路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【高市早苗氏】:「質問しないで」発言撤回拒否「杉尾さんの質問には一生懸命答えた」撤回要請応じず

2023-03-17 15:17:30 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【高市早苗氏】:「質問しないで」発言撤回拒否「杉尾さんの質問には一生懸命答えた」撤回要請応じず

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【高市早苗氏】:「質問しないで」発言撤回拒否「杉尾さんの質問には一生懸命答えた」撤回要請応じず 

 高市早苗経済安全保障相は17日の参院内閣委員会で、15日の参院予算委員会で、「政治的公平」に関する総務省の行政文書をめぐる質問に「信用できないなら、もう質問はなさらないでください」と発言したことについて、発言撤回するよう再求められたが、撤回には応じなかった

高市早苗氏(2021年10月撮影)            高市早苗氏(2021年10月撮影)

 高市氏は15日、立憲民主党の杉尾秀哉氏とのやりとりの中で、この発言をしていた。しかし委員長は質問続行を杉尾氏に指示し、高市氏も答弁を続けた。

 同党の塩村文夏参院議員から、発言について憲法にも違反すると指摘され、撤回を求められた高市氏は「杉尾さんから『(私の答弁が)信頼できない』といわれた。言論の府で、真摯(しんし)に質問され真摯に答弁する中で、私の答弁が信頼できないといわれると答弁しても信頼してもらえないことになるので、そのように答えた」と、当時の心境を説明。「国会に(質問通告で)呼ばれたら、公務より優先して出てきている。それはご理解ください」と訴えた。

 塩村氏は、報道機関の世論調査で高市氏の答弁に納得できないとする回答が多かったことに触れ「杉尾さんも(答弁に)納得できないから、あのように言った」と述べ、あらためて撤回を求めたが、高市氏は「私はこれまで本件に関して質問をいただいたら、真摯にお答えしてきたつもりだが、すべてのきっちり説明する機会には恵まれていない」と持論を展開。杉尾氏に「もう質問なさらないで」と答弁した後も「質問を受けさせていただき、きちんと答弁をさせていただいた」「杉尾さんからいただいた質問には一生懸命答えた。それっきり質問をなさらない、答えないという状況をつくったとは考えていない」と訴えた。

 塩村氏は「撤回した方がいいと思う。納得できない質問はあると思うが、『質問しないで』とおっしゃった方は見たことはない」と、高市氏発言異例さを指摘。「その中でも議論をしようというのが(委員会という)最低限の場だ。撤回していただけないということで残念だ」と述べた。

 高市氏の発言に、同党の安住淳国対委員長は16日、「憲政史上例がない。初めて聞いた。(高市氏は)ちょっと感情的になっている」と指摘していた。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・国会・参院予算委・「政治的公平」に関する総務省の行政文書をめぐる質問】  2023年03月17日  15:17:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政局】:「ねつ造」で高市大臣は崖っぷちだが…岸田首相が批判続出でも上機嫌の「ヤバい理由」

2023-03-17 10:01:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【政局】:「ねつ造」で高市大臣は崖っぷちだが…岸田首相が批判続出でも上機嫌の「ヤバい理由」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:「ねつ造」で高市大臣は崖っぷちだが…岸田首相が批判続出でも上機嫌の「ヤバい理由」

 岸田文雄首相は今、たいへん「機嫌がいい」という。

 立憲民主党の小西洋之参院議員が公表した「文書」に関し、予算委員会で高市早苗経済安保担当相が「過剰反応」ともみえる答弁を展開。高市氏は小西議員に対し「ねつ造だ」と猛反発。「事実なら、大臣は辞任する。国会議員も辞職する」とまで啖呵を切った。<button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">岸田首相の機嫌がいい。10日、WBC1次ラウンドの始球式に登場し「元野球部の投球とは…」と、野球ファンを驚愕させたが… PHOTO:CTK Photo/アフロ</button>

 岸田首相の機嫌がいい。10日、WBC1次ラウンドの始球式に登場し「元野球部の投球とは…」と、野球ファンを驚愕させたが… PHOTO:CTK Photo/アフロ(提供:FRIDAYデジタル)

 ■【画像】政界一の愛妻家? 岸田夫婦の「路上でアイス」

 問題の文書が示すのは、’14年から’15年に「安倍政権下で言論の自由にかかわる議論が官邸を中心に行われていた」という民主主義の根幹に関わる事実。とはいえ、あくまで安倍政権当時の官邸協議だと判断したという。

 「総務省が文書を本物だと認めた背景には、岸田首相の意向があった可能性が高い。

 岸田政権が火の粉をあびる危険はない、と判断したんです」(関係者) 岸田政権にとっては「一切関わりのない過去のこと」であり「放送法の解釈は変更していない」という「他人事」案件なのだ。

 ◆つぎつぎに沈む「ポスト岸田」物件

 安倍晋三元首相の「後継」とまで言われた高市大臣は、総務省文書でまさかのオウンゴール。統一教会問題でしばし沈黙せざるをえない萩生田光一政調会長。ツイートすれども姿は見えない河野太郎デジタル担当相。失言、妄言続きで、党内はおろか自派さえ統括できない茂木敏充幹事長。岸田首相にとっては、ポスト岸田として名前が挙がるライバルたちが次々と脱落していく光景が愉快でならないらしく、このところ「機嫌がいい」(官邸関係者)のだという。

 今回の騒動で岸田首相は、高市大臣を助けるどころか「5人目の閣僚辞任もありえる大ききなリスクを取りにいった」と、岸田首相に近い閣僚経験者が解説した。

 「岸田政権が打ち出した、所得税を財源としたNATO並み防衛予算増額案に対し、高市大臣がいち早く噛みついた。大臣のクビを掛けて反対したのです。このことが、岸田首相の逆鱗に触れた。それで、この総務省文書を渡りに船と、”高市切り”を仕掛けたのではないか」

 報道の政治的公平性をめぐる重大問題で野党渾身の追及だったが、自民党内の政争に活用された格好だ。国民の生活苦が深刻化するなか岸田政権の支持率は低く、長男・翔太郎氏の秘書起用問題でさらに期待を裏切った。「聞く力」「真面目が取り柄」のイメージはすっかり薄まった岸田首相、支持率はむしろ「低値安定」ともいわれ、党内での地位は堅牢になりつつある。

