先日に初めてその場所を知った目黒不動尊へ、今日に縁を得てお詣りする。

浮世では今日が“新年度”の初日、ひとつの節目なだけに、やはり期待をこめて合掌したくなる。


浮世では今日が“新年度”の初日、ひとつの節目なだけに、やはり期待をこめて合掌したくなる。
そして、「手猿楽師」と久々に口にしたことに気が付ひて、これか……、と思ふ。
演者は「待つ」のも仕事のうち、とかや。
また新年度にあたって樂しみにしてゐたのが、商品の値札が総額表示となること。

賣る側は“値上げ感”から消費者の財布の口が固くなると危惧してゐるやうだが、やうは便乗値上げがやりにくくなるからか?
こちらとしては、實際に拂ふ金額が明記されてゐたはうが、品物も選びやすくなって大助かりなのだ。
賣る側と買ふ側、お互ひに得があって、「信頼(ブランド)」は生まれる。