路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【大阪高裁】:旧優生保護法下の強制不妊手術、国に初の賠償命令

2022-02-22 15:54:30 | 【人権・生存権・同性婚・人種差別・アイヌ民族・被差別部落・ハンセン病患者】

【大阪高裁】:旧優生保護法下の強制不妊手術、国に初の賠償命令

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大阪高裁】:旧優生保護法下の強制不妊手術、国に初の賠償命令 

 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強いられたのは憲法違反として、聴覚障害のある大阪府の70~80代夫婦と、近畿在住で知的障害のある70代女性が国に計5500万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(太田晃詳裁判長)は22日、請求を認め、賠償を命じた。

旧優生保護法下の強制不妊手術を巡る訴訟の判決で、「請求認容」と書かれた紙を掲げる原告側弁護士ら(共同)  旧優生保護法下の強制不妊手術を巡る訴訟の判決で、「請求認容」と書かれた紙を掲げる原告側弁護士ら(共同)

 全国9地裁・支部に起こされた訴訟で初の賠償命令。原告側が「戦後最大の人権侵害」と主張する被害の救済の在り方が改めて問われそうだ。

 一審大阪地裁判決は旧法を違憲と判断していた。控訴審では旧法の違憲性に争いはなく、手術を受けた時から提訴までに損害賠償請求権が消滅する20年の「除斥期間」を適用するかどうかが焦点だった。

 原告の夫婦は妻が74年に、70代女性は65年ごろに手術を強いられたとして提訴。2020年11月の大阪地裁判決は手術時を起算点として除斥期間を適用し、請求権は消滅したと認定した。

 一方で旧法の立法目的を「極めて非人道的、差別的だ」と指摘。「子を産み育てる意思決定の自由を侵害した」として、幸福追求権(憲法13条)や法の下の平等(同14条)に違反すると認めた。

 原告側は、手術時に違法性を理解して救済を求める訴訟を起こすのは困難だったとして、手術時を起算点とするべきではなく、除斥期間を適用しないよう反論していた。(共同)

 ◆【解説】優生保護法の特徴(三成美保) 

 優生保護法の前身は、国民優生法である。優生保護法は、1996年に母体保護法に改正された。母体保護法は、優生保護法から「優生条項」を削除した内容となっている。

 ○「第1章 総則」は、1948~1996年まで一貫して変更はない。遺伝性の精神疾患等を排除しようとする「優生思想」がきわめて顕著にでた法律である。

 ○「癩疾患」(現在は「ハンセン病」という)は、戦前は法的根拠なく断種されていたため、戦後は法的根拠をもうけるとして、優生保護法に条文が設けられたものである。当時、すでにハンセン病には特効薬が開発されており、感染力も非常に低いことから、隔離や断種を行う必要はなかった。

 ○「人工妊娠中絶」の要件は、変化した。1949年に「経済的理由」が追加され、1952年に審査制度が廃止され、中絶は事実上妊婦一人の希望があれば行うことができるようになった。しかし、「配偶者の同意」を要件としている点、一定要件に適合しなければ中絶ができないと定めているため、「女性の自己決定権」を認めた法律とは言えない。

 ○1996年に母体保護法に改正されたが、優生保護法から優生条項を削除するにとどまり、「女性の自己決定権」を認めた法にはならなかった。1990年代には、多くの国で「女性の自己決定権」を認める法(妊娠3ヶ月以内については、いっさいの条件なしに女性の申し出に基づいて中絶を可能とする法)に改正されていた。日本国憲法13条が保障する「(女性の)自己決定権」の実現は、21世紀に持ち越されたと言えよう。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・裁判・旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強いられたのは憲法違反として訴訟】  2022年02月22日  15:54:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【選挙】:石川県知事選24日告示 自民出身3新人ら立候補予定、異例の三つどもえ分裂選 3・13投開票

2022-02-22 15:07:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【選挙】:石川県知事選24日告示 自民出身3新人ら立候補予定、異例の三つどもえ分裂選 3・13投開票

