愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

甘利前大臣の責任と安倍首相の任命責任を曖昧にする罠論が政党政治家と企業の癒着も免罪する!

2016-02-01 | 政治とカネ

「口利き」はホントに悪いことではないのか!

過去にも同様の嵌める行動・罠があったからと言って

甘利氏側に問題はなしか!

 悪いのは甘利氏を嵌めた人間だ!

甘利大臣は悪くない!ネットにはこんなに支持者がいる!!

 更新日: 2016年01月26日

http://matome.naver.jp/odai/2145381150437120301

【不正資金疑惑】

大手メディアが陰謀論で甘利大臣を擁護か?

罠にハメられたを強調!

安倍首相「甘利さんは守る」

2016.01.26 21:00

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-9779.html

甘利明前大臣を告発した人物

 過去にも同様の行動あった

2016.02.01 07:00

http://www.news-postseven.com/archives/20160201_381594.html

安倍政権が国家権力を総動員して1人の男性の素性を追いかけている。名を「一色武」という。誰あらん、辞任に追い込まれた甘利明・前TPP担当相への「賄賂提供」を実名告発した人物だ。

週刊文春(1月28日号)の告発報道前の段階で、内閣情報調査室、警察庁、甘利氏の地元の神奈川県警は一色情報を収集し、数々のトラブル情報を官邸に報告した。

「なんであんな男にひっかかったんだ」

彼の存在をかねて知る警察庁最高幹部は、そう苛立ちを隠さなかったという。

「一色氏は神奈川の政界ではトラブルメーカーとして知る人ぞ知る存在で、県警も要注意人物としてマークしていた。彼の存在について甘利氏のSPなどがちょっと気を利かせてどんな人物か本庁に照会してさえいれば、注意するように助言することができた。そうすれば今回のようなことにはならなかったと幹部は悔しがっている」(警察関係者

一色氏は数年前まで東京・八王子に本拠地がある右翼団体に所属していたが、いわゆる「大物右翼」などではない。活動は神奈川県内が中心で、「会社を経営しているという触れ込みで、業者と役所とのもめ事に介入する事件屋のようなことをやっていた。陳情のために地元選出の代議士や地方議員の事務所にもよく出入りしていたが、しっかりした秘書がいる事務所からは警戒され、相手にしてもらえなかった」(地元紙記者

警戒される理由は、議員にトラブル処理の陳情を持ちかけるが、陳情がうまくいかないと豹変してマスコミや警察に告発し、議員側に揺さぶりをかけるという、いわば「告発常習者」の前歴があったからだ。

3年前、一色氏は今回の甘利大臣告発の「ひな型」ともいえるような行動を起こしている。神奈川のベテラン県議M氏(自民党)が標的にされた。

舞台となったのは神奈川県の建設会社が藤沢市で行なった土地造成工事。業者が許可量を超える土砂を運び込んだために市道が埋まってしまい、県土木事務所が搬入停止を指導した。一色氏はこのトラブルに介入し、関係業者とともにM県議に「工事を再開させてほしい」と働きかけたとされる。

しかし、陳情は失敗。県は工事再開を認めず、建設会社に土砂の搬入停止の行政処分を下した。すると一色氏は一転して複数の新聞社にネタを持ち込んだ。2013年の6月頃の話である。その一社の編集幹部が振り返る。

「当時、土地開発がらみのタレコミは結構あって、うちは社会部の記者が担当した。一色氏の告発の内容は、藤沢市の件を陳情したM県議に県議会の自民党控室で50万円渡したというもので『やりとりを教える。証言もできる』と言ってきた」

記者が裏取りに動くと、一色氏は県警にもM県議らとのやりとりを録音した数台のICレコーダーを持ち込んで同じ内容のタレコミをしていたことがわかった。が、捜査は動かなかった。

「県警の担当者は数十時間にもおよぶ録音の内容を調べたが、証拠になりそうな会話がまったくない。それで一色氏に『闇雲に録っても使えない。ちゃんと考えて録音しろ。この件では、カネを渡したあんたも罪に問われるんだぞ』と説教したそうです。その後、うちの記者が再取材したときには、一色氏はやばいと考えたのか、『カネを渡したのは私ではない。聞いた話だった』とタレコミを取り下げてきた」(同前

