路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政局】:高齢者vs若者を煽る大津綾香・政治家女子48党首に「前党首もおじいちゃん」とツッコミの嵐

2023-03-14 17:20:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政局】:高齢者vs若者を煽る大津綾香・政治家女子48党首に「前党首もおじいちゃん」とツッコミの嵐

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:高齢者vs若者を煽る大津綾香・政治家女子48党首に「前党首もおじいちゃん」とツッコミの嵐

 「NHK党」党首だった立花孝志氏(55)が、ガーシー参院議員(本名・東谷義和氏=51)に関する全ての責任を取る形で党首辞任を発表したのは先週のこと。同時に党名を「政治家女子48党」に変更し、新党首に子役タレントとして活動していた大津綾香氏(30)の就任を発表した。

<picture>政治家女子48党の大津綾香氏(右)と立花孝志氏(C)日刊ゲンダイ</picture>

 政治家女子48党の大津綾香氏(右)と立花孝志氏(C)日刊ゲンダイ

 2022年7月の参院選で初当選して以来、一度も国会に出席することなく海外に滞在し続けてきたガーシー議員は、懲罰として「議場での陳謝」を求められたが、被災地トルコ訪問を理由に8日の参院本会議を欠席。

 自身のSNSで「俺はもう何十回何百回と言うけど『日本に帰らなくていい、国会に出なくていい』って言ったの俺じゃないからね。立花さんやからね」「(党首を)辞めんでよろしいやんっていう話をしたら、その政治家女子48党にして、どうのこうのみたいな、策士としての作戦をばーっと言われたからね」と漏らしていた。

 ■おじいちゃんたちが気にくわないからって…

 新党首となった大津氏は、所信表明で「ガーシーは国民に選んでもらった。若い方はガーシーに投票してもらった方が多い。(除名は)それこそ横暴。おじいちゃん(議員)たちが勝手に、何か気にくわないからってガーシーを追い出してやろうみたいな、そんな前例を作っていいのかなと思います」と述べ、ガーシー議員が除名された場合、国に対して賠償を求める訴訟を起こす意向を明らかにした。

 これに対し、ネットでは《おじいちゃん議員って、立花元党首もおじいちゃんじゃん》《若者と年寄りの2項対立を煽り、既存勢力の足を引っ張るだけで成立するようなお手軽な野党を目指しているように見えます》《勝手に主語を大きくして、あたかも若い世代代表みたいな顔はしない方が良い》と、ツッコミが多く入った。

 「N党は、『年金受給者のNHK受信料の無料化』『最終的にNHKスクランブル放送の実現』など国民や高齢者にとっても有益な公約を打ち出している部分があったので、多少なりとも支持されていました。しかし、ガーシー議員の誕生から、軸がブレ、何がしたいのかさっぱり分からなくなってしまいましたね」(政治ジャーナリスト)

 日頃のストレスや社会に対する鬱憤を「高齢者のせい」「巨大な権力のせい」とすり替えて、有権者が叩きやすい構図を作ることで、ガーシー議員やN党は、票を集めてきた。

 「若者と高齢者の対立構図は、分かりやすく票が集まりやすい。行き場のない若者の不満を利用し、立花前党首やガーシー議員は、便乗していた部分が否めません。先に違反行為をしたのはガーシー議員なのに、議員らしいことは一切せず、暴露動画のクオリティも下がる一方です。利用されていたとようやく気づき始めた若者もいるでしょう」(同)

 ガーシー議員が15日の参議院本会議で正式に除名となれば、新党首として大津氏もその責任を負わなければならないが、今度はどんな主張をするのか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・NHK党が党名を「政治家女子48党」に変更】  2023年03月14日  17:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政局】:萩生田、加藤、武田“非主流派トリオ”が菅前首相と会食…岸田体制を揺さぶる三者三様の思惑

2023-03-14 13:51:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【政局】:萩生田、加藤、武田“非主流派トリオ”が菅前首相と会食…岸田体制を揺さぶる三者三様の思惑

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:萩生田、加藤、武田“非主流派トリオ”が菅前首相と会食…岸田体制を揺さぶる三者三様の思惑

 どんな狙いがあるのか──。12日夜、菅義偉前首相、萩生田光一政調会長、加藤勝信厚労相、武田良太元総務相の4人が会食したことが永田町で注目を集めている。

 菅前首相は年初に増税批判などで“反岸田”のノロシを上げたといわれたが、最近は健康不安説が流されたりと、鳴りを潜めていた。今月に入って日韓議連会長内定で表舞台に出てきたのを機に、反岸田の動きを再開させるということか。

<picture>(左から)萩生田光一政調会長、加藤勝信厚労相、武田良太元総務相(C)日刊ゲンダイ</picture>

 (左から)萩生田光一政調会長、加藤勝信厚労相、武田良太元総務相(C)日刊ゲンダイ

 「萩生田、加藤、武田の3人は、菅さんが官房長官と総理だった時代に支えてきたメンバーです。萩生田さんと加藤さんは菅さんが官房長官の時の副長官。菅政権では、加藤さんが官房長官、萩生田さんが文科相、武田さんが総務相でした。久しぶりに3人で菅さんを囲もうという話になったようです」(自民党関係者)

 会合では「防衛費増額の財源や少子化対策などについて意見が交わされた」「韓国との議員外交にしっかり取り組むことで一致」「10増10減をめぐる候補者調整で意見交換」などと報じられているが、要は会談の中身より「4人で会食した」という事実が話題になることが目的だろう。

<picture>「反岸田」の動き再開か(菅前首相)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 「反岸田」の動き再開か(菅前首相)/(C)日刊ゲンダイ

 ◆焦りと牽制

 4人に共通するのは、岸田政権では「非主流派」だということ。岸田政権を支える自民党の主軸は岸田派ー茂木派ー麻生派。岸田は要所要所で、茂木幹事長、麻生副総裁と会い、「三頭政治」で政権の方向性を擦り合わせている。そうした岸田体制への“揺さぶり”というわけだ。