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【選挙】:石川県知事選24日告示 自民出身3新人ら立候補予定、異例の三つどもえ分裂選 3・13投開票

 任期満了に伴う石川県知事選は24日告示される。7期務めた谷本正憲知事の不出馬で28年ぶりに新知事が誕生する。自民党出身の3新人が立候補を予定し、異例の三つどもえの分裂選となる。投開票は3月13日。

 立候補するのは、元文部科学相の馳浩氏(60)=維新推薦、前参院議員の山田修路氏 (67)、前金沢市長の山野之義氏(59)の自民系3人と新日本婦人の会石川県本部会長の飯森博子氏(62)=共産推薦。いずれも無所属新人。

 自民党県連は、馳、山田両氏に「支持」を出した上で自主投票とした。自民内の一部には山野氏を支援する動きもある。公明党県本部も自主投票を決めた。立憲民主党県連は独自候補擁立を断念し、山田氏を推薦した。新型コロナウイルス対策や地域経済の活性化が主な争点となる。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・選挙・石川県知事選】  2022年02月22日  15:07:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【自民党】:片山さつき氏「これは完全にいやがらせ 場合によっては人権侵害」二階派からの退会勧告に猛反発

2022-02-22 14:29:20 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【自民党】:片山さつき氏「これは完全にいやがらせ 場合によっては人権侵害」二階派からの退会勧告に猛反発

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:片山さつき氏「これは完全にいやがらせ 場合によっては人権侵害」二階派からの退会勧告に猛反発 

 自民党の片山さつき参院議員(元地方創生担当相)は22日、国会内で取材に応じ、自民党二階派(志帥会)から21日に退会勧告を書面で通知されたことについて「昨年12月24日に二階(俊博元幹事長)先生に直接会って、年内を持って退会したいと伝えている」と反論した。

退会勧告に反論した片山さつき参院議員(撮影・大上悟)退会勧告に反論した片山さつき参院議員(撮影・大上悟)

 二階氏ら、二階派幹部4人の連名による退会勧告には片山氏の派閥会合への欠席が続き、他派閥への入会の動きが報じられたことなどを批判しており、事実上の除名処分となっている。

 片山氏は自身が不在中に通知書が事務所に届けられ、「封を切っていないのに中身が、マスコミに報道されている。これは完全にいやがらせだなと思いました」とした。さらに「私に対する名誉毀損(きそん)や、場合によっては人権侵害だなと。明確に離れたいと言っている人を、まさに後ろから石を投げている」など猛反発した。

 片山氏は夏の参院選に比例出馬する意向を固めており、当面は無派閥で活動するが、3月13日の党大会で「今後の所属を明らかにする」とした。二階派は片山氏の退会で43人となるが、党内で第5派閥の順位に変動はない。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・自民党】  202 2年02月22日  14:29:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【自民党】:二階派が片山さつき氏に退会勧告「国会議員の信用を著しく失い、是正もない」事実上の除名処分

2022-02-22 14:29:10 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【自民党】:二階派が片山さつき氏に退会勧告「国会議員の信用を著しく失い、是正もない」事実上の除名処分

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:二階派が片山さつき氏に退会勧告「国会議員の信用を著しく失い、是正もない」事実上の除名処分

 自民党二階派(志帥会)は21日、所属する片山さつき元地方創生担当相(参院比例)に退会勧告を通知した。派閥会合への連続欠席といった片山氏の行動を念頭に「国会議員の信用を著しく失い、何ら是正も見られない」と批判した。弁明は受け付けず、事実上の除名処分としている。

片山さつき氏(共同)

            片山さつき氏(共同)

 勧告文は二階俊博会長ら幹部4人の連名。派閥関係者が片山氏側に伝えた。これにより二階派は43人となる。党内第5派閥の順位は変わらない。

 同派関係者によると、片山氏はここ数カ月間、一度も派閥会合に出席していない。他派閥への入会を模索する動きが一部で報じられたが、二階派幹部への相談はなかったという。ある幹部は「政治行動が自分勝手すぎる」と非難した。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・自民党】  202 2年02月21日  21:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【政界地獄耳】:連合が立憲民主党と国民民主党を見放す日は近い/02.15

