dmenuニュースより
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2022122001001462?fm=d
便乗値上げの惡風は、つひに醫療にも及ぶと云ふことか。
“特例として”来年四月から十二月までの期間限定で、六圓の値下げならぬ値上げを強行、但しマイナンバーカードについてはお構ひなし──
ポイントとやらの付加期間を延長しなければならぬほど申請が伸び悩んでゐることへの、官の苛立ちがありありとしてゐる。
病氣と云ふ、人間の弱い部分に付け込んだかうした汚いやり方は、それこそ現今(いま)流行りの「パワハラ」と云ふやつではないか?
やることがイヤラシイと云ふより、バカなんじゃないか、と呆れる。
私の手許にも、ずいぶん前にマイナンバーカードの案内が届いてゐるが、開封もせず放ったらかしになってゐる。
それは迅速性に劣ると聞く手續きが面倒くさい以上に、お國の個人情報管理が全く信用できないからに他ならぬ。
元締めはおクニでも、實際の管理は委託の民間企業であり、さらにそこで雇はれたハケン従業員──外注──と云ふ得体の知れない人種がパソコンのキーを握ってゐることは、これまで性懲りも無く繰り返されてきた官の情報漏洩事件によって廣く曝されてきたところである。
「マイナンバーを第三者に見られても、暗証番号を入力しなければ情報は閲覧出来ないのでご安心を」──
バカ言っちゃいけねェ、その管理元がアブナイってェんだ。
「國が運營してゐるので安心です」
──?
だから安心できないのです。
六圓、意外とバカにならぬ。
これからは病氣にならないやう、さらなる体調管理に努めることだ。
さうすることで、人災疫病から我が身を護ることにもなる。
なにが幸ひするかわからぬものだ。