愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

ナガサキのヒバクシャに「核廃絶の先頭に立たないなら、唯一の被爆国と言うべきでない。被爆者を無視している」と批判される安倍首相!いつものように質問に全くかみ合っていない回答に

2018-08-13 | 核兵器廃絶

「核兵器禁止条約に一言も触れておりませんが、その真意を述べていただけますか」

「アプローチは異なるものの核禁条約が目指す核廃絶の目標は共有している」

「核保有国と非保有国の対立を補う『橋渡し役』として国際社会を主導していく」

 自分の言いたいことだけを言ってゴマカス・スリカエる!

「唯一の戦争被爆国」の責務は核兵器廃絶!

安倍政権は「非保有国」の立場にたって「核保有国」を説得しなければならない!

そのためには

日本は「非核三原則」に基づいて米国の核兵器の傘の下から抜け出せ!

 「唯一の被爆国」言う資格なし 被爆者団体 安倍首相と面会 

長崎新聞 2018/8/10 11:008/11 00:18updated

https://this.kiji.is/400465174598960225?c=174761113988793844

「核廃絶をする気はさらさらないのだろう」「『唯一の被爆国』と言うな」。安倍晋三首相が長崎の被爆者団体との面会で核兵器禁止条約に不参加の立場を改めて表明した9日、被爆者からは不満や怒りの声が相次いだ。この日の平和祈念式典で登壇した被爆者代表も政府の姿勢を「極めて残念」と批判した。

平和祈念式典後、被爆者5団体が安倍晋三首相に面会した席上、長崎原爆被災者協議会(長崎被災協)の田中重光会長は首相に問い掛けた。

核兵器禁止条約に一言も触れておりませんが、その真意を述べていただけますか」-。

広島と長崎の式典あいさつで核禁条約の文言がなかったためだ。

首相は、日本を「唯一の戦争被爆国」と前置きした上で「アプローチは異なるものの核禁条約が目指す核廃絶の目標は共有している」と回答。核保有国と非保有国の対立を補う「橋渡し役」として「国際社会を主導していく」と述べた。段階的な核軍縮を目指す核拡散防止条約(NPT)体制などを重視しながらも、核禁条約の参加を否定する従来の姿勢を崩さなかった。

田中会長は面会後の取材に「(首相の)真意は分からなかった」と述べ、「核廃絶の先頭に立たないなら、唯一の被爆国と言うべきでない。被爆者を無視している」と強く批判。

県平和運動センター被爆連の川野浩一議長は「渡し役とは具体的に何か。言動が矛盾している。本気で核兵器を廃絶する気はさらさらない」と憤った。
県被爆者手帳友の会の井原東洋一会長は「アプローチの仕方が間違っている。今のままで主導権は握れるわけがない」と怒りを隠さなかった。
田上富久長崎市長は面会後の取材で、現状の枠組みで核軍縮が進んでいない点を指摘。核禁条約については「(首相から)前向きな言葉を聞けず残念だ」と話した。(引用ここまで)

安倍首相(左)に要望書を手渡した被爆者5団体の代表=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

 不戦の願い 共に世界へ 国連事務総長、被爆者と面会   核廃絶へ決意表明 

長崎新聞 2018/8/9 11:008/9 11:50updated

https://this.kiji.is/400107695398290529?c=174761113988793844

「核のない世界を目指し、歩みを進めることが私たちの役割だ」。9日の平和祈念式典に初めて参列する国連のグテレス事務総長は8日、長崎市内で長崎の被爆者らと面会し、核廃絶に取り組む決意を表明した。
面会したのは、長崎の被爆者5団体の代表や広島の被爆者ら8人。県被爆者手帳友愛会の中島正徳会長代行(88)は「長崎、広島での残酷な状況を全世界の人に訴えたい」として、核廃絶への機運の高まりに期待した。
グテレス氏は、被爆者から原爆で家族を失ったことや不戦の願いも聞き「大きな感銘を受けた。広島、長崎の記憶を薄れさせてはいけない。皆さんのメッセージを一緒に世界へ伝えたい」と協力姿勢を示した。また、核兵器の近代化を進める国があることを憂慮し「この流れを食い止め、逆行させないといけない」と指摘。核兵器禁止条約に不参加を表明している日本政府を巡っては、長崎原爆被災者協議会(長崎被災協)の田中重光会長(77)が「腹立たしく、悲しい」と訴えた。グテレス氏は「日本が核軍縮や不拡散の分野で指導的役割を果たしてきたことは理解している」と述べるにとどめた。
田上富久長崎市長や松井一実広島市長らとも面会。核廃絶に向けた被爆地の取り組みを「国連は全面的にサポートする」と語った。

