにキャンセル料を補填する必要が出てくる。そこで、3連休の初日まで見直しの表明を引っ張り、その内容も3連休の旅行にはまったく影響しない「新規予約の一時停止」というかたちにしたのではないか。

 つまり、キャンセル料を補填したくないから、「GoTo」見直しを遅らせ、その内容を曖昧にしたというわけだ。

 しかし、キャンセル料が補填されないなら、専門家がいくら警告しても多くの人は旅行を行くのを止めることはない。なぜなら、「GoToトラベル」を予約した人が旅行を直前にキャンセルした場合、キャンセル料は予約者にかかる上、GoTo割引分が適用されない“通常料金”(割引前の旅行代金)でのキャンセルとなる。つまり「お得」なつもりがキャンセルすると「損」をしてしまう設計になっているからだ。

 しかも、菅政権はいまだキャンセル料の取り扱いについて何もはっきりした方針を打ち出していないため、今後も「GoTo」で予約済みの国民の多くは「キャンセルしたら逆に損になるかも」「それならば利用しよう」と旅行を強行するだろう。そうなれば、仮に後で補填することになったとしても、キャンセル件数は少なくなっているため、政府のキャンセル料補填金額は小さくなる。

 菅首相がここまで「GoTo」見直しを打ち出さなかった理由については、来日していた国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長に“東京オリンピック開催への悪印象を残しかねないため”だと報じられていた。それもあっただろうが、こうしてみると「GoTo」キャンセル料補填をケチることがいちばんの目的だった可能性が高い。

 しかし、そのキャンセル料をケチったことが、何を引き起こすのか、菅首相はわかっているのか。多くの専門家が指摘しているように、この連休の人出によって感染拡大は危機的状況になるのは確実なのだ。まさに菅首相が国民の健康や生命などどうでもいいと考えている証拠だろう。

 ◆それでも会見を開かない菅首相の姿勢に御用新聞の産経新聞までが批判

 だが、さらに絶句させられたのは、菅首相が本日、記者会見をおこなうこともなく、ぶら下がり取材で済ませたことだろう。

 新規感染者数が過去最多を更新しつづけても、2000人の大台を超えても、菅首相はいまだに一度も新型コロナ対応にかんする記者会見をおこなっていない。これには政権擁護の御用メディアである産経新聞でさえ、「首相、感染拡大でも記者会見開かず」と批判的な記事を掲載したほどだ。 

 しかし、それでも菅首相はきょうも会見をおこなわなかった。そればかりか、本日おこなったぶら下がり取材で「国民のみなさんにさらにお願いをさせていただきたい」と言って打ち出したのは、相変わらず「会食の際のマスク着用」「手洗い」「3密回避」だった。

 その上、記者から「タイミングは遅くはなかったですか?」「『GoTo』の一時停止はいつからどこで始まるんですか?」という質問が飛んだのに、それを無視して立ち去ったのだ。

 コロナ対応でアベノマスクを打ち出し、その「無為無策」っぷりを露呈させた安倍晋三・前首相の会見は、「空前絶後」「一気呵成」「不屈の覚悟」「日本全体が一丸」だの威勢ばかりがいいだけの空疎な言葉が並ぶという、とても褒められたものではなかった。しかし、その安倍首相を継承した菅首相は、会見自体をおこなわないというありえない手に出た。しかも、菅首相は「GoTo」推奨という感染拡大防止の逆をゆく「恣意的な判断」を強行し、いまなお「自助」を国民に押し付けている。3連休のあと、一体この国の状況はどんな事態に陥るのか。ただただ恐怖しかないだろう。(編集部

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース 社会・政治 【政治ニュース】  2020年11月21日  11:21:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型コロナ】:再拡大の最大の戦犯は菅首相だ!  ■いまだ専門家の「GoToが原因」指摘を・・・

