愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

津川雅彦氏の逝去と翁長雄志県知事の死去に対する安倍首相・官邸の態度を見ると、その不道徳ぶりが浮き彫りになる!

2018-08-09 | 沖縄

「哀悼の意」・「謹んでのお悔やみ」は形式・実務的!

ホンネは県知事選にこころアリアリ!

国民がどのように見届けるか!

 

東京 「沖縄の為に尽くされた」 安室さんHPで翁長知事に弔意(8月9日 夕刊

【翁長氏死去】「ご遺志がこの先も受け継がれ…」歌手の安室奈美恵さんが公式サイトにコメント2018.8.9 18:13

【翁長氏死去】「沖縄発展に命懸けで取り組んだ政治家」「米軍基地負担軽減に全力」 安倍晋三首相会見

産経 2018.8.9 13:38

安倍晋三首相は9日、訪問先の長崎県で記者会見し、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が死去したことについて「ご冥福を心からお祈りする。常に沖縄の発展のために命懸けで取り組んできた政治家だ。その貢献に敬意を表したい」と述べた。沖縄の基地問題については「大きな負担を担ってもらっていて、現状は到底 是認できない。基地負担の軽減、沖縄県の発展のために沖縄の皆さんに寄り添いながら全力を尽くしていく決意だ」と語った。(引用ここまで)

 

時事通信 安倍首相「翁長氏の貢献に敬意」=沖縄県、午後に防衛局から聴聞 2018/08/09-13:28

首相は9日、長崎市で記者会見し、8日に死去した沖縄県の翁長雄志知事について「沖縄の発展に尽くされた貢献に敬意を表したい」と述べ、哀悼の意を表明した。その上で、沖縄県の基地負担軽減と経済振興に全力を挙げる方針を強調した。

【特集】沖縄・翁長知事死去~67歳、9月にも選挙~

 

 

 

記者会見する官房長官=9日午前、首相官邸

 

 これに先立ち、菅義偉官房長官も会見で「突然の訃報に大変驚いており、謹んでお悔やみ申し上げたい」と述べた。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に関しては、「日米同盟の抑止力の維持、普天間飛行場の危険除去を考えたときに唯一の解決策ということに変わりない」と強調。政府が17日に予定している移設埋め立て海域への土砂投入については具体的な言及を避けた。
翁長氏は普天間飛行場の県内移設に強く反対し、安倍政権と対立してきた。沖縄県は、埋め立て承認の撤回に向けた手続きとして、防衛省沖縄防衛局から弁明を聞く「聴聞」を9日午後に行う予定だ。(引用ここまで)

 

 

首相の動静

午前11時55分、同市のホテルニュー長崎着。同ホテル内の宴会場「丹頂の間」で秘書官らと昼食。
午後0時19分から同53分まで、同ホテル内の宴会場「鳳凰閣東の間」で「被爆者代表から要望を聞く会」に出席。河野太郎外相、加藤勝信厚生労働相同席。
同59分から同1時8分まで、同ホテル内の宴会場「鳳凰閣西の間」で記者会見
同15分、同ホテル発。

平成30年8月8日 安倍総理は津川雅彦氏の逝去についての会見を行いました写真等あり

平成30年8月8日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。(10時58分から11時まで、官邸で報道各社のインタビュー)

 総理は、津川雅彦氏の逝去について、次のように述べました。

 

「突然の訃報に接して本当にショックを受けています。悲しいですね。寂しい思いです。
 総理を辞職した後、本当に津川さんには温かく励ましていただき、背中を押し続けていただきました。本当に改めて感謝申し上げたいと思っています。
 津川さんは優れた俳優・監督として、その才能を発揮してこられた。正に昭和・平成を代表する映画人であったと思います。特に大河ドラマ徳川家康において、その圧倒的な存在感、風格を示しておられましたね。今でも深く記憶に残っています。
 そして同時に日本を代表する文化人でもあり、日本の優れた文化を世界に発信すべきと、ずっと粘り強く主張しておられました。現在パリで開催されているジャポニスム2018、津川さんの存在無くして考えられなかったと思いますし、正に津川さんの情熱で、この大きなイベントが開催するに至ったと思っています。
 また、広範な知識に基づく高い見識を持っておられ、そしてまた強い信念を持っておられました。拉致問題についても政府の取組について、正にボランティアとしてずっと協力していただきました。本当に残念です。心から御冥福をお祈りしたいと思います。」(引用ここまで)