 事情に詳しい永田町関係者はこう話す。

 「武田さんは非主流派である二階派の次のキーマン。麻生さんとは地元の福岡で犬猿の仲です。加藤さんは茂木派所属ですが、現状の茂木会長に納得しているわけではなく、自分こそが派内の『ポスト岸田候補』だと思っている。実際、茂木派は一枚岩ではありませんしね。そして、安倍派後継を狙っている萩生田さん。党三役に就いているものの、安倍派は最大派閥ながら岸田政権で中途半端な扱いです。増税など財務省中心の岸田路線でいいとも思っていない。つまり、武田氏、加藤氏、萩生田氏は三者三様に思惑がある。岸田政権との距離感を見せ、菅さんと会食することで、それぞれが存在感を高められると考えているのでしょう」

 低位安定の岸田内閣の支持率がここへきて微増傾向にある。非主流派の焦りからくる牽制もありそうだ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・自民党・菅義偉前首相、萩生田光一政調会長、加藤勝信厚労相、武田良太元総務相の4人が会食】  2023年03月14日  13:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【共同・世論調査】:礒崎氏の行為は報道の自由に「介入」65%、高市氏の捏造発言「納得いかない」73%

2023-03-14 10:45:30 | 【新聞社・報道・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌・世論調査】

【共同・世論調査】:礒崎氏の行為は報道の自由に「介入」65%、高市氏の捏造発言「納得いかない」73%

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【共同・世論調査】:礒崎氏の行為は報道の自由に「介入」65%、高市氏の捏造発言「納得いかない」73%

 放送法の「政治的公平」の解釈を巡り、再検討を求めた安倍政権当時の礒崎陽輔首相補佐官の行為に関し、岸田首相は「自由への介入には当たらない」と強弁しているが、国民の大半は納得していない。

<picture>「不正確で捏造だ」と主張する高市早苗経済安保担当相(C)日刊ゲンダイ</picture>

 「不正確で捏造だ」と主張する高市早苗経済安保担当相(C)日刊ゲンダイ

 共同通信社が11~13日に実施した世論調査によると、礒崎氏の行為は「介入だ」「どちらかと言えば介入だ」との回答が計65.2%に上った。

 また政治的公平に関する総務省の行政文書について、当時総務相だった高市早苗経済安全保障担当相による「不正確で捏造だ」との説明に対し「納得できない」との回答は73.0%に上った。

 ■半数以上がマスク着用を継続

 新型コロナ対策のマスク着用ルール緩和を巡り「これまでと同じように着用する」との回答は56.8%。「着用する機会を減らす」35.1%だった。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・共同通信社 世論調査】  2023年03月14日  10:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政局】:「高市節」に政権翻弄 参院予算委でも「捏造」撤回せず 推しアナ紹介し「テレビ朝日ディスるはずもない」

2023-03-14 07:45:10 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【政局】:「高市節」に政権翻弄 参院予算委でも「捏造」撤回せず 推しアナ紹介し「テレビ朝日ディスるはずもない」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:「高市節」に政権翻弄 参院予算委でも「捏造」撤回せず 推しアナ紹介し「テレビ朝日ディスるはずもない」

 放送法の「政治的公平の解釈変更を進めた」とする行政文書を巡り、高市早苗経済安全保障担当相は13日の参院予算委員会で「記された事実は一切ないことを自信をもって申し上げます」と繰り返し、「捏造(ねつぞう)」との見解を撤回しなかった。日韓首脳会談の開催に向けて調整を進めるなど外交成果で支持率アップを目指す岸田文雄首相だが、大事な週の出はなをくじかれた格好。「止めようのない高市節」(自民ベテラン議員)に政権が翻弄(ほんろう)されている。<button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">(写真:神奈川新聞社)</button>

(写真:神奈川新聞社)(神奈川新聞社)

 政府関係者によると、先週末に官邸や自民党が予算委に向けて善後策を模索。自民からの質問に「記憶があやふやだった」と答弁してかわす案などが検討されたが、高市氏に応じる気配は皆無だった。更迭も視野に「だれが鈴を付けるか」も話し合われたが「必要なのは鈴より(口封じの)マスク」と冗談が出るだけで時間切れになったという。

 13日の朝、岸田首相は「就任以来初めて」(周辺)マスクなしで官邸入り。記者団の問いかけに「個々人の着脱を強制するものではない」と回答した。首相に近い議員は「マスクなしで高市節への策もなし。皮肉な解禁日だ」と嘆いた。

 予算委では「高市節」がさく裂。文書にある「テレビ朝日に公平な番組なんてあるの?」との発言の真偽を立憲民主党の福山哲郎氏からただされると「そんなことは言わない」と否定。さらには同局系の情報番組の司会を務める羽鳥慎一アナウンサーの名を挙げ「テレビ朝日をディスる(さげすむ)はずもない。恥ずかしながら羽鳥アナの大ファンで朝はその顔をひと目見て出かける」と説明した。

 元稿:神奈川新聞社 カナコロ 主要ニュース 社会 【話題・参院予算委員会・高市早苗経済安全保障相・自身に関する記載が登場する放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書について言及した事案】  2023年03月13日  23:41:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【参院予算委】:高市早苗氏「羽鳥アナの大ファン」の支離滅裂…行政文書をめぐる国会質疑は“学級崩壊”状態

2023-03-14 07:45:00 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【参院予算委】:高市早苗氏「羽鳥アナの大ファン」の支離滅裂…行政文書をめぐる国会質疑は“学級崩壊”状態

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【参院予算委】:高市早苗氏「羽鳥アナの大ファン」の支離滅裂…行政文書をめぐる国会質疑は“学級崩壊”状態

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を機に、日本代表(侍ジャパン)選手の姿や試合を見守る観客らのマナーがSNSなどで拡散。世界で日本に対して「クールジャパン」などと称賛の声が出ているが、その日本の国権の最高機関である「国会」の様子はと言えば、とてもじゃないが恥ずかしくて見せられないだろう。連日、放送法の「政治的公平」をめぐる解釈変更の経緯について記した総務省の行政文書に関する質疑が行われているのだが、ほとんど学級崩壊状態となっているからだ。