 「岸田政権は低支持率ながら、自民党の政党支持率は高く、政権支持率と政党支持率を合計すると、自民党政権という観点では及第点を維持している」

 麻生太郎副総裁はそう言って岸田首相を支える。茂木幹事長は8日、数百人の企業経営者を前にした懇親会で、

 「日本の経済成長率は先進国トップ。岸田政権は安定した」

 と言い切った。

 1月、首相の海外歴訪に同行した際「観光三昧・お土産問題」で国民の不興をかった翔太郎秘書官。就任以来「女性の影」が絶えず、情報漏洩疑惑からの「お土産問題」で世論から大きな疑問を呈されている。が、それでも首相が動じなかった理由は「ライバル自滅」の党内事情も大きいのだ。

 ◆目指すのは「後継・長男の将来」

 「岸田夫人の裕子さんが、翔太郎はメディアに近すぎると叱ったそうです。今は、裕子夫人の厳しい監視下に置かれていて、近況もあまり聞こえてこなくなった」(宏池会議員)

 とはいえ、当の翔太郎秘書官は、黒マスク姿で「首相の精神的安定」のための任務を日々こなしている。夫唱婦随でリスクを徹底的に排除し、後継者となる長男と常に行動をともにする岸田首相。その目は、広島サミット後の解散総選挙、さらにその「先」を見据えているのだ。

 取材・文:岩城周太郎

 元稿:講談社 主要出版物 週刊FRIDAY DIGITAL 【政局・岸田政権】 2023年03月17日 10:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【徳島県知事選】:「それぞれの再就職活動?」の声も 保守3分裂

2023-03-17 09:00:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【徳島県知事選】:「それぞれの再就職活動?」の声も 保守3分裂

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【徳島県知事選】:「それぞれの再就職活動?」の声も 保守3分裂

 統一地方選のスタートを切る9道府県知事選の告示が23日に迫った。そのうちの一つ、徳島知事選の選挙の構図や注目点を報告する。【植松晃一】

徳島県庁=松山文音撮影

 「(自分も)国会議員でなければ、国の中枢から制度を変えることはできないのではと思っていた。お二人はあえて国会議員を辞職し、知事選に臨んでくる。逆に気づきを与えていただいた」。2月4日、6選を目指して徳島県知事選に立候補を表明した現職の飯泉嘉門氏(62)=無所属、自民県連推薦=は、神妙な面持ちで述べた。先に名乗りを上げた自民党元衆院議員の後藤田正純氏(53)、同元参院議員の三木亨氏(55)=共に無所属=との保守3分裂選挙となりそうだ。共産党も候補者を擁立する。

 国会議員の政治資金パーティーに出席した飯泉嘉門氏(左)と三木亨氏=徳島市で2019年6月22日午後4時55分、大坂和也撮影

 2019年の前回知事選は、現職の飯泉氏に元自民県議の岸本泰治氏が挑む保守分裂選挙となり、飯泉氏が小差で当選した。このとき県連が飯泉氏に推薦を出したのに対し、後藤田氏は岸本氏を応援。地方選の党本部推薦は3期までという決まりがあり、後藤田氏はそれに従って飯泉氏の多選批判を展開した。

 後藤田氏と自民県連の確執は、21年の衆院選徳島1区の自民党公認を巡っても深まり、県連が後藤田氏を公認しないよう党本部へ申し入れる異例の事態に発展した。

 この際、一部の自民県議らは徳島1区に飯泉氏を擁立し、後藤田氏と差し替えようと画策。飯泉氏も一時は「知事の立場では限界がある」と前向きな姿勢を示した。だが、飯泉氏の辞職で生じる知事選への出馬に三木氏が意欲を示し、後藤田氏が三木氏支援の動きを見せたことなどから混乱し、出馬には至らなかった。

 飯泉氏は現職知事では全国最多タイの5期目。関西広域連合の枠組みにいち早く参加し、新型コロナウイルス対策を巡っては全国知事会長として国への提言を取りまとめた。ただ、当選回数を重ねるにつれ、県民からは「意見が言いにくい」との声も上がっていた。今回推薦を決めた自民県連でも一部が自主投票を求め、2人が推薦に反対した。自身を取り巻く厳しい状況に、出馬記者会見では5期目の退職金の受け取り辞退も表明した。

 知事選に出馬した岸本泰治氏の個人演説会で応援演説する後藤田正純衆院議員(肩書は当時)=徳島市国府町日開で2019年3月30日、松山文音撮影 

 一方、後藤田氏は商社勤務を経て00年の衆院選で初当選、副内閣相などを歴任し、8期務めた。大叔父は鋭い弁舌から「カミソリ」の異名を持つ元官房長官の故正晴氏。だが21年衆院選では県議らとの確執も響き、初めて小選挙区で敗れ、比例代表で復活当選した。自ら知事選に打って出る理由を「徳島を再生し、県政を刷新する」と説明し、自身が知事となった場合は3期までとすることや、知事退職金の廃止を公約に掲げ、現職批判を強める。

 また、三木氏の父は1981年から徳島県知事を3期務めた故申三氏だ。三木氏は13年の参院選徳島選挙区で初当選を果たした。19年参院選では、徳島、高知選挙区の「合区」に伴い、地元の意見を代表する議員が減らないように創設された比例代表の「特定枠」で優先的に当選したが、知事選立候補のため辞職したことで、徳島と関係が薄い人物が繰り上げ当選した。党本部や県連は、特定枠の趣旨にそぐわないとして出馬を思いとどまるよう求めたが、三木氏は「県民の利益のためだ」などとして応じなかった。

 国政転身が頓挫した飯泉氏。小選挙区での連続当選が途切れた後藤田氏。次期参院選も特定枠で優遇される保証がない三木氏――。これまで別々の立場だった3人を支援してきたある首長は、こう皮肉った。「今回の知事選は、それぞれの再就職活動みたいだ」

 ◆徳島県知事選立候補予定者

 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順

  古田 元則(ふるた・もとのり)75党県書記長 共新

  飯泉 嘉門(いいずみ・かもん)62[元]全国知事会長⑤無現

  後藤田 正純(ごとうだ・まさずみ)53[元]副内閣相 無新

  三木 亨(みき・とおる)55[元]参院議員 無新

 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 政治 【政局・春の統一地方選挙・徳島県知事選挙 】  2023年03月17日  09:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【疑惑】:「高市氏は“官邸のパペット”だとバレるのを恐れたのでは」元経産官僚・古賀茂明氏が語る「ねつ造発言」と「行政文書の虚と真」

