路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政界地獄耳】:暗雲政権運営テコ入れ、橋下氏の民間入閣も/11.01

2021-11-07 08:24:00 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳】:暗雲政権運営テコ入れ、橋下氏の民間入閣も/11.01

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:暗雲政権運営テコ入れ、橋下氏の民間入閣も/11.01 

 ★選挙が終わって与野党の選挙関係者が口々に「これほど手応えのない選挙は初めて」「こんな選挙は初めて」と不安を訴える。考えられる原因は首相・岸田文雄の就任からわずか27日。2週間程度の時間しかなかった短期決戦であったこと。何より、各メディアや政党が調査する世論調査の結果がまちまちで、信頼に足るかどうか測りかねた。だが、最大の難題はコロナ禍の最中の選挙戦があまりにも勝手が違ったことだろう。地元で集会が開けない、握手ができないなど、選挙セオリーが大規模にできない歯がゆさはすべての陣営で苦労したはず。事務所やスタッフ、支持者からコロナ感染者を出せば選挙戦どころではなくなると慎重な活動を強いられた。

 ★午後8時の開票直後から与野党ベテランの苦戦が続き、選挙区で議席を獲得できないという報が相次いだ。「与野党ともに70代以上の議員の苦戦が目立つ。浮動票が動きだすときは与党より野党に票が出やすいというセオリーが崩れたのではないか。浮動票は与野党という枠組みではなく、高齢の議員に厳しい審判を下しているようだ」(野党選対関係者)。自民党政治の古くささ、人権問題などに後ろ向きな対応は、政党色やイデオロギーの問題ではなく、年配議員の価値観が阻んでいるという有権者の判断が働いたのではないか。その結果が新しい保守勢力である維新の大躍進だろう。古い政治打破のイメージは関西だけでなく首都圏にも浸透した。若手の勢いや維新の候補者のパワーは永田町のセオリーもしのいだ。野党共闘は大きな成果を上げたといえる。

 ★自民党幹事長・甘利明は開票直後から苦戦が伝えられ、小選挙区敗北の場合は「総裁に身を預ける。まず議席があるかどうかわからないので、そういう状況になってしっかり相談したい」と進退に言及した。苦戦の原因は自ら政治カネスキャンダルだ。ただ当落にかかわらず幹事長が選挙戦最終日までの3日間を地元の遊説に充てるなど、幹事長としての職務放棄した。今回の自民苦戦一端甘利にもあり、責任追及は免れまい。甘利は開票番組で「議席数をかなり減らしているが、コロナ禍でいろいろと不安や不満がたまっていて、それが具体的に選挙という形で受け止められたと思う。理解いただき切れなかったところがある」とコロナ対応失敗国民怒りがあったことを認めた。その意味でも有権者は安倍・菅・岸田政治の総括を求めていることがわかる。首相・岸田文雄はこの民意を無視はできない。これからの政権運営は与野党伯仲政局となり、維新の与党寄りの立ち位置が明確となる。場合によっては内閣改造で元大阪府知事・橋下徹民間入閣?などが焦点となる。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2021年11月01日  08:43:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【社説①】:週のはじめに考える 「捨てない」という選択

2021-11-07 07:29:55 | 【プラスチック(ビニール)製品の廃プラスチックによる環境、海洋汚染問題】

【社説①】:週のはじめに考える 「捨てない」という選択

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:週のはじめに考える 「捨てない」という選択 

 十九世紀半ば、ビリヤードの球は、貴重な象牙を原料にして製造されていました。遊技のために、どれだけ多くのゾウが殺されたことでしょう。
 
 米国のメーカーが「代替原料を求む」と、賞金付きの公募をしたそうです。寄せられた案の一つが開発されたセルロイド。
 
 世界で初めて実用化されたプラスチックです。
 
 それから約百五十年。多種多様なプラスチックは、大量消費社会を象徴する素材として生産が爆発的に増えました。
 
 最新の研究によると、米国ではプラスチックの製造、使用、廃棄に伴って排出される温室効果ガスの量が、二〇三〇年までに石炭火力発電のそれを上回ります。
 
 ゾウの保護に役立てるはずが、気候変動の元凶となって地球環境を脅かしている。皮肉な話です。

◆「循環経済」への転換

 コーヒー店に行けば、カップやふたがごみ箱にどっさり。スーパーで買い物をすれば、大量のトレーを持ち帰ることに…。
 
 使い捨ては、もはや美徳ではありません。人々が大量消費のライフスタイルを続けているとしても、心にやましさを抱えながらではないでしょうか。
 
 欧州連合(EU)では今夏、プラスチックの使い捨て品の流通禁止が始まりました。対象は外食産業のスプーンやフォーク、ストロー、皿などです。
 
 背景にあるのは、EUが六年前に打ち出した「循環経済」(サーキュラー・エコノミー)への転換政策。資源を次々に投入して製品を作り、廃棄するという一方通行をやめて、新たな資源の投入を抑え、今ある分を効率的に回し続けようとの考え方です。
 
 EUは製品の設計から廃棄段階まで対象にした包括的な行動計画を示しており、経済成長や雇用拡大にもつなげる狙いです。
 
 「採掘し、製造し、使い、捨てるという手法を続けるなら、地球と経済は生き残れない」。欧州委員会のティメルマンス副委員長の言葉に、危機感がにじみます。
 
 これに比べ、日本は中途半端と言わざるを得ません。
 
 来年施行されるプラスチック資源循環促進法では、コンビニのスプーン、ホテルの歯ブラシなど使い捨て品が削減対象となるものの流通禁止には程遠いのです。
 
 循環経済へ向けた取り組みを企業や国が強力に、多角的に推し進め、新しい生活様式の選択肢を消費者に示すべきです。
 
 使い捨てにせず、繰り返し利用する「リユース」もその一つ。
 
 耐久性のある容器と、洗浄・輸送システムを組み合わせることによって、さまざまな業種がリユースに参加できる仕組みが整備されつつあります。
 
 NISSHA(京都市)は、外食産業などで使う容器のシェアリングを目指しています。カップやランチボックスを飲食店に提供し、使用後に回収、洗浄して再利用します。東京都内で今月、コーヒーチェーンでの実証実験が始まります。
 
 ループ(米国)は世界百七十以上のメーカーと提携し、欧米で生活用品や食品を販売しています。消費者が使用済み容器を返却すると、洗浄され、容器代は消費者に返金されます。

◆豆腐を買って驚いた

 日本でも今年五月、首都圏のイオンで販売が始まりました。品目はまだ十数種類ですが、欧米では五百超と普及が進みます。
 
 「日本には循環経済の土壌があるはずです」。ループ社のアジア太平洋統括責任者エリック・カワバタさんが、約三十年前の体験を聞かせてくれました。
 
 横浜の老舗で豆腐を買った時のこと。水槽の中の製品を、持参したボウルに入れて売ってくれたそうです。昔ながらの商慣習に驚き、感心したといいます。
 
 「今も、瓶ビールなど容器回収型の販売形態が残っている。礼儀正しい国民性も、きちんと容器を返すシステムに合います」
 地球環境を守る、その下地が私たちにあるというなら、うれしい限り。プラスチックを無駄にしないこうしたシステムが根付き、広がれば良いと思います。
 
