気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

秘境を走る「飯田線」と遠山郷「下栗の里」

2021-10-24 23:21:03 | 観光旅行

コロナが終息するという願いを見越して
久しぶりのJRのツアーを予約しました
毎年大人の休日クラブの年会費を払っていながら
ほとんどが地元のバスツアーなので
なかなか特典が得られず
その上今年は解約しようかと思いながら
コロナ禍で諦めていました。
ところがネットのツアーで発見
「下栗の里」へ行く機会を逃していたので
ピッタリ!!
あわよくば紅葉もと期待しましたが
10月になってもつい最近まで
夏日が続いた影響か、紅葉が遅れているようです
その上出発日は、12月の気温という寒い朝
心配した集合場所にも難なく到着
18名のお仲間との1泊の旅
”あずさ”に乗車するのも半世紀ぶりか?
電車の旅は、駅の乗り換えさえなければ
身体の負担も少なく快適
今回88才の女性の友人同士の2人連れも
参加されてました
茅野駅からバスに乗り換え1時間半 
伊那谷と木曽谷を結ぶ
重要な権兵衛峠の話をガイドさんから聞いたり
塩尻から名古屋方面への鉄道は
木曾の木材を運ぶために開通した
中央西線で、
我々が乗車してきた
新宿から塩尻までの中央本線
塩尻を境にJRの管轄が違う
走りながら、耳雑学(すぐ忘れるが)
旧中山道の宿場町奈良井宿に到着



   立派な木の太鼓橋
   木曾檜のようです
 ここは食事を含めて1時間弱
 次の赤沢森林鉄道の予約時間の縛りあり
 とりあえずそば定食

     信州は食事というとそばと御飯
 完食したいけれどごめんなさい
 それと街道筋は土地が狭いのか
 くにゃくにゃ曲がりながら上がって
 3階の部屋に通された
 短時間で済ませて、木曽路の11宿の中では
 1番長く規模が大きいと言われ、
 街並みが完全な形で残されているという。
 平日なのか、観光地としては
 空いている店も少なく、観光客もまばら







時間がなくって、端から端まで
歩けなかったのが心残り
赤沢森林鉄道乗車の30分前に到着
木曽の山々から良質の木材が産出され
荒れた山になりました
江戸時代の尾張藩が管理するようになり
木曽の五木(ヒノキ、アスナロ、コウヤマキ
ネズコ、サワラ)の伐採を禁じるようになった
現在ほぼ300年以上のヒノキが多くあり
伊勢神宮の式年遷宮の時にも切り出された
木曽には樹木を運ぶためのトロッコ鉄道が走っていたが
輸送手段がトラックに変わり廃止された
赤沢森林鉄道は昭和62年に観光用に復活され、
はやりの森林セラピーの基地として
多くの人が訪れるようになった










宿泊地昼神温泉へ



   またまたおそばが出ました
翌朝(10月23日)朝市に出かけるためアラーム



   今日は良い天気のようです
   昨日の東京の朝より暖かい




 毎朝開かれ、時期的にリンゴの種類が豊富
 後はキノコ類
 帰りがけに青いポストが目に入りました
 阿智村は環境省認定の日本一の星空村
 ナイトツアーのイベントを募集
 集合の時に添乗員にお聞きしましたが
 我々は夕食の時間と重なるので
 参加は出来ないが、
 朝市の開催される広場なら見れるのではと??
 でもあいにくの天気だったし、忘れてしまいました






7時40分に、今日は下栗の里に行くので
マイクロバスに乗車
20分ほどの移動で、天竜峡
川下りはするが、遊歩道で、
上から見るのも趣がある








  天竜川は諏訪湖を源として
  伊那谷を貫き、太平洋にそそぐ
  両岸にそびえ立つ岸壁に
  木々が紅葉する素晴らしい景観
  



   遠くに見える橋には、遊歩道があるらしい




  可愛い駅舎から天竜川沿いを走る
  ローカルな飯田線に乗車する
  1日に10(?)往復しかない
  トンネルが多いし、どこに人家があるのかと
  思うような無人駅が続く


  平岡駅で待っていたバスに乗車
 最後の遠山郷 下栗の里
 急こう配の曲がりくねった狭い道を
 走る
 1時間半ほどで、下栗の里へ到着
標高1000mほどのところにあり
日本のチロルといわれる
ガイドさんに案内して頂く


   2.3日前の冷え込みで、南アルプスの
   3000m級の山々には積雪






      スタジオジブリの制作の取材があったり
  マスコミに取り上げられ全国的に知られる
  平成21年には「にほんの里100選」に選ばれ
  この原風景と今まで継承された文化や生活を
  絶やさないようにするには、
  高齢化と過疎化が進む中で相当の努力が必要
  今年若いファミリーが1組移住したとは言うが
  この環境下では厳しい
  「下栗の里」の景観を一望できる
  住民手作りのビュースポットへは
  往復1時間半ほどかかる




   日本のチロルというよりは
   マチュピチュではないかと?




    チャート

 3000mから4000mの海底深くに堆積していた岩石
 栄養のある土壌で、
 古くから焼き畑農業がおこなわれ
 雑穀やそば、お茶の栽培が段々畑でされている
  

    おそばにきびの入った御飯
    この地で作られる伝統野菜の下栗いもの
    コロッケ
  最後の訪問地を後にして、3時間弱バスで
  茅野に移動


  あずさで新宿へ
  23日と24日は渋谷駅の工事で
  山手線の内回りが終日休止の影響で
  他の線も混むのかと思ったが、
  大した影響もなく戻ってこれました
  やはり今夏の気温の影響か、
     草花はアキノキリンソウが残っていたぐらいで
  紅葉の進み具合はまだまだでした
 
 

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チャツボミコケ公園&志賀高原紅葉

2021-10-15 08:38:01 | 観光旅行

緊急事態宣言も解除され、
1年ぶりのお仲間と紅葉見物に出かけました
かなりハードな行程でした



  八つ場ふるさと館
例の八ッ場ダムに併設された施設
中学生の遠足の観光バスも停まってました
水陸両用の観光用のバスも動いてました
買いたかったが残念、
キャベツが山積みでした
本日の目玉
草津温泉を通り抜け
群馬県中之条にあるチャツボミゴケ公園へ到着
シャトルバスで入口まで乗車



      花豆?

 1965年まで鉄鉱石が露天掘りさていた地
 豊富な湧き水と硫黄の臭い
 かなり強い強酸性で繁殖するという
 珍しい苔 チャツボミコケ
 平成17年には天然記念物に指定され
 2015年にここを含めて「芳が平湿生群」として
 ラムサール条約に登録されている








  1番奥の場所が穴地獄と呼ばれている

 

 





   友人は九塞湖みたいとおっしゃったが
   私は中国へは行った事がないので
   トルコのパムッカレ見たい


  チャツボミゴケとは?
  貴重な苔を後に、志賀高原に向かいました
 草津白根山の立ち入り規制が緩和されたので
 今年は長野県境の渋峠とつながる道路が開通された


     渋峠からの噴煙
 

 

     眼下に広がるのは芳が平湿原か?
    芳が平の花  2011年8月29日    
   芳が平から草津天狗山2014年10月8日
  横手山のレストハウスで、遅い昼食
  横手山の頂上に向かって、エスカーが
  駐車場に多くの車が止まっていたが
  どうもこの上にあるお山のパン屋さん目当に
  人の流れが出来ているようだ
  我々は蓮池まで車を進める
  水面に映る紅葉を撮影スポットにして
  多くの人が集まっている
 

 

   
  
       志賀高原にはいくつもの池があり
   紅葉の時期には撮影スポットを探しに人が動く
         その後琵琶池まで、30分ほどのトレッキング
   

     

  暑かったとはいえ、今年の花はほぼ終わり
  いくつものトレッキングコースが用意されていて
  落ち葉を踏みながら歩くのも気持ちが良い
  あと何回か予定されているが、
  今年はお天気に恵まれたツアーでした
  帰りにお決まりのお買い物
  特産のブドウを数種類、食の秋も満喫しました
  

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お誕生日おめでとう!

2021-10-13 17:33:37 | ケーキ

15日は入所している
姉の95歳の誕生日
明日は出かけるので
今日用意いたしました



      変わったシクラメンです


    チョコテリーヌ
  湯煎で焼く時に、上にイチジクと
  ピスタッチオ飾ったのですが
  沈んでしまいましたので
  ココアをトッピングしてから
  改めてイチジクとクランベリーを飾りました
       チョコ130g バタ40g 卵2個 砂糖50g
  生クリーム65g(残っていたので100g使用)
  ブランデェー大匙1 
  トッピング用にピスタチオ 半ドライイチジク
  ココアパウダー
  150度の湯煎で30分焼く


   金曜日午後挨拶に行くので2日前に焼く


   何回作ってもプロのようにはいかず
   本日18センチ角のセルクルをゲット
 

     かぼちゃのマッシュを入れた
     パンプキンの焼き菓子

  ちょうど卵白が2個残ったので
  コーヒー風味のクロッカン
  卵白と粉糖120g 薄力粉大匙4 
  インスタントコーヒー5gをお湯小さじ1で溶く
  クルミ カシューナッツ アーモンド100gを
  空焼きして、2つ割位にして、生地に混ぜ
  天板にオーブンシートを敷き、スプーンで落とす
  150度で30分焼く
栗の裏ごしと、渋皮煮を入れた焼き菓子




   連日焼いたので、しばらくお休み


    花屋さんの店頭で

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西丹沢でイワシャジン

2021-10-09 09:08:57 | 植物観察

体力消耗なく、イワシャジンが見れる所へ
案内してくださりました。
当地から1時間、中川温泉の奥
昨年は見に行かれなかったが
その前の年には、車を降りると
道路の崖に見事咲いていたようです。

案内してくださった人は
車を降りてちょっと入って引き返してしまいました
なぜ?なぜ?
我々はもう少し奥に歩きだしました




 頻繁に車の往来があり
 キャンプの人影が見えました


  びっしり咲いていた状態を知っていられる人には
  うわーがっかりと思われるかもしれませんが
  自然の中で見れるなんって感激です!


