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迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ちとしあわせをえようとぞんずる。

2014-12-15 23:34:00 | 浮世見聞記
東京の冬の風物詩、世田谷ボロ市を訪れてみる。


十年近く前に初めて訪れた時は、日中にもかかわらず容赦ない寒さと人ゴミとですっかり参り、以来足が遠退いていたが、それらはすべて“時間(とき)”が解決、今回再び行ってみようと思い立った。

ただし、こんどは陽が落ちてからを狙った。

寒さ?

そんなもの冬なのだから、当たり前だ。


世田谷ボロ市は、437年前の戦国時代に始まったその時から、庶民による、庶民のための、市である。

気に入った品が、懐ろに優しい値段で、至るところに並び、久しぶりに大いに買い物をする。


弱小庶民には生きにくい日々のなか、いまを生ることの喜びを、やっと実感できたひとときであった。
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