産経は
国連決議を言うのであれば
そもそも国連で採択された核兵器禁止条約を批准すべきだろう!
核兵器禁止条約採択に尽力したICANのノーベル平和賞から逃げるな!
非核三原則・非核地帯条約締結を呼びかけろ!
安倍政権・日本政府・日本の情報伝達手段と政党は
「非核化」の中身を北朝鮮に限定させるな!
核兵器保有国に核兵器禁止条約批准を迫れ!
ヒロシマ・ナガサキに投下された原爆は核兵器だぞ!
これは米国は対ソ抑止力として使ったのだぞ!
その抑止力論を、今でも使っているのが米国だ!
他の保有国も同じ!
安倍政権も日本政府も!
これで北朝鮮にだけ非核化を求める!
北朝鮮だって
米国の核兵器の「脅威」に対する「抑止力」として
核兵器保有を宣言しているのだ!
どっちもとっちだろう!
侵略戦争の結末となって唯一の戦争被爆国となった日本の取るべき途はただ一つ!
非人道兵器である核兵器は禁止・廃絶しかないぞ!と、言わなければならない!
産經新聞 米朝対話の「用意」/非核化なしには始まらぬ 2018/2/27
非核化なくして米朝交渉はない。北朝鮮の高官が何を言おうと、その原則は変わらない点を、再度確認しておきたい。
平昌五輪の閉会式に出席した北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長が、韓国の文在寅大統領との会談で、米国と対話を行う「十分な用意がある」と表明した。
何をもって「用意」と言うのだろうか。現行の核不拡散体制を逸脱し、挑発を繰り返す姿勢を変えないまま、真の対話を求めるのは荒唐無稽ともいえる。
必要なのは、核・ミサイル問題の解決に向かう態度を具体的な行動で示すことだ。それ以外に対話の環境を整えるものはない。
金英哲氏の発言は、文大統領が北朝鮮に米朝対話を促したのに答えたものだ。これに対し、米ホワイトハウスは「交渉結果は非核化でなくてはならない」との声明で応じた。
北朝鮮は平昌五輪参加と絡め、合同チーム結成や応援団の派遣で南北融和ムードを演出した。うわべだけの「ほほ笑み」外交に惑わされている国は少ない。北朝鮮の挑発姿勢が変わるとは考えていないからだ。
国連安全保障理事会の相次ぐ制裁決議は、北朝鮮の貿易を大きく制限している。融和攻勢の背景には、制裁による経済的苦境が存在するとも考えられる。
だからこそ、日米韓が中心となって「最大限の圧力」を貫くことの意義がある。真意を見せない北朝鮮の発言に振り回されることなく、制裁の厳格履行で包囲網を強めるべきだ。
その意味でも、米政権が先ごろ、国連制裁決議違反の海上密輸の阻止に焦点を当てた「過去最大規模」とする追加制裁に踏み切ったのは妥当である。
今後、米国が北朝鮮の出方を探るために接触する場面も出てくるだろう。文大統領は既に、南北融和に積極的な姿勢だ。
警戒すべきは、こうした北朝鮮との接触が、安全保障上の脅威を取り除く効果を直ちにもたらすものではないことである。接触を重ね、あたかも話し合いが進んでいるように北朝鮮が喧伝(けんでん)したときには、要注意である。
文大統領は、南北関係と米朝関係は「ともに発展しなければならない」と考えている。いずれの前提にも非核化がなければならない点を、明確にしてほしい。(引用ここまで)