子どもを指導に対する服従の対象とみなす思想蔓延!
子どもの荒れに対する支援体制は貧困だった!
竹槍でB29を撃ち落とせ!式教育浮き彫り!
学校長の責任は当然だが、校長だけではない!
報告書に視る無能・無策・無責任浮き彫りに!
校長が変われば問題は怒らない思想になっている!
容を変えた「学校自己責任」論だな!
下々が詰め腹を切らされる日本的責任論浮き彫り!
NHK・世論は、この事件をしっかり解明できるか!
中3生徒自殺報告書 「可能性を信じ伸ばすにはほど遠い」3月10日 20時01分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160310/k10010438661000.html
広島県府中町の中学3年の男子生徒が自殺した問題について学校がまとめた報告書が明らかになりました。報告書では、学校の取り組みについて、報告書は「子どもの可能性を信じ、最大限に引き出して伸ばすというには程遠く、生徒を一定の型にはめ、型にはまらない生徒は排除する」というやり方になっていたと指摘しています。
子どもの荒れに対する学校の教育体制の貧困が問題だ!
問題行動起きたときの内規守られず
調査報告書では、自殺した男子生徒が行ったと誤って記録された3年前の万引きの際、学校側は内部規定で定めた対応をすべて行っていなかったとしています。
報告書によりますと、平成25年10月、当時1年生だった2人の男子生徒が広島市内のコンビニエンスストアで万引きをしたと店から学校に連絡がありました。当日は日曜日で部活動のため、学校にいた教諭が店に出向き、保護者を店に呼んで謝罪するなどの対応を取ったということです。
学校の内部規程では、こうした問題行動があった場合、学校で改めて生徒本人から事実確認を行うほか、事後に指導を行うなどして立ち直りを支援することになっていますが、こうした対応はすべて行われず、当日出向いた教諭が生徒指導の教諭と担任の2人に口頭で報告しただけだったということです。
その理由について、
報告書は万引きが起きた翌日に発生した1年生による教師に対する暴力行為への対応に追われ、万引きについては対応や指導を怠ったとしています。
推薦基準は生徒の荒れの抑止力として
教師の命令に服従することが「生徒の本分」思想浮き彫り!
だが、この思想は上司の命令に服従することが
「公務員の本分」とリンクしている!
推薦の基準 毎年検討することが慣例に
調査報告書によりますと、この学校が高校を受験する生徒に推薦を与えるかどうかを決める場合、何年生の時からの問題行動を対象とするかについては、毎年、そのつど検討することが慣例になっていたということで、「説明のつかない不適切な考え方だ」としています。
この学校が推薦や専願で高校を受験する生徒に推薦を与えるかどうかを決める基準は
高校3年間を修了する学力と生活状況があること、
3年生の段階で不登校状態にないこと、
教師の指導に従い、問題行動や触法行為がないこと
とされています。
しかし、いつからの問題行動や触法行為を対象とするのかなどは具体的に規定しておらず、「毎年、そのつど基準を検討する」という慣例があったということです。
今年度は3年生担当の教諭どうしで5月から議論を始め、「今までどおり3年生になってからの触法行為でよい」とする意見が出た一方、「学校として推薦するのだから触法行為は1回でもやってはいけないのではないか」とする意見も出たということです。
そして、最終的には「3年間、真面目に努力してきた生徒を推薦すべきだ」などとして、1年生の時からの触法行為を対象にするという方針が固まり、去年11月20日の会議で校長が決定したということです。
推薦の基準を毎年、そのつど検討していたことについて報告書は、「学年の実態や実情により基準が毎年変わってしまったり、意図やねらいのない前例踏襲がなされたりするという、説明のつかない不適切な考え方だ」としています。
生徒数と実態と教師の指導体制と指導理念に問題アリ!
場当たり・その場しのぎの学校現場い陥っている!
しかし、その最大の元凶に何があるか!
足らぬ足らぬは工夫が足らぬ!
月月火水木金金!
進路指導計画はかたちだけのもの
調査報告書によりますと、この中学校では推薦での受験を目指すかどうかを決める3年生との話し合いを、進路決定のわずか1か月前の去年11月16日から行っていて、自殺した生徒との面談も11月からでした。このため、報告書では進路指導の計画についても、「かたちだけのものだった」としています。
報告書によりますと、この中学校では昨年度は3年生との進路の話し合いを1学期の段階で行っていました。ところが、昨年度の進路指導担当の教師と、今年度の担当教師との引き継ぎができていなかったため、推薦などの基準を検討するための「判定くん」というソフトに入力できる教師がいませんでした。このため、1学期は「しっかり学力をつけてがんばっていこう。どうすれば学力があがるか」という声かけをするだけにとどまっていました。
また、夏休みの段階でも、進路指導担当の教師は進路に関する資料を作成せず、サポートする教師もいなかったため、2学期に先送りしていました。
その背景については、以前は進路指導担当の教師を3年間固定したり、2人体制にしたりした時期もありましたが、学級数の減少にともなって教師の数も減り、2人体制にできなかったことがあるとしています。
結局、推薦での受験を目指すかどうかの選択は進路決定の1か月前の11月16日からの個人面談などで話し合われ、短期間での決定となりました。
このため、報告書では「入学時から3年間を見据えての計画はかたちだけのものであり、具体的な指導ができていませんでした」としています。
憲法と児童憲章・子どもの権利条約は本棚に積読!
これら活かす、貫く教育体制には程遠い!
それは何故か!
憲法形骸化・否定政権が「上司」だからだ!
子どもの可能性を信じ伸ばすにはほど遠く
調査報告書では、学校全体の在り方に問題があったとして結んでいます。
学校が1度、触法行為を行った生徒について、その後の生活態度などが改善したとしても、3年生の担当の教師たちの判断で、推薦での受験を認めなかったことについては、
「学校の規律を維持することを優先したためであり、生徒一人一人のよさや成長を考慮しなければならないという意識が足らなかった」と指摘しています。
そのような学校の取り組みについて、報告書は
「子どもの可能性を信じ、最大限に引き出して伸ばすというには程遠く、生徒を一定の型にはめ、型にはまらない生徒は排除する」
というやり方になっていたと指摘し、
「報告書で示した事案が生起したのはすべて校長の責任です」としています。
そして、報告書は最後に「結びに」として
「規律維持を求めるあまり、押さえつける指導になっていたのではないか猛烈に反省しております」としたうえで、これからは「生徒一人一人の内面を理解し、よさを引き出し、感謝の心やお互いを尊重する心を育て、力強く生き抜く力を伸ばす教育を進めていきます」としています。(引用ここまで)