愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

解散総選挙情報で揺れた日本の11月11日!解散の「ウワサ」は「ねつ造」か?午前編

2014-11-11 | 安倍内閣打倒と共産党

安倍政権が仕掛けた解散・総選挙の「風」をどう見るか!

今日のニュースは、朝から夜まで解散総選挙のニュースが飛び交いました。どのような報道がなされて仕掛けがつくられているか!その記事を全部ではありませんが、大方の記事を検索してみました。安倍政権は何を仕掛けたか、分析検証してみたいと思います。まず午前だけを掲載しました。時系列的に掲載しておきました。

ニュースの発信元が不明!明らかに仕掛けてきている!

読売 首相帰国後、早期の解散案浮上…与党容認の構え 2014年11月11日 03時00分http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141110-OYT1T50115.html?from=yrank_ycont  
 安倍首相は10日、消費税率の10%への引き上げを先送りする場合の衆院解散・総選挙の日程について、早ければ、一連の外交日程を終えて帰国する17日から数日以内に解散する方向で検討を始めた。18日前後に解散を表明し、19日ごろに解散する案が浮上している。衆院選は、「12月2日公示・14日投開票」を軸に調整している。「9日公示・21日投開票」とする案もある。与党は、早期解散を容認する構えだ。首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議など一連の外交日程を終えて帰国する17日には、7~9月期の国内総生産(GDP)の速報値が発表される。政府が増税の是非について有識者の意見を聞く「点検会合」は、18日に終わる。首相は同日、政府・与党に新たな経済対策を指示し、仮に衆院解散に踏み切っても「政治空白」が生じないようにする考えだ。来年10月の消費税率10%への引き上げが困難と判断した場合、1年半先送りして2017年4月から引き上げる案が有力だ。2014年11月11日 03時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun (引用ここまで

あたかも安倍首相が言っているように報道している!これってねつ造か?!

MHK 首相 解散排除せず政権運営を総合的に検討 11月11日 5時56分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141111/k10013102021000.html
安倍総理大臣は、消費税率を来年10月に予定どおり10%に引き上げるかどうかを判断するにあたって、新たな経済対策を打ち出すことや引き上げを先送りしたうえで、衆議院を解散して国民に信を問うことも排除せず、今後の政権運営の在り方を総合的に検討することにしています。消費税率を来年10月に予定どおり10%に引き上げるかどうかについて、安倍総理大臣は、今月17日に発表される、ことし7月から9月のGDP=国内総生産の速報値などを踏まえて、年内に判断する考えを示しています。しかし、ことし4月に消費税率を8%に引き上げた影響などから、個人消費が期待どおり回復していないことに加え、円安が進んでいるにもかかわらず輸出が伸び悩んでおり、景気回復には足踏みがみられます。このため、安倍総理大臣は、円安対策や地方経済の活性化に向けた新たな経済対策の取りまとめを、17日のGDPの速報値も踏まえて、直ちに指示する方向で調整を進めています。さらに、安倍総理大臣は新たな経済対策に加え、消費税率の10%への引き上げを先送りしたうえで、衆議院を解散して国民に信を問うことも排除せず、今後の政権運営の在り方を総合的に検討することにしています衆議院の解散・総選挙を巡って、政府・与党内には、2人の閣僚が辞任に追い込まれたにもかかわらず、各種の世論調査で安倍内閣の支持率が依然として高い水準にあるという指摘や、野党側の選挙準備が整わないうちに解散に踏み切るべきだという意見があります。ただ、一方で、政府・与党内には、消費税率を予定どおり10%に引き上げるべきだという意見が根強くあるとともに、「衆議院で300議席以上あるのに、なぜ解散する必要があるのか」として、年内の解散に反対する意見もあります。このため、安倍総理大臣としては、経済状況や政府・与党内の意見、それに世論の動向などを見極めながら、慎重に判断するものとみられます。(引用ここまで

予算は後回し 「早いうち解散」という奇策 編集委員 清水真人 (1/3ページ) 2014/11/11 7:00  情報元 日本経済新聞http://www.nikkei.com/article/DGXMZO79489440Q4A111C1000000/
 安倍政権内で「早いうち解散」の風が吹き始めた。消費税再増税を延期し、年内にも衆院選で信を問う選択肢。女性閣僚のダブル辞任と景気の足踏み感から、この3週間で自民党内世論の潮目も変わりつつある。首相の安倍晋三とアベノミクスのジリ貧を危ぶみ、「今ならまだ勝てる」との議員心理が働く。ただ、2015年度予算の編成や成立を後回しにする奇策でもある。
大義名分は「増税延期」
 「景気などが色々心配されている時期…(引用ここまで

解散風を流したのは複数の首相周辺だ!「撃ち方止め!」の反省どこ吹く風!

