愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

スコットランド「分離独立」派敗北!「分裂阻止」派の勝利の意味は何か!

2014-09-19 | 民族自決権

イギリスだから「分離独立」を「分裂」と書く日本のマスコミの姑息・思想の犯罪性に大喝!

前号でスコットランドの独立国民投票について記事を書きました。今度は、日本のメディアの問題点を、さらに検証してみたいと思います。そこから、日本の今後について、特に沖縄県知事選挙問題について、考えてみることにします。まず、愛国者の邪論が、声を大にして指摘したいことは、この「独立」国民投票について日本のマスコミは、「分裂」と報道していることです。本来は「分離独立」なはずです。チベットなど、中国政権から「分離独立」を主張する運動を日本のマスコミは、絶対に「分裂」とは書かないでしょう。ここに日本のメディアの姑息思想が浮き彫りになります。ここに日本のマスコミの「悪意」というか、「分離独立」派に勝たせたくないという思いが伝わってきます。もう一つは、現地の世論調査です。この世論調査を行っている会社がどのような会社か、検証してみなければなりません。日本の世論調査の印相操作を考えると、世論誘導的な匂いがプンプンしています。そのことは、以下の数字を見ると判ります。

当日有権者登録者 428万5,323人、
投票率      84.6%≒投票者数362万5,383.26人、
独立賛成者数   161万7,989人
独立反対者数   200万1,926人
その差       38万3,937人(8.959348%≒9%)

投票者のうち361万9915人が有効投票でした。日本では考えられないことです。大アッパレでしょう!!民主主義とは、こういうものです。

それにしても、日本のマスコミが訴えていた「分裂」による「危機」は回避されました。したがって、「危機」が起こることはあり得ないということになる訳です。果たしてどうでしょうか?今後に注目しておきます。

それでは、以下の記事をご覧ください。結果についての評価と選挙前の「危機」煽動記事を。

元々「分裂」を使っていたのはイギリス政権でした!

NHK 「反対」過半数 スコットランド独立せず 9月19日 19時47分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140919/t10014723661000.html
 スコットランドのイギリスからの独立の賛否を問う住民投票は、反対派の勝利でイギリスが分裂する事態は回避されることになりました。
イギリス北部のスコットランドで行われた住民投票は開票作業の結果、▽独立賛成が161万7989票、▽反対が200万1926票となり、反対が賛成を上回りました。これによってスコットランドは独立せず、これまで通りイギリスにとどまることになりました。また投票率は84.6%となり、今回の住民投票へのスコットランドの人々の関心の高さを示しました。
事前の世論調査では接戦が予想されていましたが、開票の結果、最大都市グラスゴーなど4つの自治体で賛成が反対を上回ったものの、スコットランド全土には独立への支持が広がりませんでした。独立運動を主導してきたスコットランド民族党のサモンド党首は支持者を前に「この結果を受け入れる。今後は1つの国として前へ進もう」と述べて、独立賛成派と反対派が今後対立を深めることがないよう訴えました。また、イギリスのキャメロン首相は首相官邸前で声明を読み上げ、国が分裂する事態が避けられたことを歓迎する一方で、今後は住民投票で明らかになった人々の不満を解消するため、自治権の拡大などに取り組む方針を打ち出しました。自治権の拡大には、イギリス議会内で懐疑的な声も聞かれ、キャメロン首相が打ち出した方針は、実現に向けて難航も予想されます(引用ここまで)

「独立」派への脅しキャンペーンが展開されていた!それに勝てなかった「分離独立」派!

沖縄・原発立地地域にはどのような脅しが行われているか!参考になる!

