震源が拡大拡散して
「余震」が被害をもたらしているからこそ!
万歩譲って、安倍政権は検討すべきだろう!
万が一ゲンパツに被害が発生したら
どうすることもできないぞ!
フクシマを視れば一目瞭然!
川内原発の即時停止申し入れ
共産党鹿児島県委
毎日新聞2016年4月16日 17時54分(最終更新 4月16日 18時09分)
熊本、阿蘇、大分と地震が相次いでいるため、日本共産党鹿児島県委員会は16日、九州電力に対して川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の即時運転停止を求める緊急申し入れをした。
同委員会は、原発を即時停止して地震による機器類の影響がないか点検し、余震が続く間は稼働させないことなどを九電に求めた。また、鹿児島県にも九電に原発停止を要請するよう申し入れた。市民団体「ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会」も18日に同様の申し入れをする。
川内原発は基礎岩盤上の地震計が、水平方向の最大加速度160を観測すると自動停止するが、今回の一連の地震では最大8・6だった。このため九電は「自動停止の設定値を下回り、異常も確認されていない」として稼働を続けている。
丸川珠代環境相は16日の地震非常対策本部会議で「原子力規制委員会は停止させる必要はないと判断している」。菅義偉官房長官も同日午前の会見で「現状において心配はないと思っている」と述べた。【遠山和宏】(引用ここまで)
「川内原発の再稼働はこれで消える」パンフ - [PDF]
http://www.synapse.ne.jp/peace/sendaigenpatusaikadouhantaipanph.pdf
政府機関が九電・川内原発周辺地質調査を否定
活断層隠蔽の可能性浮上
2013年3月22日 09:50
http://hunter-investigate.jp/news/2013/03/post-344.html
疑惑に満ちた川内原発周辺活断層
http://www.miyazaki-catv.ne.jp/~aojie/2013-sendaikatudanso.html
あちこちの原発で活断層が過小評価されているのではないかと疑惑の目でみられてきた。それは川内原発でも同様である。
しかし、それにしてもこれは一体どうしたことか。
政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会が、今年(2013年)2月に公表した川内原発周辺の活断層長期評価のことだ。
九州電力のデータを再評価し直したものだ。連続しないとされていた活断層が連続するとして長さが2倍以上になったり、マグニチュード6.8がM7.5になるものさえ出てきた。
M6.8とM7.5を比較すれば約10倍のエネルギー規模だ。ちなみにM7.5は兵庫県南部地震M7.3の2倍である。驚くほかはない。さらに津波の可能性も検討しなければならないとも言うのだ。公表図を眺めてみれば、断層の先端が川内原発方向へ延びていくようにも見える。そのことを裏付けるように、議事録では川内原発方向に伸びる可能性も指摘しているのだ。
地元研究者はさらに、牛ノ浜構造線(仏像構造線)や川内川推定断層のこともはっきりさせなければならないとし、さらに南隣のいちき串木野市にある五反田川断層についても、単なる一本の断層でなく一帯が陥没している構造体(串木野-永野陥没構造)としてとらえることが重要ではないかと指摘している。
九電の図と地震調査委員会の図 |
四国から伊方原発沖をかすめて九州へ延びている中央構造線は、熊本・鹿児島県境付近でおびただしい数の断層となっている(長島断層群)。
そして沖縄トラフ北端の枝分かれ断層群へと連なるようにみえる。
今回、地震調査委員会が再評価し直した川内原発間近の甑島海峡には小さな断層がいっぱいある。
川内原発付近には断層がないのではなく、小さな断層はいっぱいあるのだ。その中には活断層もあるだろう。
地震調査委員会は次のように述べている。
「薩摩半島西方から甑島列島東方の海域には多数の断層が存在する。今回の評価では、それのうち、原子力安全・保安院(2010)による川内原子力発電所1号機耐震安全性に係る 評価において審議のポイントに挙げられた耐震設計上考慮する活断層、及び審議のポイン トに挙げられていないが、耐震設計上考慮する活断層についてのみ評価対象としている。 今回の評価対象に含まれていない断層が活断層である可能性も否定できない。今後、既存音波探査断面の再解釈を行い、今回評価に含めていない断層についても、分布や変位速度、 活動履歴について検討する必要がある。」と。(引用ここまで)
川内原発近く活断層か
市民団体発見 九電に調査要請
鹿児島
赤旗 2014年3月2日(日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-02/2014030201_03_1.html
九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)周辺の断層を調べている市民団体「川内原発活断層研究会」と立石雅昭新潟大名誉教授(地質学)は2月28日、「原子炉から東へ800メートルのところで活断層の疑いがある断層を発見した」として、徹底した調査をするよう九州電力と県に申し入れました。
申し入れに先立ち会見した市民団体は、2月10日に立石氏とともに、原発近くの林道で道路拡幅工事に伴い地表に露出していた地層を調査したところ、3本の断層を発見したと発表しました。
立石氏は、活断層の可能性がある理由として「断層に含まれている粘土がとても軟らかく、13万~12万年前以降に活動した可能性が高い」と指摘しました。
九州電力は、川内原発周辺に活断層は見つかっていないとしていますが、市民団体は、今回発見した断層について「活断層ではないという科学的根拠を示し、活断層を否定できなければ原発再稼働を断念し、徹底した調査をするよう求める」と九電に申し入れました。
九電側は「担当に伝える」と話しました。
日本共産党の井上勝博薩摩川内市議が同席しました。(引用ここまで)