「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

忘れられかけてきた「子は国の宝」

2021-04-02 10:39:09 | 2012・1・1
毎日「コロナ」に関連するニュースが多い中で先日、菅義偉総理が自民党の二階俊博幹事長と「子どども庁」を新設、次期総選挙の公約とすることを話し合った。この席で二階幹事長が”子は国のの宝”と述べていた。久しぶりに耳にする言葉だ。

僕ら昭和1ケタ世代が子供だった戦争中は”産めよ増やせよ”の時代であった。どこの家でも子供は5人から6人いたものだった。その頃耳にした歌で”子は国の宝”がある。そのメロデイの一部とリフレイン(繰り返し)の”子は国 宝””は今でも覚えているのだが、全体は忘れてしまった。ネットの検索にも出てこない。

「子ども庁」は子供に関するあらゆる問題を扱うそうだが、最大の問題は宝物(出生数)を増やすことだ。わが国の出生数はここ数年減る一方で,2021年推定では過去最少の82万人だという。コロナ禍が長びけばさらに減少する予測もある。将来を見据えての政策をお願いしたい。