解散陰謀・政治陰謀・安倍政権延命陰謀!の風吹かせ!

時事 早期解散の見方広がる=消費税判断後「19日にも」-政府・与党  2014/11/11-07:07 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014111100018
 政府・与党内で10日、安倍晋三首相が消費税率再引き上げの先送りを判断した場合、直ちに衆院解散に踏み切るとの見方が広がった複数の首相周辺は「今月19日にも解散」と言及した。これに伴う衆院選については「12月2日公示-同14日投開票」「12月9日公示-同21日投開票」との日程が取り沙汰されている。
【特集】安倍政権「不祥事」「増税」で「年内解散」への連立方程式
 首相が消費税再増税の判断材料として最重視する7~9月期の国内総生産(GDP)は、首相が外遊から帰国する17日に速報値が発表される。18日には、消費税率10%への引き上げの影響などを検証するための有識者らによる点検会合が終了する。首相は、これらを見極めた上で増税の是非を判断する方針だ。消費税再増税について、政府・与党内には、先送りすれば市場の信認を失うと考える賛成派と、地方経済の回復の遅れに配慮する必要があるとの反対派が混在する。早期解散論は基本的に増税先送りが前提となっているが、予定通り2015年10月の再増税を決めた場合や、増税判断そのものを先送りした場合でも首相は解散を断行するとの観測もある。第2次安倍政権は12年12月の発足から順調に推移してきたが、9月の内閣改造後、女性2閣僚辞任などで支持率に陰りも見えている。早期解散論の背景には、野党の選挙協力が整わないうちに衆院選を行った方が、議席を維持しやすいとの与党の議員心理もある。引用ここまで

解散風は地方にも波及!波紋!

福井新聞 衆院年内解散説で候補者調整急ぐ 福井県内各政党、定数減で (2014年11月11日午前7時20分http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationalelections/57000.html
与野党内で10日、早期の衆院解散・総選挙があり得るとの見方が広がった。衆院が解散し総選挙になれば、福井選挙区は「1票の格差」を是正する衆院選挙区の「0増5減」により定数が3から2に減ることになる。県内各政党は年内解散説も踏まえ、区割り変更に伴う候補者調整を急ぐ。県内3選挙区は自民党が独占しており、同党現職議員は党の前執行部のときに、区割り変更に伴う候補者調整を党幹事長に一任。6月の党役員会では選挙区を失う現職の処遇について、次期衆院選の比例単独名簿上位に載せる方針を決めている。まだ調整は終わっておらず、党県連の田中敏幸幹事長は「解散が早まるなら、(候補者選びを)早く決定してほしい」と話している。民主党は昨年12月の常任幹事会で、福井新2区の公認候補に、前衆院議員で党県連代表の糸川正晃氏を内定。ただ、党県連は新1区の候補者が決まらない現状や、他の野党との連携などを踏まえ「今夏ごろから全体的な見直しを含めて検討している。年内解散への対応策は早急に話し合う必要がある」(玉村和夫幹事長)としている。維新の党県総支部は、新1区は前回衆院選で福井1区から出馬した前県議の鈴木宏治氏が立候補を予定。新2区は、他の野党との選挙協力も含めて党本部の判断を待っている状況という。前回の衆院選で3区ともに候補者を擁立した共産党県委員会の南秀一委員長は「2区とも候補者を立てる方向で、これから検討していく」と話している。(引用ここまで

こんなことまでと言ったら失礼だが、解散風に吹きさらされている!