<picture>支離滅裂な答弁(C)日刊ゲンダイ</picture>

       支離滅裂な答弁(C)日刊ゲンダイ

 たとえば13日の参院予算員会では、高市早苗経済安全保障担当相が「捏造」と否定していた「2015年2月13日の大臣レク(説明)」について記された行政文書の質疑があり、総務省の小笠原陽一情報流通行政局長が「行われた可能性が高い」と答弁。これに対し、高市氏は「その時期はたくさんレクがあり、何月何日の何時にどのレクがあったか、確認の取りようがない」「紙に書かれている内容は自信を持って否定する」などと釈明していたのだが、普通に考えれば高市氏の曖昧な「記憶」と、総務官僚が克明に記していた「記録文書」のどちらの方が信ぴょう性が高いかは一目瞭然。

 さらに高市氏は「確認の取りようがない」と言いながら、なぜ、内容は「自信を持って否定」できるのかもさっぱり分からない。質問に立った立憲民主党福山哲郎元幹事長はあきれた様子で、「大臣の自信なんて聞いていない。自分の言葉で言うだけで何の証明もない」と突き放したのも無理はないだろう。

 ■「羽鳥アナウンサーの大ファン」の支離滅裂

 そして極め付きは、「正確性について話をさせてください」と切り出した際の答弁だ。

 「私は恥ずかしながら、報道番組、ニュース番組は朝食、夕食の時間帯に見ているが(番組の)見比べはしていない」「しかも、テレビ朝日をディするはずもございません。恥ずかしながら、羽鳥(慎一)アナウンサーの大ファンで、朝は8時から8時5分までの間は、羽鳥さんの顔をひと目見て出かけるくらいでございます」

 そもそも行政文書の真偽とは全く関係がなく、ファンでなければ行政文書は本物と認めたとでもいうのか、支離滅裂だ。

 質疑をめぐっては他にも、高市氏が答弁をダラダラと引き延ばす様子や、松本剛明総務相が高市氏に代わって答弁しようと繰り返し挙手するなど、「クールジャパン」には程遠い内容だった。

 当時の総務省幹部らを国会に参考人招致して確認すればいいだけなのだが、立憲民主党の杉尾秀哉議員のツイッターによると、《(当時の)礒崎補佐官、山田元総理補佐官、安藤元局長の3人の参考人招致も与党側に拒否され、今のところ実現していません》というからグダグダだ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・参院予算委員会・高市早苗経済安全保障相・自身に関する記載が登場する放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書について言及した事案】  2023年03月13日  16:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【参院予算委】:高市早苗氏が苦し紛れの答弁連発 総務省がレク認め一転トーンダウンも記載内容は一貫否定

2023-03-14 07:44:50 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【参院予算委】:高市早苗氏が苦し紛れの答弁連発 総務省がレク認め一転トーンダウンも記載内容は一貫否定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【参院予算委】:高市早苗氏が苦し紛れの答弁連発 総務省がレク認め一転トーンダウンも記載内容は一貫否定 

 高市早苗経済安全保障相は13日の参院予算委員会で、自身が登場する部分を一貫して「捏造(ねつぞう)」と訴える総務省の行政文書の問題について、苦しまぎれの答弁を連発した。

高市早苗・経済安全保障担当相(2023年3月9日撮影)高市早苗・経済安全保障担当相(2023年3月9日撮影)

 15年2月13日の文書をめぐり、総務省からレク(説明)を受けた際「そもそもテレビ朝日に公平な番組なんてある?」と述べたとされる部分について、高市氏は「テレビ朝日をディスるはずもない。恥ずかしながら私は羽鳥(慎一)アナウンサーの大ファン。朝は羽鳥さんの顔をひと目見て出かけるくらいだ」。羽鳥アナが司会を務める「羽鳥慎一モーニングショー」の視聴習慣を強調して、記載内容を否定しようとした。

 しかしこれに先立ち、「そもそもー」発言が登場するレクの有無について、同省幹部は「あった可能性が高いと考えられる」と明言。一方で内容の正確性には踏み込まなかった。これまで、レクを受けたことはないと否定してきた高市氏は「何月何日の何時にどのレクがあったか確認の取りようがない」と一転トーンダウンしたが、「紙に書かれた内容は自信をもって否定する」と主張した。

 委員長に簡潔な答弁を再三、求められても「これまでは長くならないよう言いたいことも我慢してきた。ここは言わせてください!」と突っぱね、答弁を強行した高市氏。質問した立憲民主党の福山哲郎氏は「当時の大臣が捏造と言う限り、総務省は正確とは言えない。森友、加計問題と同じだ。安倍総理が『関わっていたら辞める』と言ったことでどれほどの官僚に迷惑が及んだか。今回もどれだけ官僚が傷つきながら(高市氏を)かばおうとしているか」と、批判した。

 「捏造」の主張を変えない高市氏。この日、政府側にかばうような空気はなかった。【中山知子】

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・参院予算委員会・高市早苗経済安全保障相・自身に関する記載が登場する放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書について言及した事案】  2023年03月13日  20:11:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【高市早苗氏】:「羽鳥アナのファン」番組名持ち出し、総務省行政文書登場のテレ朝への発言否定

2023-03-14 07:44:40 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【高市早苗氏】:「羽鳥アナのファン」番組名持ち出し、総務省行政文書登場のテレ朝への発言否定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【高市早苗氏】:「羽鳥アナのファン」番組名持ち出し、総務省行政文書登場のテレ朝への発言否定 

 高市早苗経済安全保障相が13日の参院予算委員会で、自身に関する記載が登場する放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書について言及する中で“脱線”答弁を繰り出した。

参院予算委で立憲民主党の福山哲郎氏(右)の質問に答弁する高市経済安保相(共同)

参院予算委で立憲民主党の福山哲郎氏(右下)の質問に挙手する高市経済安保相(左上)と松本総務相(共同)

 文書に「そもそもテレビ朝日に公平な番組なんてある?」などと自身が発言したとされる部分があることを念頭に、テレビ朝日系の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」の司会を務める羽鳥慎一アナのファンであることを明かしながら、文書の内容を否定した。

 高市氏はこの日も「書かれてあることは不正確であることはあらためて申し上げる」と述べ、「政治的公平についてのレク、礒崎(陽輔元首相補佐官)氏の伝言について話をした部分」についてあらためて否定し「言うはずがないことがたくさん書かれている」とも、不快感を示した。

