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迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

弥生の雪。

2020-03-14 19:20:00 | 浮世見聞記
本来ならば今日は春にちなんだ催しに手猿樂師として参加し、季節に合はせた新作を披露する予定だったが、“例の如く”でその樂しみを奪はれる。

もっと今日は朝から本降りの雨、昼過ぎには一時的に雪まで降り出し、


いずれにせよ今日は無理だったなァ、と心を静める。

そこで空いた時間は、現代手猿樂の装束づくりに充てる。


「備へあれば憂ひ無し」──いちばんの大敵は、無為無策であることだ



また今日は常磐線が九年ぶりの完全復活を遂げた日で、

その晴れ姿も見たいところなれど、同じことを考へた“お仲間”とウジャウジャはイヤなので、これからは毎日見られる(乗れる)ことでもあり、後日落ち着ひてからゆっくり逢ひに行くことにする。



自宅桟敷で樂しむ大相撲、


私の今日の注目は、先場所と同じ取組となった貴景勝・德勝龍の一番。

結果は“突き落とし”で貴景勝に軍配が上がり、先場所での雪辱を果たす。

今日の一番はどちらも應援してゐたので、「勝負は時の運」と一人頷く。



結びの一番に、また蒙古人横綱が千穐楽に“ガッツポーズ”をやらかしさうな、そんなイヤな予感がしたところで為政者代表が現れて、『新型コロナ特措法』の記者発表をはじめる。

相変はらず上っ面ばかりの駄弁りで、中身は無し。

「茶番大運動會は予定通り実施」と云ふ強がりなど、まう聞きたうもない。





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