【福井県敦賀市】:残業上限が月200時間、市立病院に是正勧告
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【福井県敦賀市】:残業上限が月200時間、市立病院に是正勧告
福井県敦賀市の市立敦賀病院が、時間外労働の上限について、労働基準法の規定の4倍を超える「月200時間」とする労使協定(36協定)を、労働組合と結んでいたとして、昨年8月に敦賀労働基準監督署から是正勧告を受けていたことがわかった。
労基法は、時間外労働の上限を月45時間、年360時間と定めている。病院によると、昨年度の労使協定は医師について月200時間、年1600時間とし、繁忙期は月250時間とする特別条項も設けていた。
昨年度に協定の上限を超える時間外労働はなかったが、常勤医師43人中20人が「過労死ライン」とされる月80時間を超え、最長は産婦人科医の174時間だった。勧告を受けた後の今年度についても、月197時間、年1600時間を上限とする労使協定を結んでいる。
市立敦賀病院総務企画課は「慢性的な医師不足が要因。今後、協定を見直すとともに、医師の業務負担が軽減できるような体制作りを進めていく」としている。
元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・労働基準法の規定の4倍を超える労使協定(36協定)】 2018年11月05日 08:10:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます