気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

「茶」の文字の山遠州粟が岳

2016-05-31 23:29:09 | 植物観察

今日のお目当てはフジタイゲキ
"タイゲキ″どんな植物??
タイゲキは漢字だと大戟と書き、
トウダイグサ科でフジタイゲキは
静岡県の数えられる箇所にしか、生育していない、
貴重な植物であるらしい。
今回はプロ集団(草木、シダや樹木、地質に造詣の深い方々)と
ご一緒で、大変ありがたかったのですが
生徒さんはオロオロでした。
島田・金谷インター下りたのは9時35分。
新幹線の車窓や国道から見える「茶の字山」
茶文字の間に農道があり、
楽して車で上り、瞬く間に粟が岳頂上(532m)
信仰の山で阿波々神社の境内になっている。
我々はこの頂上に行く途中の、茶草場に生えている
フジタイゲキに合いに行く。
茶草場という言葉も初めて
この里では(東山地区)世界農業遺産に指定され、
茶畑とその周りに茶草場が設けられ、
環境保全のために、茶草場で刈り取った草を、
茶畑の間に敷く農法を実践している。
良質なお茶の生産とともに、草地の中で様々な生き物が生育している。
確実に観察できるように、東山いっぷく処で、
詳しく場所を教えていただく。

     
車中で、フジタイゲキの生育している場所等を確認して
お楽しみの対面は後程。

    

        阿波々神社
   
       
                                            古代の祭祀跡
     山頂付近は原生林で、県の天然記念物に指定されている。
    シャクナゲが多く、最盛期にはさぞかし目を引くことでしょう。
    今回は植栽であろうと思われる西洋シャクナゲの花が見られた。

     


  
   

                                                  ヤブミョウガ

  神社の境内を歩いていくと、針葉樹の大木に白い花が。

     

           
           5メーターほどの頭上にセッコク・・・・
      

             バックが青空ならもっと映えたのに

             

          お目当てのフジタイゲキ   

       


   
      

        

                                                下りてきた足元にギンリョウソウとツチグリ
               もう一つのご褒美  サンショウクイ 

        
         
            ヒリヒリとつがいで啼いていました。
            巣でもあったのでしょうか? 
            教えていただいたお店に立ち寄り、御礼かたがたお買い物
            もう一つ近くにあるササユリの咲いているところへ移動

         


      

                                             1番茶を刈った後でしょうか?
                                              丸坊主にするのですね。
             

                        向かい側に茶の字山
                  文字はお茶の木ではなく、ヒノキが1000本で作られている。
                  ここから小笠山へ移動
     


                                                          ヒトツバ
     

         ミツデウラボシ


         

                      ウワーと歓声が上がりました。
                   シタキソウ キョウチクトウ科 蔓植物
                  舌切草を省略したと書いてある記述もある。
                  ジャスミンのような強い香り
                  
                 

     

 
   

        ウラジロ
    

      足神様 (足を出してるお地蔵さま)                       小国神社
          頂上目指して歩く。
 
  

          ツルアリドオシ                            イチヤクソウ
    

                   ナツハゼ スノキ属   ブルーベリーの仲間
    

       タイミンタチバナ 多く見られました。 
       歩いて池の方へ移動

 
  

                          ネジキ 
   

     モチツツジ 少し花が残っていた                          アマヅル 
 
 

        ヤブミョウガ                               ヤマアジサイ

         

         バリバリノキ                               イワタバコ

       

        ヒメバライチゴ
  


    

       サンショウオか?                                クロガネモチの雌木 
        シダ類の多いこと。詳しい方がいらしたが、最初からあきらめモード
 
   

     


                  車に乗ろうと思いましたら満開のキダチニンドウ   

  

   小國神社から見えたのもスイカズラではなく、これだったようだ。
   静岡から西の方にみられる。
   花が細い花びらでくるっと巻き上がる。
   青空は望めませんでしたが、実りある楽しい1日でした。  

        

