政界再編を自己目的にする江田さん!バブル維新の策略はこれだ!
なくなることを想定して選挙をたたかうなんて全く呆れたお人です。この間の政界再編劇はどう評価するのでしょうか。有権者は自分が支持した政党が、選挙後にはなくなる!?そんな政界再編を支持しろとてでいうのでしょうか?
以下、国政選挙ごとに政党の名前が変わってきた政界再編劇をご覧ください。こうしたデタラメが政治不信を招いているのではないでしょうか。勿論政党が多様化していくことは、ある意味国民の要求が多様であることを一定反映していることは認めます。しかし選挙の度ごとに、12月の政党助成金の交付の締め切りに合わせて、政界再編劇が繰り返されてきていること、理念も政策の合意もなく離合集散を繰り返していることは問題ありすぎと言わなければなりません。
本来政党は綱領と規約、政権公約を掲げて単独でたたかうか、それと意見の異なる政党などが政策協定を結んで一致して戦うことが国民にとって一番判り易いと思います。しかし、現在の政党の離合集散劇は、それを曖昧にしいるというのが実態なのではないでしょうか。維新の江田共同代表の言葉は、そうした無原則を浮き彫りにしたものです。江田共同代表が、どのように移り変わってきたか、それを視れば一目瞭然です。
09年総選挙 得票数70,370,255 投票数72,019,655 有権者数103,949,442 69.28%
民主 29,844,799
自民 18,810,217
公明 8,054,007
共産 4,943,886
社民 3,006,160
みんな 3,005,199
国民新党 1,219,767
新党日本 528,171
諸派 958,049
10年参院選 得票数58,453,434 投票数60,251,214 有権者数104,029,135 57.92%
民主 18,450,140
自民 14,071,671
みんな 7,943,649
公明 7,639,432
共産 3,563,557
社民 2,242,735
たちあがれ 1,232,207
改革 1,172,395
国民新党 1,000,036
日本創新 49,3619
女性 414,963
幸福 229,026
12年総選挙 得票数60,179,888 投票数61,669,473 有権者数103,959,866 59.32%
自民 16,624,457
維新 12,262,228
民主 9,628,653
公明 7,116,474
みんな 5,245,586
共産 3,689,159
未来 3,423,915
社民 1,420,790
大地 346,848
改革 134,781
国民 70,847
諸派 216,150
13年参院選 得票数53,229,612 投票者数54,795,790 有権数104,152,589 52.61%
自民 18,460,404
公明 7,568,080
民主 7,134,215
日本維新 6,355,299
共産 5,154,055
みんな 4,755,160
社民 1,255,235
生活 943,836
新党大地 523,146
緑の党 457,862
緑の風 430,673
幸福 191,643(引用ここまで)
今回の選挙は、あれほど「躍進」した第3極がなくなってしまった!維新だけです。民主が敗北して分裂、そして再び集まるというのです。それでも、敗北の後遺症から抜け出すことはムリでしょう。政策が自民党と同じ方向を向いているからです。
昨年の参議院選挙では、民主党7,134,215、みんな4,755,160、維新6,355,299に投票した約1824万4674の国民の受け皿に共産党がなれるか!それとも棄権=忌避にしてしまうのか!
この3党は12年の総選挙の時は、民主9,628,653、維新12,262,228、みんな4,755,160、合計2713万6466だったのです!889万1792人も離れているのです。これらの有権者は棄権=忌避したのです。因みに09年から見てどれだけの国民が棄権=忌避したか、見てみます。
07年参院選 得票数58,913,700 投票数60,806,582
09年総選挙 得票数70,370,255 投票数72,019,655
10年参院選 得票数58,453,434 投票数60,251,214
12年総選挙 得票数60,179,888 投票数61,669,473
13年参院選 得票数53,229,612 投票数54,795,790
これらの棄権=忌避者を再び投票所に呼び戻す政治・選挙が必要でしょうね。愛国者の邪論が言っているのは、政権交代選挙をやるべきだということです。政権選択選挙、政権交代選挙、政権構想と政権公約こそ、国民が投票に行くことになるのです。どんな政権をつくるか、民主党の失敗を教訓にするのです。多数者革命論と国民が主人公論に立つ共産党が、このことを細心の注意を払って、その実践の先頭にたつべきです。一般的な選挙戦をやっていたら、圧倒的な国民は期待をしないでしょうね。「あぁ、いつもの選挙か?」ってことになりますから。偉大な、壮大な実験と言っても言い過ぎではありません。国民が望む政権づくりを国民とともにやっていくのです。
「規制という手かせ足かせ」が何かハッキリさせない!のはズルイ!