2020-11-23 08:00:10 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型コロナ】:再拡大の最大の戦犯は菅首相だ! ■いまだ専門家の「GoToが原因」指摘を無視して「静かなマスク会食を」の無責任ぶり

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ】:再拡大の最大の戦犯は菅首相だ! ■いまだ専門家の「GoToが原因」指摘を無視して「静かなマスク会食を」の無責任ぶり 

 本日19日の新規感染者数が全国で2300人を超え、昨日につづいて最多を更新したが、このような状況で菅義偉首相が国民に「自助」を押し付けてきた。

 今朝、官邸でぶら下がり取材に応じた菅首相は、昨日の新規感染者が初の2000人超えとなったことについて「最大限の警戒状況にあると認識している」と発言。しかし、つづいて出てきた言葉は、その認識とあまりに矛盾したものだった。

コロナ再拡大の最大の戦犯は菅首相だ! いまだ専門家の「GoToが原因」指摘を無視して「静かなマスク会食を」の無責任ぶりの画像1

                      首相官邸HPより

 「政府としては、地方公共団体がおこなう営業時間の短縮要請の支援の決定をするとともに『GoToイート』については原則4人以下で飲食をすること、こうしたことを知事に検討することをお願いいたしました」
「ぜひみなさん、静かなマスク会食、これをぜひお願いをしたい。私もきょうから徹底したいと思います」

 「最大限の警戒状況にある」と言いながら、「マスクを付けて会食しよう」と呼びかける……。しかも、こう言い終わるとすぐさま記者から背を向けて立ち去り、「総理、『GoToトラベル』の見直しはしないんでしょうか?」と質問を投げかけられても答えることはなかったのだ。

 マスクの着用や手指消毒の徹底など国民は自分でやれる範囲の「自助」はやりつづけている。これ以上、何を努力しろと菅首相は言うのか。もし、それさえも緩んでいると言うのなら、それは「最大限の警戒状況」にあるにもかかわらず国民に向けて会見を開こうともせず、さらには政府が国をあげて「GoTo」と呼びかけている緊張感のなさが最大の原因ではないか。

 いや、そもそも今回の「第3波」は、夏の「第2波」で徹底した感染拡大防止策をとらなかったばかりか、「GoToトラベル」の東京解禁によってさらに押し広げ、いまにいたったという指摘もある。実際、専門家からも「GoToトラベル」が感染拡大の要因だという指摘や、中止すべきという声があがっているのだ。

 たとえば、昨日会見をおこなった日本医師会の中川俊男会長は、「『GoToトラベル』自体から感染者が急増したというエビデンス(根拠)はなかなかはっきりしないが、きっかけになったことは間違いないと私は思っている。感染者が増えたタイミングを考えると関与は十分しているだろう」と発言。「コロナ慣れしないでください。甘く見ないでください」「(今週末の3連休は)秋の我慢の3連休としてください」と警戒を訴えた。

 さらに、政府の分科会会長代理である脇田隆字・国立感染症研究所長も、17日付の北海道新聞の取材に対し、こう答えたという。

 〈10月後半から道内で感染者が急増した理由について、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の対象に10月1日から東京発着の旅行が追加されたことで「道内の感染状況を加速させた可能性がある」と述べた。〉

 しかも、脇田所長は〈感染研が国内約1万件の新型コロナの遺伝子を分析した結果、4月ごろに東京から道内に持ち込まれたウイルスは1度駆逐されたが、夏に東京から再び流入したと判明。札幌・ススキノを中心に広がった〉〈東京の感染者数が十分に減らないまま東京が追加されたことで、大量に人の流れができ、無症状の人や対策が不十分な環境などを通じて広がった可能性がある〉と説明したというのだ。

 日本医師会会長のみならず、国立感染症研究所長で政府の分科会会長代理という立場にある専門家からの、この分析結果が持つ意味は非常に重いものであることは言うまでもないだろう。

