大相撲の貴乃花親方が昨日開かれた相撲協会理事会で委員から平年寄りに二階級降下処分にさせられた。理由は先場所中に無断欠勤を繰り返したり、弟子の十両力士、貴公俊の付け人暴行事件の責任を問われたものだが、貴乃花は今年一月、協会の理事を解任されており、僅か三か月で、協会の位を五段階も降格させられたわけだ。横綱経験の親方が、平年寄りへの降格は過去にあまり例をみない。
昨年の九州場所前に起きた横綱日馬富士の貴ノ岩暴行事件から派生した貴乃花親方の相撲協会に対する言動は組織人としては理解しにくかったい。その親方が協会の改組を訴え、内閣府へ告発状を出したと聞いて、過去の相撲協会の紛争史に詳しい僕には、これで親方は自爆だと思ったが、その通り、貴公俊事件のおまけまでついてけりがついた。
”床屋談義”めくがが、僕には貴乃花親方の謝罪と反省の記者会見をテレビで見て、何故か北朝鮮の金正恩労働党委員長が北京へ電撃訪問して、習近平国家主席とニコニコ顔して話し合っている姿とオーバーラップしてみえた。核実験とミサイル発射で中国との関係は冷え込んできたと伝えれていたが、やはり「北」にとっては頼れるのは中国しかないのだ。貴乃花親方も相撲協会なしではやっていけない。
二人とも共通点が多い。二代目の御曹司で、世間知らずである。”過ちては改むに憚る事なかれ”(論語)である。貴乃花親方は”真摯に処分を受け止め鍛錬に励む”そうだが、金正恩委員長はどうか。世界の流れは、和平に向かって「北」の思うようにいってているようだが、謝罪と反省がなければ本物とは言えない。
昨年の九州場所前に起きた横綱日馬富士の貴ノ岩暴行事件から派生した貴乃花親方の相撲協会に対する言動は組織人としては理解しにくかったい。その親方が協会の改組を訴え、内閣府へ告発状を出したと聞いて、過去の相撲協会の紛争史に詳しい僕には、これで親方は自爆だと思ったが、その通り、貴公俊事件のおまけまでついてけりがついた。
”床屋談義”めくがが、僕には貴乃花親方の謝罪と反省の記者会見をテレビで見て、何故か北朝鮮の金正恩労働党委員長が北京へ電撃訪問して、習近平国家主席とニコニコ顔して話し合っている姿とオーバーラップしてみえた。核実験とミサイル発射で中国との関係は冷え込んできたと伝えれていたが、やはり「北」にとっては頼れるのは中国しかないのだ。貴乃花親方も相撲協会なしではやっていけない。
二人とも共通点が多い。二代目の御曹司で、世間知らずである。”過ちては改むに憚る事なかれ”(論語)である。貴乃花親方は”真摯に処分を受け止め鍛錬に励む”そうだが、金正恩委員長はどうか。世界の流れは、和平に向かって「北」の思うようにいってているようだが、謝罪と反省がなければ本物とは言えない。