四国新聞 衆院早期解散なら「緊急提言が必要」/大西市長 2014/11/11 09:50 http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20141111000150
高松市の大西秀人市長は10日の定例会見で、政府・自民党内で衆議院の早期解散論が浮上していることを踏まえ、「もし解散になれば、選挙事務が的確、適正に行われるよう、第三者委員会に対応をお願いする必要がある」との考えを示した。昨夏の参院選での不正開票事件を受け設置された第三者委員会は、来春の統一地方選に向けた事務改善策を協議中。市長は「8月の知事選でも事務作業の緊急提言を出してもらった。もし衆院選があるなら日程に間に合うよう、緊急提言的なものを示してもらうことになる」と述べた。また、若手職員からの提言をもとに、今月中にまとめる不祥事防止策に関しては「提言内容はすべて重要だが、特に公務員の自覚を促すことが大切」とし、研修の徹底や市民との距離感を縮める取り組みに努める姿勢を示した。(引用ここまで

「政治とカネ」追及の野党に国政の停滞論で反論したのは安倍首相と自民党自身だった!

時事 「国政停滞する余裕ない」=早期解散に反対-同友会代表幹事 2014/11/11-11:17 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014111100329
経済同友会の長谷川閑史代表幹事は11日、早期の衆院解散論が浮上していることについて、「今は経済再生の分岐点だ。国政の停滞をするような余裕はないと思っている」と述べ、反対する考えを示した。訪問先の広島市内で記者団の質問に答えた。代表幹事は「着々と臨時国会を終え、来年の本国会に向けて準備を進めていただきたい」と強調した。消費税再増税の先送り論についても、予定通り実施すべきだとの考えを改めて示した。(引用ここまで

当たり前のことを垂れ流す産経記事!解散・総選挙ムードづくりに貢献!?

産経 【衆院解散論】解散めぐり官房長官「首相がすべて考える」 石破氏・江渡氏「衆院は常在戦場だ」 2014.11.11 11:26【永田町の「解散風」】 http://www.sankei.com/politics/news/141111/plt1411110017-n1.html
記者会見する自民党の谷垣幹事長=11日午前、国会
 早期の衆院解散・総選挙論が与野党内で広がっていることについて、閣僚から発言が相次いだ。 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は11日午前の記者会見で、安倍晋三首相が消費税10%への引き上げを先送りする場合、週内に衆院を解散し、衆院選の投開票日を12月14日を軸に検討しているとの一部報道に関して「解散については首相の専権事項だから、首相が全て考える。私の立場で申し上げるのは控える」と述べた。菅氏は、首相が消費税引き上げの適否を判断する時期に関しては、12月8日に発表される7~9月期の国内総生産(GDP)の改定値を見極めてから判断する考えを改めて強調した。今月17日のGDP速報値の数値が悪い場合については「仮定のことに発言することは控える」と語った。一方、石破茂地方創生担当相も11日午前の記者会見で、衆院解散・総選挙の可能性について「安倍晋三首相自身が何も言っていない。政府部内にある者としては法案を仕上げることに全力を尽くす」と述べた。一方で「常在戦場だ。衆院議員たる者は、いつあっても『準備ができていない』ということがあってはならない」とも語った。山谷えり子国家公安委員長も同日午前の記者会見で、「首相の専権事項なので、私から特に言うことはない」と述べた。さらに、岸田文雄外相が「解散の判断は首相の専権事項だ」とした上で、解散のタイミングについて「それが適切かどうかも含めて首相が判断される」、江渡聡徳防衛相も「衆院は常在戦場だ。任期4年のうちの折り返しが見えてきたので、いつ何が起きてもおかしくない」とそれぞれ語った。(引用ここまで

愛国者の邪論 解散風を吹かせたのは、誰だったか!読売とNHKと時事通信の記事を視ると、鮮明になります。世間の反応を見たのでしょうね。安ところが、倍首相は、とぼけています。この「ウワサ」を垂れ流したのは側近ですから。しかも、この側近たちは、「撃ち方止め!」という安倍首相の言葉を垂れ流した者たちかも知れません。そうなると、その「ウワサ」=安倍首相は「ねつ造」と言いましたが、その記事の責任を朝日だけに負わせたのでした。安倍首相は、朝日だけを「ねつ造」記事を書いたと非難しましたから。そのことを踏まえると、今日、この「ウワサ」記事を書いた新聞・テレビは、安倍首相に言わせれば、「解散ねつ造記事」を書いたことになります!全くメチャクチャです。

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安倍首相と習主席の握手の際の笑顔なき対面の真相は、安倍首相の目線にあったのに!安倍応援団は頓珍漢!