2022-02-22 07:45:50 | 【雇用・正規、非正規・パート・賃上げ・失業率・求人・労働組合・労働貴族の連合】

【政界地獄耳】:連合が立憲民主党と国民民主党を見放す日は近い/02.15

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳】:連合が立憲民主党と国民民主党を見放す日は近い/02.15 

 ★この期に及んで「共産党との共闘連携は白紙にする」と公党代表として軽く発言し、政界全体信頼失っている立憲民主党代表・泉健太。既に党内のコントロールはできず、幹事長・西村智奈美も手の施しようがない。国対委員長・馬淵澄夫の仕切りの悪さで野党第1党の国会審議での存在感もない。党内からは「昨年の衆院選挙の野党共闘が問われているが今やってるのは与党共闘に他ならない」と物分かりのいい国対に諦めモードだ。立憲民主党は既に機能不全漂流中だ。

 ★しかしその心配も早々なくなるのではないか。労働貴族代表者成り下がる連合会長・芳野友子は11日の国民民主党の党大会であいさつし、「政策制度の実現に向けて党と連携を図る」というものの7月の参院選挙での国民民主党支援については言及しなかった。つまり立憲も共産党と手を組もうが組むまいが、国民への支援もはっきりといえないということは両党、いずれの支援もしないということだろう。再三指摘しているように、連合幹部という労働貴族地位を守るために、中途半端な野党への支援をやめ、自民党へのシフト表明する目前ということだろう。

 ★中には民間労組はそうでも自治労や日教組など官公労が最後のとりでになるのではないかと淡い期待を持つ野党関係者もいる。だが既に芳野体制の連合では日教組出身の清水秀行・連合事務局長がおり、状況を見る限り期待はできない。連合は労働運動の役割を放棄し、疲弊した会社本体に準ずる第2経団連化することで、組織の維持を図ろうとしているが、そもそも政治に関与しないという軸を逸脱して自民党支援に乗り出す。政治にかかわり続けることが、連合幹部特権を与え続けることになると考えているのではないか。連合にとって立憲、国民両党を支援するという役割は終わったと機関決定する日は近いのではないか。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2022年02月15日  08:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【HUNTER2022.02.22】:遠山元公明党衆院議員「不正融資事件」の法廷で明かされた呆れた業務実態

2022-02-22 06:15:50 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【HUNTER2022.02.22】:遠山元公明党衆院議員「不正融資事件」の法廷で明かされた呆れた業務実態

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2022.02.22】:遠山元公明党衆院議員「不正融資事件」の法廷で明かされた呆れた業務実態 

 日本政策金融公庫が実行した融資約37億円あまりを仲介した見返りに金銭を受け取り、貸金業法違反で起訴された公明党の元衆議院議員遠山清彦被告(52)の初公判が1月14日、東京地裁で開かれた。

 遠山被告は起訴状の内容を認め「反省している」と謝罪したが、検察が読み上げた冒頭陳述には、驚くような記載がいくつもあった。

 ■議員事務所の呆れた業務実態

 遠山被告が、融資の仲介をはじめたのは2016年からで、1年に数件程度だったとされる。当時から、共犯者として起訴された太陽光発電システム「テクノシステム」の顧問・牧厚被告に融資希望者の紹介を受け、手数料を得ていたという遠山被告。検察は冒頭陳述で、牧被告の立場を次のように説明した。 

《事業者側の種々の依頼を政治家等に取り次ぐなどして事業者側から顧問料や手数料等を得るいわゆる政治ブローカーを生業》

 不動産ブローカーや金融ブローカーという言葉は司法の場でもよく聞かれるが、「政治ブローカー」という「生業」が登場するのは極めて異例。冒頭陳述はこのあと、驚きの犯行内容を明かす。