日本国民にとって一番の規制は日米軍事同盟ではないのか!
議員を減らすことと消費税の負担を秤に掛けてどっちが重い言わないのは姑息!
衆院選後に「野党再編」=江田維新共同代表【各党インタビュー】 2014/11/28-22:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014112800898
インタビューに答える維新の党の江田憲司共同代表=東京・永田町
維新の党の江田憲司共同代表は時事通信のインタビューに応じ、衆院選後速やかに、政策や理念を共有する民主党などの議員と、野党再編を目指す考えを示した。主なやりとりは次の通り。
-選挙戦で何を訴えるか。
既得権益まみれの自民党にはできない、しがらみと無縁の維新の党だからできることを訴える。規制という手かせ足かせを取り払い、農業、エネルギー、子育てなど、将来の日本を引っ張っていく成長分野に新しい血を入れていく。
-安倍政権のアベノミクスに点数を付けると。
20点くらいだ。第1の矢でカンフル剤(金融緩和)を打っただけで、第2の矢(財政出動)はあらぬ方向へ行き、第3の矢(成長戦略)は飛んでいない。
-消費税増税への考え方は。
4月の消費税増税は大失敗だった。アベノミクスというアクセルを踏みながら、ブレーキを同時に踏んだ。消費税増税は国民に負担を求めることだから、景気回復が軌道に乗り、国会議員の定数削減など身を切る改革を断行することが条件だ。
-定数削減は多くの政党が公約に掲げている。
今回、「維新が変えた。維新が変える」というキャッチコピーを作った。維新は橋下徹氏(共同代表)が大阪府知事になり、府議会の定数を109から88に削減した。大阪でできたことを国政でもやると訴える。
-衆院選後、どのように政策を実現していくのか。
維新の党の原点である政権交代可能な一大勢力をつくっていく。基本政策の一致を前提に、再編の流れをつくる中で、政策を実現していく。
-この衆院選は再編の第一歩か。
私にとってファーストステップ(第一歩)がみんなの党の結党で、結いの党を結党して維新に合流し、セカンドまで来た。次は完結だ。ファイナルステージに向けて再編の結論を出していく。
-選挙結果が出たらすぐに動くのか。
そうだ。われわれは再編政党であって、橋下氏も私もそう言ってきた。それが有権者の期待に応える道だ。
-民主党と一緒にできるのか。
民主党がどこまで規制改革、既得権益の打破をできるのか。民主党丸ごと(との合流)はなかなか期待できない。(引用ここまで)
維新両代表、街頭そろい踏み=身を切る改革アピール【14衆院選】 2014/11/29-13:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014112900118
街頭演説する維新の党の橋下徹共同代表(左)と江田憲司共同代表=29日午前、大阪府池田市
維新の党の江田憲司、橋下徹両共同代表は29日、大阪府池田市で街頭演説した。両代表がそろって演説するのは、9月の結党以来初めて。
江田氏は、橋下氏が大阪府知事として府議会の定数を2割削減したことに触れ、「大阪でできたことを全国でやりたい。自民党がどうあれ、維新はわが身を切る改革を訴える」と、国会議員の定数削減に取り組む考えを強調。橋下氏に「大阪都構想を成功させ、国会へ出てきてほしい」と呼び掛けた。
一方、橋下氏は国会議員に月額100万円支給される文書通信交通滞在費(文通費)の使途公開について、「できない政治家に日本は任せられない」と述べ、公開を義務付けるべきだとの考えを強調。「役所の無駄遣いを止めて、預かった税金を皆さんに還元する。本当に改革をするか、今回の選挙で見極めてほしい」と訴えた。 (引用ここまで)