2014-11-11 | 中国侵略と戦争責任

安倍首相は習主席の顔を直視せず挨拶をした!習主席はそんな安倍首相を直視した!

安倍首相と習主席の対面について、日本のマスコミは、習主席の側に問題があるかのような報道をしています。しかし、安倍首相が挨拶をしている時の目線は習氏を視ていません。習氏は安倍首相の、その目線を視ています。その直後に、カメラ目線に切り替えたのです。日本のマスコミは、この習氏のしぐさ、反応を非難しています。皮相な見方です。そこで、その場面を探してみました。カメラ目線は、安倍首相の背後からのものですが、NHKは違っていました。NHKのものは再録できませんので、以下の写真を参考にしましたご覧ください。

【日中首脳会談】安倍首相と習首席が握手した時の表情wwwwwwwwwwwww     2014年11月10日15:30
http://hosyusokuhou.jp/archives/41215499.html

これが「反日」と言われるのが怖い、安倍応援団のマスコミの典型記事だ!

安倍首相側とすれば、7月の閣議決定以後低迷してきている支持率の起死回生策として日中会談を計画したことは、福田元首相の動きなどを観ていると明らかです。閣議決定までこぎつけたこと、地球儀を俯瞰する対中包囲網作戦が一定終了したことなどを考えると、後は日中韓朝という隣国、そしてロシアとの関係をどうするか、これしかありません。今回の会議は日程が決まっていたことですから、それなりに容易周到に準備されてきたことは明らかです。しかし、安倍首相の挑発的言動は、消し去ることはできません。中国側は、そのことを踏まえた上で、中国側の思惑、国際社会のなかで、アメリカに次ぐ国際的地位を確固としたものにする、しかも中国国民に対して、自らの政権の安泰化、盤石化をアピールするネライがあることもまた事実です。しかし、愛国者の邪論は、日本国民として、何をしなければならないのか、その点から考えると、中国共産党政権を批判する前に、中国共産党政権と国民に批判されない日本国政府でなければならないと思っているのです。

その点で言えば、安倍首相のめざす国家像ははっきりしています。安倍首相のネライは、それをどうやって、ゴマカシながら推進していくか、です。アメリカに「失望」と言われることを「覚悟」してまでも靖国に参拝するのです。中国に、「村山談話を踏まえる」などと言ってはみても、腹の中は真逆です。韓国には「河野談話を踏まえる」と言っても同じでしょう。これはヘイトスピーチを野放しにしていることと同じです。中国や北朝鮮の「脅威」を煽り、集団的自衛権行使容認の口実にしてきたことを思い起こせば、安倍首相の腹の中がどのようなものか、一目瞭然です。

しかし、だからと言って、安倍首相の言葉と、今回の会談がムダであったかというと、そうではありません。それは安倍首相自身が推進してきた偽装・偽造の「積極的平和主義」が破たんしたことを意味しているからです。それは国際紛争を解決する手段として採らなければならない手段は「対話と交流」だということを、安倍首相自身が、身を持って実践したからです。

尖閣問題、小笠原のサンゴ密漁問題など、「紛争」は、偏狭なナショナリズムを煽るのではなく、冷静な「対話と交流」こそが紛争を解決する唯一の手段だということを、今回の「会談」が示したということです。「戦略的互恵」という言葉が憲法9条と、どこで、どのように関連しているか、その点を深めていくことです。

そういう視点でみると、安倍首相の腹の中は、真っ黒ですが、この言葉が、安倍首相の思惑と違って、どんどん歩いていくことは明らかです。この言葉と違ったことをやれば、安倍首相は、国際的信用を失うことでしょう。それこそ、「朝日ねつ造」記事を非難する時に使った安倍首相自身の言葉が、自分のところに跳ね返ってくることでしょう。ま、安倍首相は、そんなことはお構いなく自分を正当化する政治屋ですから、早晩化けの皮が剥がれることになるでしょう。そのような視点で、日本のマスコミが、安倍首相の言動を評価していないことを視て批判していくことが大切ではないでしょうか。日本のマスコミは、安倍首相の言動を関連させて、総合的に捉えて批判していません。場あたり、その場しのぎです。「木を見て森を視ず、森を視て木を視ず」報道ばかりです。