 2020年3月から、新型コロナウイルスの大流行で「特別貸付」が開始されたことを受け、遠山被告はビジネスチャンスだと思ったのか牧被告に《融資希望者を継続的に紹介するように確認》(冒頭陳述より)。

 自分の秘書に《国会議員事務所の業務として(融資仲介の)依頼に応じ、実務的対応を担うように秘書に指示した》(冒頭陳述より)。

 なんと、議員会館の事務所が不正融資斡旋の場となり、日本政策金融公庫への「口利き」が「業務」となっていた。

 遠山被告側は『融資依頼』というタイトルで、融資希望者について詳述したファックスを日本政策金融公庫に送信し、対応させていたというから呆れるしかない。牧被告からの案件は29回、それ以外のルートでは82回、合計111回に渡って融資を仲介。その金額は合計37億円あまりという巨額なものであることも明らかとなっている。

 検察側は、遠山・牧両被告の一連の動きについて《牧と交際する中、(融資を斡旋するたびに)度々数十万円から100万円程度の現金を受け取っていた》、《牧は多くの場合、自己の顧問先に(現金を)用立てさせていた。一方、自己の顧問先の種々の依頼を取り次ぐなどしていおり、依頼の謝礼等の趣旨で現金を遠山被告に提供》などと厳しく断罪。法廷で読み上げられた牧被告の供述調書からは、得意になっていた“政治ブローカー”の顔が見える。

 「飛行機の搭乗口で乗り込むため多数の乗客が並ぶ中、(遠山被告の「口利き」の威力は)ファーストクラスのようだった」。

 2021年1月、遠山被告は緊急事態宣言下での「銀座豪遊」や政治資金を使ってのキャバクラ遊びが発覚して、同年2月に議員辞職を余儀なくされる。しかし、「得意先」を失ってはいけないとばかりに、自分の秘書を、別の公明党議員のところに「移籍」させて《融資額の一定割合を「融資手数料」として借り手から収受することを前提として、秘書に依頼し、公庫に対する融資希望者の紹介を続けていた》(冒頭陳述より)。

 国会議員をクビになっても、違法な融資仲介に手を染めていたというのだから、開いた口が塞がらない。この程度の人物が、「公明」を党名にした政党の幹部だったわけだ。

 ■関係者から厳しい批判

 遠山被告の斡旋で、日本政策金融公庫から融資を受けた九州の会社がある。その関係者が、打ち明ける。

 「公判で牧氏がファーストクラスと言っていたそうですが、まさにその通り。融資申込を出すと、数日で担当課長から電話がありました。『滞りなく進めます』というんです。以前に借りた時とはまったく違う対応でした。審査書類に不備があった時も、説明すると、記入例まで作成してくれすぐに修正。あっという間に融資が実行されました。日本政策金融公庫のコロナ関連融資ですから、低金利というか、補填があるのでゼロ。しかし、遠山さん側にはしっかりと数百万円とられました」

 牧被告は、昨年5月に詐欺容疑で逮捕され起訴されていたテクノシステムの生田尚之被告と遠山被告をつないだ張本人。捜査関係者から、次のような話が伝わってきた。
 「牧は、日本政策金融公庫に口利きをしてもらった謝礼として銀座のクラブで遠山に100万円が賄賂として渡ったとの趣旨を供述している。遠山は財務副大臣なので、日本政策金融公庫を指導監督できるし、もちろん職務権限を有する。一時は贈収賄での立件も視野に入れていたが、牧の主張する時期が合わなかったために断念せざるを得なかった。

 結局、貸金業法違反での立件となったが、政治家のやることじゃない」

(*下の写真、メガネの人物がテクノ社の生田被告。遠山被告は、生田被告が経営する肉料理の開店に花を贈っていた)

 どうやら牧被告は、自らの起訴を免れようとして、前述のような話をした模様。さすがは政治ブローカーだ。しかし、こういう輩の話に乗っかった違法なカネをもらっていた遠山被告は、より責任が重いと言わざるを得ない。