 答弁が長くなり、質問した立憲民主党の福山哲郎氏が抗議すると「いえ、正確性について話をさせてください」と応じず、答弁を続けた。そして「私は恥ずかしながら、報道番組、ニュース番組は朝食、夕食の時間帯に見ているが(番組の)見比べはしていない」「しかもテレビ朝日をディするはずもございません。恥ずかしながら、羽鳥アナウンサーの大ファンで、朝は8時から8時5分までの間は、羽鳥さんの顔をひと目見て出かけるくらいでございます」と訴えた。

 高市氏は、羽鳥氏の番組のファンであることを公言することで、文書に書かれた内容を否定したかったようだが、当時に関する持論の主張があまりにも続いたため、委員長から再三にわたり「答弁は簡潔に」と注意された。

しかし「これまで委員会が長くならないよう、言いたいことがあっても我慢してまいりました。だからここは言わせてください」と突っぱねて、答弁を続けた。

 高市氏の答弁の前、高市氏が存在を否定している2015年2月の担当局長によるレクについて、総務省幹部が「あった可能性が高い」と答えている。

 福山氏が「捏造(ねつぞう)ではないじゃないですか」と指摘すると、高市氏は「この紙に書いてあることは自信を持って否定する」「この時期に、放送法の解釈や政治的公平について私が話した事実は一切ないことを、自信をもって申し上げます」と、これまでの主張を繰り返した。

 福山氏は「大臣の自信なんて聞いていない。自分の言葉で言うだけで何の証明もない」と指摘した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・参院予算委員会・高市早苗経済安全保障相・自身に関する記載が登場する放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書について言及した事案】  2023年03月13日  12:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【参院予算委】:総務省側、大臣レク実施の「可能性高い」 高市氏なお文書否定

2023-03-14 07:44:20 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【参院予算委】:総務省側、大臣レク実施の「可能性高い」 高市氏なお文書否定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【参院予算委】:総務省側、大臣レク実施の「可能性高い」 高市氏なお文書否定

  総務省の小笠原陽一情報流通行政局長は13日午前の参院予算委員会で、安倍政権下での放送法解釈を巡る総務省行政文書に関し、当時総務相だった高市早苗経済安全保障担当相に対する2015年2月13日の大臣レク(説明)について「行われた可能性が高い」との認識を示した。  

<button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">総務省=東京都千代田区</button>
              総務省=東京都千代田区

 高市氏はこれまでレクの存在を否定していた。

 小笠原氏によると、レクの記録作成者は「確実な仕事を心掛けており、上司の関与を経て文書が残っているのであれば、レクが行われたのではないか」と説明。同席者も同様の認識を示したという。一方で、小笠原氏は「文書に記載された内容が正確か否か、現時点で答えることは困難だ」とも語った。

 これに対し、高市氏は「その時期はたくさんレクがあり、何月何日の何時にどのレクがあったか、確認の取りようがない」と釈明。その上で、放送局への感想など「紙に書かれている内容は自信を持って否定する」と述べた。立憲民主党の福山哲郎元幹事長への答弁。 

 元稿:時事通信社 JIJI.com 政治 【政策・総務省・小笠原陽一情報流通行政局長は13日午前の参院予算委員会で、安倍政権下での放送法解釈を巡る総務省行政文書に関し、当時総務相だった高市早苗経済安全保障担当相に対する2015年2月13日の大臣レク(説明)について「行われた可能性が高い」との認識】  2023年03月13日  11:12:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【高市発言】:田原総一朗らの“抗議会見”で明かされた現場の生の声!「デモの映像流せない」「なくなったニュース山ほど」

2023-03-14 07:43:10 | 【新聞社・報道・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌・世論調査】

【高市発言】:田原総一朗らの“抗議会見”で明かされた現場の生の声!「デモの映像流せない」「なくなったニュース山ほど」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【高市発言】:田原総一朗らの“抗議会見”で明かされた現場の生の声!「デモの映像流せない」「なくなったニュース山ほど」 

 先日本サイトでも伝えたように、高市早苗総務相が放送局に対して“電波を停止することもありうる”と恫喝発言を行ったことについて、テレビメディアで活躍するジャーナリストたちが2月29日、都内で記者会見を行った。

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「私たちは怒っています!」という横断幕を掲げた会見の様子(YouTube「ANNnewsCH」より)

 会見では、呼びかけ人の田原総一朗氏、鳥越俊太郎氏、岸井成格氏、大谷昭宏氏、金平茂紀氏、青木理氏が「私たちは怒っています!」という横断幕を掲げて声明を発表、欠席した呼びかけ人のひとり、田勢康弘氏のコメントも代読された。会見では、高市総務相の「電波停止」発言への痛烈な批判が飛び出した。

 「高市総務大臣発言というのは非常に恥ずかしい発言でして、ただちに全テレビ局の、全番組が抗議をすべき。断固抗議」(田原氏)

 「(高市総務相は)憲法の精神あるいは放送法の精神や目的というものを知らないで、もし、ああいう発言をしているとすれば、もう大臣失格。資格ありません。そしてもし、仮に知っていて曲解をしている、ということであれば、意図的にある一歩を進めて、言論統制に進みたいという意図があると、思われても仕方がない」(岸井氏)

 さらに岸井氏は質疑応答のなかで、新聞意見広告を使ってTBSNEWS23』と岸井氏に圧力をかけた安倍応援団「放送法遵守を求める視聴者の会」について、初めて言及。「全然間違いだし、ああいう低俗なアレにコメントするのは時間の無駄」「単純に言えばもうほんっとに低俗だし、品性どころか知性のかけらもない」と切って捨てた。

 しかし、このような高市「電波停止」発言、安倍別働隊への強烈な批判もさることながら、一方で、テレビ報道に長年携わってきた彼らは、安倍政権忖度し、政治権力による恫喝行為に対して声をあげないマスコミの現状に対しても、強く懸念を表明した。会見の取材に来た記者たちに語りかけるように、“ジャーナリズムの危機”をこう訴えたのだ。

 「全テレビ局の全番組がこれを抗議したら高市さんは非常に恥ずかしい思いをする。と、なるはずなんですね。ところが、残念なことにこの多くのテレビ局の多くの番組は、何も言わない」(田原氏)