2023-03-17 07:38:50 | 【公文書・国民の知る権利・国民共有の知的資源・情報公開・権力者による隠ぺい】

【疑惑】:「高市氏は“官邸のパペット”だとバレるのを恐れたのでは」元経産官僚・古賀茂明氏が語る「ねつ造発言」と「行政文書の虚と真」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【疑惑】:「高市氏は“官邸のパペット”だとバレるのを恐れたのでは」元経産官僚・古賀茂明氏が語る「ねつ造発言」と「行政文書の虚と真」

 放送法の「政治的公平」の解釈変更をめぐる総務省の行政文書、いわゆる“小西文書”を巡り国会が紛糾している。「ねつ造だ」「本物なら議員辞職する」と啖呵を切って注目を集める高市大臣だが、背景には彼女ならではの焦りがあったのではないか、と元経産官僚の古賀茂明氏は語る。<button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">集英社オンライン</button>

集英社オンライン

 ■【画像】高市大臣が「本物なら議員辞職する」と啖呵を切った、放送法の「政治的公平」に関する内部文書

 ◆「高市さんは自ら墓穴を掘った」

 ◆高市大臣は放送法の解釈変更には慎重だった?

 元稿:集英社 オンライン 政治 【政策・総務省・放送法の「政治的公平」の解釈変更をめぐる総務省の行政文書、いわゆる“小西文書”を巡り国会が紛糾している】 2023年03月16日 16:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【再び議員辞職宣言】高市早苗が「総務省内部文書」と「奈良県知事選」で退路を断ってまで“暴走”を続ける理由と”強くて頼もしいサナエ”アピールの行方

2023-03-17 07:38:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【再び議員辞職宣言】高市早苗が「総務省内部文書」と「奈良県知事選」で退路を断ってまで“暴走”を続ける理由と”強くて頼もしいサナエ”アピールの行方

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【再び議員辞職宣言】高市早苗が「総務省内部文書」と「奈良県知事選」で退路を断ってまで“暴走”を続ける理由と”強くて頼もしいサナエ”アピールの行方

 「もはや彼女は制御不能だ」いま永田町で高市早苗経済安保担当相の先行きを危ぶむ、こんな声がささやかれている。総務省内部文書と奈良県知事選をめぐって、自ら退路を断つかのようなアクロバティックな言動を続ける理由とは?

 ◆「捏造でなかったら大臣も議員も辞める」

 全国紙政治部デスクによれば、高市氏は今、2つの案件で「一歩間違えれば、政治生命を失いかねない窮地」に陥っているという。

 ひとつは総務省から流出したとされる内部文書をめぐる対応だ。立憲民主党の小西洋之参院議員が公表したこの文書には安倍政権下での放送法における政治的公平性の解釈をめぐり、官邸が総務省に圧力をかけた様子が生々しく記述されている。

 「文書の分量はA4で80枚ほど。そのうちの4ページ分に当時総務大臣だった高市さんが安倍首相と電話でやりとりしたとされる記述があるんですが、高市さんはそのやりとりは捏造と主張し、『本物だったら、大臣も議員も辞める!』と啖呵を切ってしまったんです」(政治部デスク)

 ところが、3月7日に流出元のトップである松本剛明総務大臣が「この文書は総務省が作成した公文書にまちがいない」と認めてしまった。

<picture data-okra-image-id="okra-image-83"><source draggable="false" srcset="https://assets.shueisha.online/image/2023/03/08021948286315/800/1.webp" type="image/webp" data-okra-image-id="okra-image-83" />【一転、議員辞職は否定】高市早苗が「総務省内部文書」と「奈良県知事選」で退路を断ってまで“暴走”を続ける理由_1</picture>

立憲民主党の小西洋之参院議員が安倍政権当時の総務省作成として公表した、放送法の「政治的公平」に関する内部文書 

 「そのため、高市さんは直後の記者会見で『文書は捏造』という当初の主張を『記述は不正確』と軌道修正を迫られるはめになってしまったのです。問題の文書が怪文書でなく、公文書だった以上、野党は『総務省の関係者を証人喚問してでも記述内容を精査し、白黒をはっきりすべき』と追及してくるはず。

 こうなると、『捏造でなかったら大臣も議員も辞める』と自ら退路を断ってしまっただけに、高市さんは苦しい。かなりのピンチです」(前同)

 ◆4・9奈良県知事選でもスタンドプレー

<picture data-okra-image-id="okra-image-84"><source draggable="false" srcset="https://assets.shueisha.online/image/2023/03/08022118585766/800/2.webp" type="image/webp" data-okra-image-id="okra-image-84" />【一転、議員辞職は否定】高市早苗が「総務省内部文書」と「奈良県知事選」で退路を断ってまで“暴走”を続ける理由_2</picture>

「捏造でなかったら大臣も議員も辞める」と啖呵をきった高市大臣

 もうひとつは4月9日投開票予定の奈良県知事選だ。

 この選挙で奈良自民県連会長でもある高市氏は5選を目指す現職の荒井正吾知事に無断で、総務大臣時代の秘書官だった平木省元総務省財務調査課長を県連候補として擁立してしまったのだ。
 
 これに自民系の荒井知事が反発したのは言うまでもない。無所属での出馬表明を強行するとともに、水面下で親しい関係にある二階俊博元幹事長に支援を直訴するなどの工作を展開したため、茂木敏充幹事長や森山裕選対委員長といった自民党本部の幹部らも候補を一本化できないまま、「どっちつかずの態度」を決め込んでいるとされる。

 「その意味することは自民分裂選挙です。選挙は現職が強いというのが常識。新顔の平木候補が荒井知事に敗れれば、奈良自民での高市さんの影響力はガタ落ちになるでしょう。しかも、高市さんにとって頭が痛いのは事前調査で維新候補の山下真元生駒市長が荒井、平木両候補を上回るほどの支持を集めていること。

 もし、山下候補が当選すれば、高市さんはそれまで自民が独占していた知事ポストを維新に奪われる混乱を招いたとして、県連会長辞任に追い込まれてもおかしくありません」(前同)

 それにしても高市大臣はなぜ、自ら退路を断つようなリスキーな言動を連発するのか?