 遠山被告が所属していた公明党は、今年夏の参院選で大きな打撃を受けそうで、ある議員は顔を曇らせる。

 「支援者に何か言うと『遠山のことはどうなっている』と絡まれるんだよ。(遠山被告は)コロナを利用してぼろ儲けしたわけだから、当然だよね。参院選への影響?そりゃ、とてつもなく影響しますよ。まったく、冗談じゃない」

 遠山被告は「反省している」と言いながらも、東京都内に開設した事務所(下の画像参照)は現在も維持している。ほとぼりがさめれば、また動き出すつもりなのだろうか。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【社会ニュース・日本政策金融公庫が実行した融資約37億円あまりを仲介した見返りに金銭を受け取り、貸金業法違反で起訴された公明党の元衆議院議員遠山清彦被告】  2022年02月22日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【HUNTER2022.01.12】:【永田町異聞】公明党・遠山元議員と五十歩百歩の議員がゴロゴロ

2022-02-22 06:15:40 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【HUNTER2022.01.12】:【永田町異聞】公明党・遠山元議員と五十歩百歩の議員がゴロゴロ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2022.01.12】:【永田町異聞】公明党・遠山元議員と五十歩百歩の議員がゴロゴロ 

 遠山清彦元公明党衆院議員が、無登録で貸金業を営み、謝礼を受け取ったとして在宅起訴された。遠山被告らは貸金業の登録をしていないのに、コロナ禍で業績が悪化した企業などを支援する公庫の特別融資を仲介していた。「関与したのは共謀分を含め111回に上り、手数料として約1千万円の利益を得ていた」とされる。

 政治家がここまであからさまにカネを集める事件は珍しいが、永田町関係者の話によると、これは氷山の一角で似たようなケースはたくさんあるという。以下、ある議員秘書の打ち明け話。

◇  ◇  ◇

 国会議員の事務所には、地元の後援者を中心とする中小企業から、政府の政策金融機関である日本政策投資銀行や日本政策金融公庫、国際協力銀行、商工組合中央金庫への融資依頼が寄せられる。

 多くの議員事務所は支援者に対し、「何か要望があればいつでも言ってください。要望を相手側に伝えますから」などと格好の良いことを言っているものだが、よほどの大物政治家でなければ実際に国会議員が政府系金融機関に口利きして優先的に融資されるようなことは少ない。あくまでも金融機関の規則に沿って融資の決定がなされるからだ。

 ただ、政府系金融機関の担当者は「明日、○○時に相手側に(審査結果を)伝えますので」と教えてくれるので、その前に企業側に融資の可否を伝えることができるという寸法だ。(ちなみに、裏口入学の依頼に対しても、関係先から1日早く合否を聞くという同じような手口で、「斡旋料」を稼ぐケースが昔からある)

 そうした実態を知らない事業者は、「先生の力で融資が下りた」と勘違いして喜ぶ人がほとんど。融資が下りない場合でも、その理由や今後の対策などを教えれば感謝される。普通は、その見返りに金銭を受け取る事務所などないのだが、遠山被告の事務所では、「手数料」を取っていたため犯罪となった。捜査機関にとっては、立件のしやすい珍しいケースだった。

 最大の問題は、仕事の受注や融資を望む多くの事業者が「国会議員にお願いすれば無理が通る」と思い込んでいるのを利用して、政治家側が不当にカネや票を得ることだ。

 分かりやすい例が、形だけであれ結果が伴うことであれ世話をした企業に、「朝食会」や「励ます会」などと称して開く政治資金パーティのパーティー券を買わせ、事実上の見返りを得るやり方だ。

 世話をした企業からパーティー券購入の形で支出を受けることは、遠山被告の行ってきた行為と五十歩百歩。無登録の融資斡旋なら貸金業法違反になるし、職務権限があれば贈収賄とみなされる。危ない橋を渡っている政治家は、決して少なくない。

