【沖縄県】:米軍の性暴力にNO 県民大会に2500人、米兵少女暴行に抗議 謝罪と補償、日米地位協定の改定求め決議
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【沖縄県】:米軍の性暴力にNO 県民大会に2500人、米兵少女暴行に抗議 謝罪と補償、日米地位協定の改定求め決議
「米兵による少女暴行事件に対する抗議と再発防止を求める県民大会」(同大会実行委員会主催)が22日、沖縄市民会館大ホールで開かれた。会場内や立ち見、ロビーなど合わせて主催者発表で2500人超が集まった。
大会テーマカラーの黄色を身に着けた参加者たちは、相次ぐ米兵による性的暴行事件に満身の怒りを示し、被害に遭った少女に寄り添い、事件を「なかったことにしない」と決意。被害者への謝罪と補償、二次被害の防止、関係自治体への速やかな情報提供、日米地位協定の抜本改定を求める大会決議を参加者全員で採択した。
米兵少女誘拐暴行事件を巡って、今月19日までに県議会を含む県内全41市町村議会が抗議決議を可決した。県民大会には最終的に148の団体が参加や賛同を表明。宮古島、石垣、名護のサテライト会場には計167人が参加した。
米兵少女誘拐暴行事件を巡って、今月19日までに県議会を含む県内全41市町村議会が抗議決議を可決した。県民大会には最終的に148の団体が参加や賛同を表明。宮古島、石垣、名護のサテライト会場には計167人が参加した。
22日の大会決議では「被害者は悪くない。私たちは(被害者の)勇気ある訴えに応えたい」として、「性暴力事件とその後、決められた通報手続きが無視されたことに対して満こうの怒りをもって抗議する」とした。さらに徹底した再発防止に向けて精神的ケアなど4項目について、速やかに実現するよう強く求めた。
大会実行委員会は23日、大会決議を外務省沖縄事務所と沖縄防衛局に直接手渡す。24日以降には米軍や在沖米総領事にも手渡すため日程調整している。
大会であいさつに立った玉城デニー知事は「私たちは人が人として尊敬されること、人権が尊重されるようこれからも声を出していかないといけない」と訴えた。
東京や大阪など、県外でも22日、連帯の集会が開かれた。新宿駅南口の集会には約400人(主催者発表)が集まり「米兵による性暴力を許さない」などと抗議の声を上げ、デモ行進した。大阪市の扇町公園での集会には約100人が参加。沖縄での性暴力事件を自分事として考えるため、米兵による性暴力被害の記録を参加者一人一人が朗読した。集会の後、参加者は繁華街までデモ行進した。 (吉田健一)
元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社会 【話題・「米兵による少女暴行事件に対する抗議と再発防止を求める県民大会」(同大会実行委員会主催)】 2024年12月23日 05:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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