           茶葉をぬるま湯で柔らかくして、フードプロセッサーで
           細かくして、ホットケーキのもとを使って焼きました。
           中にぬれ甘納豆を入れましたが、量が少なかったか。

         先日同行させていただきましたYさんからメールをいただきました。
   どうも粟が岳の神社の境内で見た草花が、新種とされているツカモトハコベ 
   画像もお借りしました。     

      

                 ナデシコ科 ツカモトハコベ       
                  

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三国自然歩道

2016-05-08 22:31:32 | 植物観察

 ゴールデンウィーク終盤の7日に三国自然歩道に
初夏の花を見に出かけました。
予定していたのは新潟の松之山。
カタクリとギフチョウを見に行く予定でしたが、
今年は春の訪れが早く、2週間ほど前に
新潟方面いかれた人たちが、
ギフチョウが乱舞していたという、羨ましい話
というわけで今年は残念ながら見送り、
来年の予定となりました。
三国自然歩道は三国峠を越えて越後と上越を結ぶ
昔から重要な街道であった。
しかし今は鉄道や国道17号線が整備され
この古の街道はハイカーが歩くだけのようだ。

 

     三国トンネル前で下車し、峠を目指す。(10時10分)

 

       オオカメノキ  (別名ムシカリ)                           タムシバ 
                                            コブシとの見分け方は、コブシは花の下に小葉が
                                            付き、タムシバはない。
                                            タムシバはどちらかというと日本海側に多く見られる。
      今回日本海要素といわれる植物が多く見られた。
            例としてベニイタヤ エゾアジサイ スミレサイシン ムラサキヤシオツツジ 
       シラネアオイ テングスミレ等々

           
                     エチゴキジムシロ                              


            
      

                         アカヤシオ
   

        ウスバサイシン                        イッポンワラビ
      上り始めから多くのスミレが出迎えてくれました。
      とりわけ、オオタチツボスミレ、ナエバキスミレ、ムラサキコマノツメと・・・

             

         オオタチツボスミレ  距が白い

    

                         ムラサキコマノツメ

    

              ナエバキスミレ (茎が赤く小型)谷川岳に見に行く予定でしたが、ラッキー

   

          ワチガイソウ                                 フモトスミレ

  

      
ヤマソテツの新芽                            ツルアリドオシ 花が2輪ずつ咲き
                                             実に2個の花の跡が残る。

    

             シダ類、スゲ類、樹木等に詳しい方にいろいろ教えて頂いたが
       頭脳にとどまらず、スルーしてしまいました。
 

       エンレイソウ                              ミヤマハコベ

  

        エゾニワトコ                               ヤマキケマン

   
    

      ツルネコノメ                                      ハタザオ   
  
   

   沢が何か所か出てきて、かなりの水量でした。                    ニリンソウ



  

        サンリンソウ                               大きなブナ林が続き足元にブナの赤ちゃん

     日本海要素の植物の一つ   出てきました!! 

  

                    シラネアオイ   間近に出てきました  

      
        


 

                                               ユキグニミツバツツジ

 

    ナガハシスミレ(別名テングスミレ)                      ニシキゴロモ

    

       ヤマエンゴサク                         エイザンスミレ まだ残ってました。
  

          ミヤマスミレ                                 マルバスミレ
    

         アケボノスミレ                         ヒトツバカエデ (カエデのイメージとは異なる)

   
    
     ミヤマスミレ                               ラショウモンカズラ

   

         フデリンドウ                               芽吹きが始まったばかり

  

 永井宿までは行かずに、途中で国道17号線に下りる。           シロバナエゾスミレ エイザンスミレの白花

         

                        ミツバツツジ

         

                       オトコヨウゾメ
           最後は長い下り坂でしたが、6時間でおおよそ20,000歩
         スミレは12種確認しましたが、時間の経過とともに自信無くしてます。
        連休中にもかかわらず、帰りもほとんど渋滞なく戻れました。
        次回はどんな花に出合えますでしょうか?
           
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