   ダイモンジソウとイワシャジン


  高い所に見事な株
  今年は、雨が少なかったのか、
  周りのコケが、乾ききっていたのが原因なのかもしれません






      十分楽しませてもらいました



     ?ギク


     アキノキリンソウ
  もう1ケ所寄ってみました


   ヒトツバショウマの咲がら


    フクオウソウの蕾が高い所に見られました
    黒の筋の入った白いシックな花のようです
    いつか見せてくださるようです


 私が昨年箱根湿生花園で
 イワシャジンと名前がついていたので
 購入した株
 今年は枯れてしまいましたが
 これは園芸種のようです
 少し時間があったので、中井に立ち寄り


  カシワバハグマ
 昨年は、ワーというほど見られたようですが
 今回は4株ほどと、同行の方々は何故だろうと?
 自然はたまたま今年だけか
 年々減少するのか?
 来年が今年に増して数が増えてますように
 願ってます。

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江の浦測候所を訪ねる

2021-10-07 23:44:25 | Weblog

植物以外に気になっていた
小田原文化財団 江の浦測候所へ
お仲間で出かけました。
名前が変わっているし、
以前マスコミでもたびたび取り上げられ
相模湾を望む見晴らしの良い
ミカン畑の中に施設があり
杉本博司氏が国内外への文化芸術の
発信地となるように、10年の構想と
完成まで10年の歳月を費やして
2017年10月に完成させた,
と言ってもまだまだ工事を継続しているようだ
杉本博司氏については、
知識は何もなかったのですが
現代美術作家、建築家、収集家
そうそう小田原文化大使の肩書も持つ。
測候所というと、地震や気象や火山等の観測をする場所?
ここは自然や天空を展望する場所で
ギャラリーであり、アートであり、
現代建築でもある。
とても2時間半では、
意図するところが理解は出来なかった
予約制で3時間の入れ替え制で
みかん山なので広く平たんではない
かなり心身ともにエネルギーを消費する
しかし、我々自然を好む仲間にとっては
なんとなく豊かなひと時を過ごすことが
出来たような気がしました



 途中パン屋さんに立ち寄り
  測候所で疲れたら休んで腹ごしらえの用意



  今日は青空とは言えませんでしたが
  最高のロケーション


  室町時代に建てられた
  明月院の門を根津美術館から財団に寄贈されて
       解体修理されて再建された


  待合棟に置かれた1000年を超える
  屋久杉の大テーブル
  NHK大河"青天を衝け”の題字を担当

  円形の石舞台と冬至の日が昇る通路
 上のガラスの通路は100mのギャラリー
 100mのギャラリーが、海にせせり出たところから
 夏至の日が差すようです





 茶室の前の門から春分、秋分の日が昇るようです


  係りの人の説明によると
  杉本氏はどうも左党のようです
  竹林エリアに移動してきました
  藤棚の下で一休み


  春日神社




   すごいクスノキの根っこ 

  横たわっている木は新生時代(6500万年前)の
  木化石だそうです

  数理模型0010
  数学上の双曲線関数を目に見えるように
  模型化したと説明があるが???


  この辺りで、退出時間の30分前にと、
  しかし我々の持ち時間が、
  残り少ないので
  係りの人がやきもきしたに違いない


   上に方に見える施設
 光学硝子舞台と観客席めざして
   一登りします

    清水寺の舞台と同じ檜の懸け造り






     石舞台
 江戸城石垣築城の時に残された石材と
 思われるとの説明
 23トンの巨石


室町時代の渡月橋の礎石、京都市電の軌道敷石
百済寺の石橋 フランス旧家の石の階段
鎌倉時代の五輪塔 室町、江戸時代石仏群
鎌倉時代の十三重の塔等等 収集した品々が配置されていた
素人はこれだけの品々を、長い間保管するスペースは?
どのようにしてここへ運び込んだのだろうと
想像してしまいました
帰りに朝寄ったパン屋さんに予約してあった品を
受け取り帰途につきました。
パン屋さんの古民家のある場所も
天正庵跡で、秀吉が千利休に命じて
茶室を作った場所だそうです

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