本誌はM県議にこの件について話を聞いた。

「一色さんという人物とは古い知人の紹介で確か県庁で会った。そのときはダチョウ牧場をつくりたいという相談でした。記憶の限りでは献金は受けていないし、藤沢市の土地造成工事再開の話ではなかった」

そう否定したが、一色氏が当時から陳情相手とのやりとりを記録し、いざというときに告発する証拠にする習慣を持っていたことがわかる。このときの警察から、「ちゃんと考えて録音しろ」といわれたことが、今回の甘利大臣告発で活かされる。 ※週刊ポスト2016年2月12日号(引用ここまで

 

【甘利氏告発者が語る】

 「甘利氏側、口利きを認識」

  秘書、URと金銭交渉か 説明食い違い鮮明に

 2016.2.1 06:00更新

 http://www.sankei.com/affairs/news/160201/afr1602010002-n1.html

一色武氏(右から2人目)と甘利明前経済再生担当相。一色氏が甘利氏側に現金などを渡した平成25年11月、大臣室で撮影された写真(一色氏提供、一部画像処理しています)一色武氏(右から2人目)と甘利明前経済再生担当相。一色氏が甘利氏側に現金などを渡した平成25年11月、大臣室で撮影された写真(一色氏提供、一部画像処理しています)

甘利明前経済再生担当相の現金授受問題で、甘利氏に現金100万円を手渡したと週刊文春に告発した千葉県白井市の建設会社総務担当の一色武氏(62)が31日、東京都内で産経新聞の取材に応じ、甘利氏側が口利きを明確に認識していたと証言した。告発した理由については、秘書からの要求に応じ、現金授与や飲食接待を繰り返してきたにもかかわらず、建設会社と都市再生機構(UR)との県道工事をめぐるトラブルの補償交渉が進展しなかったためと説明した。

甘利氏側やURは口利きを否定しているが、一色氏は「公設秘書(辞職)と会っている中で口利きのことをいろいろ話している」と強調。昨年10月27日、公設秘書とURが面談した後、公設秘書から「一色さんの方で金額を提示しなかったので交渉が進まなかった」と言われたと明かし、「これが口利きでなければ何なのか」と語った。

甘利氏側に渡したURとの交渉に関する資料は、公設秘書から言われて作成したといい、甘利氏にも直接持参。一色氏が「これでお願いします」と伝えたところ、甘利氏は「これを東京の秘書に預けなさい」と公設秘書に話したという。

色氏は、甘利氏本人も口利きの認識はあったとの見解を示した上で「あなたにも責任があるでしょう、と言いたい」と語った。 

公設秘書らへの現金提供や飲食接待は2年4カ月間で計53回に及び、飲食接待とは別に毎回15万~25万円を渡していたと証言。少なくとも計800万円以上の現金を渡していたことになる。「公設秘書らから、たかられるようになったと感じた」と打ち明けた。 

告発の経緯については「(口利きの依頼が)できないことなら最初から受けなければいい。嘘をつかれ、大臣やUR、国土交通省局長らの名前を出されたりしたが、いつまでも通るわけではないということだ」と述べた。 

■右翼団体から建設会社へ

一色武氏はもともと、神奈川県内で不動産関係の仕事をしていたが、約10年前に東京都内の右翼団体に入り、活動していたという。

関係者によると、千葉県白井市の建設会社と、県やURとのトラブルについて、補償交渉の相談に乗っていたのがこの右翼団体だった。右翼団体が手を引いた後の平成25年ごろ、一色氏は同社に入り、総務担当者として補償交渉を進めてきたという。 

その補償交渉の相談を持ちかけたのが甘利氏の事務所だった。一色氏は甘利氏側に資金提供や飲食接待を繰り返す一方、千葉県に甘利氏の後援組織を設立すると提案し、26年4月には同県船橋市で設立総会を開催。同社の社長が「会長」としてあいさつし、甘利氏本人も出席した。だが、県によると、この後援組織は政治団体としての届け出はない。(引用ここまで)



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野党の仮面をかぶった新党大地が先祖帰り!鈴木宗男さんは、元々は青嵐会中川一郎氏の秘書!

