いつもお世話になっているツーリストの方から「花がいいよ」とお誘い
金曜日(6月21日)夜行で出かける
前日から当日 組で不幸がありそのお付き合いちょっと立て込んではいましたが
尾瀬国立公園に編入された山で「花の百名山」に選ばれていると聞けば
もうこの機会を逃してはと思い立ちました。
山は楽には上れないけれど、たくさんのお花に合えて辛いかったことを
忘れさせてくれるのは、大変ありがたいことです。
オサバグサ(ケシ科) 帝釈山へ上る道の斜面に群生
今回オサバグサ祭りが開催されているというだけあって
行きは一行喜びの声を上げ通しでした。
尾瀬ヶ原のように規模は大きくないがほとんど同じ植物がみられる。
静かに ゆっくり楽しめました。
朝から雨が降り、なかなか太陽が出てくれませんでしたが、やっとこの時間に青空が
ガスが取れてまわりの山々が姿を現してくれました
時間調整 朝食 身支度を整えて猿倉登山口への林道を1時間ほど走り
6時40分過ぎ歩きはじめる。
いきなりの急登で歩き始めは辛い
小田代まで1時間半ほどかかる
小田代から田代山までほとんど上りで500メーターは上らなければならず、足元に植物があるので頑張る
シラビソ アカミノイヌツゲ
ギンリョウソウ ミツバオウレン ゴゼンタチバナ ツルシキミの花が現れる。
今回雨で体力に自信がなかったので、一眼レフは車中に置いてくる
ヒメシャクナゲ ワタスゲも雨でショボクレている
イワカガミは色鮮やか
モウセンゴケ タテヤマリンドウ
陽が出てないので開花している株を見つけて
歩き始めて3時間 1926mの山頂へ到着
山頂といってもプリン型の湿原
行きは避難小屋目指して木道を歩く
チングルマ チングルマの華穂
ミズバショウ (残っていた) 避難小屋の脇に建つ新設されたトイレ
弘法大師がまつられている避難小屋で早やお昼 ヒノキの香りがして気持ち良いが下足厳禁
スパッツ着けて泥だらけだと使いにくい
ここから帝釈山目指して すぐ上りなら良いが100メーター近く下ってから上る
途中にオサバグサの群落が両斜面にみられる
数年前に八ヶ岳に行く途中の林道で見ましたが、こんな群生ではなかったようだ
5ミリぐらいの花の大きさで 葉っぱがシダのよう・・・
可憐なミツバオウレンやタケシマランも見受けました。
ウスバスミレ オオカメノキ
ツバメオモト イチヨウラン エンレイソウ
大きな岩が ごろごろしている歩きにくい山道でしたが
沢山の花が歓迎してくれたので何とか頂上に立てました。
イワナシ
ゴゼンタチバナ ムラサキヤシオ
シャクナゲにはちょっと遅かったようです 最後の上りもきつかった11時過ぎ到着
晴れていれば那須岳 男体山 日光白根山 燧岳 会津駒ヶ岳が見渡せるようだが
記念撮影後早々に下る。
桧枝岐に下りればかなり時間が短いらしいが、バスの待っている元来た道を
ほとんどが下りだが避難小屋にたどるまでにのぼりがある
ハイマツ アカモノ
ウラジロヨウラク
雨でぬれているしぬかるんでいるし疲れも出てきているので
下りが時間短縮にはつながらず慎重にならざる終えない
イワカガミ ハリブキ
ゆっくり下りるので写真が撮れてラッキー
サンカヨウ やっときついのぼりを経て避難小屋到着
お昼ご飯の残りを食べながら遅れてくる人を待つ
これが例の新設されたトイレ
田代湿原の右側を歩く ヒメシャクナゲ
コバイケイソウ ツマトリソウと間もなく開花するキンコウカ
オノエラン(画像加えました)
ウラジロヨウラク ギンリョウソウ
こんなに上ってきたのかと思うほど川の音が聞こえてもなかな出発地に着かず、
雨こそ上がったが、足元は大勢の人も通ったのでかなりぬかるんでいる
やっと水場へ到着 そこで靴を洗う
オオバミゾホオズキ タニウツギとシラネニンジン
ラショウモンカズラ
予定より遅れたので楽しみにしていた立ち寄り湯は中止
バスの中で汗を拭いて着替えをする。
参加者21名女性ばかりだったので気兼ねなし
その後お楽しみの一つ南会津の道の駅に滑り込みセーフ
予定より少し遅れましたが無事揃って戻ってくることが出来ました。