(共同通信)【スコットランドルポ】反対派 「独立なら移住」 住民投票、賛否は拮抗 2014/09/19 10:25
http://www.47news.jp/47topics/e/257150.php
16日、エディンバラで、住民投票への参加を呼び掛ける看板 
 独立を問う住民投票を控える英北部スコットランドでは、独立賛成派の急伸に、英国残留を望む住民が不安を募らせていた。賛否が拮抗し独立も現実味を帯びる展開に「独立の場合は移住する」と語る住民もおり、差し迫った“生活の危機”に緊張感も高まっている。
 スコットランドの中心都市エディンバラ。中心部の住宅街には16日、独立反対キャンペーンで戸別にビラ配りを行う数人の住民の姿があった。独立賛成派の急伸に危機感を抱き、初めて参加したというマイク・ギブソンさん(69)は「独立すれば)多くの人の仕事が失われるだろう。独立の事態を考えるだけで恐ろしい」と話した。エディンバラは伝統的に金融業で栄え、英国内ではロンドンに次ぐ第2の金融都市だ。世界中から巨額の資産が集まるほか、多くの雇用も生み出している。だがスコットランドに本拠を置くロイヤル・バンク・オブ・スコットランドなど金融大手は、独立決定の場合は本拠地を英南部イングランドに移すと相次いで表明。大手小売業者は日用品の価格も上がると警告した。
 スコットランド行政府のサモンド首相は「(本社移転でも)雇用やサービスに実質的な影響はない」と強気だが、反対派のタクシー運転手の男性(64)は「サモンド(首相)は大衆迎合的に聞こえのいい言葉を並べているだけ。信頼できない」と一蹴する。ギブソンさんは「独立ならスコットランドを離れ、英南部に住む息子夫婦と暮らす。香港に移住すると言っている友達もいる」と打ち明ける。独立が決まれば、大規模な資本流出が起きる可能性も指摘される。賛成派が独立実現に向け気勢を上げる一方で、反対派住民は英残留を祈りつつ、独立の場合のリスク回避策もひそかに考えざるを得ないというのが実情のようだ。不透明な先行きへの懸念は、英国に拠点を置く日系企業の間でも例外ではない。日系金融機関に勤務する男性は「独立後にどういう事態になるか予測できない」と語った。(エディンバラ共同=黒崎正也)
スコットランド 大ブリテン島の北部に位置し、イングランド、ウェールズ、北アイルランドとともに「大ブリテンおよび北アイルランド連合王国」を構成。1707年にイングランドと統合するまでは独立国だった。面積は北海道よりやや小さく、人口は英国総人口の8%超に当たる約530万人。主な都市はエディンバラとグラスゴー。1999年、ブレア英政権の地方分権改革で約300年ぶりに議会が設置され、外交や軍事、財政・金融などを除く幅広い分野で立法権が認められた。議会の多数党が内閣を組織し、地方行政府を運営する。(引用ここまで

「分裂による国力低下・経済混乱の危機回避」「分裂回避」という文字が何を物語るか!

【共同通信】スコットランド、独立否決 英首相が勝利宣言、分裂回避 2014/09/19 14:22   http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014091901000629.html
19日、英北部スコットランドのグラスゴーで、独立否決の結果を喜ぶ反対派(AP=共同)
【エディンバラ共同】英国からのスコットランド独立の是非を問う住民投票は18日夜(日本時間19日朝)、即日開票された。選管の19日の開票結果によると、反対票が賛成票を上回るのが確実となり、独立は否決された。キャメロン英首相は事実上の勝利宣言をした。英政府は国土の3割、人口の8%を超えるスコットランド(人口約530万人)をつなぎ留めることに成功し、分裂による国力低下や経済混乱の危機を辛うじて回避した。独立派は「悲願」達成には届かなかったものの、当初の予想を上回る追い上げで接戦を繰り広げ、分離・独立問題を抱える世界各国から大きな注目を集めた。(引用ここまで

共同通信  スコットランド、自治拡大へ 英、来年1月までに法案  2014/09/19 19:52   http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014091901001423.html
19日、英北部スコットランドの独立否決を受け、ロンドンで声明を発表するキャメロン首相(AP=共同)
【エディンバラ共同】18日投開票の英北部スコットランドの住民投票で英国からの独立が否決されたことを受け、キャメロン英首相は19日に演説し、スコットランド行政府により広範な自治権を認める法案を来年1月までに公表すると表明した。英政府とスコットランド行政府は今後、分権交渉を本格化させ、「連合王国」(英国)は新たな地方分権のモデルを模索する。住民投票では、約45%の有権者が独立支持を表明。住民が抱く英中央政府に対する強い不満は英国を分裂の瀬戸際まで追い込み、先進国における中央と地方の関係の在り方に一石を投じた。世界の分離・独立運動にも影響を与えそうだ。(引用ここまで)

沖縄・原発立地地域の住民の不満はどうなるか!

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日本が注目したスコットランド独立国民投票、胸をなでおろしたのは誰か?だが、実を取ったのは?

2014-09-19 | 民族自決権

スコットランド独立国民投票に注目したのは何故か!

この2日間、NHKをはじめ日本のマスコミ、とりわけテレビはスコットランドの独立問題を「特集」していました。風が吹けばおけ屋が儲かる!式の危機感の増幅ニュースの垂れ流しに、意図的なものを感じました。以下、興味のあるものを掲載してみましたので、ご覧ください。

野田政権と自民党に圧力を、国民に敵対する経団連提言を無批判的に報ずるマスコミの意味を考える! 2012-05-12http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/d/20120512

赤旗 背景に国民の怒り ギリシャ「国民投票」問題 2011年11月5日(土) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-05/2011110507_01_1.html

日本経済新聞  ギリシャ国民投票、世界揺らす 国内からも批判  2011年11月3日  http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM02060_S1A101C1NN8000/

ロイター 独首相、ギリシャにユーロ圏残留問う国民投票を提案 2012年 05月 19日 08:21 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE84H06520120518

