「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

度し難い 文在寅大統領、朴元淳ソウル市長 二人の反日思考の原点

2018-03-02 05:59:16 | 2012・1・1
案の定である。日本統治下の抗日運動99周年を記念して昨日ソウルで開催された式典で文在寅大統領は演説し”加害者である日本が慰安婦問題は終わったといってはならない真摯に反省すべきだ”と2015年の日韓両国政府の合意を頭から否定する発言をした。康京和外相も先ごろ国連人権委員会で、慰安婦問題を持ち出し、同じように日本を批判している。韓国は国と国との約束を守る意思はないのである。 

昨日、小ブログは朴元淳ソウル市長が「三.一節」にちなんで「国際慰安婦コンファレンス」を開き、戦争中、の中国雲南省で起きたという朝鮮人慰安婦虐殺映像を公開したことに触れたが、ソウルは韓国の首都である。その首長が、市長に就任前だとはいえ、2000年東京で開かれた「国際女性戦犯法廷」で、たとえ模擬裁判にしても昭和天皇に有罪判決を下した韓国側の代表(検事)だったこと知り、ビックリした。”性奴隷”という言葉は初めてこの裁判で登場したものだだ。(「産経抄」平成18年12月12日)

文在寅大統領も朴元淳市長も同期の弁護士で市民活動家を経て政治家になっている。年齢も文大統領(65歳)朴市長(61歳)とほぼ同世代である、日韓両国が過去の殖民地体制を清算し、戦時賠償額を決めた日韓基本条約が締結された時はまだ少年である。たった2年前の国と国の合意まで反古にする政治家である。53年前の日韓基本条約となると読んだこともないのかもしれない。

文在寅大統領演説について菅官房長官は外交ルートを通じて強く抗議したようだが、”蛙のツラに小便”かもしれない。それより河野太郎外相が昨年康京和外相初来日に際、プレゼントを贈ったという記事があった。舛添知事時代だが、東京都が道路陥没修理についてソウル市と援助協定を結んでいる。どちらも日本の善意だが、韓国には通じないし、意味がなく時には逆効果になることさえある。