 ◆「強くて頼もしいサナエ」をアピール

<picture data-okra-image-id="okra-image-85"><source draggable="false" srcset="https://assets.shueisha.online/image/2023/03/08022213826228/800/3.webp" type="image/webp" data-okra-image-id="okra-image-85" />【一転、議員辞職は否定】高市早苗が「総務省内部文書」と「奈良県知事選」で退路を断ってまで“暴走”を続ける理由_3</picture>

高市氏が約4年間、大臣を務めていた総務省

 高市氏は21年秋の自民総裁選で、故安倍首相の支援を受け、岸田首相に次ぐ2位に食い込んでいる。岸田政権でも閣内入りしており、自民の女性議員の中でもっとも総理総裁の座に近い政治家と言える。

 政治評論家の有馬晴海氏が言う。

 「ただ、後ろ盾だった安倍さんは凶弾に倒れ、この世にいない。また、彼女は派閥にも所属しておらず、群れたり金を配ったりということもしないので、仲間も子分もいない。政治は数が命。このままでは高市さんはポスト岸田レースからいつ脱落してもおかしくありません。そこで宰相候補のポジションをキープしようと、リスク覚悟で『強くて頼もしいサナエ』をアピールする動きに出ているのでしょう」

 有馬氏はその狙いを「全国1000万票とされる右派票の囲い込み」と指摘する。

 「安倍さんを思い出させるような力強い言動とリーダーシップで、この右派票田をしっかりとつかんでおけば、自派閥を持っていなくても総理総裁候補に残れる。ただ、現状は強気のアピールが裏目に出て、政治家として進退を問われる窮地に追い込まれてしまったという印象です」

 総務省公文書流出問題と奈良県知事選で高市大臣があえて見せた2つの退路断ち。その先行きに待つのははたして?

 ■取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

 元稿:集英社 オンライン 政治 【政局・総務省内部文書と奈良県知事選をめぐって、永田町で高市早苗経済安保担当相の先行きを危ぶむ、こんな声が】 2023年03月08日 07:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【検証】:ガーシーより悪質でもクビにはならない…「年収4500万円の特権」にしがみつく国会議員という既得権益 「職務を全うするのが責任の取り方」というウソ

2023-03-17 07:38:30 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【検証】:ガーシーより悪質でもクビにはならない…「年収4500万円の特権」にしがみつく国会議員という既得権益 「職務を全うするのが責任の取り方」というウソ ■「職務を全うするのが責任の取り方」というウソ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【検証】:ガーシーより悪質でもクビにはならない…「年収4500万円の特権」にしがみつく国会議員という既得権益 「職務を全うするのが責任の取り方」というウソ ■「職務を全うするのが責任の取り方」というウソ 

 ◆国会の権威を貶めたガーシー氏への罰

 「ガーシー」こと東谷義和氏が、国会議員として72年ぶりとなる「除名処分」になった。

参院本会議で除名処分後、外されたガーシー(本名・東谷義和)議員の氏名標=2023年3月15日午前、国会内
 写真=時事通信フォト 参院本会議で除名処分後、外されたガーシー(本名・東谷義和)議員の氏名標=2023年3月15日午前、国会内

 「約束が実行されなかったことは極めて残念だし、遺憾であります。同時に政治不信を招く最たるものとなりますので、ここは院の権威を守るうえでもですね、しっかりと対応していかなければいけない」(テレ朝news 3月8日)

 これをわれわれ一般庶民の言葉に翻訳すれば、「これ以上ナメられないようにガツンとやっちゃいますね」ということだ。ガーシー氏のようにルールに従わない人間を調子に乗らせてしまうと、議会の権威も地に堕ちて、「どうせ誰に投票しても一緒でしょ」という国民の政治不信に拍車がかかってしまうので、ここらでビシッと政治から追放しておこう、というわけだ。

 気持ちはよくわかる。実際、ネットやSNSでも「当然だ。遅すぎたくらいだ」と処分を支持する声が多い。ただ、もし本当に政治不信を招きたくないのならば、ガーシー氏の議員資格剝奪は逆効果だ。むしろ、無党派層、特に若い有権者たちが今回の処分にシラけて、政治不信に拍車がかかってしまうだろう。

 ◆「変化」を望んだ民意を握り潰すことになる

 なぜそんなことが言えるのかというと理由は主に2つある。まずひとつ目は、議会の権威を守れだ何だと偉そうなことを言っておきながらも、「民意」というものを思いのほか軽く扱っているからだ。

 ガーシー氏のことを快く思っていない人からすれば「そもそもなんであんなのが当選したんだ」と腹を立てているだろうが、実はガーシー氏は「国会に出席しません」という公約を掲げて、約28万7000票というかなりの支持を得て当選している。

 もちろん、ふざけて入れた人もたくさんいるだろう。が、「既存の政治」に何も期待できないということで、「変化」を望んで票を投じた人もたくさんいる。ガーシー氏の議員生命を奪うということは、これだけの民意を握り潰すことだ。「議会の権威を守る」にしても、もうちょっと慎重になるべきだ。

 ◆ガーシー氏の歳費より議論すべきカネの問題

 例えば、「登院停止」などの懲罰をキープしたまま、ガーシー氏の言い分に耳を傾けてもいいのではないか。まがりなりにも「国会に出席しません」という公約を掲げていたわけだし、なぜ約29万人もの有権者がそれを支持したのかということを検証しつつ、リモートでの出席など新しい議会のルールについての議論を始めたっていい。

 「いや、ガーシーに支払われる議員歳費が税金の無駄になる」とか言う人もいるが、ガーシー氏はこれまでの歳費には手をつけていないと説明しており、全額返還もしくは寄付の意向を示している。

 そもそも、そんな宙ぶらりんのカネを問題視するヒマがあるなら、何年も塩漬けされている年間1200万円の文書通信交通滞在費(現在は調査研究広報滞在費)についての議論をすべきだ。

 ◆他の国会議員はルールを破ってもクビにならない

 という話をすると、「国会議員がルールを守るのは当たり前だ、それができない人間をクビにして何がおかしい!」と怒りでどうにかなってしまう人もたくさんいらっしゃるだろうが、無党派層、特に若い人たちが「日本の政治、終わってんな」とシラけるのをまさしくそこなのだ。

 ガーシー氏がルールを守らないということでクビになるのなら、他の国会議員もルールを守らなければクビになっていなくてはおかしい。が、そういうルール破り議員が除名になったことはない。

 口利きの見返りで現金を受け取っても、未成年相手にパパ活をして飲酒をさせても、大臣やら政務官という役職を辞任するだけで議員の資格を奪われることはなく、年間で議員歳費と調査研究広報滞在費を合わせた約3400万に、政党交付金や立法事務費を乗っけた約4500万円がチャリンチャリンと懐に入ってきている。

 この「ダブルスタンダード」は一体なんなのだ、と政治に関心のない人は素直に疑問に思うはずだ。だが、いくら考えても納得のいく答えは出ない。そうなると、選挙にいくのがバカバカしくなる。これこそが、ガーシー氏の処分によって、政治不信に拍車がかかる2番目の理由だ。