 政治団体の収支報告書を見ると、政党の幹部でもないのに多くのパーティー券を売りまくっている議員を見つけることができる。1回の「朝食会」で数千万円もの収入を得ている議員がいるが、一般社会ではありえない話だ。「文書通信交通滞在費」の明細提出も必要だが、政治資金収支報告書を作成するにあたって、政治資金パーティーにおける20万円以下の購入者を匿名にすることを認めている政治資金規正法の改正も急務と言えるだろう。

 ここは「クリーンな政治」を掲げる公明党に、是非頑張ってもらいたいものだ。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・行政 【政治ニュース】  2022年01月12日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【HUNTER2021.12.24】:遠山元公明党衆院議員、在宅起訴の背景

2022-02-22 06:15:30 | 【事件・未解決事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件他】

【HUNTER2021.12.24】:遠山元公明党衆院議員、在宅起訴の背景

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2021.12.24】:遠山元公明党衆院議員、在宅起訴の背景 

 東京地検特捜部による遠山清彦元公明党衆院議員の貸金業法違反疑惑の捜査が大詰めを迎えている。特捜部は近く、在宅のまま同氏を起訴する模様だ。

◆  ◆  ◆

 これまで遠山氏は、日本政策金融公庫への融資「口利き」について、否認してきた。だが、東京地検特捜部の調べに「口利き」に加え見返りである「カネの授受」も認めているという。

遠山清彦氏=東京都千代田区で2019年3月26日午後4時58分、宮武祐希撮影

 遠山氏は、環境関連会社(本社・東京都港区)の社長M氏と通信販売会社の(本社・東京都港区。現在は解散)のK氏の2人を通じて、融資を求める企業を物色。さらに、自身や秘書が、「営業」をかけていたという情報もある。「財務副大臣」の肩書を利用した、悪質な犯罪行為である。

 ある捜査関係者が次のように話す。
 「遠山氏は、M氏、K氏らの連れてくる怪しげな会社へ融資を仲介。それに味をしめて、自らも口利きに乗りだした。遠山氏だけで1,000万円以上のカネを謝礼として受け取っている。当然、M氏やK氏も分け前をもらっている。遠山氏の秘書の一人もマージンをとっていた」

 口利きの一例が、詐欺罪などで逮捕・起訴され、東京地裁で公判中の太陽光発電関連会社「テクノシステム」社長・生田尚之被告との関係だ。生田被告と遠山氏を結び付けたのはM氏。2019年春、M氏が生田被告から依頼を受けて日本政策金融公庫に融資を求めたが失敗。そこで、遠山氏が乗り出し、4億円の融資が得られた。

 M氏が周囲に、「俺が遠山氏を紹介してやったからだ。銀座のクラブで生田被告に遠山氏を接待させて、100万円を礼として渡している」などと話していたことが分かっている。

 銀座での遊興にのめり込んでいった背景について、遠山氏の知人はこう語る。
 生田被告に「遠山氏は、事実上の一人暮らしなんですね、奥さんの体調がすぐれないから。そこで、覚えたのが銀座のクラブ遊びです。連日、生田被告の世話になるわけににもいかず、お気に入りの女性がいる店に、自分のカネで通うようになった。当然、一晩で10万、20万円と使うから、国会議員の収入では払えない。そこで、口利きビジネスに傾いていったようです。私も遠山氏から『困っている会社があれば、いつでもどうぞ』と言われたことがあります。ちなみに、遠山氏は議員時代から、公明党では唯一、カジノ推進に必死でした。それも、口利きビジネスとつながるような気がする」

 11月に公開された政治資金収支報告書によれば、遠山氏の資金管理団体「遠山平和政策研究所」には、M氏が窓口になって遠山氏のスポンサーになっていたX氏が30万円を献金。X氏が経営する会社を調べると、2020年4月に、「贈賄、不正行為等起こした」として静岡市から入札停止処分を受けていた。