原爆の日 国連事務総長が式典で初演説「長崎を最後の場所に」 2018年8月9日 15時43分核兵器禁止条約

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180809/k10011570651000.html?utm_int=detail_contents_news-related_003

グテーレス事務総長は、長崎原爆の日に行われた平和祈念式典に国連の事務総長として初めて出席しスピーチを行いました。
グテーレス事務総長は出身国のポルトガルと長崎の5世紀近くに及ぶつながりに触れたうえで「長崎は強さと希望の光であり、人々の不屈の精神の象徴だ」と被爆者らをたたえました。そして「被爆者は人類全体のために声を上げてくれた。私たちはその声に耳を傾けなければならない。長崎の悲劇を繰り返してはならない。新たな被爆者を出してはならない」と述べました。
一方で、グテーレス事務総長は「被爆から73年が経った今も、私たちは核戦争の恐怖と共に生きている。核軍縮のプロセスは失速し、ほぼ停止している。こうした状況に対し、多くの国は去年、核兵器禁止条約を採択することで不満を表明した」と述べ、世界の核軍縮が停滞している状況に強い危機感を表明しました。そのうえで、「私はすべての国に対し核軍縮を緊急の課題と認識して全力で取り組み、目に見える進展を示すよう呼びかけたい。特に核保有国には核軍縮をけん引する責任がある。長崎を核兵器で苦しんだ地球上で最後の場所にするよう皆で決意しよう」と述べ、国際社会が連帯して核廃絶に向けて行動するよう強く訴えました。

長崎市で記者会見「被爆者の声は重要」

グテーレス事務総長は長崎市で記者会見を開き「被爆者の声は重要だ」と述べ、世界の核廃絶に向けて被爆者とともに取り組む決意を強調しました。
グテーレス事務総長は長崎原爆の日の平和祈念式典に先立って、長崎市内の追悼平和祈念館で記者会見を行いました。この中でグテーレス事務総長は「人類が長崎のような悲劇を引き起こしたことが悲しい。私は国連の難民高等弁務官として10年間、おぞましい現場を数多く見てきたが、長崎のような都市の破壊は見たことがない」と言葉をかみしめるように述べました。そのうえで「ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・核兵器という被爆者の声は極めて重要だ。なぜなら彼らは、行動しなければ世界の危険な状況は変わらないということを理解しているからだ。われわれは長崎と広島の記憶を思い起こさなければならない」と述べ、世界の核廃絶に向けて被爆者とともに取り組む決意を強調しました。(引用ここまで)
 
NHK 長崎原爆の日 高校生が「人間の鎖」で核兵器廃絶誓う  2018年8月10日 1時36分核兵器禁止条約

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180810/k10011571451000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_142

長崎市の爆心地公園には、9日朝早くから、核兵器の廃絶を求める署名を国連へ届ける活動を行う「高校生平和大使」や、全国で署名を集める高校生ら合わせて120人余りが集まり、原爆の犠牲者に黙とうをささげました。そして、爆心地にある「原爆落下中心地碑」の周りを取り囲むように手をつなぎ「人間の鎖」を作りました。
参加者を代表して長崎工業高校2年生の里道彩夏さんが「若者の力で核兵器のない平和な世界を実現していくため、全国の仲間が集まりました。参加したすべての人が平和への思いを、日本中、世界中に広げることを誓います」と訴えました。
広島から参加した「高校生平和大使」の下久保理子さんは「原爆は命だけでなく、さまざまな夢や希望も一瞬で奪います。核兵器や戦争が奪うものの大きさを多くの人に伝えていきたいと改めて思いました」と話していました。
「高校生平和大使」との交流をきっかけに参加したハワイの高校生、ブルーク・ボルトンさんは「二度と繰り返されないよう、若者が国境を越えて団結しているのを示すことができました。今後も一緒に活動していくことが大切だと思います」と話していました。(引用ここまで)

 

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