 同社のモットーは「捨てるという概念を捨てよう」だそうです。これを、循環経済時代の常識にしませんか。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2021年11月07日  07:29:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【社説①】:働く女性の自殺 苦境見逃さぬ支援こそ

2021-11-07 07:29:40 | 【女性が輝く社会と社会参画・選択的夫婦別姓・女性差別・女性を取り巻く諸問題】

【社説①】:働く女性の自殺 苦境見逃さぬ支援こそ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:働く女性の自殺 苦境見逃さぬ支援こそ 

 働く女性の自殺が増えている。厚生労働省は二〇二一年版の自殺対策白書で、特に女性に多い非正規労働者がコロナ禍で影響を受けた可能性を指摘する。政府は非正規雇用の女性を対象にした支援策など、細やかなセーフティーネット(安全網)を構築すべきだ。
 
 白書によると、二〇年の自殺者数は二万一千八十一人。前年比で九百十二人増え、十一年ぶりに増加に転じた。
 
 男性は一万四千五十五人で、前年比で二十三人(0・2%)減ったのに対し、女性は七千二十六人と九百三十五人(15%)増えた。女性の自殺者数は、男性の半数程度だが、十一年連続で減っている男性とは対照的だ。
 
 有名人の自殺報道の影響とみられる自殺もあり、昨年夏の時点から、女性と生徒・学生の自殺が増えていることは分かっていた。
 
 ただ二〇年の自殺を過去五年の平均値と比べると、女性は働いている人の増え方が顕著で、職種は事務員やサービス業、販売店員、医療従事者らが多い。原因や動機は勤務問題が多く、職場の人間関係に苦しんでいた人も目立つ。
 
 こうした傾向に白書は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う労働環境の変化が、自殺増加につながったと指摘する。非正規雇用の割合が高い女性の不安定な就労環境に、コロナ禍が襲いかかった構図だ。
 
 緊急事態宣言が初めて発令された昨年四月の総務省労働力調査では、女性の雇用者数は前月から七十四万人減り、減少幅は男性の約二倍に達した。営業自粛や時短営業になった飲食店やサービス業で働く多くは非正規の女性たちだ。
 
 雇い止めやシフト減などによる生活不安で気分が沈み、気力を失うこともある。日本社会に潜んでいた女性の苦しみがコロナ禍であぶりだされたともいえる。
 
 自殺リスクはセーフティーネットを細やかに構築することで抑えられる可能性がある。政府は生活保護や失業給付、雇用調整助成金などの支援策にとどまらず、非正規で働く女性の困窮に目を向けた新たな支援などを検討すべきだ。
 
 コロナ禍で人との接触が制限される中、NPO法人が運営するSNSを活用した相談事業には女性たちの相談が多い。苦境を見逃さず、支援の手を差し伸べたい。苦しむ彼女たちに「自助」を求めるときではないはずだ。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2021年11月06日  07:59:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【ぎろんの森】:国民審査を生かすために

2021-11-07 07:29:35 | 【裁判(最高裁・高裁・地裁、裁判員制度・控訴・冤罪・再審請求、刑法39条】

【ぎろんの森】:国民審査を生かすために

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ぎろんの森】:国民審査を生かすために

 衆院選が終わりました。岸田文雄政権は続きますが、有権者は「白紙委任」したわけではありません。私たちの新聞は引き続き、権力を監視する役割を果たし続けます。

 衆院選とともに、論説室が注目してきたのが最高裁判所裁判官の国民審査=写真=です。読者の関心も高く、多くのご意見をいただきました。
 
 
 中でも「憲法の番人を審査するには粗放(大ざっぱで荒っぽい)な制度と痛感した。審査の見える化が必須だ」との指摘には全く同感です。
 
 今回の国民審査では、選択的夫婦別姓の訴訟や衆参選挙を巡る一票の不平等訴訟などで、裁判官がどういう判断を下したかが注目されました。
 
 しかし、対象が十一人と多く、混乱した有権者も多かったのではないでしょうか。
 投票の際、メモ程度は持ち込めるようですが、投票所で配布される投票用紙には氏名しか書かれていません。
 
 各戸に配布される経歴などを紹介する新聞紙大の「審査公報」をそのまま持ち込めるかどうかは投票所ごとの「投票管理者」に委ねられています。携帯電話やスマートフォンを使用しないよう求める自治体もあったようです。
 
 論説室でも「誰に×を書いていいか分からなかった」という委員もいました。
 
 最高裁裁判官を罷免できる国民審査制度は、主権在民の日本国憲法で設けられた貴重な制度です。活用しない手はありません。
 
 ただ、これまでも形骸化が指摘され、罷免された裁判官は一人もいません。「×」の割合も近年は10%を下回る状態で、今回も最も多い人で7・9%でした。
 
 最高裁で憲法に則した判決が下されているか、国民が常に目を光らせることで、憲法を生かすことができます。
 
 そのためにも、国民審査は十分な判断材料に基づいて行われなければなりません。
 各裁判官の情報をより詳しく伝えるのはもちろん、投票の際に資料を持ち込めるようにするなど工夫が必要です。有権者の判断をより的確に司法に反映するために何をすべきか。読者の皆さんと引き続き考えます。 (と)
 
 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【ぎろんの森】  2021年11月06日  07:59:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

 

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【社説①】:新たな経済対策 「暮らし優先」を明確に

2021-11-07 07:29:20 | 【経済・産業・企業・起業・関税・IT・ベンチャー・クラウドファンティング

【社説①】:新たな経済対策 「暮らし優先」を明確に

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:新たな経済対策 「暮らし優先」を明確に

 政府はコロナ禍に対応するための新たな経済対策を今月中旬にまとめる。税制を活用した賃上げや現金給付などが軸となる見通しだ。岸田政権は対策で「成長と分配の好循環」を目指すが、暮らしの修復を最優先にすべきだ。
 
 政権は対策の策定後、財政的な裏付けとなる二〇二一年度補正予算を年内に成立させる構えだ。
 
 対策の目玉は賃上げを実施した企業に対する税制面での優遇策だ。ただ賃上げ税制は一三年度に安倍政権が実施したが、賃金全体の底上げにはつながらなかった。
 
 その大きな理由は制度の対象が法人税を払っている黒字企業に限られる点だ。黒字企業の多くが大企業である一方、中小企業は半分以上が赤字で制度の対象外だ。この結果、事業所ベースで約九割を占める中小企業には政策効果がほぼ及ばなかった。
 
 賃上げ税制を追加実施するなら優遇措置の拡大だけでは不十分だ。赤字企業でも黒字化の見通しが確実な場合は見なし優遇が受けられるなど、対象拡大に向けた工夫を施すべきだ。
 
 現金給付は非正規雇用者や子育て世帯、十八歳までの子ども全員を対象とする案が浮上している。昨年一律十万円が給付されたが、多くが貯蓄に回り消費刺激効果が薄かったとの指摘もある。
 
 現金を配る上で重要なのは、生活難で直ちに資金援助が必要な人々の洗い出しだ。自治体と緊密に連携した上で迅速で的を絞った給付を求めたい。マイナンバーカードを活用する案も浮上するが、カードへの不安が依然根強い状況で強行してはならない。
 
 対策には飲食や観光業界からの期待が大きいGoTo事業の再開も盛り込まれる。ただ前政権で行われた感染拡大時での実施は許されない。タイミングを慎重に見極めた上で再開を決断するよう強く求めたい。
 