 「本会議場で、誰が拍手しなかったかを総理がチェックしているらしいと、複数の自民党議員から聞いた。(略)メディアの社長が総理と会食してるために、書く内容を自己規制している現場の記者たちと同じだなと、自民党議員たちと笑いあった。ジャーナリズムは死にかけている」(田勢氏のコメント)

 「このままどんどん押し込まれてしまうと、本当にメディアとジャーナリズムの原則が根腐れしかねないなという危機感を僕自身、抱いています」(青木氏)

 「自主規制とか忖度とか、あるいは過剰な同調圧力みたいなものが、それによって生じる萎縮みたいなものが、今ぐらい蔓延していることはないんじゃないかと、私は自分の記者経験のなかから思います」(金平氏)

 それぞれが一斉に“私たちはこのままでいいのか?”と問いかけたわけだが、彼らはテレビ業界でも活躍するメディア人である。とりわけ、金平氏は現役のTBS執行役員。つまり、この会見は、身内への真剣なダメだしでもあったわけだ。それでも、ここまで彼らがマスコミの腐敗を声高に追及せざるをえなかったのは、それだけ現在、異常事態が発生していることの証なのだ。

 実際、大マスコミは報じようとしないが、呼びかけ人たちの他にも、この声明に参加したいと申し出るも「拒否された」、あるいは、「どうしても参加できる状況ではない」という民放やNHKの現場の人間たちがいたと明かされた。会見ではそうした彼らの声が匿名で読み上げられたが、その内容は、安倍政権の報道圧力による現場の萎縮を、生々しく物語るものだった。

 〈「それはやりたいのは分かるが我慢してくれ」「そこまでは突っ込めない」などと言われることは何度もあります。これまでなら当然指摘してきた問題の掘り下げなどについてです。政権批判と取られるのではないかと恐れ、自粛しています。これは報道側の情けなさではありますが、実際に、ある圧力によって影響を受けています。これまでの政権下でも公平性に注意して報道してきましたが、安倍政権になって特に自粛が強まっています。〉(在京キー局報道番組のディレクター)

 〈2012年12月の選挙の際、自民党が選挙報道にあたっての要請文を放送各社の記者ひとりひとりを呼びつけて、手渡しましたが、これまで政党がこんなことをしたことはありませんでした。(略)実際に、こうした文書や動きが、報道現場に自粛の効果をもたらしています。(略)例えば、この文書を受けて街録を削りましたし、デモの批判的な映像も自粛しています。デモは市民の意思を表す動きですが、デモを警戒している官邸に気をつかったのです。ニュースの選択の段階で気をつかい、なくなったニュース項目は山ほどあり、数をあげたらキリがないほど気をつかっています。〉(在京キー局報道局の中堅社員)

 〈気付けば、争点となる政策課題、例えば原発、安保を取り上げにくくなっている。気付けば、街録で政権と同じ考えを話してくれる人を、何時間でもかけて探しまくって放送している。気付けば、政権批判の強い評論家を出演させなくなっている。私たちは今までどおり自由に企画を提案しても、通らないことが多くなったり、作ったものに対しても直しを求められることが増え、それがいつの間にか普通になり、気付けば、自由な発想がなくなってきているような状況だ。(略)若い新入社員などはそれをおかしいとは思わず、これを基準に育っている〉(在京のキー局報道局の若手の社員)

 

安倍首相国会で、「メディアは自粛していない。むしろ言論機関に対して失礼だ」とのたまったが、これが実態なのだ。前述の報道局若手社員は、高市総務相の「電波停止」発言で、「ああ、やっぱりこれ以上、政権批判はできないんだという絶望感みたいなものは、さらに加わった気がする」という。これを“公権力による報道圧力”と言わずして、なんと言うのか。

 しかし、彼ら窮地に瀕する現場のメディア人たちの必死の訴えは、この国の大マスコミには届かなかったらしい。

 会見には新聞各社の記者らも取材にきていたが、翌日3月1日付の朝刊を見ると、その扱いは、朝日新聞毎日新聞でも1000字ほど。産経新聞はウェブ版でこそ数名の発言をひろったが、紙面ではたったの数行だ。読売新聞に関しては、声明の内容はおろか、会見があったことすら、一文字足りとも触れなかった。そして、いずれの新聞も、匿名で出さざるをえなかったテレビ局報道現場の悲痛な叫びについては、完全に無視したのだ。

 しかし、産経と読売に関しては、ある意味、今回の声明に触れたくないと思うのは当然だろう。言うまでもなく、このふたつの“安倍政権の御用紙”は、「放送法遵守を求める視聴者の会」の全面意見広告を掲載した新聞だからだ。当のテレビメディアに関わる人間たちが、死に体のジャーナリズムを蘇生させようと呼びかけているなかで、産経と読売は“言論弾圧広告”を全国にばらまいた当事者なのだから、まさに恥知らずとしか言いようがない。“権力のポチ犬”ぶりも度を超えている。

 安倍政権からの圧力に萎縮し、街の声を収録するときすら政府に批判的なものを避け、デモの模様を放送せず、国民の生命に関わる安保や原発の問題すら扱わなくなってしまったテレビ局。そして、こうした状況で、現場の人間がやっとの思いでSOSをあげても、その声を報じようとしない新聞──。

 会見のなかで金平氏は、自分たちの呼び掛けの大部分は会見の取材に来ている記者たちにあると語り、立場を超えた連帯の必要性を強調したが、どうやら、日本のマスコミは、政府の言論統制に対抗するという一点であってもなお、共闘できないらしい。この国に巣食うメディアの病は、とうとう末期状態にまできている。そういうことだろう。(小杉みすず

 元稿:LITERA・リテラ(本と雑誌の知を再発見) 主要ニュース 社会 【ジャーナリズム・高市早苗総務相が放送局に対して“電波を停止することもありうる”と恫喝発言】  2016年03月02日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政局】:高市早苗大臣と岸田総理の「ガチバトル」勃発…「超重要法案」が先送りされてしまった「情けない理由」