 

NHK 翁長知事死去 官房長官が哀悼も「辺野古移転 唯一の解決策」2018年8月9日 19時32分おくやみ

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180809/k10011570661000.html?utm_int=news_contents_news-main_004

沖縄県の翁長知事が、8日亡くなったことについて、菅官房長官は記者会見で「謹んでお悔やみを申し上げたい」と述べ、哀悼の意を示しました。一方、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設について菅官房長官は「唯一の解決策であるという考えに変わりはない」と述べ、推進していくとともに、基地負担の軽減に引き続き取り組む考えを強調しました。

沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対を訴えて国と激しく対立してきた沖縄県の翁長知事は8日、入院していた浦添市内の病院で、すい臓がんのため死去しました。
菅官房長官は9日の記者会見で「翁長知事とは政府と立場が異なる面もあったが、大学の同窓ということもあり、2人になると沖縄の発展について話し合いをよく行った。現場を1つ1つたたき上げで上がってきた人なので、非常に信念の強い方だった」と述べました。そのうえで菅官房長官は「お会いする予定が急きょ取りやめになり、心配していた。突然の訃報に大変驚いており、謹んでお悔やみを申し上げたい」と述べ、哀悼の意を示しました。
一方、普天間基地の辺野古への移設について、菅官房長官は「わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中において、日米同盟の抑止力の維持や普天間飛行場の危険除去を考えた時に唯一の解決策であるという考えに変わりはない。基地負担の軽減を1つ1つ目に見える形で実現していきたい」と述べ、移設を推進していくとともに、基地負担の軽減に引き続き取り組む考えを強調しました。また、菅官房長官は、政府が今月17日にも行うとしている埋め立て予定地への土砂の投入について「今後のことについては、予断を持ってコメントすることは控えたい」と述べました。

沖縄県庁で半旗

翁長知事が亡くなったことを受けて、沖縄県庁では、9日朝から弔意を表す半旗が掲げられています。

告別式は13日に

沖縄県の翁長知事が8日死去したことを受けて、沖縄県は翁長知事の通夜が10日午後6時から、告別式が13日午後3時から、いずれも那覇市松山の大典寺で行われると発表しました。

全国知事会会長「痛惜の念禁じえない」

全国知事会の会長を務める埼玉県の上田清司知事は「翁長知事のご生前の精力的な発言、行動を思い浮かべ、痛惜の念を禁じえません。ご冥福をお祈り致します」とするコメントを出しました

自民 竹下総務会長「県知事選挙をしっかり戦っていく」

自民党の竹下総務会長は、長野市で開いた派閥の会合で「今は立場を異にしているが、一緒に選挙を戦った同志であり、心から哀悼の意を表したい。沖縄はいま、すばらしい経済発展を遂げつつあり、さまざまな変化が出ている。県知事選挙をこれからしっかり戦っていかなければならない」と述べました。

国民 大塚共同代表「翁長氏の思いを継承する方に」

国民民主党の大塚共同代表は記者会見で「翁長氏は人生を懸けて、沖縄の発展に全力で努力した方で、心からご冥福をお祈り申し上げたい」と述べました。そのうえで大塚氏は来月にも行われる見通しの沖縄県知事選挙への対応について「沖縄の党の関係者が、どのような方を望むかに重きを置きたいと思うが、与党に対して、野党が一枚岩になることができ、翁長氏の思いを継承していただける方を、野党全体で推せる構図が望ましい」と述べました。

自由 玉城幹事長「意志を引き継ぐ」

自由党の玉城幹事長は、那覇市にある翁長知事の自宅を弔問に訪れたあと、記者団に対し、「非常に残念でなりません。県民のために命をかけて最後までやり通すという意志は私たちも引き継いでいかなければならない」と述べました。

那覇市民は

那覇市では、翁長知事の死を悼む声が聞かれました。60代の女性は「残念で悲しいです。基地問題に全力で頑張ってくれたことに感謝しています」と話していました。50代の女性は「翁長知事は沖縄を大事にしていた方なので、今後、かなりの波乱と影響があると思います。基地問題のさなかなので今後どういう結論になるのか心配です」と話していました。また、50代の男性は「非常に残念な思いです。これから沖縄が大事な場面に向かうなかで将来が心配です」と話していました。

