昨夕、膝の人工関節置換手術後初めて夜の会合に出席した。手術後月に一回、病院で経過を診察して貰っているが、ただ歩くだけなら不自由なくなった。杖がなくとも歩けるのだが、転ばぬ先の杖、持参はしている。80歳をこえる高齢者にとって外科手術は、心身ともに負担であったが、結果的には思い切って手術してよかったと思っている。
よかったのは膝だけではない。手術に際して糖尿値を下げるため事前に1週間予備入院し、さらに手術後も続けて4週間、インシュリン注射と並行して低カロリー(1400カロリー)の病院食で体重をダウンさせたことだ。もともと僕の場合、糖尿病の一つの目安というHbAIcは、常時6.00iで、食後の血糖値が150を超すタイプの糖尿病であったが、84キロあった体重が退院の際は75キロと約10㌔ダウンした。この体重は退院後も維持されている。
厚労省は今、高齢者を対象に総合医療制度を確立する案の実施を検討中だという。内科、外科の領域を越えた「老人科」を作ろうという案のようだ。102歳になる聖路加病院名誉院長の日野原重明先生も「100歳からの人生」の著書の中で、この総合医療を提唱されている。僕も自分の体験から老人の総合医療制には賛成である。僕が膝の痛みを感じたのは10年ほど前からだが、通院した整形外科では、もっぱら、いわゆる電気治療と療法士によるマッサージであった。
昨夕の会合で会った三人の友人の二人までが、日常、高血圧、糖尿の内科治療のほか、腰や膝の痛みで整形外科に通ったり、スポーツジムのお世話になっている。一見、内科と外科で関係がないようだが、老人独特のものである。かりに老人の病気を診る「老人科」のような総合医療があり、僕のように体重をダウンできれば、膝の痛みの治療にもつながる診断になったのではないか。病気をあまりに細分化し、それに応じた薬を出すだけでは、医療費の高騰になるだけである。
よかったのは膝だけではない。手術に際して糖尿値を下げるため事前に1週間予備入院し、さらに手術後も続けて4週間、インシュリン注射と並行して低カロリー(1400カロリー)の病院食で体重をダウンさせたことだ。もともと僕の場合、糖尿病の一つの目安というHbAIcは、常時6.00iで、食後の血糖値が150を超すタイプの糖尿病であったが、84キロあった体重が退院の際は75キロと約10㌔ダウンした。この体重は退院後も維持されている。
厚労省は今、高齢者を対象に総合医療制度を確立する案の実施を検討中だという。内科、外科の領域を越えた「老人科」を作ろうという案のようだ。102歳になる聖路加病院名誉院長の日野原重明先生も「100歳からの人生」の著書の中で、この総合医療を提唱されている。僕も自分の体験から老人の総合医療制には賛成である。僕が膝の痛みを感じたのは10年ほど前からだが、通院した整形外科では、もっぱら、いわゆる電気治療と療法士によるマッサージであった。
昨夕の会合で会った三人の友人の二人までが、日常、高血圧、糖尿の内科治療のほか、腰や膝の痛みで整形外科に通ったり、スポーツジムのお世話になっている。一見、内科と外科で関係がないようだが、老人独特のものである。かりに老人の病気を診る「老人科」のような総合医療があり、僕のように体重をダウンできれば、膝の痛みの治療にもつながる診断になったのではないか。病気をあまりに細分化し、それに応じた薬を出すだけでは、医療費の高騰になるだけである。