「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

寝たきりになられたインドネシアの「友好 寺小屋」老塾長に激励を

2016-08-10 05:59:10 | 2012・1・1
小ブログで何回か紹介させて貰った、中部ジャワ(インドネシア)のテマングンという人口20万人たらずの山間の町で日本語塾「友好 寺小屋」をボランテイアで開いていたバンバン.プルノモさん(91)が体調を崩され、寝たきりになっている。今年7月、断食明けの御祝いに、お見舞いを兼ねて小品を送ったが返事がないので心配していたが、4年前、僕と一緒に「寺小屋」を訪れた知り合いのSさんが、たまたま商用で今現地を訪れており、バンバンさん宅を見舞ってくれ、近況をメールで知らせてくれた。

バンバンさんは一人暮らしで「寺子屋」の一室で暮らしておられるが、寝たきりで世話と看護は近所のワルン(お店)の女性が面倒を見てくれている。Sさんは現地では、なかなか入手できない、オシメ(pampas)や、バンバンさんお好みのィンスタントのお粥などを持参したが、お元気で昼寝のあとSサンと一緒に昔の日本軍の軍歌を歌ったりした。

バンバンさんは、戦争中、日本軍政下にあったインドネシア郷土義勇軍(PETA)のテマングン大団長で、独立後は軍総参謀長を経て駐日大使を歴任したバンバン.スゲン将軍の実弟である。ご本人もPETAのケデり州の班長をしていた。1965年の9.30事件に連座した疑いをかけられ投獄されたこともあるが、大の親日家で、テマングンにある日イ友好の顕彰碑「万報大結」の保存にも努力されている。

最近まで、僕とメール(bambang.terakoya@gmail.com)でやり取りしていた。バンバンさんからの返事は期待できないが、Sさんのメールでは頭はしっかりされている。出来ればバンバンさんにメール(日本語)で激励の一文を送られて頂ければ喜ばられるのではないかと思うのだが。