 同事業をめぐっては飲食店や宿泊施設の一部だけが恩恵を受け、業界全体に支援が回らなかったとの批判がある。公平な制度に向けた大胆な修正も必要だろう。
 
 補正を含む二〇年度予算では三十兆円が余った。これは必要な生活支援が十分に行き渡らなかったことを意味する。
 
 財源には限りがあり、コロナ禍に乗じた過大な補正を編成することがないよう重ねてくぎを刺しておきたい。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2021年11月05日  07:39:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②】:水道管の老朽化 安心安全の水守るため

2021-11-07 07:29:15 | 【環境問題(公害・排ガス・治水・産廃・水俣病・アスベスト・有機フッ素化合物

【社説②】:水道管の老朽化 安心安全の水守るため

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②】:水道管の老朽化 安心安全の水守るため 

 和歌山市の紀の川に架かる水道橋(送水管)が十月上旬に崩落=写真=し、十三万八千人が断水の影響を受けた。橋は法定耐用年数が迫っており、鳥のふん害などでつり材の腐食が進んだ可能性が指摘される。
 
 水道管の老朽化は全国的な懸案事項だ。各地に敷設された水道管は高度経済成長期以降に整備が進み、今後、集中更新期を迎える。
 
 厚生労働省によると、法定耐用年数四十年超えの水道管は全体の17・6%で、年1〜2ポイントずつ上昇している。水道事業を担う市町村などの財政難が響き、更新が追いつかない現実がある。老朽化による漏水や水の濁り、さびなどは年二万件以上、報告される。
 
 水道管の更新は一キロあたり一、二億円を要するという。厚労省の試算では、今後の更新費は過去十年平均の五割増と見込まれ、水道事業者の負担は一段と増す。
 
 災害対策も待ったなしだ。東日本大震災では二百五十万戸が断水し、昨年の豪雨でも長期間の断水が相次いだ。厚労省によると、震度6強程度の地震に耐えられる水道管は全体の40%強にとどまる。重要・優先度を勘案して更新を急がねばならない。
 
 こうした現状を背景に二〇一八年に成立した改正水道法は、水道事業者の責務を明確化し、広域・官民連携の必要性を盛り込んだ。
 
 法的には可能となった水道事業の民営化だが、宮城県が二二年度から実施する一例にとどまる。導入を検討した浜松市は「市民の懸念が多い」として見送った。海外では、料金高騰や水質の悪化などで再び公営に戻す事例もあるように、民間の参入により問題が簡単に解決するわけではない。
 
 各事業者は、水の需要減に合わせた管口径の縮小、ドローンなど最新技術を駆使した点検、管理など多方面から経費削減や長寿命化策を検討してほしい。人口減少社会にあって「安心安全な水」を守り続けるためには、水道料金の値上げや一般会計からの繰り入れを議論する必要性も出てこよう。百年先をも見据えた更新計画など、分かりやすく、見える形で、市民に現状を伝えることも大切だ。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2021年11月05日  07:39:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【衆院選2021】:安倍晋三、甘利明、麻生太郎、山口那津男ら自民・公明幹部が立憲民主党と共産党へのデマ攻撃を連発! ■予想以上の苦戦で焦りか

2021-11-07 07:15:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【衆院選2021】:安倍晋三、甘利明、麻生太郎、山口那津男ら自民・公明幹部が立憲民主党と共産党へのデマ攻撃を連発! ■予想以上の苦戦で焦りか

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【衆院選2021】:安倍晋三、甘利明、麻生太郎、山口那津男ら自民・公明幹部が立憲民主党と共産党へのデマ攻撃を連発! ■予想以上の苦戦で焦りか

 総裁選に続いて、衆院選にもやたらしゃしゃり出てきている安倍元首相だが、その応援演説をめぐって「Dappi並みのデマをふりまいた」と非難が殺到している。

 21日、横浜市内で行われた松本純候補の応援演説で、「立憲が政権を握れば、日米同盟終わる」とがなりたてたのだ。

 安倍晋三、甘利明、麻生太郎、山口那津男ら自民・公明幹部が立憲民主党と共産党へのデマ攻撃を連発! 予想以上の苦戦で焦りかの画像1

松本純候補の応援演説をする安倍元首相(松本純公式サイトより)

 「日米同盟は廃止、そして自衛隊憲法違反、これが共産党の基本的な政策だ。その共産党の力を借りて、立憲民主党が政権を握れば、日米同盟の信頼関係は失われてしまうのは間違いない」

 「立憲民主党は、安倍政権でつくった平和安全法制を廃止をすると言っている。この平和安全法制によって、日米は強い同盟になった。それを廃止してしまっては、せっかく助け合えるようになったのに、助け合えない同盟になってしまう。そうなれば、日米同盟はその瞬間に終わりを迎えてしまう」

 そもそも、安倍が応援演説をした松本候補は例の緊急事態宣言下での銀座豪遊が発覚して、自民党を離党。今回の衆院選でも公認されず無所属で立候補している。元自民党総裁・元首相が応援演説をしていいのか、という根本的な疑問も湧くが、それよりも酷いのはやはり、演説の中身だ。

 立憲は公約で「日米同盟を基軸とした現実的な外交・安全保障政策」と明記している。また、共産党も立憲が政権を取った場合、限定的な閣外協力にとどめ、共闘に日米安保の解消は持ち込まないと明言している。

 それを「立憲が政権を握れば、日米同盟終わる」などと言うのは、明らかにフェイク、デマ攻撃だろう。

 実際、安倍元首相の演説内容の報道を受けて、ツイッターにはこんな声があふれた。

 〈「立憲が政権握れば、日米同盟終わる」と安倍元首相、Dappiなみのデマはいい加減にしてくれ、民主党政権になっても日米同盟は続いています、相変わらず嘘ばっかり〉

 〈これってフェイクニュース?直ちにそんなことにならないしそういう合意はなされてない!しかも共産は閣外協力なので踏み込めない領域!やっぱりこの人は筋金入りのデタラメ人DAPPI体質!〉

 〈立憲の公約とか全く見てない。とにかく、デマを流したくて仕方がない。人格的におかしい。〉

 〈もはや歩くデマ。法に触れないのこれ? 立憲は日米同盟主軸の外交政策を公約にしている。〉

 ◆安倍の「立憲・共産なら悪夢の時代に逆戻り」発言に「お前が言うか」の声

 安倍元首相は、同じ21日に埼玉の立憲・枝野幸男代表の選挙区でも応援演説に立ち、「立憲・共産なら悪夢の時代に逆戻り」などと発言したが、これにも批判の声が上がっている。

 「悪夢の時代」は安倍元首相のお得意の立憲攻撃だが、「日刊ゲンダイ」によると、今回、聴衆受けはいまひとつ。ツイッターでも「お前が言うか」という声が数多く上がった。 

 たしかに、「悪夢」というのは、安倍元首相の民主主義破壊やコロナ対策のことだろう。専門家があれだけ検査体制の拡大や医療体制の整備を主張していたのに、やったことといえば、何の役にも立たないアベノマスクを配布しただけ。逆に、GoToキャンペーンを強行したり、五輪延期を自分の野心のために2年でなく1年後にごり押しして、感染拡大の新たな原因を作るような政策を次々打ち出した。