 ◆未成年でも社会的制裁を受けるのが「日本の常識」

 ご存じのように、日本の政治家は定期的に「政治とカネ」の問題が浮上をする。政治資金収支報告書をちょこちょこと誤魔化して、修正したんでごめんなさい、なんてやっている。また、パワハラやセクハラなどのスキャンダル、さらには行政を歪めるなどの疑惑もちょこちょこ飛び出る。

 そういう「ルール破り」をした国会議員に対して、マスコミは「議員辞職せよ」「ルールを破ったのだから責任を取れ」とワーワー騒ぐが、それが実行されることはほとんどない。

 ガーシー氏に対しては「さっさと除名処分だろ」と叫んでいるような人たちも、なぜかそこまで怒らない。むしろ、自民党の議員だからとか、野党にハメられたとか、ああだこうだといろいろな理屈をこねて「ルール破り」を必死で庇う。やっていることは同じ「ルール破り」なのに、自分が支持している政党や政治家の場合は、「嘘だ」「デタラメだ」「捏造ねつぞうだ」と擁護してウヤムヤにするくせに、ガーシー氏のルール破りには驚くほど不寛容なのだ。

 国会議員の不祥事と似たようなことを一般人がやれば、全方向からフルボッコで叩かれて、社会的制裁を受けるだろう。スシローで醤油さしをペロペロした少年も顔と名前を晒されて、学校を退学に追い込まれた。未成年でさえみんなに迷惑をかければ、人生を棒に振らなくてはいけない、というのが「日本の常識」であるにもかかわらず、なぜ政治家だけは多少のルール破りが許されるのか。

国会議事堂
写真=iStock.com/maroke ※写真はイメージです
 
 ◆「民意」を言い訳に特権階級にしがみついている

 ひとつの理由としては、「有権者から信託を受けた選ばれた特権階級」だからだ。

 それを象徴するのが、「不逮捕特権」だ。国会議員には議会の会期中には逮捕されない。一般人にはあり得ない特権だが、これも「民意」を代弁する立場という建前があるからだ。

 だから、不祥事を起こした国会議員はこのロジックを逆手に取って、議員辞職を頑なに拒む。自分を当選させてくれたのは、後援会やらの支援者たちのおかげなので、自分1人で勝手に進退を決められないと言って、「国会議員として職務を全うするのが、私の責任の取り方」などとワケのわからないことを言って、議員の立場にしがみつくのだ。

 だが、今回のガーシー氏の場合、そういう議論はほとんどされていない。ガーシー氏に票を投じた約29万人の民意は「悪ふざけ」「あれに投票した人間の気が知れない」などの言葉であっさりと握り潰されている。これは国会という場所がわれわれ国民に対して「選挙なんて意味がないよ」と言っているに等しいのだ。

 こんなことをやって、政治不信に拍車がかからないわけがないのだ。 

 ◆ガーシー氏が退場した後、日本の政治はどうなるか

 では、そこで気になるのは、ガーシー氏の除名処分によって、日本の政治はどう変わっていくかだろう。今回の一件で、「選挙くらいでは日本の政治は何も変わらない」ということがより明らかになったので、これから投票率はガクンと下がる。

 そして、そういうふうに社会が無力感に包まれた時というのは、「強いリーダーシップ」や「極端な政策を掲げるトリックスター」が誕生しやすい。わかりやすいのは、イタリアだ。

 実はかの国は、日本とよく似ていて、ヨーロッパの中でも世襲政治家が多いことで知られている。なので、日本と同様に、政治不信が長年問題となっていた。だから、ガーシー氏のような型破りな人物に既存の政治を壊してほしいという「民意」がたびたび高まる。わかりやすいのは、ポルノ女優から政治家になったチチョリーナさんだろう。

多様な人々の投票する手元
写真=iStock.com/smartboy10 ※写真はイメージです
 ◆「既存の政治を変えたい」は達成されるかもしれない

 日本もガーシー氏を追放したことで、「選挙で当選しても、政治家仲間に嫌われると議員資格はあっさり剥奪される」という前例ができた。政治の不正や腐敗より、「議会のルールを破る」ということのほうが遥かに罪が重いと立法府が宣言して、国民もそれを受け入れたのである。

 ということは、どんどん国家統制を強めてほしいという世論が盛り上がる可能性もある。そして、政治にそれほど興味のない人々、若者たちはどんどん投票に行かなくなるので、極端なイデオロギーを持つ高齢者がより発言権を増していく。

 それが極左か極右かはわからないが、「民主主義などどうでもいいや」という社会ムードが強まっていくのは間違いないだろう。

 そのような意味では長期的に見ると、ガーシー氏に票を投じた人たちの願いは達成される。ガーシー氏のおかげで、政治不信に拍車がかかって、既存の政治体制はガラガラと崩壊する。

 それが国民にとって幸せになることなのかどうかはわからない。ただ、それくらいめちゃくちゃな事態にならない限り、もはやこの国の政治家は、自分たちで何かを変えることはできないのではないか。

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 元稿:PRESSIDENT Online 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース・担当者:窪田 順生 ノンフィクションライター】 2023年03月16日 11:17:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【奈良県知事選】:高市氏一任で混乱 自民県連の分断深めた「シナリオ」

2023-03-17 07:37:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【奈良県知事選】:高市氏一任で混乱 自民県連の分断深めた「シナリオ」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【奈良県知事選】:高市氏一任で混乱 自民県連の分断深めた「シナリオ」

 奈良県知事選(4月9日投開票)で、自民党県連会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相の政治手腕に疑問の声が上がっている。推薦を求めた現新2氏への対応を巡って県連内が混乱。高市氏との意見の食い違いを理由に、選挙対策委員長の県議が役職の辞任届を出すほど事態は深刻化している。県連は支援態勢の一本化を調整するよう党本部に求めているが、収束する気配は見えない。<button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">自民党奈良県連の新会長に就任し、記者会見で抱負を語る高市早苗氏=奈良市で2022年9月25日午後1時11分、稲生陽撮影</button>

自民党奈良県連の新会長に就任し、記者会見で抱負を語る高市早苗氏=奈良市で2022年9月25日午後1時11分、稲生陽撮影(毎日新聞)