辺野古反対派も悼む声

アメリカ軍普天間基地の移設先の沖縄県名護市辺野古では、移設に反対する人たちが、アメリカ軍基地キャンプシュワブのゲート前で抗議活動を続けています。名護市の70代の女性は「毎日ここで座り込みをしていますが、翁長知事が亡くなり、心の羅針盤を失ったようで悲しい。新たに基地を建設させないという知事の遺志を継いで頑張りたい」と話してました。また、うるま市の60代の男性は「次の知事選挙にも出ると思っていたので、亡くなったと聞いてびっくりした。職務代理者の副知事は、埋め立て承認の撤回に向けた手続きを進めてほしい。後継者にふさわしい人が出てきた際にはしっかり支えていきたい」と話していました。

稲嶺元知事翁長知事の平和への思い語る

翁長知事と親交が深かった稲嶺恵一元知事は、アメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐり、政府と対立が続いた翁長知事の心境について、「なかなか前に進むどころか、逆に、現実の形では、自分が思う方向と反対に進んでいる。知事としては耐えられない苦しみで悩みだったと思う」と指摘しました。

母校の法政大総長「大きな誇り」

知事の母校である法政大学の田中優子総長が9日、「翁長知事のようなリーダーが卒業生にいることは大きな誇りでした」などとするコメントを出しました。この中で、法政大学の田中総長は翁長知事について、「返還前にパスポートを持って入学された方です。自由に議論できる大学で憲法のことも法律のことも存分に学ばれたはずです。翁長知事のようなリーダーが卒業生にいることは、大きな誇りでした」としています。そして、去年10月、法政大学で開かれたシンポジウムに翁長知事が出席したことを振り返り、「沖縄の現実を東京の人々にぜひ知ってもらいたいという気迫が伝わってきました。まず沖縄の実際を知ること、知ってもらうこと、そして日本をけん引する可能性のあるその未来のために、日米地位協定の見直しについても考え、伝え続けること、そのように遺志を受け止めたいと思います」とコメントしています。(引用ここまで)
 
赤旗 翁長県知事が死去/沖縄「新基地つくらせぬ」貫く/深い敬意と感謝をささげる 志位委員長がコメント2018年8月9日(木)

安倍首相、広島市と同じ文章を長崎でも朗読!世界に恥を晒す!本人は全く無頓着!長崎市は板門店宣言も語る!非核政府・北東アジア非核兵器地帯をつくる政府を!

2018-08-09 | 核兵器廃絶

ヒロシマ・ナガサキにおける宣言を読み取れば

安倍政権ではダメだな!とわかる!

深刻だ!

だが、新しい憲法を活かす政権ができるかも!?

イヤイヤ

主権者の不断の努力・営みで必ず!

核兵器廃絶と平和構築のためのキーワード満載!

長崎市 平成30年長崎平和宣言(宣言文) 2018年8月9日

 73 年前の今日、8月9日午前11 時2分。真夏の空にさく裂した一発の原子爆弾により、長崎の街は無残な姿に変わり果てました。人も動物も草も木も、生きとし生けるものすべてが焼き尽くされ、廃墟と化した街にはおびただしい数の死体が散乱し、川には水を求めて力尽きたたくさんの死体が浮き沈みしながら河口にまで達しました。15 万人が死傷し、なんとか生き延びた人々も心と体に深い傷を負い、今も放射線の後障害に苦しみ続けています。
 原爆は、人間が人間らしく生きる尊厳を容赦なく奪い去る残酷な兵器なのです。