NHKがスコットランド独立投票速報をまるで自らの国の投票のように放送中  [699332515]http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1411100852/

NHK 「反対」過半数 スコットランド独立せず  9月19日 14時32分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140919/k10014723661000.html
 スコットランドのイギリスからの独立の賛否を問う住民投票は独立反対が賛成を上回って反対派の勝利が決まり、スコットランドは独立せず、これまで通りイギリスにとどまることになりました。イギリス北部のスコットランドで行われた住民投票は19日、32の自治体すべてで開票作業が終了しました。その結果、独立賛成が161万7989票、反対が200万1926票となり、反対が賛成を上回りました。これによってスコットランドは独立せず、これまでどおり、イギリスにとどまることになりました。住民投票では、大都市グラスゴーなど4つの自治体で賛成が反対を上回ったものの、スコットランド全土では独立への支持は広がらず、得票率でみますと反対が55.25%、賛成は44.65%で、その差は10ポイント以上になりました。また、投票率は84.6%となり、今回の住民投票へのスコットランドの人々の関心の高さを示しました。(引用ここまで

NHK 「反対」過半数 スコットランド独立せず  9月19日 14時32分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140919/t10014723661000.html
スコットランドのイギリスからの独立の賛否を問う住民投票で、独立反対の票が投票総数の過半数に達して反対派の勝利が決まり、スコットランドは独立せず、これまでどおりイギリスにとどまることになりました。イギリス北部のスコットランドの住民投票は18日、投票が終わり、32の自治体ごとに開票作業が行われました。イギリスの公共放送BBCによりますと、日本時間の午後2時10分の時点で32の自治体のうち31の自治体で開票が終わり、独立反対が191万4187票と投票総数の過半数に達し、反対派の勝利が決まりました。これによってスコットランドは独立せず、これまでどおりイギリスにとどまることになりました。独立運動を率いるスコットランド民族党のサモンド党首は、日本時間の午後2時すぎ、支持者を前に演説し、「スコットランドの人々の民主的な判断を受け入れる」と述べ、敗北を認めました。キャメロン首相は日本時間の午後3時すぎに声明を発表することにしています。住民投票では、大都市グラスゴーや地盤とされているダンディーなどで賛成が反対を上回りましたが、賛成への支持はスコットランド全体には広がりませんでした。(引用ここまで

NHK 独立派の副党首「非常に残念」  9月19日 14時32分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140919/k10014722931000.html
スコットランドのイギリスからの独立の賛否を巡る住民投票で、反対が賛成を上回ることが確実になったと伝えられたことについて、独立運動を率いるスコットランド民族党のニコラ・スタージョン副党首は、BBCに対して「国中の何千人もの人たちと同様、独立運動にすべての力を傾けてきた。賛成票が僅かに届かず非常に残念だ」と述べました。。(引用ここまで

NHK 独立派の代表 敗北認め演説  9月19日 15時27分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140919/k10014724971000.html
 独立運動を率いるスコットランド民族党のサモンド党首は、日本時間の午後2時すぎ、エディンバラで支持者を前に演説し、「スコットランドは今の段階では独立した国にならないと決めた。私はこの結果を受け入れる」と述べて敗北を認めました。そして、およそ160万人が独立に賛成の票を投じてくれたとして、支持者に感謝の意を示したうえで、「私たちは1つの国として前に進もう」と締めくくり、スコットランドの人々に対し、住民投票の結果に従うよう求めました。(引用ここまで

危機感オンパレードを垂れ流すのは何故か!

NHK 世界の金融市場にも影響か  9月19日 6時56分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140919/k10014713711000.html
 スコットランドの独立が決まれば、世界の金融市場に影響が広がる可能性があります。イギリスのGDP=国内総生産のおよそ8%を占めるスコットランドが独立すれば、イギリスは経済規模が小さくなるため、ロンドン株式市場では株価が下落するという見方が出ています。また、イギリスの通貨ポンドも景気の悪化や政治的な混乱への懸念から、売られやすくなり、ポンド安が進む可能性が指摘されています。さらに、単一通貨ユーロを採用しているスペインやベルギーでも独立を目指す機運が高まることへの懸念から株価が値下がりし、ユーロ安が進むという見方も出ています。円相場については、ユーロが売られ、ドルが買われる流れを受けて円安ドル高が進むという見方がある一方リスクを避けようと比較的、安全な資産とされる円を買う動きが強まるという指摘もあります。
シティーからは資金流出
スコットランドの住民投票は、国際的な金融センター、イギリスのシティーの資金の流れにも影響を及ぼしています。イギリスの投資調査会社、「クロスボーダー・キャピタル」によりますと先月、イギリスから流出した資金は168億ポンド、日本円でおよそ2兆9000億円でした。これは、2008年のいわゆるリーマンショック以来、およそ6年ぶりの水準で、スコットランドが独立すれば、イギリスの経済や財政に悪い影響が及ぶことを懸念する投資家の間で、イギリスの株式や債券を売却する動きが強まっているものと見られますまた、スコットランドの独立が仮に決まっても、スコットランドで通貨ポンドを使い続けられるのかや、イギリス政府の債務をどのように分割するのかなどについての協議は長引くことが予想され、イギリス経済の先行きに対する不透明感を背景にシティーからの資金流出がさらに進むおそれも指摘されています。(引用ここまで

8月段階から危機感キャンペーンが張られていた!