2023-03-14 07:30:30 | 【経済安全保障・戦略物資の供給網強化、基幹インフラの安全確保、先端技術開発他】

【政局】:高市早苗大臣と岸田総理の「ガチバトル」勃発…「超重要法案」が先送りされてしまった「情けない理由」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:高市早苗大臣と岸田総理の「ガチバトル」勃発…「超重要法案」が先送りされてしまった「情けない理由」

 岸田文雄首相と高市早苗経済安全保障担当相の熾烈な権力闘争が、経済安保の強化に向けた議論に影を落としている。米中対立の激化を受け、先端技術の開発や機密情報の保全徹底は待ったなし。にもかかわらず、経済安保分野で日本は大きく出遅れている。

<button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">写真提供: 現代ビジネス</button>
  写真提供: 現代ビジネス(KODANSHA)

【写真】総理「どうすれば支持率上がります?」麻生氏「これ以上下がりようがねえよ」  

 象徴的なのは、機密情報を欧米並みに厳しく管理するための新制度創設を盛り込んだ、経済安保推進法改正案の今国会への提出が見送りとなったことだ。  その背景には、高市氏の岸田首相に対する挑発的とも言える姿勢や、4月に統一地方選を控える中、世論を分断しかねない法案を先送りしたい官邸側の意向がある。

◆「セキュリティー・クリアランス」とは?

 経済安保は、政府が暮らしや経済活動に与える脅威を取り除き、医療品やエネルギー、半導体、食料など日常生活に欠かせない重要物資を安定的に供給することを指す。この概念が定着したきっかけは、新型コロナ感染拡大でマスクがドラッグストアなどの店頭から消えたことだ。

 ◆岸田総理が「SC」を避けたいワケ

 元稿:現代ビジネス 主要ニュース 政治 【政局・岸田政権・担当:週刊現代編集部】  2023年03月14日  07:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【経済ニュース 深読み・先取り】:習近平主席が3期目突入…強まる中国の覇権主義に日米欧は“中逃印向”経済へまっしぐら

2023-03-14 06:30:50 | 【中国・共産党・香港・一国二制度・台湾・一帯一路、国家の個人等の権利を抑圧統治】

【経済ニュース 深読み・先取り】:習近平主席が3期目突入…強まる中国の覇権主義に日米欧は“中逃印向”経済へまっしぐら

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【経済ニュース 深読み・先取り】:習近平主席が3期目突入…強まる中国の覇権主義に日米欧は“中逃印向”経済へまっしぐら

 先週10日、中国で国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開催され、習近平国家主席の3選が決まりました。予想されたこととはいえ、3期目入りは異例です。

 覇権主義的な色合いはますます強くなり、ビジネス面から考えても一層やっかいな存在になりかねません。商習慣や知財戦略が一人の判断で、一夜にして覆される……そんなリスクを中国ビジネスに感じる経営者は少なくありません。

 米中対立やウクライナ戦争によって、日欧米は中国へのスタンスを変化させています。極端な言い方をすれば中国依存からの脱却、中国の必要性を感じなくなっています。

 ■インドはGDP世界3位も視野の経済大国に

 そこで急浮上してきたのがインド。その存在感は高まるばかりです。2022年の国内総生産(GDP)は旧宗主国の英国を抜き、世界5位の経済大国にのし上がりました。日本の約8割の水準に成長しているのです。

<picture>インドはいまや世界5位の経済大国(首都ニューデリー)/(C)ゲッティ=共同</picture>

 インドはいまや世界5位の経済大国(首都ニューデリー)/(C)ゲッティ=共同

 23年のGDP成長率を見ても、中国が全人代で5%前後を掲げたのに対し、インドは7%近くに達するとの読みも出てきました。

 中国は民間企業への締め付けが強まる一方ですが、インドは曲がりなりにも民主主義国で、公正性や財産権の確実性(代金遅延や契約履行などの法体系の近代化)があります。インド政府・議会が賢い政策を打ち出せさえすれば、中国を超える市場経済の道が開かれると思っています。27年にはGDPで日本を抜き、世界3位に躍り出るともいわれます。

 今月上旬に脱中国をにおわす投資家の記事を米FOXビジネスで見かけました。著名投資家のモビアス氏の発言で、「中国の資本規制のため資金を国外へ持ち出すことができない」という内容です。中国当局はすぐに「海外への資金送金に関する政策に変更はない」と否定してみせましたが、投資家の不安は解消されたとは言い難いでしょう。

 まさに“中逃印向”(中国から逃げインドへ向かう)の時代です。実際、米アップル「アイフォーン」の約4割を受託生産する台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)は、インド南部のチェンナイ近郊にある既存工場でのアイフォーン製造台数を、24年までに2倍以上となる年間約2000万台へ引き上げる計画を発表しています。従業員は約3倍の10万人規模です。

 また、フォックスコンはインドの複合企業「ベダンタ」と共同で、インド西部グジャラート州に半導体生産施設を新たに立ち上げる予定もあるようです。

 インド政府も動き始めました。携帯電話や半導体、EV(電気自動車)メーカーを誘致するため数十億ドルの支援策を打ち出しています。

 先週は米国のレモンド米商務長官が米企業のCEO10人とともにインドを訪れ、半導体産業の活性化策を調整する覚書に調印しています。

 インドの人口は今年中にも中国を抜き、20歳前後の若い労働者数は30%近く(中国の倍近く)になると推測されます。

 世界の投資マネーは“中逃印向”。そんな印象を強く持ちます。 

 (IMSアセットマネジメント代表・清水秀和)

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー【トピックスニュース・連載「経済ニュース 深読み・先取り」】  2023年03月14日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【埼玉栄高】:東日本大震災めぐる不適切動画で謝罪…高校のネットリテラシー教育はどうなっている

2023-03-14 06:30:40 | 【事件・未解決事件・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・旧統一教会を巡る事件他】

【埼玉栄高】:東日本大震災めぐる不適切動画で謝罪…高校のネットリテラシー教育はどうなっている

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【埼玉栄高】:東日本大震災めぐる不適切動画で謝罪…高校のネットリテラシー教育はどうなっている

 埼玉栄高のサッカー部員がSNSに東日本大震災の被災者に対する“不適切な動画”を投稿し大炎上。同校は12日付で、公式サイトに《本校生徒による不適切動画掲載に関するお詫び》と題した謝罪文を掲載し、《多くの方々にご不快な思いをさせてしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした》などと平謝りだ。

