定例の蝶の観察会に出かける参加者10名
今日のテーマはアカボシゴマダラに会うで~す
蝶の幼虫は決まった葉を食べるので植物とは
切ってもきれない関係にあります
植物に興味がある者にとっては蝶は
延長線上にある生物というわけです
ダイミョウセセリチョウとヤマイモ科の植物
オニドコロの葉を食べながら糸を吐いて
葉を丸めて自分が入る部屋を作る
部屋が狭くなったら他の葉に移る
オニドコロがいたるところに見られる
オオバウマノスズクサ↓
ジャコウアゲハ
♂は麝香(じゃこう)のにおいがする
モンキアゲハ
ミカン科や自生するカラスサンショウの葉を
幼虫は食べる
萩の葉にキタキチョウの幼虫と蛹を見つけました
蛹はまもなく羽化するようで成虫と同じ黄色
自然に止まっているのを初めて撮りました
ヒメウラナミジャノメです(デジカメでちょっと遠かったので)↓
小休止をして立ち上がった所アカボシゴマダラ発見ゲット
運よく♂と♀後翅の外縁に鮮やかな赤い斑紋
♀は♂よりかなり大きい
数年前から関東でも見られ先生も昨年当地で確認
どうも定住したようで春にも確認
春型は赤紋がなくゴマダラチョウとの区別が難しい
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先生に頂いた写真 左が春型
ただ喜んでばかりいられない
どうもこの蝶は大陸の物を放したのではないかと・・・
従来から生息していたゴマダラチョウと食草が同じ
エノキで繁殖力がおおせいなため脅かす存在
ナガサキアゲハのように温暖化が原因ではなさそう
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今日は22種観察いたしました
夏の花も目をひきました
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ヤマユリ
少なくなったとはいえ女王の風格
アキノタムラソウ
ヤブミョウガ