2016-02-01 | 16年参院選

先祖帰り色気満載の鈴木宗男氏!

またまた民主党と自民党の垣根は低いことが浮き彫りに!

民主党衆院議員(比例北海道)

選挙公約違反は問題なしか!

日常茶飯事の公約違反!

民主主義の危機満載ニッポンで良いか!

国民は怒れ!それとも諦めるか!

政党助成金を受け取る資格全くなし!

 自民の長女引き抜きを歓迎=鈴木宗男氏

2016/01/31-16:24

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016013100114

地域政党「新党大地」の鈴木宗男代表は31日、自民党が長女の民主党衆院議員(比例北海道)を引き抜いて次期衆院選に擁立する検討を進めていることについて、「期待感なり、それなりの評価をしているということで、私はありがたく思っている」と述べ、歓迎する姿勢を示した。札幌市内で記者団に答えた。

鈴木貴子衆院議員の秘書逮捕=口論で男性投げ傷害容疑-警視庁

安倍政権は、北海道政界や対ロシア外交に影響力を持つ宗男氏と接近を図っており、大地は4月の衆院北海道5区補選で自民党候補の推薦を決定。また、夏の参院選北海道選挙区(改選数3)でも自民党候補2人を推薦する方向だ。(引用ここまで

 新党大地、自民候補支援へ 

参院北海道選挙区 鈴木代表表明

新党大地の鈴木宗男代表は31日、伊達忠一自民党道連会長らから選挙協力の要請を受けている今夏の参院選道選挙区に関し「伊達氏と認識は違わない」と述べ、自民党候補の支援に前向きな考えを示した。対応については「情勢を見極め、3月に判断する」と語った。

伊達氏は「参院選の推薦をお願いしたら、鈴木氏は『分かった』と言った」と説明し、いずれも党公認で現職長谷川岳氏(44)と新人の柿木克弘氏(48)の推薦の内諾を得たとする受け止めを示した。鈴木、伊達両氏は共に札幌市厚別区内で記者団の質問に答えた。

また鈴木氏は、自民党が同氏の長女貴子衆院議員=民主党北海道副代表=に離党を促し、次期衆院選で自民党公認候補として擁立を検討していることについて「それなりに期待感や評価があるのは非常にありがたい」と述べた。(引用ここまで

自民、民主・鈴木氏引き抜き案

大地との連携視野

 2016年1月31日 00時53分

 http://this.kiji.is/66194065885904903?c=39546741839462401

 画像 鈴木貴子氏 自民党内で、民主党の鈴木貴子衆院議員(比例北海道)を引き抜く案が浮上していることが30日、分かった。鈴木氏の父で、北海道で一定の影響力を持つ政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表との連携を強める狙いがあるとみられる。自民党関係者が明らかにした。

比例で当選した貴子氏は、国会法の規定で政党間の移動が制限されている。自民党は貴子氏が民主党を離党した場合、当面は無所属で活動してもらい、次期衆院選の比例代表で擁立する案も視野に入れて検討を進めているもようだ。

安倍晋三首相は昨年末に鈴木宗男氏と官邸で会談している。(引用ここまで)

衆院道5区補選 

大地、自民・和田氏支援へ 維新は池田氏

町村信孝前衆院議長死去に伴う4月の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙に向け新党大地の鈴木宗男代表は9日、札幌市中央区で開いた会合で、自民党が擁立した党道5区支部長の和田義明氏(44)を支援すると表明した。新党大地として推薦する方針。これにより、補選の焦点の一つとされていた野党共闘は実現が困難となった。

鈴木氏は会合後、記者団に、共産党が擁立した党道5区国政対策委員長の橋本美香氏(45)が野党統一候補のために出馬取り下げの用意がある考えを示したことを指摘。「共産党が入った統一候補はあり得ない。人物本位で判断するしかないと思った。和田氏は民間出身で国際感覚も備え期待できる」と説明した。 

一方、維新の党の松木謙公選対委員長は札幌市北区で開いた会合で、民主党北海道・道民生活局長の池田真紀氏(43)の支援を表明した。

松木氏は記者団に「(池田氏から)要請があれば、公認でも推薦でもする。松野頼久代表も呼んで徹底的に応援する」と全面的な支援を強調。共産党との共闘についても「私は(共産党が)入ってもいいと思う」と容認する考えを示した。

松木氏は、夏の参院選道選挙区で民主党が2人目の候補として出馬を打診した鉢呂吉雄元経済産業相(67)について「ぜひ頑張ってほしい。決まったらしっかり応援する」と明言。一方、鈴木氏は「参院選での選挙協力はまだ何も言及しない」と態度を保留した。(引用ここまで

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普天間基地の県外移転公約を投げ捨てた自民党と島尻安伊子沖縄担当相は落選させるべし!

