中国軍の海上自衛隊への挑発事件が、またしても緊張を煽っている。この事件の不思議さについて、考えてみました。まず、
1.何故発表が遅れたか、確認まで時間がかかったとのことですが、それほど時間をかけなければならないほどのことだったか、危機一髪の危険を強調するニュースを見る限り、どうも判りません。
2.今回の事件は公海上で起こったことですが、尖閣「近海」、「尖閣沖」との印象が強調されているようです。はっきりした位置が明確になっていないような報道がテレビをみているとなされているように思います。意図的かなと思いますが・・・。
3.東シナ海の公海上とか、沖縄尖閣近海とか、尖閣沖であるならば、日米安保条約上駐留している米軍はどのような行動、監視行動を取っていたのでしょうか?
4.この間の尖閣をめぐる日中間の領海をめぐる紛争にあたって、米軍はどのような行動を取っていたのでしょうか?いるのでしょうか?
5.この間日中軍事交流をしてきたにもかかわらず、こうした問題が起こるのであれば、何のための交流だったのでしょうか?
6.中国政府は、今回のレーダー照射事件は把握していなかったと発表、記者会見では関係部門に訊いてくれなどと呑気なことを言っていましたが、日本では独裁、一枚岩と言われている共産党支配化の政府と軍の関係はどうなっているのでしょうか?
7.仮に今回の事件が現地の軍人たちの暴走で軍事衝突に発展したとしたら、どのような対応が考えられているのでしょうか?
8.こうした不安定な紛争が連日繰り返されることに対する負の関係と、これを契機に軍事的衝突で、クロシロはっきりさせることの方が日中関係を発展させえていくことになるのかどうか、政府と国民は、どのように考えているでしょうか?
尖閣沖で中国船が海自艦船に射撃レーダー照射 政府、厳重抗議 2013.2.5 18:34 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130205/plc13020518340021-n1.htm
中国海軍:レーダー照射 安倍政権へのいら立ちが背景か 毎日新聞 2013年02月05日 21時02分(最終更新 02月06日 01時53分)http://mainichi.jp/select/news/20130206k0000m030077000c.html
中国海軍:レーダー照射 安倍政権に大きな衝撃 毎日新聞 2013年02月05日 21時08分(最終更新 02月06日 00時52分)http://mainichi.jp/select/news/20130206k0000m010082000c.htm
レーダー照射、中国指導部内で慎重に対応検討か(2013年2月6日22時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130206-OYT1T01084.htm
上層部同意の可能性」 マカオの軍事評論家が指摘 2013.2.6 14:37 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130206/chn13020614400006-n1.htm
社説 レーダー照射 中国の挑発は許されぬ(2月6日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/439307.html
以上考えてみました。今日は多忙でしたので、また明日も多忙ですので、これにて終わります。