 日本は、コロナで東アジア最多の死者を出したが、原因のかなりの部分は安倍政権時代の失策にあるといっていい。しかも、安倍元首相は感染拡大で収拾がつかなくなると、仮病を使ってとっとと政権を放り出してしまったのである。

 そのことをすべて棚上げして、民主党政権のことを「悪夢の時代」などと言い募ると言うのは、厚顔無恥にもほどがあるだろう。

 しかし、当の安倍元首相は、自らの失態や仮病のことなどすっかり忘れたようで、政治的復権への野望をむき出しにしている。それどころか、首相の座から離れたのをいいことに、その独裁的手法や右翼性をエスカレートさせている。 

 今回の衆院選でも、自分の元政策秘書で、森友や「桜を見る会前夜祭の問題でもみ消しに動いていた初村竜一郎氏を自民党の公認候補にごり押し。さらに、性的マイノリティについて「生産性がない」と攻撃した“性差別主義者”杉田水脈氏への寵愛も隠さなくなった。弟の岸信夫防衛相を使って、杉田候補を比例名簿上位にするよう圧力をかけ、10月20日には地元・山口で開いた自分の出陣式に杉田候補を招き、夫人の昭恵氏も含めたスリーショットを撮らせるサービスぶりだった。

 あげくは、冒頭で紹介した「立憲が政権を握れば、日米同盟終わる」のデマ攻撃である。こんな政治家をいつまでも野放しにしていたら、それこそ日本は「悪夢の時代」からいつまでたっても抜け出せないだろう。

 ◆甘利明や麻生太郎、岸田側近の木原官房副長官も共産党を標的にフェイク

 もっとも、今回の衆院選で、立憲・共産党に対してデマ攻撃を仕掛けているのは安倍元首相だけではない。

 岸田首相の最側近である甘利明幹事長も、メディアの取材やツイートなどで、繰り返し「自由民主主義か共産主義かの選択」と発言している。

 わざわざ説明するのもバカバカしいが、共産党は閣外協力であり、共産主義への移行なんて起きるはずがない。当然、甘利氏の発言に対しては、「デマだ」という指摘はもちろん、「共産主義の対義語、民主主義じゃない」「自由民主主義を破壊しているのは、自民党じゃないか」の声も上がっていた。

 ほかにも、共産党の政策を捻じ曲げたフェイク攻撃は枚挙にいとまがない。やはり岸田首相の最側近である木原誠二・官房副長官兼首相補佐官(東京20区)も出陣の第一声で「私の相手である共産党は自衛隊の予算5兆円を全部削減する。丸裸で中国と対峙しろと言う」などと発言。その共産党の宮本徹候補(東京20区)がツイッターで「木原さん、これ、全くのフェイクじゃないですか。私たち自衛隊の予算を全部削れ、などと言ったことは一度もございません」と反論していた。

 また、公明党の・山口那津男代表も「共産党は天皇制が憲法違反と言っている」とデマ発言。共産党の小池晃書記局長が「わが党の綱領には天皇制は憲法上の制度だと明記しており、荒唐無稽のデマだ」と撤回求めた。

 さらに、麻生太郎自民党副総裁も、22日、自民党の長島昭久元防衛副大臣と立憲民主党菅直人元首相が激突する東京18区の応援演説で「あちらは立憲共産党になっているじゃないですか。これが事実でしょう」などと発言していた。

 閣外協力で立憲共産党というなら、公明党と連立政権を組んでいる自由民主党は自由公明党、いや、自由創価党ということになると思うのだが、とにかく、自民党は、中国との緊張関係が高まっているなかで、「共産主義」という言葉に対するマイナスイメージを利用して、野党共闘を叩こうという作戦らしい。

 だが、日本共産党はあくまで民主主義の堅持を表明しており、中国共産党とはまったく違う。というか、共産党は中国に対しては弱腰だった安倍・菅政権とは対照的に、香港の言論弾圧問題やウイグル問題などでももっとも厳しく中国に抗議している。

 ◆新聞・テレビは「自民党の単独過半数」を報じているが、実際はかなり焦っている自民党

 にもかかわらず、自民党がこんな低レベルなフェイク攻撃を繰り返しているのは、自分たちのこの間のコロナ対策が失政続きで、アピールできないため、ネガキャンに走らざるをえないということがあるのはもちろんだ。

 しかし、もうひとつの理由は、今回の衆院選で、自民党が追い詰められて焦っているということが大きく関係しているのではないか。というのも、自民党周辺では、報道とは裏腹に、悲観的な観測が流れているらしいのだ。 

 「新聞やテレビの多くは自民党が単独過半数、自公で絶対多数をとる情勢と伝えているが、自民党はマスコミの数字を上方修正しているとみて、カリカリしている。実際、自民党の調査では数字はもっと悪く、過半数割れの可能が高いらしい。それで、幹部が共産党へのネガキャンに走っている面はある」(政治評論家)

 最悪の自民党政治をストップするためにも、こんな悪質なフェイク野党攻撃にだまされないでほしい。(編集部

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース 社会・政治 【政治ニュース】  2021年10月23日  06:17:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自民党】:甘利明の後任幹事長・茂木敏充も問題だらけ!  ■1億2000万円の使途不明金、有権者買収、報道潰し、パワハラ・セクハラまで

2021-11-07 07:10:50 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【自民党】:甘利明の後任幹事長・茂木敏充も問題だらけ!  ■1億2000万円の使途不明金、有権者買収、報道潰し、パワハラ・セクハラまで

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:甘利明の後任幹事長・茂木敏充も問題だらけ!  ■1億2000万円の使途不明金、有権者買収、報道潰し、パワハラ・セクハラまで 

 我が世の春から一転、衆院選では小選挙区で敗北した責任をとって自民党の幹事長を辞任した甘利明氏。選挙中の街頭演説では「私の妨害をしたら、これは国家の行く末を妨害しているのと同じことなのであります!」などと叫んでいたと報じられたが、口利き賄賂問題の説明もせずに逃げたことに対し、有権者が賢明な判断を下したというわけだ。

 だが、問題なのは、岸田文雄首相が甘利氏の後任に選んだのが、茂木敏充外相だったこと。というのも、茂木氏には1億2000万円以上もの使途不明金問題があり、さらに公選法違反が濃厚な疑惑まで抱えているからだ。

甘利明の後任幹事長・茂木敏充も問題だらけ! 1億2000万円の使途不明金、有権者買収、報道潰し、パワハラ・セクハラまでの画像1

自民党HPより

 まず、1億2000万円の使途不明金について。これは昨年末に共同通信が報じたもので、〈茂木敏充外相の資金管理団体から寄付を受ける政治団体「茂木敏充後援会総連合会」で2016~19年、使途の詳細が分からない支出が全体の約97%、1億2千万円以上〉にもなっているという。

 そのカラクリはこうだ。まず、問題の「後援会総連合会」は茂木氏の資金管理団体から2016〜2019年のあいだに1億円を超える寄附を受けているのだが、「後援会総連合会」は政治資金規正法が定める「国会議員関係政治団体」として届け出られていないために支出の公開基準がゆるく、金の流れが確認できない状態になっている。

 実際、2019年の「後援会総連合会」の収支報告書を見ると、茂木氏の資金管理団体から2850万円もの寄附を受け、支出額も2874万8285円にのぼっているにもかかわらず、支出先が明かされているのは印刷費の53万5662円だけ。ちなみに、「後援会総連合会」と資金管理団体の会計責任者は同一人物、所在地も連絡先も同じだ。

 つまり、資金管理団体から公開基準がゆるい政治団体に巨額の金を流すことによって、政治団体がブラックボックスとなり金の流れを見えなくしている、というわけだ。

 無論、1億2000万円以上もの巨額を何に使ったのか、茂木氏には国民に明らかにする責任がある。ところが、茂木氏の事務所は共同通信の取材に対して「総連合会は国会議員関係政治団体ではない。政治資金は法令にのっとり処理、報告している」などと言い張るだけ。〈使途の詳細などについては回答しなかった〉というのだ。

 だが、茂木氏はこの問題以上に悪質かつ違法性の高い疑惑を抱えている。それは、2017年に「週刊新潮」(新潮社)がスクープした「有権者買収」疑惑だ。

 ◆有権者に「衆議院手帖」と「線香セット」を配っていた行為は公選法違反

 茂木氏の有権者買収とはいったいどういうものだったのか。「週刊新潮」は2017年8月、当時経済再生相だった茂木氏が自身の選挙区である栃木5区の主に後援会幹部に対し、1部600円の「衆議院手帖」を毎年3000部(180万円分に相当)も配布していたことを報道。しかも、後援会費を払っていない人に手帖を配っていたという多数の証言を突きつけた。

 後援会費を払っていないとなれば、彼らは名前を貸しているだけに過ぎず、そうなれば一般の有権者と変わらない。そして、彼らが受け取った手帖は、600円で販売されているれっきとした「有価物」だ。選挙区内で有権者に有価物を配れば、それは公選法で禁じられている「寄附」にあたる。

 しかし、茂木氏は同誌発売日にすぐさまコメントを発表し、〈衆議院手帳は、茂木の名前や写真の入ったものではなく、党員や政党支部関係者らに政党の政治活動用資料として配布しており、記事にあるような不特定多数に配布した事実はありません〉と否定した。だが、「週刊新潮」はさらなる爆弾を投下する。「手帖の贈呈者リストと個別の配布数」が書き込まれた内部資料を入手し、その手帖を受け取った当事者たちから「後援会には名前を貸しているだけ」「党員資格はないし党費も支払っていません」という証言を掲載したのだ。

 さらに、同誌は2018年1月にまたもスクープを飛ばす。今度は、選挙区内の有権者に線香を配っていた、という問題だ。

 じつは、茂木氏の選挙区では、新盆に線香を茂木本人、あるいは秘書が配り歩くことが〈風物詩〉となっており、茂木事務所の関係者の証言によると、その線香の値段は1000〜1500円。茂木本人が配るのは「規模の小さくない企業の社長とか日頃から大きなサポートを受けている方や、そのご両親が亡くなった時に限って」。「それ以外の親しい人」については秘書が対応していたという。

 しかも、同誌は栃木5区の有権者にも取材。「新盆に秘書が線香を持ってきたか?」と質問すると、あっさりと「はい。はい。覚えています」と回答。別の有権者も「お線香だったか、かもしんねえ」「箱に入ってたね、幾つかね。6つだか5つだか、折箱みたいなんに入ってた」と答えているのだ。

 ◆有権者買収問題を報道しないよう、大手メディアの幹部に連絡していた茂木敏充

 前述したように、選挙区内の有権者に有価物を配る行為は公選法違反にあたる。事実、小野寺五典・元防衛相は選挙区内で有権者に自分の名前が入った線香セット(計50数万円相当)を配ったことが発覚し公選法違反で書類送検、2000年にはこの問題で議員辞職に追い込まれている。また、自身の選挙区でうちわを無料配布したことが発覚した松島みどり氏も法相を辞任した。過去の例から考えても、茂木氏は大臣辞職、議員辞職に相当するものだったのだ。

 にもかかわらず、この悪質な有権者買収疑惑について、大手メディアの報道はほどなくしてフェードアウト。じつは、そうした裏で茂木氏はメディアに対して「報道潰し」をおこなっていた。

 「週刊新潮」によると、第一報の後に茂木氏は「大手メディアの幹部」にこんな連絡をしていたというのだ。

 「総務省のお墨付きがあるから、何の問題もない。だから新潮に乗っかると誤報になっちゃうよ」
 
 もしこれが事実であればなんとも姑息な話だが、実際に毎日新聞や地元・下野新聞、テレビ朝日などは茂木氏の言い分ばかりを垂れ流していた、と当時「週刊新潮」は指摘している。
 
 説明責任を果たさないまま逃げつづけた甘利氏を幹事長のポストから引きずり下ろしたというのに、その後釜は「有権者買収」疑惑を抱え、挙げ句、自ら報道潰しを仕掛けていた人物……。だが、茂木氏に対しては、別のかたちでも“幹事長失格”の声があがっている。それは、パワハラセクハラ気質と差別問題だ。

 茂木氏の差別問題というのは、昨年2020年8月の外相会見で起こった。質疑応答でジャパンタイムズの大住マグダレナ記者が「在留外国人を対象にした入国規制」について「背景になった科学的な根拠を具体的に教えてください」と質問。しかし、茂木氏は質問された科学的根拠については一切答えなかったため、大住記者は「すみません、科学的な根拠について」と問い直したのだが、すると茂木氏は「What do you mean by scientific?」と英語で話しはじめたのだ。

 これには大住記者が「日本語でいいです。そんなに馬鹿にしなくても大丈夫です」と返したが、茂木氏は「馬鹿にしてないです。いや、馬鹿にしてないです。まったく馬鹿にしてないです」と釈明。だが、さらに酷いのはこのあとで、茂木氏は「出入国管理の問題ですから、出入国管理庁にお尋ねください」と訊かれた質問に答えなかったばかりか、「お分かりいただけましたか?」「日本語、分かっていただけましたか?」と言い放ったのだ。

 肝心の質問に答えない上、日本語でしっかり質問されているのに高圧的かつバカにしたような態度で「日本語、分かっていただけましたか?」などと嫌味たらしく畳み掛ける。外国人に対して母語でない言語をめぐりあげつらうこの発言は人種差別そのものだ。さらにこの振る舞いからは茂木氏の差別性と同時にパワハラ気質も伺える。

 ◆「週刊新潮」が報じた茂木のセクハラ 平成研究会の懇親会で女性記者に…

 そうした茂木氏のパワハラ気質が剥き出しになったのが、昨年2月19日の衆院予算委員会だ。この日の予算委では黒川弘務・東京高検検事長の定年延長問題について、安倍晋三首相の発言との辻褄合わせのために国会答弁を撤回・修正した人事院の松尾恵美子・給与局長(その後、事務総長に昇格)が山尾志桜里衆院議員から追及を受けていたのだが、松尾局長が答弁に立っていた際、後ろの閣僚席に座っていた茂木氏がまるで鬼監督のような表情で口元を左手で隠しながら何やら指示。茂木氏はこのとき手で払いのけるような動きをしており、中継動画の音声には「帰れ、帰れ」という声が入っていた。

 茂木氏は安倍元首相と同様に国会審議中にヤジをしょっちゅう飛ばすことでも有名だが、答弁に立つ官僚に厳しい口調で指示を出すその様子は、国会軽視であると同時にパワハラそのものだった。