 M氏が作成した「若侍リスト」にも生田被告は「殿与力」、X氏は「若侍」として遠山氏支援の仲間として記載されている。遠山氏側に、筋の悪すぎるカネが集まっていたのは確かだ。

◆  ◆  ◆

 当初、東京地検特捜部は、遠山氏と生田被告による贈収賄事件として立件する方向だったという。だが、生田被告が自身の詐欺事件でも容疑を否認。遠山氏へのカネの提供についても「あっちこっちにバラマキすぎて、どのカネを何の目的に使ったのか生田本人が理解できていないようだ。(遠山側に渡した)銀座のクラブでの100万円にしても、趣旨が判然とせず、貸金業法違反での立件となった」(捜査関係者)

 別の遠山氏の知人が、事件の背景を語る。
 「遠山さんはヤメ検弁護士をつけている。貸金業法違反でカネの授受は認めるから在宅起訴で、と検察側に頭を下げたという話がある。確かに、そういう筋書きになっていますよね」

 ヤメ検への弁護費用は、刑事事件の場合、着手金が数百万円と安くはない。遠山氏についているのは、東京地検特捜部出身の弁護士だ。。議員バッジを失い、銀座で散財していた遠山氏が用立てるのは大変だろう。来年の参院選を前に、検察側に公明党が“泣き”を入れたということなのかもしれない。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【社会ニュース・東京地検特捜部による遠山清彦元公明党衆院議員の貸金業法違反疑惑の捜査】  2021年12月24日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【HUNTER2021.11.15】:遠山清彦元公明党衆院議員に迫る「Xデー」|特捜部の狙いは“贈収賄”

2022-02-22 06:15:20 | 【事件・未解決事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件他】

【HUNTER2021.11.15】:遠山清彦元公明党衆院議員に迫る「Xデー」|特捜部の狙いは“贈収賄”

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2021.11.15】:遠山清彦元公明党衆院議員に迫る「Xデー」|特捜部の狙いは“贈収賄” 

 東京地検特捜部が捜査を進めてきた日本政策金融公庫の融資を巡る事件が、主役の立件に向け動きはじめた。

 特捜部のターゲットは、緊急事態宣言の発令中に銀座のクラブで飲食したり、政治資金を使ってキャバクラ遊びをしていたことなどが露見し今年2月に議員辞職した遠山清彦元公明党衆院議員。公庫に「口利き」した見返りに多額の現金を受け取っていたとみられており、ここにきて「財務副大臣」の肩書を使った犯行の全体像がわかってきた。

◆  ◆  ◆

 今年8月4日、特捜部が家宅捜索したのは公明党の吉田宣弘衆院議員と太田昌孝衆院議員(当時)の議員会館内の事務所。同じ日、福岡市内のタワーマンションにある遠山氏の自宅や東京都千代田区内で経営している会社も捜索を受けたことが分かっている。

 罪名は、遠山氏の元秘書二人が日本政策金融公庫などの融資を、貸金業の登録をしないまま「口利き」して手数料をとっていたという貸金業法違反。遠山氏が議員辞職後、二人が吉田氏と太田氏の秘書になっていたため、議員会館が捜索対象となった。だが、特捜部の狙いは、当初から遠山氏。背後で2人の元秘書を操っていたとみて調べを進めてきている。

 遠山氏の「口利き」ビジネスに関与していたのが、環境関連会社(本社・東京都港区)の社長M氏と通信販売会社の(本社・東京都港区。現在は解散)のK氏。M氏は、6年ほど前に公明党の元都議で「ドン」と呼ばれた藤井富雄氏から遠山氏を紹介されたという。遠山氏は、「公明党の重鎮、藤井元都議のご紹介で来室されたMさんと」とツイッター上に投稿していた。

 M氏やK氏の手口はこうだ。まず、関係する会社を遠山氏に紹介し、政治資金パーティーのパー券購入や献金という形で協力させる。そこで、日本政策金融公庫から融資を得たい会社があれば、遠山氏の秘書らにつなぎ、融資が獲得できた際には手数料を得る。M氏とK氏のラインを使った融資斡旋で、遠山氏側に総額約1,600万円が渡っていたという。そうした事案に登場する人物の中で最も注目されているのが、今年5月に、太陽光発電を巡る詐欺事件で逮捕・起訴された「テクノシステム」の社長・生田尚之被告である。