2016-02-01 | 沖縄

 

公約違反を免罪免責する風潮は民主主義の堕落・腐敗!

自由民主党は民主党に対抗してどんな公約を掲げたか!

普天間の県外移設だっただろう!

今自由民主党はどんな公約を掲げているか!

普天間は辺野古が唯一だと!

宜野湾市長選挙の時はダンマリだった!

「自由民主」党は「公約」を掲げる資格なし政党だ!

「公約」を守らない政党・人間は、その「資格」なし!

そもそも資本主義は

自由平等対等の原則の上に成り立っている!

島尻氏の大ウソは二重三重に自らを否定するものだ!

県民を愚ろうする島尻氏と「自由民主」党

政党助成金を受け取る資格全くなし!

そもそも選挙結果をいうのであれば、この間は何だっか!

翁長県政は辺野古基地問題だけをやっているか!

安倍政権が民意を否定していることは棚上げするな!

全くデタラメ!噓吐き!

島尻氏、知事に辺野古容認迫る

 宜野湾市長選受け「現実的解決法」

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中国機が対馬海峡の公開上空を航行の自由に飛行したのに脅威を煽る安倍政権とメディアのネライとは!

2016-02-01 | 領土問題

公海上空なのにスクランブル発進だけを強調する!

これがスクランブル発進の回数増の実態だ!

国民を不安に陥れ、憲法否定の温床づくりは止めよ!

 中国機が対馬海峡を飛行

空自緊急発進、侵犯なし-防衛省

時事通信 2016/01/31-20:17

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2016013100167

対馬と壱岐島の間の公海上空を通過した中国軍のY9情報収集機=31日(防衛省提供)

 防衛省は31日、中国軍の情報収集機など2機が対馬海峡の公海上空を往復し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。中国機による対馬海峡の飛行を確認したのは初めてで、情報収集が目的とみられる。領空侵犯はなかった。

〔写真特集〕中国の軍用機~ステルス「殲撃31」、早期警戒管制機「空警2000」~

対馬と壱岐島の間の公海上空を通過した中国軍のY8早期警戒機=31日(防衛省提供)

統合幕僚監部によると、31日午前から午後にかけて数時間にわたり、中国軍のY9情報収集機とY8早期警戒機が、東シナ海から長崎県の対馬と壱岐島の間を通過して日本海を飛行。反転して同じルートで中国側に戻った。空自は中部、西部両航空方面隊から戦闘機を緊急発進して対応した。(引用ここまで

 日米軍事同盟容認の朝日の憲法平和主義形骸化記事!

朝日は憲法平和主義に基づく自主的立場に立て!

朝日は中国共産党政権の「脅威」論をことさら煽り

憲法改悪の土台づくりに加担するな!

 中国軍機、日本海まで初飛行

 空自戦闘機が緊急発進

2016年1月31日21時06分

http://www.asahi.com/articles/ASJ106FLCJ10UTIL01J.html?iref=comtop_6_05

朝日は「防衛省統合幕僚監部」の発表を報道しましたが、その内容を正確に報道していません。寧ろ歪めて印象操作に加担していると言わざるを得ません。それは、「31日、中国軍のY9情報収集機とY8早期警戒機が、東シナ海から対馬の南を通って日本海中部まで飛行するのを確認した」いう部分です。

上記の時事通信の記事では「公海上空」とあります。何故、このことを削除・黙殺・隠ぺいしたのでしょうか?対中「脅威」論と対中「嫌悪」論を系統的に振り撒いている朝日のスタンスが透けて視えてきます。