 実際、茂木氏は以前から「人望がない」「下の者に対する態度がきつい」という評判がたびたび報じられ、無名の当選2回新人議員時代の段階から「約5年で秘書が38人も辞めた」と週刊誌に書かれたほど。また、2017年には「週刊文春」(文藝春秋)で茂木氏の元秘書が「ある秘書は、会合で人の動員がうまくできなかったことで怒りを買い、便所で土下座をさせられたことがあるそうです」と証言していた。

 だが、茂木氏にはこうしたパワハラ問題だけではなく、セクハラ疑惑まである。2016年に茂木氏が党三役に返り咲いて政調会長になった際に話題になったのは、茂木氏に張り付く番記者の16社中7社が女性であること。政治部記者は男性が大半であるため、この割合は異例であると「週刊新潮」が指摘したのだが、そんななかで茂木氏のこんな“セクハラ”が取り上げられていた。

 それは、茂木氏の所属派閥・平成研究会の研修会の懇親会でのこと。茂木氏はゴシック体で「いぬのさんぽ」と書かれた薄い紙を女性記者に見せ、「裏返して読んでみて」と指示したという。これは何のことかというと、ゴシック体の「さ」の字は、裏返すと「ち」に読める。つまり、男性器名を大勢の人の前で女性記者に口にさせようとしたというのである。同記事ではほかにも、男女構わず記者にブランド自慢やワイン自慢、果ては手品と称して女性記者の手を握るなど、茂木氏のパワハラ&セクハラが次々に書かれていた。

 金の問題のみならず、パワハラ・セクハラ常習疑惑まで──。岸田首相がこんな人望のない人物を幹事長に据えたのは、言うまでもなく安倍元首相の顔色を伺ってのこと。実際、茂木氏は麻生太郎・副総裁だけではなく安倍元首相とも近く、今年5月に「ポスト菅」候補について訊かれた際には、岸田氏や加藤勝信氏らより先に茂木氏の名前を挙げ、「誰もが手腕を評価している」と述べていた。ようするに、甘利氏から顔がすげ替えられただけで、茂木幹事長に代わっても安倍元首相が強い影響力を持つことは間違いない。

 自浄作用もなく、腐りつづけたままの自民党。だが、自民党にはDappi問題を筆頭に、説明が求められている数々の問題がある。茂木氏の幹事長就任の会見では、本人の使途不明金や公選法違反疑惑と合わせ、ぜひメディアにはDappi問題の追及もおこなってもらいたい。(編集部

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース スキャンダル 【不祥事・トラブル・自民党・幹事長の後任人事】  2021年11月02日  10:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【新型コロナ】:アベノマスク8300万枚が倉庫に、保管料月7500万円…安倍政権の最悪コロナ対応を思い出せ! 岸田政権も病床20万削減を引き継ぎ

2021-11-07 07:10:40 | 【感染症(1類~5類)・新型コロナ・エボラ・食中毒・鳥インフル・豚コレラ】

【新型コロナ】:アベノマスク8300万枚が倉庫に、保管料月7500万円…安倍政権の最悪コロナ対応を思い出せ! 岸田政権も病床20万削減を引き継ぎ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ】:アベノマスク8300万枚が倉庫に、保管料月7500万円…安倍政権の最悪コロナ対応を思い出せ! 岸田政権も病床20万削減を引き継ぎ 

 投開票日まで残り2日となった衆院選挙。今回、各社の情勢調査にはなぜか「自民党の単独過半数獲得は微妙」から「自民党が260議席以上獲得」まで大きな幅があるが、いずれにしても、自民・公明の与党で安定多数は獲得しそうな情勢だ。

 岸田政権誕生は思ったほどの追い風にはなっていないものの、菅政権時代には周知のように「自民党70議席減」「与党過半数割れの可能性」が予想されるほどの状況だった。このままいけば、自民党の首の挿げ替えによるロンダリング作戦がまんまと成功することになる。

 だが、ほんとうにそれでいいのか。岸田文雄首相は明らかに安倍晋三・元首相や麻生太郎・自民党副総裁の傀儡であり、今回、自民党・公明党に過半数をとらせるということは、安倍政権・菅政権の政治を認め、それを繰り返替させることになるのだ。

 投票日を前にして、私たちはあのデタラメ政治、とくにあのコロナ禍でおこなった無能無策ぶりをもう一度、思い出すべきだろう。いや、思い出すまでもない。ここにきて、昨年、安倍晋三(山口4区)が配布した「アベノマスク」をめぐるとんでもない事実が判明した。

アベノマスク8300万枚が倉庫に、保管料月7500万円…安倍政権の最悪コロナ対応を思い出せ! 岸田政権も病床20万削減を引き継ぎの画像1

アベノマスク姿の昨年の安倍元首相(首相官邸HPより)

 全世帯に2枚配布した「アベノマスク」と福祉施設や妊婦向け布マスクが、今年3月末時点で合わせて約8300万枚(115億円相当)も倉庫に保管された状態になっており、昨年8月から今年3月までのあいだの保管費用になんと約6億円もかかっていたことが、会計検査院の調査でわかった。

 115億円もの血税を注ぎ込んで無駄にしただけでなく、保管費用に月7500万円もかさんでいっている……。自民党政権のコロナ対策の失策により生活に困窮する人が増加しているというのに、これほどの税金の無駄遣いがあるだろうか。

 にもかかわらず、磯崎仁彦官房副長官は27日の記者会見で「施設向けについては配布方法を見直したということなので、調達に問題があったとは考えていない」などと言い張り、ワイドショーやネット上では「あのころはマスク不足で配布は妥当な判断だった」などという意見が飛び出している。

 バカも休み休み言え、という話だろう。倉庫に眠っている布マスク約8300万枚のうち約7900万枚が福祉施設や妊婦向けで、報道によると、昨年7月に約8000万枚を配布予定だったのが、マスクの流通量が増加したために一律配布ではなく希望する施設への配布に切り替え、その結果、約7900万枚が配布されずじまいになった。だが、昨年6月下旬の時点ですでにマスクの品薄状況が解消されていたにもかかわらず、政府は約5800万枚もの布マスクを新たに発注していたのだ。

 使い捨ての不織布マスクが価格も下がって市中に出回っていたのに、よりにもよって異物混入の不良品が相次いだ非難轟々の布マスクを新たに発注し、結果、いまでは月7500万円もの保管費用までかかっている。「妥当」どころか「アホなのか?」「ふざけるな」と言うほかない。

 ◆余ったアベノマスク「保管料月7500万円」にも…コロナ対策の中抜き疑惑を思い出せ 

 しかも、このとんだ金食い虫になっている「アベノマスク」の保管料をめぐっては、その金額を疑問視する意見も出ている。どの地域の倉庫に、また、どんな大きさの箱に布マスクが収められているのか知らないが、月7500万円もかかるものなのか──。こうした疑問から「またしても中抜きがおこなわれているのではないか」という声がネット上ではあがっているのだ。

 こうした疑義が生じるのは当然だろう。周知のとおり、コロナ支援策として実施された「持続化給付金」事業では、経産省は電通のダミー法人と思われる「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」に769億円で業務委託し、同協議会は749億円で電通に再委託、そこから電通は電通ライブや電通テックといった子会社5社へ645億円で外注していたことが発覚。さらに、東京五輪パラリンピックでも、やはり電通やパソナのあくどい中抜きが浮き彫りとなったからだ。

