「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

10連休の黄金週間は始まるが 

2019-04-26 05:59:28 | 2012・1・1

”目に青葉 山ホトトギス 初鰹”(山口素堂)-年を通じて最高の季節。とくに今年は天皇陛下のご退位、ご即位の儀式もあって連続10日間休みが続くまさにGW(黄金週間)だ。孫の一人は、すでに早々と長期休暇を取って米国へ観光旅行へ出発した。しかし、80歳後半の夫婦にとっては正直言って今一つだ。医療機関の長期休暇を見越して老妻は今日定期健診に出かけた。

老人にとって困るのは生活情報である。ゴミ出しはどうなのか、スーパー普段どおり開店しているのか。銀行郵便局などの金融機関はどうなのかetc。昨日、今日の新聞の折り込み広告を見ると、衣料量販店が10日連休をさかてにとって”毎日が買い時11日間”として4月26日(金)-5月6日(月)と売り出し期間を明記しているのもあるが、生鮮品スーパーは普段の安売りチラシを入れていない。

5月2日は八十八夜、新茶の季節、昔は街のお茶屋さんも売り出しで忙しかった。しかし、10日間の連休の影響を受けて、チラシには新茶売り出し日は4月25日ー25日、30日、5月1日、2日、7日と細かく書いている。昔ながらの行事も連休の中の1日に埋没してしまった。

さて、80歳後半の老夫婦には、連休10日間、何も予定はない。天皇陛下のご退位、ご即位の儀式をテレビで拝見、拝聴しお祝い申し上げるだけ。車の免許はないので、外出して他人に迷惑をかける心配はない。(写真は10日連休のテレビの天気予報)