「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

区議選だけの東京の統一選挙後半戦への関心

2019-04-10 05:59:00 | 2012・1・1

玄関先の郵便受けに区議会(東京)選挙に立候補する二人の顔写真入りのチラシが入ってきた。東京では統一地方選挙は、全国とは異なり1965年の自主解散以来、都議会は統一選挙年からずれて中間年に知事選挙もこれにならって実施されている。このため区議選だけが統一選挙の後半戦に実施される。

先日終わった前半戦は全国的に関心が薄く、全選挙区で無投票が4割に上り、平均投票率44.08%、前回(2015年)の45.05%を下回り戦後最低であった。後半選は14日に告示され、14日に実施されるが、選挙民の関心のほどはどうか。日常的な身の回りの問題が争点だけに国政とは違う。告示前なので、どの党から誰が立候補するのかわからないが、都議会で最大会派の小池百合子氏与党の「都民ファースト」の区政へのかかわりがはっきりしない。

告示前なのに、事実上選挙戦は始まっており、チラシには自分の写真や推薦人の名前まで入っているが、僕が見る限り自民党、立憲民主党推薦の立候補者はいたが、「都民ファースト」の推薦はない。「都民ファースト」は都議会だけの会派で、区政には無関係なのか。それとも一時ほどの人気がなくなった小池知事との関係を避けているのだろうか。

それより心配なのは、若年層の選挙へ無関心だ。その昔、投票所で棄権防止のため風船を配っていたが、人気キャラでも配布したらどうだろうか。足腰が弱ってきた僕だが、何とか事前投票で一票は投じたいと思っている。