北朝鮮に核開発を放棄させる根本的な戦略とは
憲法平和主義を使うしかないのに
日米軍事同盟安全神話論を正当化しているから
全く展望が見いだせない西日本新聞!
因みに「憲法」の「け」の字もないぞ!
これは基本的には
日本の情報伝達手段のマスメディアに共通していることだ!
日米韓首脳会談/対北朝鮮戦略を練り直せ
西日本新聞/2016/4/2 12:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/235412
安倍晋三首相、米国のオバマ大統領、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領がワシントンで会談した。3首脳は北朝鮮の核・ミサイル開発阻止に向け、3カ国の安全保障分野での協力を強化し、制裁の履行を徹底して北朝鮮に圧力をかけていくことで一致した。
日米韓3カ国が安全保障上の連携を強めることは、北朝鮮の挑発に対するけん制として一定の効果が期待できる。
昨年末の従軍慰安婦問題をめぐる日韓両政府の合意以降、両国関係が改善に向かっていることもプラスに働いた。
愛国者の邪論 これは北朝鮮の「核実験」を使った米国の「やらせ」です。これは記事で検証しました!
しかし「連携の強化」だけでは、北朝鮮に核開発を放棄させる根本的な戦略が見えてこない。
愛国者の邪論 根本的な戦略とは何か!核兵器・軍事抑止力を使った軍事同盟優先の戦略では破たんします!北朝鮮と同じですから!このままいけば、イラクのように軍事的解決しかありません!しかし、それこそ国際法違反です。イラクは免罪していますが、トンデモナイことです。
北朝鮮はこれまで国連安全保障理事会の決議や関係国の制裁を受けながらも、着々と核・ミサイル開発を進めてきた。
愛国者の邪論 核兵器・軍事抑止力論に立てば、北朝鮮のことは批判できません!
想像以上のしぶとさだと言わざるを得ない。
愛国者の邪論 このような言葉を使うことそのものが、戦前の「鬼畜米霊」論そのものです。
これに対し米国のオバマ政権は「北朝鮮が態度を変えるまで対話に応じない」という「戦略的忍耐」の政策を採ってきた。中東情勢に追われ、北朝鮮まで手が回らないという事情もある。
愛国者の邪論 「中東情勢に追われ」たのは、一体全体誰の責任か!全く考えていないのです。ここに日米軍事同盟容認論がアメリカの国際法違反を免罪する思想が浮き彫りになります。北朝鮮のことは言えないでしょう!北朝鮮が問題にしているのは、アメリカの無法です。北朝鮮も同じですが。
日本と韓国は、基本的に米国と足並みをそろえ、北朝鮮が挑発的な行為をするたびに圧力を強化してきた。
6カ国協議は2008年以来開かれていない。
愛国者の邪論 「対話と圧力」論の破たんの象徴的事例です。北朝鮮が何を考えているか、全く無視をした政策の破たんが浮き彫りです。
「戦略的忍耐」政策は、北朝鮮に見返りを与えないという意味では正しい。
愛国者の邪論 日本の歴史の中で美徳と言われてきた「敵に塩を送る」思想が全くありません。
しかし、結果的に北朝鮮に核やミサイルの技術を向上させる時間を与えた。
この現実を直視しなければならない。
愛国者の邪論 先軍思想は北朝鮮ばかりではありません!寧ろ北朝鮮を先軍思想に追いやっているのは、アメリカの核兵器抑止力政策と言えます。自分は核兵器を持っているが、北朝鮮には持たせない!アメリカの核の傘の下にあって、北朝鮮の核兵器政策を批判できるでしょうか。核攻撃を想定した挑発的な米韓軍事演習を擁護して、北朝鮮の反撃を挑発とする身勝手は止めるべきです。
しかも最悪最低なのは、日本の米軍基地からも参加していることです。日本はヒロシマ・ナガサキを経験した国なのに、核攻撃を想定した米韓軍事演習を肯定しているのです。これは情報伝達手段のマスメディアも同じです。
ここに致命的な誤りがあります。しかし、このことを指摘するテレビ・新聞は皆無です。ケシカラン話です。
行き詰まりの原因として、制裁に消極的な中国を非難するのは簡単だ。
愛国者の邪論 日米軍事同盟容認論からは、中国の立場は見えてきません!朝鮮半島に、アメリカの核基地が配備されることは、かつてのキューバ「危機」と扇動したアメリカの立場を想起しなければならないでしょう。
キューバにソ連のミサイルを配備することは罷りならなんというのであれば、北朝鮮後の朝鮮半島にアメリカのミサイル、それも核ミサイルを配備することはケシカラン話となることは明らかです。
このような「危機」が想定できないところに、日米軍事同盟安全神話論の知的劣化と不道徳が浮き彫りになります。
しかも、南シナ海、東シナ海における中国の軍事行動を非難している日米が、北朝鮮問題で中国に「依存」するのは、あまりに虫が良すぎます!
ただ、中国の北朝鮮への影響力も限定的であるようだ。
愛国者の邪論 当然です。国際社会のリアリズムを無視した身勝手な思想です。
中国批判だけで問題が解決しない以上、日米韓3カ国は対北朝鮮戦略を練り直すべきなのではないか。
まずは日韓両国が、北朝鮮問題に本腰を入れて取り組むよう米国に促す必要がある。
従来の対処方法を点検し、北朝鮮を中身のある交渉に引き出すために何をすべきか、6カ国協議の活用も視野に、最適の方策を探りたい。
「戦略的忍耐」の限界はすでに明らかだ。(引用ここまで)
愛国者の邪論 ここに、アメリカの核政策に依存した日本の情報伝達手段のマスメディアの日米軍事同盟優先と容認の思想の致命的欠陥が浮き彫りになります。国家の最高法規であり、侵略戦争の反省の上に制定された憲法平和主義を語らない不道徳が浮き彫りになります。