 1946 年、創設されたばかりの国際連合は、核兵器など大量破壊兵器の廃絶を国連総会決議第1号としました。同じ年に公布された日本国憲法は、平和主義を揺るぎない柱の一つに据えました。広島・長崎が体験した原爆の惨禍とそれをもたらした戦争を、二度と繰り返さないという強い決意を示し、その実現を未来に託したのです。
 昨年、この決意を実現しようと訴え続けた国々と被爆者をはじめとする多くの人々の努力が実り、国連で核兵器禁止条約が採択されました。そして、条約の採択に大きな貢献をした核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞しました。この二つの出来事は、地球上の多くの人々が、核兵器のない世界の実現を求め続けている証です。
 しかし、第二次世界大戦終結から73 年がたった今も、世界には14,450 発の核弾頭が存在しています。しかも、核兵器は必要だと平然と主張し、核兵器を使って軍事力を強化しようとする動きが再び強まっていることに、被爆地は強い懸念を持っています。
核兵器を持つ国々と核の傘に依存している国々のリーダーに訴えます。国連総会決議第1号で核兵器の廃絶を目標とした決意を忘れないでください。そして50 年前に核不拡散条約(NPT)で交わした「核軍縮に誠実に取り組む」という世界との約束を果たしてください。人類がもう一度被爆者を生む過ちを犯してしまう前に、核兵器に頼らない安全保障政策に転換することを強く求めます。
 そして世界の皆さん核兵器禁止条約が一日も早く発効するよう、自分の国の政府と国会に条約の署名と批准を求めてください。
 日本政府は核兵器禁止条約に署名しない立場をとっています。それに対して今、300を超える地方議会が条約の署名と批准を求める声を上げています。日本政府には、唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約に賛同し、世界を非核化に導く道義的責任を果たすことを求めます。
 今、朝鮮半島では非核化と平和に向けた新しい動きが生まれつつあります。南北首脳による「板門店宣言」や初めての米朝首脳会談を起点として、粘り強い外交によって、後戻りすることのない非核化が実現することを、被爆地は大きな期待を持って見守っています。
 日本政府には、この絶好の機会を生かし、日本と朝鮮半島全体を非核化する「北東アジア非核兵器地帯」の実現に向けた努力を求めます。

 長崎の核兵器廃絶運動を長年牽引してきた二人の被爆者が、昨年、相次いで亡くなりました。その一人の土山秀夫さんは、核兵器に頼ろうとする国々のリーダーに対し、こう述べています。「あなた方が核兵器を所有し、またこれから保有しようとすることは、何の自慢にもならない。それどころか恥ずべき人道に対する犯罪の加担者となりかねないことを知るべきである」。もう一人の被爆者、谷口稜曄さんはこう述べました。「核兵器と人類は共存できないのです。こんな苦しみは、もう私たちだけでたくさんです。人間が人間として生きていくためには、地球上に一発たりとも核兵器を残してはなりません」。
 二人は、戦争や被爆の体験がない人たちが道を間違えてしまうことを強く心配していました。二人がいなくなった今、改めて「戦争をしない」という日本国憲法に込められた思いを次世代に引き継がなければならないと思います。

 平和な世界の実現に向けて、私たち一人ひとりに出来ることはたくさんあります。
 被爆地を訪れ、核兵器の怖さと歴史を知ることはその一つです。自分のまちの戦争体験を聴くことも大切なことです。体験は共有できなくても、平和への思いは共有できます。
 長崎で生まれた核兵器廃絶一万人署名活動は、高校生たちの発案で始まりました。若い世代の発想と行動力は新しい活動を生み出す力を持っています。
折り鶴を折って被爆地に送り続けている人もいます。文化や風習の異なる国の人たちと交流することで、相互理解を深めることも平和につながります。自分の好きな音楽やスポーツを通して平和への思いを表現することもできます。市民社会こそ平和を生む基盤です。「戦争の文化」ではなく「平和の文化」を、市民社会の力で世界中に広げていきましょう。

 東日本大震災の原発事故から7年が経過した今も、放射線の影響は福島の皆さんを苦しめ続けています。長崎は、復興に向け努力されている福島の皆さんを引き続き応援していきます。
 被爆者の平均年齢は82 歳を超えました。日本政府には、今なお原爆の後障害に苦しむ被爆者のさらなる援護の充実とともに、今も被爆者と認定されていない「被爆体験者」の一日も早い救済を求めます。
 原子爆弾で亡くなられた方々に心から追悼の意を捧げ、私たち長崎市民は、核兵器のない世界と恒久平和の実現のため、世界の皆さんとともに力を尽くし続けることをここに宣言します。
2018 年(平成30 年)8月9日  長崎市長 田上 富久 

またまたキーワードナシ!

ほとんどがコピペの演説!

やる気ナシ!

日本国首相として

世界に恥を晒した!!

我が国は、非核三原則を堅持しつつ

粘り強く双方の橋渡しに努め、国際社会の取組を主導していく決意です。

我が国は非核三原則を使って

世界に核兵器廃絶を訴える!

そのために核兵器禁止条約を批准する!