 コロナ禍でも繰り広げられた政権に近い大企業による中抜き。だが、安倍・菅政権によるコロナ対策の問題は、もちろん税金の無駄遣いだけではなかった。いまこそ思い出すべきは、安倍・菅政権によるコロナ対応は「棄民」政策にほかならないものだった、ということだ。

 それは、この間、安倍・菅政権の閣僚たちが吐いてきた暴言を見ても一目瞭然だ。たとえば、厚労省が昨年2月に示した「37.5度以上の発熱が4日以上続いた場合」という「相談・受診の目安」によって多くの犠牲者が出たが、厚労相だった加藤勝信(岡山5区)は、“目安なのに基準のように扱われた”として「我々から見れば誤解」などと責任を国民になすりつけてみせた。

 また、コロナ担当で経済再生相だった西村康稔(兵庫9区)は今年7月、酒類提供の停止に応じない飲食店に対して融資をおこなう金融機関から「働きかけ」を求めると宣言。この発言には反発が巻き起こり翌日には撤回に追い込まれたが、資金繰りが厳しい飲食店に対して融資する銀行などの金融機関を使って恫喝をかけさせようとは、完全にヤクザの発想だ。

 さらに、最近も「温暖化のおかげで北海道の米がうまくなった」と暴言を吐いたばかりの麻生太郎(福岡8区)にいたっては、10万円の特別定額給付金について昨年10月に「お金に困っている方の数は少ない」「個人の貯金に回っただけ」などと言い、厳しい生活を強いられている国民を無視した上に、今年3月には「(マスクについて)いつまでやるの?これ」「あんたら新聞記者だから、それくらい知ってんだろ」と報道陣に詰め寄ったり、今年9月にもコロナについて「まがりなりにも収束」と発言するなど、数々の辞任級の暴言を飛ばしつづけてきた。

 ◆安倍元首相の無能なコロナ対応で、日本は東アジアワースト1の死者数に

 だが、そんななかでも国民感情を逆撫でしてきたのが、安倍元首相だ。

 思えば、国内におけるコロナの最初期の「ダイヤモンド・プリンセス号」で死者が出たその夜に、信じがたいことに安倍元首相は自民党の城内実(静岡7区)、池田佳隆(愛知3区)、石川昭政(茨城5区)、長尾敬大阪14区)、簗和生(栃木3区)、山田賢司(兵庫7区)といった粒ぞろいの極右議員や評論家の金美齢氏と高級鉄板焼き会食をおこなっていたことからも安倍元首相のコロナ軽視ははっきりとしていたが、保護者のフォロー体制も打ち出すことなく唐突に一斉休校を決めたり、ドヤ顔で「アベノマスク」配布を宣言したりと、その無能ぶりを遺憾なく発揮。その上、無神経ぶりを露呈させたのが、国民が苦しい生活を強いられているなか、自宅で優雅にくつろぐ様子を公開した星野源の「うちで踊ろう」便乗コラボ動画問題だろう。

 そして、この安倍政権において、とにかく国民の命と健康を守る気がさらさらないという棄民姿勢が鮮明になったのが、前述した「相談・受診の目安」だ。これにより、多くの人が早期に検査・治療を受けられず重症化して死亡するケースを引き起こしたばかりか、先進国ではほとんど類を見ない「PCR検査の抑制」という方針が打ち出され、いまだに「無症状でも、無料でいつでも検査が受けられる」体制はほぼ整備されないままになっている。挙げ句、検査も受けられない上に医療資源も脆弱ななかで、感染拡大を招くことが明白な「GoToキャンペーン」に巨額を注ぎ込んだのだ。

 こうした安倍・菅政権のトチ狂ったコロナ対応によって、日本は膨大な犠牲者を出してしまった。欧米と比較して「日本はコロナをかなり抑え込んだ」などと主張する声があるが、同じ東アジア地域の韓国・中国・台湾香港で比較すると、人口100万人あたりの累計感染者数でも累計死者数でも、日本はワースト1の最悪の状態。コロナ被害と経済被害を数値化して各国のコロナ対応を総合評価したニッセイ基礎研究所による「コロナ禍を上手く乗り切っているのはどの国か?-50か国ランキング」(2021年5月更新版)でも、中国が1位、香港が9位、韓国が10位と並ぶなか、日本のランキングはぐっと下がって29位となっている。安倍も菅も感染拡大の防止や医療提供体制の拡充もそっちのけで経済を最優先させてきたというのに、近隣地域で比較すると、経済面でも最悪の結果になっているのだ。

 他方、ワクチン2回接種率が70%を超えたことを菅政権の成果として評価する声もあるが、接種開始が遅れたことと7月からの国のワクチン供給不足によって接種がペースダウンしたことにより第5波では現役世代の重症化や死亡を招いてしまった責任を忘れてはいけない。つまり、安倍・菅政権のコロナ対応は、あらゆる意味で大失敗だったのだ。

 ◆岸田首相も公的病院でコロナ対応と言いつつ、安倍・菅政権時代の「20万床病床削減」引き継ぎ 

 無論、こうした対コロナの無能ぶり、危機感のなさは、岸田文雄首相(広島1区)にもすでに引き継がれている。その最たる例が、医療費を削減するために公立・公的病院の統廃合を進めて急性期の病床数を20万床減らすという「地域医療構想」なる制度の継続だ。安倍政権ではコロナによって病床不足が叫ばれている最中にも病床を削減した病院に補助金を付け、菅政権ではその補助金の財源を全額消費税で賄うための法改正まで強行した。

 今回の選挙では立憲民主党が選挙公約で「地域医療構想」の抜本的な見直しを、日本共産党は切り捨てられつづけてきた医療と公衆衛生を再生させるために予算を2倍にすることを打ち出しているが、一方、岸田首相はこの「地域医療構想」なる病床削減政策を撤回していない。ようするに、あれほど病床不足が叫ばれてきたというのに、安倍・菅路線を引き継ぐ、というのである。

 救うことができたかもしれない多くの命が失われ、生活困窮者の支援や医療提供・検査体制の拡充に使われるべき税金電通などの大企業によって中抜きされ、首相をはじめとする閣僚が国民をバカにしたような言動を繰り返し、いまだに誰でも無料ですぐに検査が受けられないばかりか、今後も病床を削ろうとする。これが安倍・菅政権のコロナ対応、そして岸田政権に引き継がれるものなのだ。

 現在は国内の感染者数が減少したために関心が薄れているが、第6波が来たとき、自民党政権がつづくかぎりは国民の命と健康、生活はまたも捨て置かれることになる。事実上の「安倍・菅政権の延長」を望むのか、31日に審判を下さなくてはならない。(編集部

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース スキャンダル 【不祥事・トラブル・新型コロナウイルスの感染拡大に伴う施策・全世帯に2枚配布した「アベノマスク」】  2021年10月29日  05:48:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【訃報】:川嶋辰彦さん家族葬「いつも笑顔であいさつしてくれた」近隣住民も目潤ませ

2021-11-07 00:02:50 | 【訃報・告別式・通夜・お別れの会・病死・事故死・災害死・被害による死他】

【訃報】:川嶋辰彦さん家族葬「いつも笑顔であいさつしてくれた」近隣住民も目潤ませ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【訃報】:川嶋辰彦さん家族葬「いつも笑顔であいさつしてくれた」近隣住民も目潤ませ