 放送 特集   ヨーロッパ・ロシア   英スコットランド 独立か否か住民投票へ 2014年8月24日
http://www.nhk.or.jp/worldnet/archives/year/detail20140824_533.html

TVでた蔵トップ >> 番組 >> ジャンル >> アイテム スコットランド独立国民投票
http://datazoo.jp/w/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E/19503401
2014年9月19日放送 10:30 - 12:00 テレビ朝日ワイド!スクランブル(ニュース)
スコットランドが独立するとイギリスが失うのは、北海油田であったり、核兵器など。国旗のユニオンジャックは4つ地域が合わさって作っているので、スコットランドが抜けたりすると、変わってしまう。こうなった時に国連の常任理事国に留まれないのではないのではないのか。そうすると第二次大戦後の秩序が玉突き的に変わる可能性がある。世界の反応はオバマ大統領は、「堅牢な国であることを願う」とコメント。豪・アボット首相は、「連合王国であり続けてほしいと願う」とコメントしている。アメリカに住む英国の人が多いので気になっている。いろんな意味で世界の火種になりそうと青山氏は語った。
「世界の火種になりそう」と青山氏。例えば、スペインのカタルーニャ自治州やバスク自治州の独立運動。ベルギーはオランダに近い方はオランダ語を話し、フランスに近い方はフランス語を話しているので、ベルギーも真っ二つになる。こうなると刺激されるのが中国で内モンゴル自治区や中東のイスラム国などに波及していく。世界の秩序が壊れ不安定になる結果になる可能性がるある。大勢が判明するのが日本時間午後1時。
2014年9月19日放送 10:30 - 12:00 テレビ朝日ワイド!スクランブル(ニュース)
スコットランド独立の賛否を問う住民投票の結果がまもなく発表される。イギリスの大手ブックメーカー、オッズでは独立に反対が1.2倍、賛成が4.5倍となっている。しかし、スコットランドのメディアによる世論調査では賛成が49%、反対が51%と大接戦。そこで浮動票が注目されている。イギリスの地元紙では、未決断の投票者によって結果はどちらに触れてもおかしくないと報じられている。オバマ大統領は独立に反対の姿勢を示している。イギリスはアメリカにとって極めて特別なパートナーであり、これからも強くひとつにまとまった国であり続けてくれることを願うと話している。また、スペイン・バルセロナで先週180万人もの人々がスペインからの独立を求め声を上げるなど、ヨーロッパ各国で機運が高まっている。このあと現地から緊急生中継。(引用ここまで

中国は内政問題としてコメントしなかったが、…

中国がスコットランド独立問題を警戒 矛盾する言動から見える領土拡大野心  2014年09月16日 | 日記
http://blog.goo.ne.jp/1079sasa/e/13d7b3974979a2185e41ae89f962ba85

ホンネ丸出し!日本の報道はどっち寄りだったか!

スコットランド、独立否決へ=住民投票、辛くも英残留-世界的混乱は回避へ 2014/09/19-13:43http://i.jiji.jp/jc/i?g=int_30&k=2014091900236

18日、英北部スコットランドのエディンバラで、住民投票の開票作業を行う職員ら(EPA=時事)

【エディンバラ(英北部)時事】英国北部スコットランドの独立の是非を問う住民投票について、英BBC放送は19日早朝(日本時間同日昼)、独立が否決される見通しになったと報じた。全32地区のうち最大都市グラスゴーを含む24地区の開票の結果、独立反対が54.2%、賛成が45.8%となった。スコットランドは英国の一部として残留する。独立の場合は英国の国力が低下し、世界的に余波が広がることが懸念されていた。今回の住民投票は、2011年のスコットランド議会選でスコットランド民族党(SNP)が過半数を奪った後、12年に自治政府と英政府の合意により実施が決まった。賛成派は、中央集権的な英政府から離脱することで自ら決定できる、より民主的な国になると主張。経済的にも北海油田の収入などにより、独立した方が豊かになると訴えた。また、スコットランドにある英海軍の核兵器も撤去すると公約した。これに対し、反対派は、英国から離脱すれば、国際的な影響力を失うほか、英通貨ポンドも使えず、北海油田も今後枯渇して財政も悪化すると警告していた。(引用ここまで

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