朝日は「航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させたが、領空侵犯はなかった」と「防衛省統合幕僚監部」の発表を報道していますが、そもそも「領空侵犯」がなければ、中国軍機の飛行は「国際法違反でもないし」、中国の「航行の自由」という点から見れば何ら問題にすることはないはずです。

このことは、オバマ政権や安倍政権が、南シナ海における「航行の自由」を主張していることを踏まえるのであれば、いっそう、そのアンフェアーぶりが浮き彫りになります。

しかし、このような「事実」に対して、情報伝達手段であるマスメディアは、ほとんど問題にしていません。それは日本の情報伝達手段であるマスメディアが、どっちの立場にたって報道しているか、その立場を浮き彫りにしています。

そういう点を踏まえるならば、このような「事実」「事件」を記事にすることそのものが、何を狙ったものか、明らかです。それは「航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させた」という「事実」の方を重視しているからに他なりません!

更に「中国軍機が東シナ海を抜けて日本海まで飛行するのを同省が確認したのは、初めて」飛行の意図について分析を進める」として、中国側の「意図」を強調することで、また「航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させた」ことを強調することで、あたかも中国の方だけが「問題」であるかのような表現になっています。

しかも、中国の「飛行」は、「日本海では、北朝鮮の弾道ミサイル発射を警戒し、海自の艦船などが展開している」ことに対応しているかのような表現になっているのです。「北朝鮮」=「悪者」という図式で、それを「警戒」している「海自の艦船」に対する中国側の「偵察」「けん制」であるかのような表現になっているのです。

このことは、「防衛省統合幕僚監部」発表を「鵜呑み」にして報道することで、スクランブル発進が頻繁に行っていること、対中「脅威」論を誇張する印象操作が行われていると言わなければなりません。このような偏った報道は国民に対して誤った「風評」を醸成することになりますので、止めるべきです。

米、西沙諸島で「航行の自由作戦」

 中国政府は非難談話

 2016年1月30日22時27分

http://www.asahi.com/articles/ASJ1Z5DP9J1ZUHBI010.html

朝日は「米海軍イージス艦が30日、中国が実効支配する南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島の中建島(トリトン島)から12カイリ(約22キロ)内を航行したことを、米国防総省当局者が明らかにした」とアメリカ政府の発表を報道しましたが、この記事は重大な問題を含んでいます。以下検証してみます。

それは、まず中国の「度を越えた海洋権益の主張に対抗するため」としていることが原因であると断じているのです。このことは朝日はアメリカを世界の警察官として認知していることを暴露するものです。ここに日米軍事同盟を「抑止力」として、また「公共財」として認めている安倍政権と五十歩百歩の朝日の立場が浮き彫りになります。

しかも、世界の警察官である「米軍が展開する」のだから問題なし!これは米軍の「航行の自由作戦」の「一環だという」ことをも認めているのです。何故、米国から遠く離れた南シナ海にまで米軍を展開するのでしょうか。これが中国が太平洋に「航行の自由作戦」を展開する場合は、どのような表現になるでしょうか?

「米軍は昨年10月にも、南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島に中国が造成した人工島から12カイリ内に駆逐艦を送り込んでおり、今回の作戦は2回目」としていますが、中国軍が、日本の領土から、あるいは中国が「人工島」としている南鳥島の「12カイリ内」に「航行の自由作戦」を展開したら、どうするでしょうか。

中国本土により近い西沙でも航行の自由作戦をした」とありますが、これが「尖閣により近い東シナ海で航行の自由作戦をした」ということになれば、安倍政権と情報伝達手段であるマスメディアは、どのように報道するでしょうか?