 ◇議論紛糾、高市氏に一任で最終決定

 「選挙対策委員会で決定したこと。一致団結し、推薦した候補を勝たせる」。知事選の対応を決めた1月15日の県連選対委員会の終了後、高市氏は報道陣にこう強調した。

 県連はこの日、無所属新人の元総務官僚、平木省氏(48)を推薦する方針を決め、党本部に上申することになった。平木氏は高市氏が総務相だった時に大臣秘書官を務めた「側近」とされる人物。5選を目指して推薦を求めていた無所属現職、荒井正吾氏(78)への支援は見送ることになった。県連はこれまで荒井氏を推薦してきた経緯がある。

 選対委員会での議論は紛糾した。会合は非公開で、代理を含めて委員の国会議員や県議ら計24人が出席。4期にわたる県政運営を評価して荒井氏を支援すべきだという声と、若返りのために平木氏を推す意見がそれぞれあった。党本部への相談を求める案も出た。しかし、高市氏は「絶対に決める」と、この日の決定に固執。最終的に判断は高市氏に一任されることになり、平木氏の推薦方針が決まった。

 実はこの選対委員会が開かれる数日前、一部の出席者に「県連選対委員会の進め方」と題した数枚の紙が示された。毎日新聞が入手した文書には、荒井氏を推す意見にどう反論するかや、平木氏推薦に反対する意見への対処法が記されている。採決をとらないようにするとの注意書きもあった。複数の委員へ取材すると、実際に当日、文書と同様の発言をした委員が複数おり、事前のシナリオに近い形で進められた。ある委員は「もし採決していたら、荒井氏と平木氏は拮抗(きっこう)した結果となっていたはずだ」と取材に明かした。

 「えげつない。そこまでやるのか」。文書の存在を知った荒井氏は、逆に出馬への意欲を強めた。自民党参院議員を務めた経験などから党のベテラン国会議員らに人脈を持つ荒井氏は、県連の決定に納得がいかず、選対委員会の2日後に上京して党幹部らに異議を唱えた。党幹部も選対委員会の文書の内容を把握していたという。

 これに対し、平木氏を支持する県議や首長らは2月21日、党本部で茂木敏充幹事長と面会。選考過程の正当性を説明し、平木氏の推薦を認めるよう求めた。荒井氏、平木氏の両陣営から支援の一本化を求められた党本部は、対応に頭を悩ませている。

 一本化が進まぬ状況を憂慮したのか、高市氏は27日、自身のツイッターで知事選について18回連続で投稿。「正当な手続きを経て奈良県連推薦を決定した平木しょう氏にも未(いま)だ党本部推薦が出ない理由は不明です」と記すほど事態は混乱している。

 県連では高市氏ら幹部と意見の食い違いがあったとして、選対委員長の県議が辞任届を提出した。この県議は荒井氏の政治資金パーティーに出席し、荒井氏と固い握手を交わした。ある県連幹部は「党が一丸となって知事選に臨む態勢は、もう崩壊した」とため息をつく。

 ◇「高市氏はやり方がまずかった」

 荒井氏への包囲網が敷かれたのは、2022年9月に高市氏が県連会長に就いた直後からだ。県政関係者によると、高市氏を支援するベテラン県議や高市氏の秘書が10月に荒井氏を訪ねた。荒井氏がその場で見せられたのは、党本部が実施したとされる情勢調査結果だ。日本維新の会、共産が候補を擁立すれば荒井氏は苦戦するとの内容だったという。

 不出馬を迫られていると受け取った荒井氏は反発。12月に平木氏が出馬を表明した後、年末に党本部の森山裕・選対委員長と極秘で面談した。そこで党本部から出馬への一定の理解が得られたと見込むと、年明け早々の1月4日に立候補を表明した。

 保守分裂の事態に、ある県連幹部は嘆いた。「高市氏はやり方がまずかった。荒井氏としっかり対話もせずに平木氏の擁立に動いたことで、分裂を招いてしまった」

 一方、県政界には荒井氏への不満も広がっていた。市町村の首長の大半は、荒井氏の後援会の代表に就いていた。21年の政治資金収支報告書によると、荒井氏は県内39市町村ごとに後援会を置き、そのうち38後援会の代表が首長だった。

 知事は市町村に対する補助金などで大きな権限を持つ。県より弱い立場の市町村のトップが選挙支援を担う後援会代表を兼ねていることに、一部からは「踏み絵を踏まされている」という声もあった。ある県議は「荒井氏の知事としての成果は素晴らしいが、高齢多選批判もある」と指摘する。

                ◇  

 自民の混乱を突くように、維新は弁護士で元奈良県生駒市長の山下真氏(54)を擁立した。告示1カ月前の2月23日にはさっそく、全国的な知名度を誇る吉村洋文・共同代表(大阪府知事)が街頭で支援を呼び掛ける力の入れようだ。大阪府以外で初の公認知事誕生を目指す維新。自民はどう挑むのか。告示が3月23日に迫るが、保守分裂のまま選挙戦に突入する公算が大きく、高市氏の対応に注目が集まる。  

 知事選には共産推薦の新人で元奈良県大和郡山市議、尾口五三氏(72)と、無所属新人で元中学校講師の西口伸子氏(68)も出馬する意向を示している。【久保聡】

 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 政治 【政局・選挙・春の統一地方選挙・奈良県知事選挙】  2023年03月17日  07:15:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自民党】:高市早苗の孤立で「おひとりさま」の無情…奈良県知事選でみんな「二階氏に忖度」

2023-03-17 07:37:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【自民党】:高市早苗の孤立で「おひとりさま」の無情…奈良県知事選でみんな「二階氏に忖度」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:高市早苗の孤立で「おひとりさま」の無情…奈良県知事選でみんな「二階氏に忖度」

 ◆ひとり残され、助け船もない

<button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">Photo by gettyimages</button>
  Photo by gettyimages(KODANSHA)

 元稿:現代ビジネス 主要ニュース メディアと教養 【政治・選挙・奈良県知事選挙】  2023年03月01日  07:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【奈良知事選】:保守分裂報道に「誤情報多い」 自民・高市氏が投稿

2023-03-17 07:37:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【奈良知事選】:保守分裂報道に「誤情報多い」 自民・高市氏が投稿

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【奈良知事選】:保守分裂報道に「誤情報多い」 自民・高市氏が投稿

 自民党奈良県連会長の高市早苗経済安全保障担当相は27日、県知事選(3月23告示、4月9日投開票)を巡る報道への「反論」を自身のツイッターに連続で投稿した。「保守分裂」の見込みとの報道に対し「あまりにも誤情報が多い」とし、自身に近い新人を支援する妥当性を強調した。<button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">高市早苗経済安保相</button>

高市早苗経済安保相(毎日新聞)

