【産経抄・11.29】:臨時国会始まる、政治家の「責任」とは
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【産経抄・11.29】:臨時国会始まる、政治家の「責任」とは
一説に、「責任」には2種類あるという。自分が「引き受ける」ものと他人から「押し付けられる」もの。「自己責任」は、語感からして後者か。<たいがいは他人がつける「自己」という語をはね返し「責任」よ立て>俵万智
臨時国会の召集日を迎え、記者団の取材に応じる石破茂首相=28日午前、首相官邸(春名中撮影)
▼ピリッとした一首に背筋が伸びるのは、当方だけではあるまい。辞書にある「責任」の語釈は、「引き受ける」という自発的な色が濃い。ところが昨今は、「自分は負わない」式の無責任が目につく。その代表格が石破茂首相というのが情けない。
▼臨時国会が始まった。首相が自らの判断で国民に信を問い、招いた少数与党の試練である。大敗の責任をいまだに取ろうとしない姿勢はいかがなものか。トップに居座り続け、信頼を取り戻せると考えているのだろうか。野党もまた国会運営にこれまで以上の責任を負っている。
<iframe id="offer_3ad7f02835e3745133b2-0" src="https://buy-ap.piano.io/checkout/template/cacheableShow?aid=ZDyOAW1spj&templateId=OTSGP4OFGCA7&offerId=fakeOfferId&experienceId=EX1RGPTXQJDG&iframeId=offer_3ad7f02835e3745133b2-0&displayMode=inline&pianoIdUrl=https%3A%2F%2Fid-ap.piano.io%2Fid%2F&widget=template&url=https%3A%2F%2Fwww.sankei.com" name="offer_3ad7f02835e3745133b2-0" frameborder="0" scrolling="no" allowfullscreen="true"></iframe>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます