【産経抄・01.04】:自民と立民の大連立、自民飛び出す議員はいるか?
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【産経抄・01.04】:自民と立民の大連立、自民飛び出す議員はいるか?
「亡くなった人には、思い出してもらえることが一番の供養なんです」。作家、山口恵以子さんの連作小説『ゆうれい居酒屋』で、登場人物が繰り返し口にする心に染みるセリフである。3日の小紙掲載のミニ記事「首相ら、大連立『選択肢にある』」を読み、この言葉を思い浮かべた。
インタビューに答える安倍晋三氏=2014年12月、首相官邸(酒巻俊介撮影)
▼令和4年に暗殺された安倍晋三元首相が再登板を果たす半年ほど前、平成24年6月のことだった。議員事務所を訪ねた抄子に、安倍氏は唐突に語り始めた。「自民党と民主党による大連立構想は、とんでもない。そうなったら党を割って出る」。当時、再燃していた自民、民主の大連立構想はふしだらだというのだった。
▼石破茂首相は1日放送の文化放送ラジオ番組で、少数与党の現状を踏まえた野党との大連立について含みを持たせた。「選択肢としてあるだろう」。この場合の野党とは民主党の後裔(こうえい)である立憲民主党を指すが、確かに不品行極まりない野合だといえる。
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