<picture>やっていいこと、冗談では済まされないことの線引きもしっかりできているのに?(写真はイメージ)</picture>

 やっていいこと、冗談では済まされないことの線引きもしっかりできているのに?(写真はイメージ)

 ネット上では《何がしたいのか分からない》《冗談では済まされない》などと非難ごうごうで、「サッカー部の活動停止もささやかれています」(地元関係者)。

 回転寿司店の迷惑動画で逮捕者まで出たのに、懲りないというか、学習能力がないとしか言いようがない気もしてくるが、埼玉栄高の謝罪文で気になるところも。

 謝罪文には《これまでも毎年SNS教育を行い、ネットリテラシーについては生徒に何度も教育を施して参りました》とか《ネット社会、特にSNSに対するリテラシー教育を更に充実させていく所存》などとある。要するに、ネットリテラシー教育はやってきたけど、生徒に行き渡っていなかったということなのか。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「私も関東の公立高校でネットを使った授業を受け持っていますが」と前置きして、こう続ける。

 「授業でノートPCやダブレットを使うことも多いですし、教師による“ネット教育”も行われている。そもそもデジタルネイティブの高校生の大多数が、むしろ大人よりリテラシーについて正しく理解しているように思いますね。やっていいこと、冗談では済まされないことの線引きもしっかりできていて、生徒同士の会話でも《それは炎上する》《アップしない方がいい》などと言い合っているのを耳にしますよ」

 ■学校内で解決できた“悪さ”が全国ニュースに

 それなのになぜ?

 「越えてはいけない一線をわざと越えようとする連中は、ごくひと握りとはいえ、いつの時代にも必ずいるものです。そして、それをけしかける連中もいる。あえて校則を破る不良みたいなもので、それは交友関係にも影響されますし、以前なら学校内で解決できた“悪さ”が、今は全国ニュースになってしまう。ひと握りの“不良行為”で高校生全体を語るのはナンセンスでしょう」(井上トシユキ氏)

 全国ニュースになって大勢を傷つける恐れもあるからこそネットリテラシー教育が必要なのだろうが、“跳ねっ返り”には、いくらやっても通じないどころか、逆に煽りかねないということか……埼玉栄高には《生徒ガチャ》なんて同情する声もあった。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・話題・埼玉栄高・ネットリテラシー教育】  2023年03月14日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自民党】:細野豪志氏の呆れた変節…「原発運転40年」から一転、再稼働容認に国民ゲンナリ

2023-03-14 06:25:50 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【自民党】:細野豪志氏の呆れた変節…「原発運転40年」から一転、再稼働容認に国民ゲンナリ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:細野豪志氏の呆れた変節…「原発運転40年」から一転、再稼働容認に国民ゲンナリ

 《これほどまでに発言が変わってしまうと何を信じていいのやら…》

 「2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で快進撃を続ける日本チームの話題で日本中が盛り上がる中、SNSでこんな声が広がっていたのが、12日に放送されたフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演した自民党細野豪志衆院議員の発言についてだ。

 番組では、原発再稼働問題や東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出などをテーマに、細野氏や立憲民主党小川淳也前政調会長らがそれぞれ持論を展開。細野氏は「原発が動いているところは電気料金が低いのは厳然たる事実だ」と指摘した上で、日本には動かせる電源施設があるのに動かしていないことを自覚すべきとして、原発の再稼働は「国際的な責任だ」と発言。岸田政権の原発回帰の動きに理解を示していたのだが、ちょっと待ってほしい。

<picture>民主党政権時代には「運転期間『原則40年』は非常に重い」と言っていたのに(C)日刊ゲンダイ</picture>

 民主党政権時代には「運転期間『原則40年』は非常に重い」と言っていたのに(C)日刊ゲンダイ

 細野氏と言えば、2011年の福島第1原発事故後に当時の民主党政権で原発事故担当相などを務め、原発の運転期間について「原則40年、最長60年」という改正原子炉等規制法に関わった人物だ。岸田政権は今年、ロシアのウクライナ侵攻などを受けたエネルギー価格の高騰を理由に、運転期間「60年超」原発の運転を容認したが、本来であれば運転期間のルールを決めた当時の担当大臣として異論を唱えても不思議ではないだろう。それなのに平然と「60年超」運転も問題なしかのような姿勢なのだから、ネット上で驚きの声が広がったのも無理はない。

 ■「原発は運転期間が40年を超えると中性子照射による脆化が起きる」

 改めて改正原子炉等規制法をめぐる過去の国会審議を振り返ると、原発運転期間の「原則40年」の根拠について、細野氏は2012年2月の参院予算委員会でこう答弁していた。

 「40年とした根拠でございますけれども、まず、原子炉の圧力容器の中性子照射脆化、すなわち、中性子がずっと当たりますから、そのことによって圧力容器が弱くなります。それがどれぐらいの弱さになっているかというのを、急激に冷めた場合にどの温度で原子炉が危なくなるかという分析をしておりまして、その数字を見ておりますと、これが40年という辺りで例えば100度ですとか80度まで下がると脆化をするという、そういうデータがございます」

 「既に現在設置をされているほとんどの原子炉につきましては、中性子照射の脆化について想定年数を40年として申請をしております。したがいまして、こうしたことから考えると、元々この40年というところが一つの目安としてできてきたということがありますので、そこで一つの区切りを付けるということでございます」

 原発は運転期間が40年を超えると、中性子照射による脆化が起きる――。細野氏は明確にそう言っていたのだ。そして、同年6月の参院環境委員会で、委員から「安全を政治的に、恣意的に、エネルギー需給のことが大切だとかという論理で政治的に安全を脅かして緩和するということは、それはあってはいけないけど……」などと問われた細野氏はこう断言。

 「この(原子力規制)委員会は、専門的、技術的にしっかりやるという趣旨で独立性をしっかりと確保したものになっています。したがって、緩い方、緩い方に行くということを想定をして作られている法律ではないというふうに考えております」