 川嶋辰彦さんの家族葬が行われた6日、東京都新宿区内の川嶋さんの自宅マンション周辺には、警備に当たる警察官や約40人の報道陣が集まり、近所の住民らも見守った。

死去した川嶋辰彦さんの家族葬を終えた秋篠宮ご一家(撮影・浅見桂子)死去した川嶋辰彦さんの家族葬を終えた秋篠宮ご一家(撮影・浅見桂子)

川嶋辰彦さんの家族葬を終え帰途に就く小室圭さん(右)、眞子さん夫妻(撮影・浅見桂子)川嶋辰彦さんの家族葬を終え帰途に就く小室圭さん(右)、眞子さん夫妻(撮影・浅見桂子)

 マンション近くに住み、20年来の付き合いがあるという70代の女性は「お身体が悪かった時も冗談を交えて話してくださり、和ましてくれました」と思いを口にした。川嶋さんが亡くなる3週間程前にも自宅前で会ったといい「いつも笑顔で手を振ってあいさつしてくれました。寂しくなります」と目を潤ませた。

 弔問に訪れ、長男の舟さんに会ったという川嶋さんの中学時代の同級生の男性は「彼は優秀でした」と振り返った。川嶋さんが入院する前、電話で1時間ほど話す機会があり、その時は元気そうだったという。男性は「中学時代の話など、たくさん話しました。同じ年なので寂しい」と話していた。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・訃報・秋篠宮ご一家が6日午後、紀子さまの父、川嶋辰彦さんの家族葬に参列】  2021年11月06日  19:57:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【訃報】:秋篠宮ご一家、小室夫妻が川嶋辰彦さん宅を訪問 家族葬参列へ

2021-11-07 00:02:40 | 【皇室・天皇・褒章・皇后・皇太子・元号・宮家・皇室財産・皇族の戦争責任】...

【訃報】:秋篠宮ご一家、小室夫妻が川嶋辰彦さん宅を訪問 家族葬参列へ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【訃報】:秋篠宮ご一家、小室夫妻が川嶋辰彦さん宅を訪問 家族葬参列へ 

 秋篠宮ご一家が6日午後、紀子さまの父、川嶋辰彦さんの家族葬に参列するため、東京都新宿区内の川嶋さん宅を訪問された。孫の小室眞子さんも、夫の圭さんを伴って訪れた。

川嶋辰彦さんの家族葬に参列のため、川嶋邸を訪れた秋篠宮さまと紀子さま(撮影・浅見桂子)川嶋辰彦さんの家族葬に参列のため、川嶋邸を訪れた秋篠宮さまと紀子さま(撮影・浅見桂子)

家族葬に参列するため川嶋邸を訪問される秋篠宮ご夫妻(共同)家族葬に参列するため川嶋邸を訪問される秋篠宮ご夫妻(共同)

川嶋辰彦さんの家族葬に訪れた小室圭さん(手前)、眞子さん(撮影・浅見桂子)川嶋辰彦さんの家族葬に訪れた小室圭さん(手前)、眞子さん(撮影・浅見桂子)

 学習院大名誉教授の川嶋さんは、眞子さんの結婚前の先月19日に入院。中皮腫のため、4日に81歳で死去した。葬儀は故人の遺志により、親族だけで執り行った。

 午後3時半ごろ、小室夫妻がタクシーで到着。同50分ごろには、秋篠宮さま、紀子さま、佳子さま、悠仁さまも、お別れのあいさつをするため訪れた。ご一家は、午後5時すぎに川嶋さん宅をあとにした。

 ご一家は4日から喪に服している。期間は紀子さまが90日、佳子さまと悠仁さまが30日、秋篠宮さまは7日となる。

 眞子さんは結婚後の10月29日には、圭さんとともに都内の病院を訪れ、見舞っていた。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・訃報・秋篠宮ご一家が6日午後、紀子さまの父、川嶋辰彦さんの家族葬に参列】  2021年11月06日  16:38:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【宮内庁】:川嶋辰彦さんの死因は中皮腫、宮内庁発表 親族のみで家族葬の予定

2021-11-07 00:02:30 | 【訃報・告別式・通夜・お別れの会・病死・事故死・災害死・被害による死他】

【宮内庁】:川嶋辰彦さんの死因は中皮腫、宮内庁発表 親族のみで家族葬の予定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【宮内庁】:川嶋辰彦さんの死因は中皮腫、宮内庁発表 親族のみで家族葬の予定

 宮内庁は5日、秋篠宮妃紀子さまの父で、4日に81歳で死去した学習院大名誉教授の川嶋辰彦さんの死因が、中皮腫だったと明らかにした。宮内庁によると、故人の遺志により、親族のみで家族葬が行われる予定。秋篠宮ご一家が4日から7~90日間の喪に服されていることも発表した。

89年8月、結婚前の秋篠宮妃紀子さまと自宅近くを歩く父親の川嶋辰彦さん(共同)89年8月、結婚前の秋篠宮妃紀子さまと自宅近くを歩く父親の川嶋辰彦さん(共同)

 宮内庁によると、ご一家は6日、お別れのあいさつのため、川嶋家を訪れる。

 天皇、皇后両陛下の側近は川嶋さん死去に「両陛下も大変残念に思われ、紀子さまの悲しみもいかばかりかと案じられている」と明かした。

 服喪期間は最長が紀子さまの90日。次女の佳子さまと長男の悠仁さまが30日、秋篠宮さまは7日となる。

 川嶋さんは10月19日から都内の病院に入院し、紀子さまや長女小室眞子さん、佳子さまがお見舞いに訪れた。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【訃報・宮内庁・秋篠宮妃紀子さまの父で、4日に81歳で死去した学習院大名誉教授の川嶋辰彦さんの死因】  2021年11月05日  19:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2021年11月05日 今日は?】:上野動物園でジャイアントパンダのカンカン、ランラン初公開

2021-11-07 00:00:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2021年11月05日 今日は?】:上野動物園でジャイアントパンダのカンカン、ランラン初公開

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2021年11月05日 今日は?】:上野動物園でジャイアントパンダのカンカン、ランラン初公開

 ◆11月5日=今日はどんな日

  上野動物園でジャイアントパンダのカンカン、ランラン初公開(1972)

1972年11月5日、日本で初めて上野動物園で一般公開されたカンカンとランラン
1972年11月5日、日本で初めて上野動物園で一般公開されたカンカンとランラン
「立ち止まらないで下さい!」。2時間並んで30秒、2kmの行列の先にいるパンダを見るために人々が押し掛けた
「立ち止まらないで下さい!」。2時間並んで30秒、2kmの行列の先にいるパンダを見るために人々が押し掛けた

 ◆出来事

  ▼ブラジルと国交樹立(1895)▼古代エジプト第18王朝のファラオ・ツタンカーメンの墓を発見(1922)

ツタンカーメンの黄金のマスク

ツタンカーメンの黄金のマスク

 ◆誕生日

  ▼山村美智(56年=フリーアナウンサー)▼今井清隆(57年=俳優)▼春畑道哉(66年=TUBE)▼中川晃教(82年=シンガー・ソングライター)▼田中聖(85年=歌手)▼BoA(86年=韓国歌手)▼鈴木このみ(96年=歌手)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2021年11月05日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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