平成30年8月9日 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典あいさつ

今から73年前の今日、一発の原子爆弾がここ長崎に投下され、7万ともいわれる数多(あまた)の貴い命が失われました。街は一瞬にして焦土と化し、一命をとりとめた方々にも、耐え難い苦難の日々をもたらしました。若者の夢や明るい未来が容赦なく奪われました。
 原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊(みたま)に対し、謹んで、哀悼の誠を捧(ささ)げます。
 そして、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 長崎、広島の悲劇が再び繰り返されてはならない。唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界」の実現に向けて、粘り強く努力を重ねていくこと。それは我が国の使命です。
 近年、核軍縮の進め方について、各国の考え方の違いが顕在化しております
 真に「核兵器のない世界」を実現するためには、被爆の悲惨な実相の正確な理解を出発点として、核兵器国と非核兵器国双方の協力を得ることが必要です。我が国は、非核三原則を堅持しつつ、粘り強く双方の橋渡しに努め、国際社会の取組を主導していく決意です。
 その具体的な取組として、昨年立ち上げた「賢人会議」を、本年秋に、ここ長崎で開催予定です「賢人会議」を通じて得られる知見も踏まえながら、核兵器不拡散条約(NPT)発効50周年となる2020年のNPT運用検討会議が意義あるものとなるよう、本日、ご出席頂いているグテーレス国連事務総長とも緊密に協力しつつ、積極的に貢献してまいります。
 また、「核兵器のない世界」の実現に向けて国際社会が一致して取り組むには、あの悲惨な体験の「記憶」を、世代や国境を越えて、人類が共有する「記憶」として継承していかなければなりません。長崎・広島を訪れる世界中の人々が、被爆の悲惨な実相に触れ、平和への決意を新たにする。若い世代が、被爆体験を語り継ぐ。唯一の戦争被爆国として、核兵器の非人道性を誰よりも深く知る我が国として、そうした取組をしっかりと進めていきます。
 被爆者の方々への援護施策については、保健、医療、福祉にわたる支援の必要性をしっかりと受け止め、被爆者の方々に寄り添いながら、今後とも、総合的に推進してまいります。特に、原爆症の認定について、引き続き、一日も早く結果をお知らせできるよう、できる限り迅速な審査を行ってまいります
 結びに、永遠の平和が祈られ続けている、ここ長崎市において、「核兵器のない世界」と恒久平和の実現に向けて力を尽くすことをお誓い申し上げるとともに、原子爆弾の犠牲となられた方々のご冥福と、ご遺族、被爆者の皆様、並びに、参列者、長崎市民の皆様のご平安を祈念いたしまして、私の挨拶といたします。

平成30年8月9日  内閣総理大臣・安倍晋三

 

平成30年8月6日広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式あいさつ

一発の原子爆弾が、街を一瞬にして破壊し、十数万ともいわれる貴い命を奪いました。あれから73年、一命をとりとめた方々にも、筆舌に尽くし難い苦難の日々をもたらしました。若者の夢や明るい未来が容赦なく奪われました。
 原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊(みたま)に対し、謹んで、哀悼の誠を捧(ささ)げます。
 そして、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 広島、長崎の悲劇を再び繰り返してはならない。唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けて、粘り強く努力を重ねていくこと。それは、我が国の使命です。
 近年、核軍縮の進め方について、各国の考え方の違いが顕在化しています。
 真に「核兵器のない世界」を実現するためには、被爆の悲惨な実相の正確な理解を出発点として、核兵器国と非核兵器国双方の協力を得ることが必要です。我が国は、非核三原則を堅持しつつ、粘り強く双方の橋渡しに努め、国際社会の取組を主導していく決意です。
 その具体的な取組として昨年、核軍縮に関する「賢人会議」を、ここ広島で開催しました。
 「賢人会議」を通じて有識者の知見も得ながら、核兵器不拡散条約(NPT)発効50周年となる2020年のNPT運用検討会議が意義あるものとなるよう、積極的に貢献してまいります。
 また、その非人道性を、後の世に、また世界に、伝え続ける務めが我々にあります。
 若い世代が、被爆者の方々から伝えられた被爆体験を語り継ぐ。
 政府として、そうした取組をしっかりと推し進めてまいります。
 被爆者の方々への援護施策については、保健、医療、福祉にわたる支援の必要性をしっかりと受け止め、被爆者の方々に寄り添いながら、今後とも、総合的に推進してまいります。特に、原爆症の認定について、引き続き、一日も早く結果をお知らせできるよう、できる限り迅速な審査を行ってまいります。
 結びに、永遠の平和が祈られ続けている、ここ広島市において、「核兵器のない世界」と恒久平和の実現に向けて力を尽くすことをお誓い申し上げます。原子爆弾の犠牲となられた方々のご冥福と、ご遺族、被爆者の皆様、並びに、参列者、広島市民の皆様のご平安を祈念いたしまして、私の挨拶といたします。