では、以下の、安倍首相ヨイショ記事をご覧ください。

FNN 日中首脳会談 習国家主席が見せた「笑顔なき握手」めぐり波紋 11/10 17:52
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00280474.html

注目の日中首脳会談が、10日午後に実現した。そして、会談に先立って、両首脳がカメラ撮影に臨んだ時の映像には、安倍首相が笑顔で話しかけたが、習近平国家主席は、それに応えることなく、横を向いてしまう様子が映っていた。
安倍首相ら、APEC(アジア太平洋経済協力会議)に参加している首脳陣は、APECのプレスセンターのすぐ近くの会場で会議を行っている。日本時間午後4時半ごろから会議を行っていて、プレスセンターには、各国からの報道陣が、それを報道するために、忙しく出入りをしているような状況となっている。
10日、2年半ぶりとなる日中首脳会談が行われた。習近平国家主席が見せた「笑顔なき握手」をめぐっては、中国国内、そして海外のメディアで、さまざまな波紋が広がっている。
日本時間午後1時前、中国の習近平国家主席と会談するため、北京の人民大会堂に入った安倍首相。会談が行われる部屋の前で、習主席を待った。そこに習主席が現れ、2人は握手を交わした。2年半ぶりとなった首脳同士の握手。ところが、安倍首相は、習主席に何かを話しかけたものの、習主席は何も答えず、視線を正面へ向けた。笑顔はなく、どこか、ぶぜんとした表情だった。
この時、安倍首相が何を話したのかは、カメラのシャッター音で、聞き取ることはできなかったが、会談後の日本側の説明によれば、「公式にお会いすることが非常にうれしい」と話したという。そして、写真撮影が終わり、2人は手を離したが、習主席からのエスコートはなく、安倍首相は、どうしていいのか戸惑っている様子だった。安倍首相が部屋に入ると、習主席は、日本側の事務方とも、1人ひとり握手したが、硬い表情を崩すことはなかった。
およそ25分間の会談を終えた安倍首相は、「日中両国が、戦略的互恵関係の原点に立ち戻って、関係を改善する第1歩となったと思います」と述べた。

安倍首相との間では、厳しい表情を見せていた習主席だったが、日中首脳会談に先立ち行われた韓国との首脳会談では、笑顔で、朴槿恵(パク・クネ)大統領と握手。日本との対応の違いが、際立つ結果となった。
メディアセンターの海外の記者に、今回の首脳会談の習主席の表情について聞いた。
中国メディアの記者は、「(習主席の表情は?)何とも言えませんが...、習主席の表情は、冷静でした。今回の会談を重視しているのだと思います」と話した。
海外メディアの記者は、「確かに、習主席はクールでしたね。ただ、今回は(会談したということが)重要なので、表情のことを言うべきではないですね」と話した。
中国側の公式報道は、日中首脳会談について、「習主席は、日本の安倍首相の求めに応じて会談した」と報じている。
北京市民からは、「いいことです。隣国だから、友好的な関係を維持した方がいい」、「会うだけでは役に立たないでしょう。どんな政策をとるかによるでしょう」などと話した。
今回の習近平主席の表情から、何が読み取れるのか。
フジテレビ外信部の風間 晋編集委員は、「習近平国家主席は、中国国内に『反対論』、『慎重論』がある中で、政治的リスクを取って、この日中首脳会談に踏み切りました。その経緯を考えると、『笑顔でサービス』というわけにはいきません。『これは第1歩であり、今後も日中関係改善のために努力をしていく』という習主席の発言は、大きな転換点です。その重みが、習主席の表情や振る舞いに表れたと思います」と話した。(引用ここまで