 「40年のところもそうなんですが、ここは法律に書いた意味というのは極めて重いと思うんです。(略)私は、立法者の意思というのは極めて重いというふうに考えています。(略)原発が予定をされている40年というところに線を引いたということ自体は非常に重い」

 エネルギー需給のことが大切だとかという論理で政治的に緩和することは想定していない。運転期間「原則40年」は非常に重いーー。当時はこう説明していたはずなのだが、細野氏にとって今の岸田政権の動きは「想定外」とでも言うのだろうか。SNSでもこんな意見が目立った。

 《細野さん、どうしようもないね。まっ、自民党入りした時に分かっていたけれど》

 《与野党関係なく、政治家として少しぐらいは自分の発言に責任を持ってほしいな》

 細野氏は番組で、「政治家が信頼されないことに関しては、私らもしっかり考えなきゃならない」とも言っていたが、本当にしっかり考えてほしいものだ。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・自民党・細野豪志氏の呆れた変節・2011年の福島第1原発事故後に当時の民主党政権で原発事故担当相などを務め、原発の運転期間について「原則40年、最長60年」という改正原子炉等規制法に関わった人物】  2023年03月13日  16:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【発覚】:次から次へとデタラメ発覚 側近のチンピラを重用、国民を舐めていた安倍政治

2023-03-14 06:25:40 | 【公文書・国民の知る権利・国民共有の知的資源・情報公開・権力者による隠ぺい】

【発覚】:次から次へとデタラメ発覚 側近のチンピラを重用、国民を舐めていた安倍政治

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【発覚】:次から次へとデタラメ発覚 側近のチンピラを重用、国民を舐めていた安倍政治

 放送法の「政治的公平」に関する行政文書をめぐる問題。

 その本質は、憲法や放送法が保障する表現の自由に対する不当な政治介入だが、当時総務相だった高市経済安保相が「捏造だ」と言い張るため、岸田政権は調査に及び腰だ。

<picture>礒崎陽輔首相補佐官(=当時、右)は安保法制担当だった(代表撮影)</picture>

 総務省が10日に発表した途中経過も、「作成者が確認できていない」「実際…、

 ※:この記事は会員限定です。日刊ゲンダイDIGITALに会員登録すると続きをお読みいただけます。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・安倍政権】  2023年03月13日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田首相】:被災地よりWBCか…「震災の日」ツイート沈黙→夜9時すぎ“アリバイ投稿”に批判殺到

2023-03-14 06:25:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【岸田首相】:被災地よりWBCか…「震災の日」ツイート沈黙→夜9時すぎ“アリバイ投稿”に批判殺到

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相】:被災地よりWBCか…「震災の日」ツイート沈黙→夜9時すぎ“アリバイ投稿”に批判殺到

 〈震災による大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を決して風化させることなく、災害に強い国づくりを進めていくことは、我々の責務です〉

 本当にそう思っているのか。東日本大震災の発生から12年を迎えた11日、岸田首相が自身のツイッターで震災について触れたのは、夜中に差し掛かる午後9時45分だった。

 なぜ、明るい時間にメッセージを発信しなかったのか。取ってつけたようなツイートに批判が殺到している。

 岸田首相は11日、福島県主催の「東日本大震災追悼復興祈念式」に出席。哀悼の辞を読み上げ、「引き続き、福島の本格的な復興・再生、東北の復興に、全力を尽くしてまいります」と改めて決意を示した。

 ところが、本人のツイッターアカウントは午後10時前まで沈黙。〈岸田総理、本当に震災に全く触れていないのね〉〈岸田、震災のことに関してツイートなし?〉などの指摘が相次いだ。

 批判が噴出するのも無理はない。追悼式の前日、WBC日韓戦で見せた“熱量”とは、まるで違うからだ。

 ■侍ジャパンの逆転に大ハシャギ

 日韓戦の始球式に登場した岸田首相は、「本番直前に50球も投げ込んでいた」(スポーツ記者)せいなのか、本人の実力不足なのか、元高校球児とは思えない大暴投で会場を沸かせると、そのまま試合を観戦。ご丁寧に動画まで撮影して、日本チームの逆転に大ハシャギする様子を含め本人のツイッター上に“3連続”で投稿した。

<picture>政策も“暴投”気味(WBC日韓戦で始球式に登場した岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 政策も“暴投”気味(WBC日韓戦で始球式に登場した岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 試合後も興奮冷めやらぬ様子で、〈本日は始球式をさせていただき、ありがとうございました。また試合も逆転勝利! このまま世界一奪還へ! 頑張ろう日本!〉と投稿内容が異様にハイテンション。一方、震災関連のツイートは夜10時前にアリバイ的な投稿を1回しただけ。しかも、投稿した文章は追悼式で読んだ哀悼の辞の一部のコピペだ。ツイッター上は、〈野球のツイートより少ない〉〈コメント出すのが余りにも遅い〉などの反応が続出した。

 夜の投稿もネット上で〈震災のことに関してツイートなし?〉と批判されて、慌ててやった可能性が高い。

 ◆透ける関心の薄さ

 岸田首相は「たかがツイート」と軽んじているのかもしれないが、いくら何でもWBC観戦と落差がありすぎる。

<picture>「被災地の皆さんに寄り添う」と言っても「原発再稼働」に舵取り(3.11東日本大震災の日に東京電力本社前では反原発運動)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 「被災地の皆さんに寄り添う」と言っても「原発再稼働」に舵取り(3.11東日本大震災の日に東京電力本社前では反原発運動)/(C)日刊ゲンダイ

 「岸田首相は震災や原発事故を『風化させない』と言っていますが、やっていることは逆。事故を忘れたかのように、原発の建て替えや運転期間の延長といった方針を掲げ、『復興に全力を尽くす』と言いながら、復興税の一部を防衛費の財源に充てようとしている。もはや言行不一致が常態化しています。そもそも3.11への関心が薄いのだろうと思わざるを得ません」(永田町関係者)
 
 「東北の復興なくして、日本の再生なし」「被災地の皆さんの心に寄り添う」――。岸田首相がいくら聞こえの良い文句を並べたところで、国民は「本気じゃないだろう」と見透かしている。被災地より、野球かよ。 

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政治・岸田政権・東日本大震災より、WBC日韓戦で始球式に登場】  2023年03月13日  13:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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