 ◆医師会会長ら専門家の呼びかけを無視しGoTo推奨する加藤官房長官

 しかし、政府は専門家の指摘を片っ端から無視しつづけている。実際、脇田所長の発言に問われた加藤勝信官房長官は、17日午後の会見でこんなことを言い出した。

 「脇田所長の発言にかんして、厚労省の担当者から所長ご自身にその趣旨を確認した。その確認によると、所長からはススキノについて9月ごろから感染拡大があったが十分にその傾向を抑え込めなかったことが現在の流行拡大につながっているものと思量しているということ。人の動きが活発化していること自体が北海道の感染拡大に影響していることは否定できないが、『GoToトラベル』に東京が追加されたことが原因であると断定しているものではないということと承知しています」 

 一体どこからどこまでが脇田所長に確認した内容なのか主語が曖昧な上、「道内の感染状況を加速させた可能性がある」という指摘を「断定しているわけではない」とごまかす……。しかも、加藤官房長官は「1度は駆逐されたウイルスが夏に再び東京から北海道に流入した」という肝心な部分をすっ飛ばしたのだ。

 さらに加藤官房長官は、中川会長が国民に呼びかけた3連休への警戒に対しても、「適切な感染対策を講じることで、移動による感染リスクを低下させることは可能と考えております。現時点の感染状況を踏まえ、県をまたいだ移動について一律に自粛を要請する必要があるとは考えておりません」などと回答。「GoTo」推奨ともとれる発言をおこなった。

 国民は「適切な感染対策」を講じてきたが、いままさに「第3波」が起こっているというのに、その事実から目を背け、一向に政府として感染対策を実行しようとしない──。だいたい加藤官房長官といえば、厚労相として「37.5度以上の発熱が4日以上」という「相談・受診の目安」を打ち出したことにより、多くの人が検査を受けられず、さらには重症化して死亡するケースが相次ぐという事態を起こした張本人だ。しかも、この目安を5月になってやっと修正した際も、「目安ということがですね、何か相談とか、あるいは受診のひとつの基準のように(捉えられた)。我々から見れば誤解でありますけれども」などと国民に責任を押し付けた。この発言は厚労相を辞任するに値する暴言だったが、そんな人物が、いまや何もなかったかのように官房長官として専門家の指摘をスルーしているのである。

 ◆分科会メンバーからもGoTo懐疑論が出ているのに菅首相は無視

 だが、いまこの最悪の状況をより進行させようとしている“戦犯”は、言うまでもなく菅首相だ。

 そもそも「GoTo」は菅首相が官房長官時代から旗振り役となってきた政策だが、本日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、菅氏に「GoToトラベル」のお墨付きを与えたのは、分科会メンバーで、菅政権になって内閣官房参与に引き立てられた岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長なのだという。たとえば、分科会の前身である専門家会議のオブザーバーだった西浦博・京都大学教授も「“第一波”の時から、菅さんと岡部先生は連絡を取り合っていました」と証言、分科会委員の一人は「菅首相は個人的に岡部氏の意見ばかり聞いて、分科会の議論を尊重しないように映ります」とコメントしている。

 菅首相は分科会の議論を無視している──。実際、このことを裏付けるような証言もある。というのも、同誌では分科会メンバーである経済学者の小林慶一郎氏や釜萢敏・日本医師会常任理事が、実名でこう語っているのだ。 

「『観光庁が出した(編集部注:GoTo利用の感染者数)百三十八人という数字は全体像を捉えていない』という意見は分科会でも出ていました。必ずしも、GoToで起きた感染を全部拾えているわけではありません。感染が起きていないと印象付けようとしている説明です」(小林氏)
「GoToの影響だけを評価することは難しいですが、人の移動に伴って感染拡大が起きているのは間違いない。医療体制もひっ迫してきています。状況が悪化すれば、GoToの一時停止も含め、抑制的な対策が必要になります」(釜萢氏)