テレビ朝日 握手の際、安倍総理が習主席に…何を話し掛けたのか (11/10 17:12)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000038495.html
 先に安倍総理大臣がセンターに来て立っています。10秒ほど待たされる形になりました。遅れて習近平国家主席が入ってきて握手をしました。カメラは握手の両手に寄っていますが、その時の表情ですが、安倍総理は習主席に何かを話し掛けていますが、習主席は一言も話さずに正面を向いたという、これが両首脳の再会した瞬間です。安倍総理は握手をしている時に何か話し掛けていましたが、話し掛けた内容というのは分かりますか
  (政治部・足立直紀記者報告)
  ホスト役の習主席より安倍総理の方が先に会場入りして、習主席を出迎えるという、少し違和感のあるシーンでした。この初対面の緊張感がお互いに漂うなかで交わした言葉なんですけれども、安倍総理は握手しながら「習近平主席にお会いできて、とても光栄です。とてもうれしく思います」とあいさつしました。習主席はこの場では何も語りませんでしたが、日本側のブリーフィングによりますと、カメラの回っていない会談をする部屋に移ってから「中国訪問を歓迎する」との言葉があったということです引用ここまで

習近平主席と安倍首相の「凍り付いた」握手 2014 年 11 月 10 日 18:38 JSThttp://jp.wsj.com/articles/SB12342273157179233952604580268130271352618

習近平を握手する安部総理の仏頂面に対しての反応まとめ  http://togetter.com/li/743603

NHK 日中首脳会談始まる 約2年半ぶり 11月10日 13時08分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141110/k10013081451000.html
中国を訪れている安倍総理大臣は、日本時間の午後1時前から、北京の人民大会堂で、中国の習近平国家主席との初めての首脳会談に臨んでいます。
安倍総理大臣は、個別の問題で違いはあっても、大局的な観点に立ち、両国の協力関係を発展させていきたいという考えを伝えているものとみられます
10日夜、開幕するAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するため、中国の北京を訪れている安倍総理大臣は、日本時間の午後1時前から、人民大会堂で、中国の習近平国家主席との初めての日中首脳会談に臨んでいます。安倍総理大臣は、今回の会談をきっかけに、沖縄県の尖閣諸島や歴史認識を巡る問題で冷え込んでいる日中関係を改善に向かわせたい考えです。会談で、安倍総理大臣は、みずからが8年前の第1次安倍政権の時に打ち出した、戦略的互恵関係の原点に立ち戻る必要性を指摘し、個別の問題で違いはあっても、大局的な観点に立ち、両国の協力関係を発展させていきたいという考えを伝えているものとみられます。日中首脳会談が行われるのは、おととし5月に北京で開催された、当時の野田総理大臣と温家宝首相との会談以来、およそ2年半ぶりで、今回の会談で、政治対話や経済交流の活発化など、両国の関係改善につなげることができるかどうかが焦点です日中首脳会談終わる。(引用ここまで

NHK 関係改善の第一歩と強調 11月10日 13時33分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141110/k10013082251000.html
中国を訪れている安倍総理大臣は、日本時間の午後1時前から、北京の人民大会堂で、中国の習近平国家主席との初めての首脳会談に臨み、会談は、終わりました。
安倍総理大臣は、会談のあと、記者団に対し、首脳会談が、日中両国が戦略的互恵関係に立ち戻り、関係を改善させていく第一歩となったと強調したうえで、偶発的な衝突を避けるための海上連絡メカニズムの実施に向けた作業に入ることを明らかにしました。
10日夜、開幕するAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するため、中国の北京を訪れている安倍総理大臣は、日本時間の午後1時前から、人民大会堂で、中国の習近平国家主席との初めての日中首脳会談に臨み、まず、両首脳は握手を交わしました
会談は終わり、安倍総理大臣は、記者団に対し、「日中両国が、戦略的互恵関係の原点に立ち戻り、関係を改善させていく第一歩となったと思う。アジアの国々だけでなく、多くの国々が、日中両国の首脳間の対話を期待していたと思う。その期待に応える形で、関係改善の第一歩を記すことができた」と述べました。また、安倍総理大臣は、偶発的な衝突を避けるための海上連絡メカニズムについて、「今回の会談で実施を要請し、実施に向けた具体的な事務的な作業に入ることになる」と述べました。日中首脳会談が行われたのは、おととし5月に北京で開催された、当時の野田総理大臣と温家宝首相との会談以来、およそ2年半ぶりです。(引用ここまで

