箱根地域親しむ運動実行委員会主催の
神奈川県立恩賜箱根公園を
案内、観察するツアーに参加いたしました
今回いつもお世話になっている
我々のリーダーの山本先生と
ビジターセンターの石原先生が
講師としてご指導いただきました
初めて園内に入りましたが
恩賜公園は、芦ノ湖に突き出た
塔が島という半島にあり
前身は明治から大正にかけて
皇室の離宮として建設され
戦後神奈川県に御下賜され
公園として整備されたようです
園内には147種のコケが
確認され、昨年は苔の観察会を
実施されたようです
参加者を待っている間に
仲間がキビタキの姿を
間近に見たと興奮してました
参加者が11名
関係者も同数ぐらい
フジザクラの実
ホソバオキナゴケ
上を見上げたら、カヤランの蕾
1週間ほど前に、お玉が池の周りに
積み上げてあった木から
救済したのを思い出しました
ホソバテンナンショウ
クラマゴケモドキ
これがシダだという事を
教えていただきました
ホソバコケシノブ
胞子を撮るのに夢中
面白い話が始まって
移動してしまいました
木の下に動物の糞
石原先生が、リュックから
座布団のようなものを取り出し
ムササビの実物大
木の幹に爪痕のようなものを確認
空飛ぶ座布団と言われ
日没30分前に出現するようです
ちなみに同じ哺乳動物で
小さいのはモモンガ
モモンガは空飛ぶハンカチ
ムササビの落とし物
ウワバミソウ
ヒメウワバミソウというのもあるようです
鋸歯数によって違うようです
ハコネイトスゲ
イノデモドキ
オトメアオイ
ランヨウアオイ
豪華に花がいっぱい
ナガバノスミレサイシン
200階段を上がります
ツクバネソウ
コチャルメルソウ、イワタバコも
多く見られました
キヨタキシダ
ミヤマキケマン
ナルコユリ
1年草 2年草と揃ってました
フッキソウ
雄花が上部に、下に雌花
アスナロヒジキ
テングス病の1種で
日本にのみ存在する菌で形成される
湖畔展望館
ホンモンジゴケ
銅の豊富な環境に見られる
背後にある展望館の銅ぶきの屋根の
影響のようである
乾燥化が進み危機的な状況
何とカヤラン発見
花数が多くちょうど花時
シロヤシオにコアオハナムグリ
白い小さな花がコウボウ(イネ科)
乾燥させるとクマリン(桜もちの香り)の
香気がある
アリアケスミレ
ヒメシャラ林の下で昼食
タニキキョウ
ヒメノキシノブが着生していると
カヤランが付いているのではと?
展望台
良く手が入ってます
オカスミレ 無毛
アカネスミレ,ツボスミレも見れました
中央広場の展望館がゴール
アンケートを書いて解散となりました
駐車場に向かう途中
オトメスミレ
ツツジに何が下がっているのかと
思いましたら、キヨスミイトゴケ
下がるところがサルオガセに似ているが
キヨスミイトゴケはコケ類
ランヨウアオイが多い
名残の桜に挨拶して
帰途につきました