朝日は、こうした米国のネライを「南シナ海のほぼ全域に「管轄権がある」と主張する中国に対抗する狙いがある」と代弁して正当化に加担しています。

「西沙諸島は、ベトナムと台湾も領有権を主張している」とありますが、このことは尖閣でも同様です。ここには近代における領土膨張主義の「負の遺産」が浮き彫りになります。これをどうやって克服するか!歴史の検証を、国際的討論で行うこと。領土問題は共同思考で解決することを確認することです。

このことは中ソ国境紛争でも明らかです。

中ソ国境紛争/珍宝島/ダマンスキー島 - 世界史の窓

http://www.y-history.net/appendix/wh1603-052.html

中ロ国境画定に学ぶ 領土問題

https://www.teikokushoin.co.jp/journals/history_world/pdf/201301g/02_hswhbl_2013_01g_c01.pdf


ところが、驚くべきことか、「航行したイージス艦は、米海軍第7艦隊神奈川県横須賀市)所属のカーティス・ウィルバー」と紹介するだけで、「抑止力」「公共財」としての日米軍事同盟の「事前協議制違反」を容認しているのです。

米軍が日米軍事同盟に「違反」して行動しているにもかかわらず。「米国防総省当局者」の言い分を垂れ流すことで、日本国民には「日米軍事同盟違反」という思考回路は想定させない!既成事実として容認を迫るのです。それは、「外国軍艦が領海で軍事や経済活動などをしない場合に国際法上航行が認められる『無害通航』だと説明したうえで、『米国は、航行や航空の自由と権利を守るために断固とした立場を貫く』と述べ、今後も作戦を続けていく考えを明らかにした」と容認するのです。

この論理を認めるのであれば、中国の東シナ海、日本海における「無害航行」も認めなければなりません。ところが安倍政権の対中「脅威」論に基づく報道はどうでしょうか!呆れるばかりです。全くアンフェアー!ご都合主義です!

これに対し、朝日は「中国国防省」の言い分を最後に掲載しています。しかし問題があります。

一つは、中国にしてみれば、「脅威」を感じている日本の立場と重なるという点について。二つは、「中国国防省」自身が、日本に対して「脅威」を与えているという点について。

「30日、『重大な違法行為で断固反対する』との談話を発表した。『米軍のいかなる挑発行為にも中国軍は必要な措置を取る』と警告。この日も中国軍艦が監視や警告措置を取ったとした」ということです。日本国民の思考回路の中に、中国の立場に立って考える思考回路と日本の立場に立って考える思考回路が形成されるような報道になっているか!このことは、以下の報道を視れば、一層明らかになります。ここの点が明らかになれば、領土もんぢは民主的に解決できるでしょう。

「中国の航行の自由、尊重を」 中国、米を牽制か

2015年12月31日22時52分

http://www.asahi.com/articles/ASHD072H5HD0UHBI00V.html

朝日は中国軍艦が12月下旬に「日本の周辺海域で往復航行するなど特異な行動を見せた」としています。

このことについて、中国国防省の楊宇軍報道官は31日の定例会見で、「中国の『航行の自由』の権利を尊重するよう希望する」と主張したと報道していますが、中国の言い分を認めたような報道記事にはなっていません。

それは中国軍が自らの航行について「航行の自由」を理由に「正当化した」という言葉を使っていることに、そして「南シナ海での米軍による『航行の自由』作戦を受けた動きとみられる」という言葉に象徴的です。

朝日は「日本の防衛省」の言い分を掲載しています。「中国海軍の情報収集艦1隻が23日から26日にかけ、房総半島南東の接続水域外側を往復航行」したと。そもそも「経済水域外側」です。このことも「脅威」として、ことさら大きく報道してきたのが実態です。

しかし、実際は、「国際法上問題は見られなかった」と言っているのです。しかし、大きく取り上げ「脅威」を演出するのです。

だから「日本政府は特異な航行として中国側に外交ルートを通じて懸念を伝え、情報提供を求めた」と「特異な航行」と、あたかも問題行動であるかのように報道するのです。このことはそのまま日米両政府にも当てはめることができます。「特異な行動」はアメリカ軍の「航行の自由」も同じです。

ここにスリカエ・デタラメ・ゴマカシ・大ウソとトリック報道があります。

だから、朝日は、どこの馬のホネかわからない「外交筋」を持ち出して、「中国側は今後、『航行の自由』を積極的に主張することで、米の行動を牽制(けんせい)していく狙いがある」という「指摘」をもって、みずからの報道の「客観性」を正当化するのです。

このような日米両政府の言い分をたれながして報道をしている限り、領土問題の民主的解決はできないと確信を持って記しておきます。

では、どうするか!憲法平和主義を使う!ということです。これについては、すでに様々なところで記事にして来ましたので、ご覧ください。 

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