 生田被告らは、太陽光発電システムを開発すると称して金融公庫から融資を引き出したが、実際には別の使途に資金を費消していたとされる。その生田被告はM氏を通じて遠山氏と知り合い、本サイトでも報じた通り、遠山氏の公明党支部に100万円を献金していたことが分かっている。

 (参照記事⇒「特捜部が狙う問題企業と政治家の関係|広告塔は小泉親子、公明支部には100万円 

 2019年9月、遠山氏は財務副大臣に就任する。それを待っていたかのように、生田被告は遠山氏に日本政策金融公庫への融資斡旋を陳情していた。ある捜査関係者は、贈収賄事件の焦点についてこう話す。

 「テクノシステムは日本政策金融公庫から1億円の融資金返済を迫られていた。そこで、借り換えのために追加で4億円を融資するよう求めたが却下され、K氏を通じて再度申し込んだがそれでもダメ。最後の最後で遠山氏を頼り、融資が実行された。遠山氏が直接動き、口利きした形跡がある。生田被告は、銀座のクラブでM氏が同席する中、遠山氏本人に謝礼として現金100万円を渡したようだ」

 つまり遠山氏は、日本政策金融公庫の監督権限がある財務副大臣の立場を使って圧力をかけ、生田被告側への融資を実現させたということ。特捜部にとって、貸金業法違反は入り口。いきなり贈収賄で立件する可能性もある。いずれにせよ、「Xデー」が迫っているのは確かである。

 今年10月の総選挙で神奈川6区から出馬する予定だった遠山氏は、将来の公明党代表と目されていた人物。遠山氏の知人は、生田被告との関係について、次のように解説する。

 「遠山さんは奥さんの体調不良もあって、ほとんど独身のような生活だった。夜は暇でしょうがない。もともと遊び好きだった彼は、銀座の夜遊びに繰り出すようになる。それを教えた一人が、テクノシステムの生田が出入りしていた大樹総研の矢島という人だったらしい」

 矢島氏とは、政権中枢との関係が取り沙汰されてきた民間のコンサル会社「大樹総研」のトップ、矢島義也氏のことを指す。大樹総研は近年、政界絡みの経済事件で度々捜査線上に浮かんできた会社だ。確かに、テクノシステムの生田被告とも関係がある。動き出した遠山氏の事件から、益々目が離せなくなってきた。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【疑惑・東京地検・日本政策金融公庫の融資を巡る事件】  2021年11月16日  07:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【2022年02月20日 今日は?】:東京駅前に地上8階、地下1階の「丸ビル」が完成

2022-02-22 00:00:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2022年02月20日 今日は?】:東京駅前に地上8階、地下1階の「丸ビル」が完成

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2022年02月20日 今日は?】:東京駅前に地上8階、地下1階の「丸ビル」が完成

 ◆2月20日=今日はどんな日

  東京駅前に地上8階、地下1階の「丸ビル」が完成(1923)

 昭和初期。ビル内の事務所数は361を数え、約4000人が働いていた。手前は東京駅前のロータリー。

 ◆出来事

  ▼作家小林多喜二が築地署で虐殺される(1933)▼ソチ五輪女子フィギュアのフリーで浅田真央が会心演技。6位に終わるも感動呼ぶ(2014)

自宅の火鉢にあたる28歳の多喜二。1931年。

 ◆誕生日

  ▼かとうかず子(58年=女優)▼モロ師岡(59年=俳優)▼いしのようこ(68年=女優)▼森田剛(79年=俳優)▼石田明(80年=NON STYLE)▼小出恵介(84年=俳優)▼三戸なつめ(90年=女優)▼藤田ニコル(98年=タレント)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2022年02月20日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする