当地から200キロほど離れた、銚子のジオパークへ
ずーと街中から離れたことがなかったグループが、
はじめて遠出をいたしました。
五十日(ごとうび)で春休みに入ったところもあり
道路の混雑が予想されました。
予想通り渋滞がありましたが、
2時間ちょっとでアクアラインのうみほたるで1回目の休憩。
銚子に入ると、昼食場所探しながら、海鹿島海岸方面へ
トンビ岩
ジオパークを案内してくださる、ボランティアガイドの方々と待ち合わせている
お約束の時間まで、30分ほどしかなく
、本当はじっくり味わって食べたかったのですが
そそくさと済ませました。
いけすの中に泳いでいたイカ刺し食べたかった。
「地球の丸く見える博物館」に急行
緑のジャンパーを着た4人の方々が出迎えてくださいました。
屋上に上がってまるく見える景色を堪能。
かなり風が強く寒かった。
筑波山 日光の山々、利根川、富士山も見える時もあるそうです。
屏風ヶ浦 後程案内してくださる場所
今回見たかった場所の一つ 渡海神社
海の守り神様で創設は709年と伝えられ、境内の林は、手が入っていないので
極相林として県の天然記念物に指定されている。
大木のタブ、スダジイ 中木のマテバシイ ヤブツバキ、ヤブニッケイ、その下にヤツデやアオキ
その下に草本類と安定した林を形づくっている、貴重な場所のようだ。
イチョウの木 乳根が下がっている。
その後ジオパークの代表的な存在の屏風ヶ浦へ移動。
伊能忠敬の碑 屏風ヶ浦
歩いて日本地図の測量をし、正確さを求めるには 海食崖で10キロに渡って続いている。
富士山の位置を把握する必要があり 手前に遊歩道を兼ねて堤防が築かれている。
銚子の地から確認したようです。 堤防がなかった時は1年に1mも波で削られた。
しかし今は削られないけれど、
草がどんどん伸びて覆いかぶさんばかり。
5年前の3.11震災で崩れたところもあり300万年前から100万年前と
比較的新しい地層なので崩れやすい。
海で堆積した地層に5万年から1万年前に降り積もった火山灰が
関東ローム層となっている。
2012年にジオパークに認定されてた。
白くなっているのは塩だそうです
犬岩 犬吠埼より古い地層 1億5千万年前とか 伊能忠敬が富士山の位置を確認した場所
最後に犬吠埼へ移動
ここの地層は1億2千万年前
砂と泥が積もって、その上地殻変動で斜めになる。
熱心に案内してくださったボランティアガイドの皆様に感謝して帰途につきました。
帰りは利根川大橋を渡り、茨城に入り東関東自動車道を通って戻りました。
地層と地質の違いや、我々の時間のものさしでは測りきれない
何千万年前から変化によって今の形があり、又今でも変化しているということ
まだまだ分からないことだらけで、ますますわからなくなって、闇に入りそうです。