NHK 首相「関係改善の第一歩記すことできた」 11月10日 13時44分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141110/k10013082361000.html
 安倍総理大臣は、日本時間10日午後1時前から、訪問先の北京で、中国の習近平国家主席との初めての日中首脳会談に臨みました。
会談のあと、安倍総理大臣は記者団に対し、「日中両国が、戦略的互恵関係の原点に立ち戻り、関係を改善させていく第一歩となったと思う。今回、APECの場を活用して、まず首脳間の対話をスタートする、そのための静かな努力を重ねてきた。外相会談に続いて、今回、習近平国家主席と首脳会談を行うことができた。アジアの国々だけでなく、多くの国々が、日中両国で首脳間の対話がなされることを期待していたと思う。そうした期待に応える形において、関係改善に向けて第一歩を記すことができたと思う」と述べました。また、安倍総理大臣は、海上や空での不測の事態を避けるため、双方の防衛当局者が緊急時に連絡を取りあう「海上連絡メカニズム」について、「今回、海上連絡メカニズムの実施を要請し、実施に向けて具体的な事務的な作業に入ることになると思う」と述べました。(引用ここまで

NHK 首相と習主席 夕食会で表情和らげ握手交わす 11月10日 21時36分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141110/k10013098023000.html
 APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が、10日夜、中国の北京で開幕し、各国首脳が参加する夕食会では、習近平国家主席は安倍総理大臣といくぶん表情を和らげて握手を交わしました。
10日夜、北京では、習近平国家主席と中国で人気歌手でもある習主席の彭麗媛夫人が主催して、各国首脳やその夫人などが参加して夕食会が開かれました。習主席と彭夫人は、会場に到着した各国首脳をそれぞれ笑顔を浮かべて握手で出迎えました。習主席は、日中首脳会談の場で安倍総理大臣と握手した際には終始固い表情でしたが、夕食会に昭恵夫人を伴って到着した安倍総理大臣とはいくぶん表情を和らげて握手を交わし、写真撮影が行われました。(引用ここまで)

愛国社の邪論 どうでしょうか?NHKの記事を視ると、日中間の問題は、中国側に問題があるかのような書き方をしていないでしょうか?安倍首相の側がイロイロ提案して紛争が起きないように、また起きた場合には、話し合いで解決しましょう!ということを提案して合意ができたような書き方になっていないでしょうか?安倍目線というか、上から目線というか、日本側の一方的な目線になっています。

また習主席の握手の際の堅い表情は、中国国内の国民向けパフォーマンスというような見方があふれた書き方になっていないでしょうか。それは中国共産党の「愛国教育」が、習主席の堅い表情をつくったのだという「解説」が出てきそうな書き方です。

どちらも、日本側には何も問題はないという書き方です。果たしてそうでしょうか?中国側の思惑が、日本のマスコミの評価は正しかったとしても、であるならば、日本のマスコミの中国目線を使って安倍政権を評価したらどういうことになるか、そのことについては、いっさい語っていないのです。日本のマスコミの偏狭なナショナリズム報道の危険性、落とし穴があると思うのは愛国者の邪論だけでしょうか?

何故マスコミが、このような書き方になるか。それは一つには、「反日」という烙印を押されたくないこと、二つは、安倍応援団化していること、この二つが大きな要因ではないでしょうか?何故安倍首相を応援するか、それは一つは、90年代以降、細川政権以来、日本の政権がコロコロ変わってきたことに対する「安定政権」 への願望があるからです。安倍政権を長期政権として安定化させたいというネライがあるのです。二大政党政治の破たんがそうさせているのかも知れません。地球儀を俯瞰して海外進出を果たしてきている日本の多国籍企業の思惑もあるかも知れません。財政難で苦しむアメリカ側の「希望」もあるかも知れません。以上のような様々な思いが交錯しながら、少しぐらいは跳ね上がっても、ガマンしようということかも知れません。それが、これだけ問題になっている安倍政権を温存させている諸要因かも知れません。

コメント (2)
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