平成30年8月6日  内閣総理大臣・安倍晋三

 

 


ことさら日本を悪く言う自虐的な歴史観を持つ他国の主張ばかり強調するような教科書編集姿勢を批判する産経の主張こそ歴史のさまざまな見方を教えるのに相応しくない態度だ!

2018-08-09 | 産経と民主主義

いつものスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大嘘っぱちのトリックで

国民を欺く手口ここにアリ!

産經新聞  教科書検定基準/偏向授業の是正につなげ  2018/8/8

新しい学習指導要領に基づく教科書の作成に向け、文部科学省は高校用の検定基準改正案を公表した。地理歴史科で偏向是正の新規定が置かれることを評価したい。
日本の歴史に愛情を持って学べるような授業につなげてほしい。

新しい規定は、見解が分かれる社会的事象の取り上げ方について「図書の内容全体を通じて、生徒が多面的・多角的に考えられるよう適切に配慮」することなどを求めた。
現行では、個別の記述を対象に未確定の事象を断定的に書かないことなどを求めている。新規定は単元やコラムなど、広く全体の構成を通してバランスの取れた内容を求めるものだ。

教科書なら当たり前のことである。

こうした規定を設けるのも、日本の歴史や領土について他国の主張ばかり強調するような教科書が後を絶たないからだ

とくに高校教科書でその傾向が強い。

南京事件の犠牲者数について「20万人」といった中国側の宣伝を断定的に書くことはなくなったが、「おびただしい」などの表現で検定をパスしている。
慰安婦問題に関して「さまざまな強制」などと書いて検定をすり抜ける教科書もある。かえって誤解を生みかねない。

愛国者の邪論 産経は、一貫して「南京事件の犠牲者数」について、具体的な数字は言っていない!「慰安婦」に関して「強制はなかった」というのか?植民地朝鮮や東南アジアなどの占領地において「強制はなかった」というのか?女性は「自主的に慰安婦となった」というのか?

既に多くの証言や文書が発見されているのに、そのことを「すり抜ける」ような書き方は「かえって誤解を生みかねない」と言える!

産経読者は、産経を妄信するのは、もう終りにした方が良い!

新学習指導要領では、近現代を中心に世界の流れの中で、日本の歴史を学ぶ新必修科目「歴史総合」ができる。歴史的事件はなぜ起きたのかなど、生徒同士の議論を促し、歴史を見る目を養う教科書づくりが想定される。歴史のさまざまな見方を教えるのに、教科書が偏向していてはどうしようもない。教科書は、執筆者や編集者の独善的考えを披露する場ではない。

愛国者の邪論 南京事件」という「歴史的事件はなぜ起きたのか」「生徒同士の議論を促し、歴史を見る目を養う教科書」「歴史のさまざまな見方を教える」ために、産経は「南京事件」について、「犠牲者数」を含めた実相を明らかにしなければならない。

自虐的な教科書の編集姿勢こそ見直すべきだ。「検定強化」といった批判は的外れである。

歴史の授業は暗記する用語や年号が多く、面白くないといわれてきた。指導要領の改定を機に、国づくりに奔走してきた先人たちのドラマなどを豊かに盛り込み、さらに学びたくなる教科書の工夫を凝らしてほしい。

ことさら日本を悪く言う歴史観が、教師自身にすり込まれていないか。指導をいま一度見直すべきだ。世界から見て、私たちは今どんな時代に生きているか。教師の歴史への理解と見識が問われることは言うまでもない。(引用ここまで)

愛国者の邪論 そもそも「自虐的」とは何か!

日本の歴史や領土について他国の主張ばかり強調する」「ことさら日本を悪く言う歴史観」ということは「自虐的」か!

ここに産経の知的劣化浮き彫りになる!何故か!いつものことだが、先に産経は、「おびただしい」「さまざまな強制」などという「表現」を批判?非難していた。その言葉は、そのままブーメランのように産経に戻ってきていることに気付ていないのである!

