今年最後の二宮会とのコラボの催しです。
日本の地質100選に入っている下仁田を、
現地のガイドさんとともに巡り、おまけに紅葉も・・・
下仁田はネギとこんにゃくのイメージしか
もっていなかったのですが、
日本ジオパークに認定されているのが、昨年では43地域
そのうち、ユネスコに認定されている世界ジオが、
洞爺湖有珠山やアポイ、糸魚川、山陰海岸他8地域あり、
下仁田も条件付きでジオ認定されている地域のようです。
地域の魅力を発信して、観光や地域おこしにつなげようと、
いうのが目的のようです。
今回は昨年から地質を勉強している、
よろぎ会の心強いお仲間もご一緒しました。
朝出がけは雨でしたが、上信越自動車道を走っているうちに
すっかり上がり、大きな虹の下を、
車がくぐる様で、ラッキーでした。
現地では、下仁田ジオパーク応援団のM氏が
駐車場で待っていてくださいました。
下仁田市内の地質や地形について、案内してくださいます。
下仁田層が見れる
2000万年前に浅い海底でたまった地層
貝の化石を見る事ができる
中央構造線を見ることが出来ると言われたが???
その後諏訪神社に移動
江戸末期作られた。
様式は1間社流造りで本殿と拝殿が一体になっているとの説明
右側に大きなケヤキがありました。
青岩公園に移動
ここでクリッペという、聞きなれない言葉。
青岩公園で見られる緑色の岩の上に、異なる地層が移動してきて
その地層が侵食により削られて、現在のような山になったとの説明
山頂の地層と、麓の地層と異なることから、「根なし山」と言われているゆえん。
これについては、まだまだ解明されていないことが多いようです 。
青岩公園
二つの川の合流地点
左側の川の上流から、石灰岩が流れ着いたのでは?
河原で石を拾って見るといろいろな種類が見られた。
チャートという岩があるのも、初めて聞いた。
カタカナでチャート??
海中で虫の殻や、海水に含まれている珪酸分が、
沈殿してできた岩で、黒っぽくって白い筋が入っているのが多いようだ。
根なし山
川の水を取り入れて、こんにゃく製造の原料となる、
コンニャクイモから、水車の力で、粉末にしていた、工場跡。
その後バスで、廃校になった小学校の建物である、
下仁田町自然史館で、説明を受けたり、ビデオを見ながら、
特製のお弁当を頂く。
青岩弁当 フライは肉とコンニャクとネギ
ネギのフライとは?私は嫌いなので食べませんでしたが、味は?
今回予定していなかった、自然史館近くの、跡倉クリッペすべり面(断層)を見学
「根なし山」の境目だというがよくわかりませんでした。
その後宮室の逆転層へ移動
これはわかりやすかった。
新しい地層が下になっていて、古い地層が上に。
生物の動いた跡が、盛り上がっているのは、
地層が逆転した証拠か?
町中に戻り、名物のコンニャクをお買い上げ
コンニャク製品がいろいろあるのでびっくり
下仁田ネギはまだ出荷してません。
上毛三山の奇勝の一つ妙義山へ移動
中之嶽神社
轟岩をご神体とする
少しは下仁田のジオも勉強できたし
夕景の富士山も見ることが出来、気持ちの良い日でした。
蛇足ですが、11月23日(祭日)には下仁田ねぎ祭りが開催されま~す!
同行したTさんの画像です。