 知事選には5選を目指す現職の荒井正吾氏と、高市氏の総務相秘書官を務めた元総務官僚で新人の平木省氏、日本維新の会の新人が立候補を表明している。県連は平木氏の推薦を決定したが、荒井氏も自民からの支援獲得を目指しており、党本部は推薦候補を決定していない。

 高市氏は27日午後2時半ごろから「私の所には取材にも来られない」「党本部推薦が出ない理由は不明です」などと27分間で18件ツイートした。【李舜】

 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 政治 【政局・選挙・奈良県知事選挙】  2023年02月27日  17:53:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【春の統一地方選挙】:舞台は奈良県知事選…!奈良の女帝・高市早苗vs自民党本部 候補者を巡る水面下の暗闘

2023-03-17 07:37:20 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【春の統一地方選挙】:舞台は奈良県知事選…!奈良の女帝・高市早苗vs自民党本部 候補者を巡る水面下の暗闘

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【春の統一地方選挙】:舞台は奈良県知事選…!奈良の女帝・高市早苗vs自民党本部 候補者を巡る水面下の暗闘

 5選を目指す現職の荒井正吾知事(78)と、元総務官僚の平木省氏(48)が立候補を表明した奈良県知事選挙。保守分裂が予想されるこの知事選では、大物政治家の介入が相次ぎ、選挙まで2ヵ月を切った今でも、自民党推薦を巡って攻防が続いている。

 【画像】同僚議員の手をにぎり…!高市早苗議員が国会で見せた”人たらし”な一面

 「荒井知事はもともと自民党所属の参議院議員でしたが、’07年に奈良県知事選に出馬し、当選しました。現在まで4期務め、コロナ禍では『緊急事態宣言は効果がない』として奈良県独自の緊急対処措置をとった。一方の平木氏は、奈良県連会長の高市早苗経済安全保障担当大臣(61)が総務大臣だった当時に秘書官を務めていた人物です」(全国紙政治部記者)

<button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-yyapj QSknM" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">自身の秘書だった平木氏を推す高市氏。県連独自で世論調査を行ったとされるが…</button>
 自身の秘書だった平木氏を推す高市氏。県連独自で世論調査を行ったとされるが…(提供:FRIDAYデジタル)

 ’23年4月9日投開票の知事選は、荒井知事の推薦が規定路線だった。ところが’22年9月、自民党奈良県連の新会長に高市議員が就任すると、“維新に勝てる候補者”という名目のもと、候補者選びが白紙に戻ったという。

 「高市さん率いる奈良県連は、独自に実施した世論調査の結果をもって平木氏の支援を決めた。しかし実は、この決定を巡って自民党本部を巻き込んだ騒動になっているのです」(自民党関係者)

 自民党の規定では、知事選の新人候補者は党本部の推薦が必須で、県連の推薦を得たとしても最終判断は党本部に委ねられている。現在も党本部は、平木氏に推薦を出していない。

 「高市さんが党本部に報告した内容が問題視されているのです。県連が実施したという世論調査の結果を党本部は認識しておらず、世論調査の信憑性にも疑いを抱いている。さらに、県連のなかでは25対2で平木氏を推薦する声が圧倒的との報告もあるが、県連の選対委員会で採決もしていないそうです。党本部内では、現職の荒井知事と平木氏の評価は、五分五分。森山裕選挙対策委員長も一連の内容を把握していて、推薦を決めかねているようです」(同前)

 なぜ保守分裂を招いてまで高市会長は平木氏をゴリ押しするのか。その鍵は高市会長と荒井知事との関係性にある。別の自民党関係者もこう語る。

 「一番大きいのが、奈良県五條市で進める大規模広域防災拠点を巡る一件。荒井さんが国の制度にのせようと、その当時、総務大臣だった高市さんに何度も要望を出していた。高市さんは無理だと断り続けていましたが、後に総務大臣が武田良太議員に交代すると事業が一気に前進した。この一件で面目が潰されたと高市さんはヘソを曲げてしまった。さらに、県内で進める大型事業のゴミ処理場について、荒井さんが難色を示すと、二人の亀裂は決定的になった」

 現在、平木氏を推す高市会長を世耕弘成参議院幹事長が支援し、荒井知事には二階俊博元幹事長や金融担当大臣を歴任した亀井静香氏といった重鎮が加勢する。候補者を一本化できない場合は保守分裂では済まなくなる由々しき状況なのだという。

 「自民党本部が2月上旬に実施した世論調査では、日本維新の会の山下真氏(54)の優勢という結果になった」(同前)

 このまま選挙戦に突入すれば票が割れて維新が漁夫の利を得る――。大物政治家の思惑が複雑に絡み合う奈良県知事選は、どんな結末を見せるか。

 元稿:講談社 主要出版物 週刊FRIDAY DIGITAL 【政治ニュース・選挙・春の統一地方選挙・奈良県知事選挙】 2023年02月23日 14:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【選挙】:奈良県知事選“自滅”の高市早苗県連会長に党内冷ややか…調整力不足で自民分裂

2023-03-17 07:37:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【選挙】:奈良県知事選“自滅”の高市早苗県連会長に党内冷ややか…調整力不足で自民分裂

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【選挙】:奈良県知事選“自滅”の高市早苗県連会長に党内冷ややか…調整力不足で自民分裂

 4年に一度の統一地方選で4月9日投開票の9道府県知事選の告示(3月23日)まで約1カ月。徳島、奈良では自民党が候補者を一本化できず、分裂選挙になる見込みだ。

 徳島では誰が勝っても自民系に変わりはないが、奈良では分裂に乗じて日本維新の会が勝利をおさめる気配があり、注目を集めている。

<picture>自らまいた種に(高市早苗経済安保担当相)/(C)JMPA</picture>

  自らまいた種に(高市早苗経済安保担当相)/(C)JMPA

 奈良県知事選は、5選を目指す現職の荒井正吾知事(78)と、高市経済安保担当相が総務相時代に秘書官を務めた元総務官僚の平木省氏(48)が自民県連に推薦を要請。県連会長の高市氏の判断で平木氏の推薦を決定した。

 ところが荒井知事は、「自民の推薦がなくても出る」と出馬を表明。事実上の選挙戦をスタートさせている。維新は公認候補として前生駒市長で弁護士の山下真氏(54)を擁立した。

「現職には多選批判もあり、維新に勝つためには若い候補者を立てるべきだという意見が多かった。本来は党本部もスンナリ平木氏に推薦を出すはずでした。候補者を一本化できずにこじれてしまったのは、高市さんの根回し不足が原因です」(地元関係者)