 分科会メンバーからこれだけ「GoTo」に懐疑的な意見が出ているというのに、菅首相は一向に「GoTo」にブレーキをかけようとはしない。これでは専門家組織が存在する意味がどこにあるというのか。ようするに、科学・専門的知見ではなく「菅首相の意向」でしかこの国は動いていないのだ。

 菅首相の科学者軽視、自分に都合の悪い意見を言う者は排除するという姿勢は日本学術会議問題でも顕になっているが、その態度が、いま政府として当然おこなうべきコロナ対策がまったくおこなわれないという異常事態を招いているのである。(編集部)

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース 社会・政治 【政治ニュース】  2020年11月19日  11:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型コロナ】:ワクチン接種12月11日にも 米開発計画顧問

2020-11-23 05:34:30 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型コロナ】:ワクチン接種12月11日にも 米開発計画顧問

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ】:ワクチン接種12月11日にも 米開発計画顧問 

 トランプ米政権で新型コロナウイルス感染症ワクチンの開発計画顧問を務めるスラウイ氏は22日、米CNNテレビで、米製薬大手ファイザーのワクチンが「12月11日か12日にも接種できるようになるだろう」と述べた。

 同氏はワクチン接種が普及し多くの国民が免疫を獲得して感染が広がりにくくなる集団免疫の状態に「来年5月ごろ」に達し、元の生活に戻れる可能性も指摘。今年中に米モデルナのワクチンも実用化するとの見通しを示した。

 食品医薬品局(FDA)は12月10日に諮問委員会を開催。ファイザーと共同開発のドイツ企業が申請した緊急使用許可の是非に関し外部有識者の意見を聴く。スラウイ氏は、FDAが委員会の直後に許可するとの想定で、許可後24時間以内にワクチンの配布が始まり、接種が可能になるとの見通しを述べた。

 今後、米疾病対策センター(CDC)の委員会が接種対象の優先順位の指針をまとめる。当初は高齢者施設の入所者や医療従事者、持病のある人などが想定されている。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・医療・新型コロナウイルスの感染拡大の不安】  2020年11月23日  05:34:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【米国】:バイデン政権の閣僚候補1人目を24日発表へ

2020-11-23 00:44:30 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・ICC・サミット(G20、】

【米国】:バイデン政権の閣僚候補1人目を24日発表へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【米国】:バイデン政権の閣僚候補1人目を24日発表へ 

 米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領が新政権の大統領首席補佐官に指名したクレイン氏は22日、ABCテレビのインタビューで、閣僚候補の1人目を24日に発表する考えを示した。

バイデン氏(AP)                        バイデン氏(AP)

 クレイン氏は「今週火曜に最初の閣僚の選出が行われる」と述べたが、どの省庁かは明らかにしなかった。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・国際・北米・バイデン政権】  2020年11月23日  00:44:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2020年11月21日 今日は?】:現在の東京・銀座4丁目に歌舞伎座が開場

2020-11-23 00:00:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2020年11月21日 今日は?】:現在の東京・銀座4丁目に歌舞伎座が開場

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2020年11月21日 今日は?】:現在の東京・銀座4丁目に歌舞伎座が開場

 ◆11月21日=今日はどんな日

  現在の東京・銀座4丁目に歌舞伎座が開場(1889)

歌舞伎座

 ◆出来事

  ▼三原山大噴火。全島民1万300人に避難命令(1986)▼国連平和維持活動(PKO)に「駆け付け警護」などが付与された陸上自衛隊先遣隊が南スーダン到着(2016)

 ■12年ぶりの三原山噴火

三原山噴火
噴煙8000m
マスコミ取材者
慌てる町役場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆誕生日

  ▼紀藤正樹(60年=弁護士)▼三遊亭楽麻呂(63年=落語家)▼緒形幹太(66年=俳優)▼伊藤高史(76年=俳優)▼池脇千鶴(81年=女優)▼三宅智子(83年=タレント)▼指原莉乃(92年=タレント)▼尾崎里紗(92年=日本テレビアナウンサー)

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2020年11月21日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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