「日本の歴史や領土について」「さまざまな見方を教える」ためには「他国の主張」と日本の「主張」を明らかにして「歴史的事件はなぜ起きたのかなど、生徒同士の議論を促し、歴史を見る目を養う」ことが大事だろう!

産経の使う「自虐的」という言葉そのものが「産経の自虐的本質」を浮き彫りにしている!

産経は「雨降って地固まる」「禍を転じて福と為す」「過ちては改むるに憚ること勿れ」などいう「ことわざ」は思考回路にないのだな!

こういうのを世間では傲慢と言い!日本の道徳が全く思考回路にインプットされていないことが浮き彫りになる!そんなことがインプットされていないからこそ、日本が犯した過ちから、何一つ学ぶ態度・姿勢・思考回路は出てこないのだ!これこそが、自らを貶める最悪最低の自虐的思考回路と言える!「ピンチはチャンス」!

 

日本の歴史や領土について他国の主張ばかり強調する」「ことさら日本を悪く言う歴史観」など言っておけば、「愛国心」を鼓舞・扇動できると考えているからだろう!極めて知性の回路が錆びついて劣化していると言える。

加害国として被害国に謝罪し、賠償し、記憶に遺すための教育や博物館の建設をすることが「自虐的」であり「反日」だとの妄想を扇動して拡散している産経は、歴史の諸事実を教訓化して、「二度と同じ過ちを繰り返さない」という「こころ」が、極めて前向きで、積極的で、愛国的だと全く判っていない!

もう一つ、言っておこう!加害国の臣民は加害者に仕立て上げられ、自分が被害者になってしまったことを、産経など、大東亜戦争正当化論者たちは、「英霊」などという言葉を利用して正当化しているのだ!

「英霊に感謝」「英霊に哀悼の誠を捧げる」などと言って「臣民」を神格化して美化しているが、「臣民」を死に追いやっておいて、臣民の未来を抹殺して、「感謝」はないだろう!

本来であれば、「臣民」を殺す!命を奪う!未来を奪う!ことは二度としない!という「こころ」が沸き起こって来なければならない!

同時に、日本が平和な国になるためには、他国との交流を深めていく必要がある!そのためには過去の過ちに真摯に向き合う日本国。日本国民でなければならない!

この思考回路こそ、日本の歴史に向き合い、「国づくりに奔走してきた先人たちのドラマなどを豊かに盛り込み、さらに学びたくなる」のだろう!「先人たちの労苦」を受け止め、こころに刻み、平和な国を構築することこそが、真の愛国心だろう!

それは日本国憲法を活かすことに他ならない!他国を「反日」だという身勝手思考回路、自国民に対する過ちを謝罪しないのでは「愛国心」とは言えない!

四季折々の様相を持つ日本の2千年の歴史の負の面と向き合い、日本の歴史が隣国との交流と共生で動いてきたこと、しかも「英雄」たちがつくった歴史ではなく、無名の先人の、その時その時の、精一杯の労苦に感謝し先人を乗り越える社会を構築する!

これこそが、「真の愛国心」といえる!

以上を踏まえて「近現代を中心に世界の流れの中で、日本の歴史を学ぶ」ためには、「日本の歴史に愛情を持って学べるような授業」ができるようにしなければならない!

他国に圧力をかけたり、貶めたりするような振る舞いは、あってはならない!

これこそが日本国憲法の真髄だ!縄文時代から弥生時代、そして現在までの二千年の歴史の最高到達点にある日本国憲法を「錦の御旗」として有効につかっていくことこそが「愛国者」と言える!

では、産経が沈黙する以下の記事をご覧ください!

鹿児島で特高課長などを務め、内務省に戻って公文書焼却の極秘作業に深くかかわるなどして終戦を迎えた奥野誠亮元文部大臣戦争責任など不問のまま永眠!2016-11-17 | 戦後70年

 

読売 占領前文書焼却を指示…元法相 奥野誠亮さん 102 2015年08月11日 05時20分

https://www.yomiuri.co.jp/matome/sengo70/20150810-OYT8T50122.html

村野瀬玲奈の秘書課広報室 敗戦時の日本政府による戦争犯罪の証拠隠滅に関する奥野誠亮氏の証言 2015/08/2117:00

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