気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

乗鞍山麓五色ヶ原

2009-08-07 23:43:07 | グリーン

8月3日から2泊で乗鞍岳の北西に位置する
五色ヶ原へ行ってきました
3000haの広大な原生林で代表的なブナ ミズナラ
サワグルミの広葉樹とシラビソ コメツガの針葉樹が
主体となり渓流と雄大な滝を目の当りし自然の豊かさを
体験するコース設定になっている

      
     
我々も1日に7キロぐらいを8時間ほどかけて歩くので
写真を取ったり植物をじっくり観察できるとウキウキでした。
ところが歩いてみると一日目のカモシカコースは最高点の
牛首(1620メーター)までかなりきつい上り
間に滝が4か所あり下りて滝壺近くまで行き
下りたからには上りが待っているという繰り返し

      
         久手御越の滝

       

                  青垂の滝


高低差は260メーターというので楽勝とたかをくぐっていたところ
インストラクターが積算すると1000メーターに及ぶと
聞き悲鳴を上げる
渓流から吹き上げる涼風 水場で飲む甘く冷たい水
落差が最高で90メーターもあるという滝の水しぶき

      

          岩の苔に咲く大文字草

      
                柱状節理

      

               ヒカリゴケ

      

          ミヤマトリカブト?サンヨウブシといわれたような?
20万年前から13万年前前の噴火による溶岩の上に
長い年月を経て形成された樹林帯
シラカバ ダケカンバ ウダイカンバの見分け方
ヨグソミネバリ(夜糞峰棒)(カンバの仲間)という初めて聞く名前
皇太子のおしるしでサロメチールの香りがする
シラビソの幹の水袋をつぶすとやはり同じ香りがする

      

            2日目にも同じ体験
ヒロハカツラは醤油の匂いと五感を使ったインストラクターの
説明は飽きさせませんでした
2日目はシラビソコース 池や湿原を巡ります

       

              オブジェ

       

              オブジェ2

       

        雄池(紅葉の時期には水面に映り素晴らしいと)

       

           雄池から望んだ乗鞍岳

        

                横手の滝
 
        
                              最後の吊橋

       

       

        
インストラクターが高山市に合併された丹生川(ニュウカワ)地区は
山林率95パーセント 特にこの辺は国道の両脇のみに人家が点在
上流の自然を守ることが国を守ることで重要な役目を担っていると・・
五色ヶ原は雪解け後(5月の後半)から10月いっぱいの期間
1日最大でも100名の入場制限をし案内人なしでは入山できず
休憩小屋は自家発電で木の香りのする水洗トイレと
自然を保ちつつ自然を満喫する事を提唱している
ここを訪れた人全員が満足して帰るに違いないことを確信 
その上ベテランの案内人に疲労回復の為の1分間の裏ワザ
下りを楽に歩くためにロープを使って下りる方法
おまけに登山した後にいつも回復センターに通ってリハビリしている
人に特別の回復術まで伝授して頂きました
前日に訪れた乗鞍の畳平の花と整理出来次第アップします
最終電車で帰宅し3日間自然にどっぷりつかり又又元気になれそう

コメント
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