僕の住む東京の区役所の「健康福祉部包括支援調整課介護予防係」という
恐ろしく長い名前の係から”介護の予防事業のご案内”が届いた。名前の長
さは、年寄には一度で覚えられないほど立派だが、内容は少しおかしい。簡
単にいうと”お前の生活機能は劣っているから区の介護予防事業に参加せよ”
といものだ。僕の生活機能のどこが劣っているのか。誰がそのように評価した
のか。行政側にそのような評価の権限はあるのか。
この”じげむ”のような係の案内状を読んでみると、どうやら僕が先日受けた区
の無料検診の結果によるものらしい。医者から僕は何も聞いていないが、患者
に断りなく、検診結果を行政に伝える制度になっているとすれば、個人秘密の
漏洩である。届いた封筒には墨で消されていたが「生活機能評価」と書いてあっ
た。さすがに内部でもこれには批判があったのであろう。
馬齢とともに生活機能は弱ってくる。だから僕ら夫婦は数年前から早朝のラジオ
体操に参加し、ボケ防止にこういったブログも書いている。後期高齢者医療保険
も介護保険も二人あわせ月3万6千円も支払っている。一方、医療費支払いは現
役なみの3割負担だから、そう簡単には医者にかかれない。
案内状には「足腰しっかりトレーニング教室」参加への誘いも入っていたが、参加
料は9,600円である。ラジオ体操の参加費は”年”1,000円である。年寄りの健康予
防に力を入れるのには賛成だが、役人はもう少し”高齢者”心理を勉強してほしい。
役所から”お前の生活機能は劣っている”と指摘されて怒らない老人はまずいない
はずである。
恐ろしく長い名前の係から”介護の予防事業のご案内”が届いた。名前の長
さは、年寄には一度で覚えられないほど立派だが、内容は少しおかしい。簡
単にいうと”お前の生活機能は劣っているから区の介護予防事業に参加せよ”
といものだ。僕の生活機能のどこが劣っているのか。誰がそのように評価した
のか。行政側にそのような評価の権限はあるのか。
この”じげむ”のような係の案内状を読んでみると、どうやら僕が先日受けた区
の無料検診の結果によるものらしい。医者から僕は何も聞いていないが、患者
に断りなく、検診結果を行政に伝える制度になっているとすれば、個人秘密の
漏洩である。届いた封筒には墨で消されていたが「生活機能評価」と書いてあっ
た。さすがに内部でもこれには批判があったのであろう。
馬齢とともに生活機能は弱ってくる。だから僕ら夫婦は数年前から早朝のラジオ
体操に参加し、ボケ防止にこういったブログも書いている。後期高齢者医療保険
も介護保険も二人あわせ月3万6千円も支払っている。一方、医療費支払いは現
役なみの3割負担だから、そう簡単には医者にかかれない。
案内状には「足腰しっかりトレーニング教室」参加への誘いも入っていたが、参加
料は9,600円である。ラジオ体操の参加費は”年”1,000円である。年寄りの健康予
防に力を入れるのには賛成だが、役人はもう少し”高齢者”心理を勉強してほしい。
役所から”お前の生活機能は劣っている”と指摘されて怒らない老人はまずいない
はずである。