 ◆「ポスト岸田」から完全に脱落

 元海上保安庁長官で参院議員を務めた後に奈良県知事に転身した荒井は、中央政界と独自の太いパイプを持つ。

<picture>新春会見で、奈良県知事選への出馬を表明した荒井正吾知事(C)共同通信社</picture>

 新春会見で、奈良県知事選への出馬を表明した荒井正吾知事(C)共同通信社

 「県連は平木氏の推薦を党本部に上申しているが、荒井知事は二階元幹事長や古賀誠元幹事長らの支持を得て党本部に働きかけ、巻き返しをはかっている。県連会長に昨年なったばかりの高市氏にとっては初の大型選挙で、その手腕が問われますが、党本部の推薦は中ぶらりん状態です。二階氏と親しい森山選対委員長は調整に乗り出す気配がないし、“ポスト岸田”をうかがう茂木幹事長も、高市氏が自滅してくれれば都合がいいと考えているのか、静観の構えです」(自民党ベテラン議員)

 18日に地元で開かれた後援会の会合で、荒井知事は、党本部の推薦について「向こう(平木氏)にも出す動きがない」と話していたという。

 このまま分裂選挙に突入すれば、維新にとっては有利な展開になりそうだ。

 「維新に知事を取られるようなことになれば、県連会長の責任問題に発展する。かといって、候補者一本化のために自身の秘書官だった平木氏を降ろしても求心力を失う。どちらに転んでも評価を下げるだけで、総理候補からは脱落です。選挙の勝敗以前に、この段階で政治力不足を露呈してしまいましたが、党内に同情する声はなく、支える人もいない。安倍元首相の後継者をアピールして、岸田政権の方針に突っかかっていた高市氏のことは総理周辺も快く思っていないでしょうから、高市氏の窮地は自らがまいた種だと、冷ややかに見ているのではないでしょうか」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 昨年末に岸田首相が防衛増税を表明した際は猛反発し、「一定の覚悟を持って申し上げている」と威勢の良かった高市氏が最近やけにおとなしい。“高市潰し”の包囲網で足元がグラグラの焦りからなのか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・選挙・春の統一地方選挙・奈良県知事選】  2023年02月21日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【ラサール石井氏】:高市早苗氏“答弁拒否"を批判「信用できないから質問を…傲慢にもほどがある」

2023-03-17 05:55:09 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

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 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ラサール石井氏】:高市早苗氏“答弁拒否"を批判「信用できないから質問を…傲慢にもほどがある」

 タレントのラサール石井(67)が16日までにツイッターを更新。行政文書を“捏造(ねつぞう)”と指摘した問題の渦中にある高市早苗経済安全保障担当相が参院予算委員会で一時「答弁拒否」を宣言したことに、「傲慢にもほどがある」と厳しく批判した。

<button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">ラサール石井(2011年7月撮影)</button>
 ラサール石井(2011年7月撮影)(Nikkan Sports News.)

 高市氏は当初、放送法の「政治的公平」をめぐる総務省の行政文書に関する自身の説明内容について「捏造(ねつぞう)」と断じ、捏造文書ではなかった場合には国会議員の職を辞す覚悟を示していた。しかし総務省が正式な文書であると認めると、「(自身に関する記載が)事実じゃない」と主張した。15日の参院予算委員会で立憲民主党の杉尾秀哉氏から発言が変わってきていることについて「全く信用できません。あなたの答弁は」と指摘されると、高市氏は「私が信用できないならもう質問はなさらないでください」と発言した。  

 ラサールは高市氏の発言を受け、「『答弁信用できないんなら質問するな』これはひどい。信用できないから質問するんじゃないか。何度も前言を軽々しく翻しておいて、信用しろとは傲慢にもほどがある。部下であった総務省の官僚達に後ろ足で砂かけるような真似をして、行政文書と国会答弁の正当性を貶める。『万死に値する』」と批判した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・行政文書を“捏造(ねつぞう)”と指摘した問題の渦中にある高市早苗経済安全保障担当相が参院予算委員会で一時「答弁拒否」を宣言した事案】  2023年03月17日  05:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【New門】:増えるか、若者の「岸田推し」…「無色透明」な印象?支持率も動画視聴回数も低調

2023-03-17 05:00:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【New門】:増えるか、若者の「岸田推し」…「無色透明」な印象? 支持率も動画視聴回数も低調

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【New門】:増えるか、若者の「岸田推し」…「無色透明」な印象? 支持率も動画視聴回数も低調 

 ◆動画再生、安倍元首相に比べ伸びず

 ◆改革意欲、低い評価

<button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-SxrYz hqjiZN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">(写真:読売新聞)</button>
         (写真:読売新聞)(読売新聞)

 ◆心をつかむメッセージと政策が必要

 元稿:讀賣新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【「New門」】  2023年03月17日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【時事通信・世論調査】:内閣支持29.9% 2カ月連続上昇

2023-03-17 00:01:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【時事通信・世論調査】:内閣支持29.9% 2カ月連続上昇

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【時事通信・世論調査】:内閣支持29.9% 2カ月連続上昇

 時事通信が10~13日に実施した3月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比2.1ポイント増の29.9%、不支持率は同1.3ポイント減の40.9%だった。

 支持率は2カ月連続の上昇で、下落傾向に歯止めがかかった形。マスク着用ルールの緩和などが背景にあるとみられる。ただ、不支持率が支持率を上回るのは7カ月連続。  

 政府の新型コロナウイルス対策は、「評価する」が47.3%(前月比1.0ポイント減)で、マスクの着用を3月13日以降は個人の判断に委ねる方針を決めた2月から2カ月連続で5割弱を維持した。「評価しない」は25.9%(同0.1ポイント増)。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」が12.4%で最も多く、「首相の属する党を支持している」6.3%、「首相を信頼する」5.7%が続いた。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」22.7%、「政策がだめ」15.9%、「リーダーシップがない」12.8%などだった。  

 政党支持率は自民党が前月比0.1ポイント減の23.3%、公明党が同0.9ポイント減の3.4%。野党では高い順に立憲民主党が同0.3ポイント減の3.5%、日本維新の会が同0.7ポイント減の2.9%、共産党が同0.3ポイント減の1.3%。以下、参政党1.2%、れいわ新選組0.9%、国民民主党0.7%、社民党0.3%、政治家女子48党(旧NHK党)0.1%。「支持政党なし」は61.0%だった。  

 調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59.9%。

 元稿:時事通信社 JIJI.com 政治 【政局・世論調査】  2023年03月16日  17:04:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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